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経産相“京都 滋賀に改めて説明”4月24日 12時21分
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枝野経済産業大臣は24日の閣議の後の会見で、関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡って23日、京都府の山田知事や滋賀県の嘉田知事から出された要望などについて、今後、政府として検討したうえで、改めて説明の場を設けたいという考えを示しました。
この中で枝野経済産業大臣は、23日の牧野経済産業副大臣と京都府の山田知事や滋賀県の嘉田知事との会談について、「いろんな宿題を預かった。理解をいただく努力は始まったばかりだ」と述べました。
そのうえで、枝野大臣は「できるだけ誠実に対応できるよう検討を進めたうえで、また説明の機会をつくっていただければと思う」と述べ、両知事から出された要望などについては、今後、政府として検討したうえで、改めて説明の場を設けたいという考えを示しました。
また枝野大臣は原発の運転再開を判断するための根拠について、「電力需給は最も大きな要素だが需給だけではない。安全性の確認が前提だが、経済性などについても考えうると思う。いちばん心配しているのは中小零細企業に与える影響がどうかということだ」と述べ、運転再開を判断するうえでは、中小企業の経営など経済面での影響も考慮するという考えを示しました。
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