法テラス八戸所属弁護士 センター訴える(2012/04/24 08:41) |
法テラス八戸法律事務所常勤弁護士で、前所長の安達史郎弁護士(八戸市在住)が、超過勤務時間分の手当など約213万円の支払いを、法テラス運営主体の日本司法支援センター(本部・東京)に求める訴えを八戸簡裁に起こしたことが23日、分かった。所属弁護士がセンターを訴えたのは全国初のケースで、センター側は全面的に争う構えだ。 訴状によると、安達弁護士は八戸事務所の所長として勤務していた2010年1月から11年11月までの間について、勤務時間外の「未払超過勤務手当」約108万円と、未払い賃金の請求訴訟時に併せて請求できる付加金約104万円などの支払いを求めている。 労働基準法は、経営者と一体的な立場にある労働者(管理監督者)については、労働時間などの制限を受けないと定めている。訴状によると、センター側は常勤弁護士を管理監督者としていたが、安達弁護士は事務所の運営に関わっていなかったとして、「管理監督者に当たらない」と主張している。 安達弁護士は所長職を退いているものの、現在も八戸事務所の常勤弁護士として勤務している。安達弁護士は取材に「訴えについてお話しすることはない」とコメントしている。一方、センターによると、他の所属弁護士が同様の訴えを起こしたことはない。センター本部の北岡克哉総務部長は「請求には理由がない」として、全面的に争う方針を示した。(井上周平)
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