[KNIFE GRINDER] ナイフグラインダー
当社は1957年より刃物研削盤の製造を開始し、独自のDG型及び、VG型刃物研削盤は、木材切削用、紙裁断用、金属裁断用の刃物研削に兼用でき、刃物製造大メーカーでも使用されています。
強靱な機体と細部にわたる精密な仕上げにより耐用年数が長く ”重研削”、”超精密”、”高能率”、”経済性” を課題として設計した諸機能は高い生産性をi維持します。、国内・海外各地で絶大な信頼を頂き数多く活躍し愛用されています。
充分な剛性を持たせたベッドの上に幅広で肉厚の硬化レールを取り付け精密な研磨が施された上を、大径の車輪が組み込まれた大型で重量のあるヘッドコラムがスムーズに静かに往復走行し、重研削時でも振動は無く、特殊設計により大馬力の砥石モーターがストップする程の荒研磨でもヘッドコラムはベッドから浮き上がることなく、驚くほどの生産性を約束します。
強力なマグネットチャック上のセット位置に磁力でクランプされた刃物の傾斜角の中心に研削砥石の中心を目盛りに従って容易に任意に移動設定する事が出来ます。またラッピング砥石は刃物の刃先部に砥石の中心を移動させます。これは最良の刃物研削のための重要なポイントとなります。
世界共通の絵文字で各スイッチの機能が一目でわかるように表示してあり、また効果的なスイッチ配列で作業性を良くしています。ヘッドコラムの走行スピードはフローコントロールバルブのボリュームつまみで最適なスピードに任意に設定できます。その上、研削時間を任意に設定できるようにタイマーを設けてあり、タイマーが切れるとヘッドコラムはワークから逃げて本機右端にてストップしますので安心して作業を行えます。
主軸モーターのスライド部に自動切込装置が組み込んであります。操作盤のボリューム設定だけで1/100mm~1/10mmの範囲で切込量を任意に決める事が出来ます。この装置によってベニヤナイフやプレッシャーバー等ワークの材質や刃先の硬度に合わせて適切な研削深さにて自動研削が容易に出来ます。
大容量のクーラントモーターにより研削砥石やラッピング砥石、そしてワークに常に充分な冷却液を供給します。よって高熱によるワークの変形や焼割れを防ぎ、理想的な研削作業を可能にしています。