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ヒャダイン、「オセロ中島騒動」から“洗脳”を読み解く

ダ・ヴィンチ 4月4日(水)10時0分配信

ヒャダイン、「オセロ中島騒動」から“洗脳”を読み解く
“ヒャダイン”こと前山田健一氏
作詞・作曲・編曲家、音楽プロデューサー、歌手として幅広く活躍中の“ヒャダイン”こと前山田健一さん。2007年より本格的な音楽活動を開始し、東方神起、倖田來未×misono、ももいろクローバーZ、AKB48などの楽曲を手掛けてきたが、実は京都大学で社会学を専攻していたという知性派。そんな彼が、「オセロ中島・占い師騒動」をきっかけに、中島さんの「脱・洗脳」にも関わったのではと噂の脳機能学者・苫米地英人氏の著書『洗脳護身術』から「AKB48」や「ヒモ」、「ネトゲ廃人」を読み解いている。

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「AKB48」は洗脳か!?

たとえばAKB48。
たくさんのメディア露出、数多の派生ユニット、総選挙などなど。いろいろな要素が集まり、今やCDは150万枚超を売り上げるモンスターグループです。同梱される握手券の為に複数枚は当たり前。100枚単位で買う人もいるとか。

アイドルに興味のない人たちにとっては、「ファンは洗脳されている」と思うかもしれませんが、洗脳の定義「洗脳は、本人の利益ではなく、第三者の利益になる行為」から言うと、AKB48ファンはCDを複数買いして、たくさん握手することで精神的に利益を得ています。

とってもハッピーです。

確かに客観的に見たら大金払っているわけで、洗脳っぽい。でも、「CDを買う」のがトリガー(アンカーを呼び起こす引き金)で「握手で幸せな思いをする」のがアンカー(人間の脳内に埋め込まれたある心理状態もしくは体感状態)。その逆は「CDを買わない」で「握手できない」。トリガーとアンカーとしては、弱いですよね。しかもなにより、ファンの人はAKB48のことを批判だってするし、他のアイドルグループに鞍替えだってします。本当に洗脳されていたらそういった行動は絶対しませんもんね。

ということで、洗脳じゃ、ない!!

(ダ・ヴィンチ電子ナビ「ヒャダインのシャシャシャカ☆しゃかいがく」より抜粋)

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最終更新:4月4日(水)10時0分

ダ・ヴィンチ

 

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