京都・亀岡事故:運転の少年「居眠りした」

毎日新聞 2012年04月24日 02時30分

児童の列に車が突っ込んだ現場に手向けられた花束。日が暮れても車の行き来が絶えない=京都府亀岡市で2012年4月23日午後6時53分、森園道子撮影
児童の列に車が突っ込んだ現場に手向けられた花束。日が暮れても車の行き来が絶えない=京都府亀岡市で2012年4月23日午後6時53分、森園道子撮影

 府警によると、松村さんは同小1年の長女蒼愛(そあら)さん(6)=重傷=の登校に付き添っていた。1〜2列の集団の最後尾にいたとみられ、車の破損状況などから、松村さんが最初にはねられたらしい。

 車は、松村さんをはねた地点から約20メートル先で止まった。道路沿いの花壇などに衝突し、最後は道路の中央側に向きを変えていた。府警は、少年が居眠りをしていたため、ブレーキをかけないまま児童の列に突っ込み、衝撃で目を覚まして車を停車させた可能性があるとみて調べている。

 一方、運転していた少年の父親(47)=会社員=は23日夜、取材に「被害者の方には本当に申し訳ない」と謝罪した。父親によると、少年は約2年前、無免許で原付きバイクを運転し、検挙されたことがある。

 2人の死亡により、重体は2人、重傷と軽傷は各3人=同小の女児7人と男児1人=となった。

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