京都・亀岡事故:運転の少年「居眠りした」
毎日新聞 2012年04月24日 02時30分
京都府亀岡市の府道で23日、軽乗用車が集団登校の児童らに突っ込んだ事故で、重体だった市立安詳(あんしょう)小2年の小谷(おだに)真緒さん(7)と、別の女児の母親の松村幸姫(ゆきひ)さん(26)が死亡した。一方、車を運転していた無職の少年(18)=自動車運転過失傷害容疑で現行犯逮捕=が「運転中に居眠りした」という趣旨の供述をしていることが府警への取材で分かった。捜査関係者によると、軽乗用車は少年の知人のものだという。
府警は少年の無免許や居眠り運転が事故原因とみて、容疑を自動車運転過失致死傷に切り替えて調べている。
また、車に同乗していた大学1年の少年(18)=京都府南丹市=と専門学校生の少年(18)=亀岡市=を道交法違反(無免許運転)のほう助容疑で逮捕した。2人の逮捕容疑は23日午前7時半ごろ、運転の少年が無免許と知りながら、自宅まで送るよう頼んだ、としている。いずれも容疑を認めているという。この2人も車の免許を取得していなかった。