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馬車の馬暴れる 宮内庁の御者が重傷
2012.4.23 21:32
23日午後1時半すぎ、皇居・宮殿で信任状捧呈(ほうてい)式に出席するルーマニアの新任駐日大使を送迎する馬車を、宮内庁職員らが出発直前に皇居内で点検していたところ、突然馬が暴れ出した。御者を務める宮内庁職員の斉藤昭雄さん(53)が顔の骨などを折る重傷を負い、別の男性職員(56)も右肩にけがをした。宮内庁が同日、発表した。
宮内庁によると、天皇、皇后両陛下は侍従を通じてお見舞いの言葉を伝えられた。
信任状捧呈式は、新任駐日大使が、その国の元首の「信任状」を陛下に渡す儀式。相手国の希望に合わせ、出席する大使は馬車か車で東京駅近くまで送迎することになっている。
式には大きな影響はなかったが、ルーマニア大使の送迎後に使う予定だった、ペルー大使送迎のための馬車をルーマニア大使の送迎に急きょ使ったため、ペルー大使を送迎する代わりの馬車の準備が間に合わず、ペルー大使は車で送迎したという。
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