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できごと
【橋下徹研究】第1部 口達者のハシゲ(5)花園3トライ
職員に対する橋下の見方は常に厳しい。むろん、待ったなしの財政改革を進めていくためには、彼らの意識改革が不可欠である。ただ、誰もが逆境に強いわけでも、厳しいタックルに耐えられたわけでも、短期間の勉強で有名高校に受かったわけではない。むしろ世の中の大多数が、自身とは違うタイプの人間であることに、彼はどこまで気づいているのだろうか。
そんなところに、全国最年少知事の勢いと危うさのようなものを感じる。
知事就任後の今年5月、大阪市内で開かれた北野高ラグビー部の同窓会で、橋下はラグビーボールの寄せ書きに、こう記していた。
「夏合宿以上にしんどいことはない。今の自分なら何でも乗り切れる」(敬称略)
=第1部おわり
(連載は、皆川豪志、守田順一、白岩賢太、吉田智香、板東和正が担当しました)
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