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できごと
【橋下徹研究】第1部 口達者のハシゲ(2)母子家庭の過去
「私の母は夜も昼も仕事をしていたので、読んでもらったことはありません」
橋下は選挙公約で、「子供が笑う大阪」をキャッチフレーズに掲げ、子育て支援事業の充実を最重要施策とした。そこに、自身の歩んできた過去が反映されているのは想像に難くない。一方で、就学前の子供がいる家族を知事公館に招いた際は、父親としてのこんな“爆弾発言”が飛び出し、周囲を慌てさせた。
「僕は正直、まったく子育てはしていません」
橋下は現在、母親とその再婚相手の義父を自宅マンションの階下に呼び寄せ、7人の孫たちを行き来させている。それは、橋下にとっての最高の親孝行であり、恩返しなのかもしれないが、彼の心の中で、「父親」の存在は今もぽっかりと空いたままのようにもみえる。
「僕、商店街って、いろんな人がいるから大好きなんです」。今年6月、大阪府東大阪市の商店街を視察に訪れた橋下はうれしそうに話し、予定時間をオーバーしても、なかなか帰ろうとしなかった。(敬称略)
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