四川大地震、被災者1000万人すべてが仮設住宅に入居 四川省政府は12日、四川大地震で住宅を失った省内の被災者1000万人余りのすべてが、仮設住宅に入居したと発表した。これにより同省の仮設住宅入居事業は全て完了した。新華社が伝えた。
四川省政府の侯雄飛報道官は12日の記者会見で「四川省は8月6日までに、震災で住宅を失った445万4000世帯、計1000万人余りの仮設住宅入居事業を完了した。内訳は農村家庭が347万6000世帯、都市家庭が97万8000世帯だ。このほかに、1万7000世帯が恒久住宅に入居し、37万6000世帯が現在建設中の恒久住宅への冬前の入居を保証され、テント暮らしをしている」と述べた。
マグニチュード8.0の四川大地震の発生から12日で3カ月になる。被災者用テントの提供から冬を越せる仮設住宅への入居まで、1000万人以上の被災者の居住問題を中国が解決するのに、わずか3カ月もかからなかった。(編集NA)
「人民網日本語版」 2008年08月13日