2012年4月23日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 徐々に暖かくなってきたので、先日久々に野球を見に行きました。まだちょっと寒い日もありますが、ビール片手に野球観戦するにはいい季節がやってきました。

 今回はまた出演作のお知らせをさせてもらいます。ちょっと書くのを忘れていましたが実は公開中の『劇場版 SPEC~天~』に出ております。本当にちょっとで、ほとんど声だけですが、ご覧になった方々は気付いて頂けましたでしょうか?

それと429日に遊佐未森さんがやっている“café mimo ~桃節句茶会~”というアコースティックライブがあるんですが、そちらにゲスト出演させてもらい、何曲か歌わせて頂きます。

http://www.mimoriyusa.net/home.html

 

それと6月の2日、3日、SOUND THEATER(サウンドシアター)で『マーメイドブラッド』という音楽と朗読と、今回は香道のコラボレーションで贈る舞台に出演します。完全オリジナルストーリーで、チケットは429日から発売となりますので、大勢の方にお越し頂ければと思っています。自分以外には朴璐美さん、家中宏さん、蜂谷宗宓さんたちが参加されます。スタッフは原作・脚本・演出に藤沢文翁さん、音楽監督に福岡ユタカさん、芸術監督に近衛忠大さんなどすごい面々が揃っていますので、是非ホームページをご覧ください。

http://mermaidblood.jp/

10:03 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2012年4月16日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今週の放送分で『ジム・キャリーはMr.ダマー』の続編が作られるというニュースがありました。随分前ですけども、この作品でジム・キャリーの吹替えをやらせて頂いたので、完成が楽しみです。前日談を描いた作品は別の俳優さんが演じていて、僕も関わっていませんでしたが、またあの役を演じるチャンスが来るのではと、ワクワクしています。

 それと劇場作品としては21日から公開となる『ももへの手紙』、その後から夏に公開される『ポケモン』や『アンパンマン』の準備も始まる時期ではあるのですが、そのちょっと先、8月25日公開となる映画が先日完成し、試写で見てきました。タイトルは『放課後ミッドナイターズ』というものです。夜の学校で繰り広げられる都市伝説のような話で、僕の役は“人体標本”なんです。それで田口浩正さんが博多弁で演じる“骨格標本”とコンビで、理科室で子どもたちを怖がらせるんです。その理科室が取り壊されることになり、どうするかという内容です。“学校の怪談”みたいなことですが、これがとっても面白くて、見た目は皮むき出しで、内臓が見えているアレなんで気持ち悪いのですが、映画を見るとお気に入りのキャラクターになっているはずです。女の子の悪ガキ3人組もとっても可愛くて面白くて、日本映画じゃないように感じるかもしれません。監督は竹清仁さん。香港・台湾・シンガポールなど、アジア五カ国で同時公開されることも珍しいかと思います。きっと公開時にはブームが来るのではと予感させる作品ですので、楽しみに待って頂ければと思っています。

http://afterschool-midnighters.com/

08:50 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2012年4月 9日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 4月21日から公開になる『ももへの手紙』ですが、北米最大の児童映画の祭典と言われているニューヨーク国際児童映画祭2012で長編大賞を受賞しました。そんなに大きく取り上げられていませんが、日本映画では初の事であり、もっと注目してもらいたいことだと思いました。この映画祭、歴史もあるし、作品数も相当の数が上映されているようです。びっくりしてうれしかったのですが、受賞も当然と言えるくらいの素晴らしい作品だと思っています。瀬戸内の架空の島を舞台に、家族の絆をしっかり描いていて、主人公の少女の心の変化などをリアルに描いているのですが、そこに妖怪が絡んでくるファンタジックな面も持っているんです。見ていてとても気持ちのいい映画なので、是非劇場でご覧頂きたいと思います。僕は妖怪の一人、カワというキャラクターを演じています。

http://momo-letter.jp/

 それと僕が個人的に早く見たいと思っているのが『アーティスト』です。サイレントでモノクロで、一体どうなっているのか楽しみにしているのですが、これを機会にサイレントブームが来るのでは?という噂も飛び交っています。僕もチャップリンの映画をはじめ大好きなのでいいことかなと思っていたのですが、よく考えてみたら声優が要らないんですね(笑)。サイレントだと全く出番がないということになります。個人的には無声映画に声優が声をあてる“声優口演”というイベントを行っていますけど、サイレントの良さが際立ってくると声優の仕事が減ってしまうのではと不安にもなりました。『アーティスト』みたいな映画に声をあてたら、余計なものだと言われるのは必至でしょう。「聞こえないセリフや雰囲気を感じ取って欲しい]と監督もインタビューで答えていました。そんな不安もありますが、“声優口演”は一度は見てもらいたいものですので、お近くで行われた際は足を運んで頂ければと思います。

 

10:49 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2012年3月18日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 先週末の10日と11日は故郷の宮城に行きまして、復興行事や追悼式に参加させて頂きました。沿岸部を車で見てきたのですが、とんでもない量の瓦礫の山がいたるところにありまして、ニュースではほとんど処分できていないという話を聞いていましたが、目の当たりにして愕然となってしまいました。これをどうにかしない限り、復興は進みません。女川町の追悼式では、地元の方々に愛されている「潮の唄」をみやぎびっきの会のメンバーで歌わせてもらいました。非常に心にしみる歌で、中国人の研修生を高台に避難させて、自分は亡くなってしまった水産会社の専務、佐藤充さんが作った歌なんです。“女川は海の幸にあふれたいいところで、ずっとここで生きていくんだ”という内容の歌詞で、今回、初めてその曲のことを知ったのですが、歌っている間、出席者の中には涙している方もいらっしゃって、胸に迫る思いを感じました。

 被災して2年目に入りますが、これからもみんなが被災地の事を思うことが大事だと考えます。被災地以外の方も思いをはせて、自分に何ができるかということを考えていかないといけないのではと思いました。私もこれから頑張ります!

 

09:31 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2012年3月 9日 (金)

山寺宏一より今週の一言

 東日本大震災から丸1年ということで、10日と11日は故郷である宮城に帰り、復興祭や慰霊祭にみやぎびっきの会の一員として参加させて頂きます。1年ということでテレビや雑誌など、あらゆるメディアで特集が組まれているので、可能な限り見て感じたいと思っています。やはり忘れないということは重要なので、これから何ができるかを考えたいと思っています。震災関連の書籍もたくさん出ていて、自分なりにいろいろ読んでいるつもりですが、ドキュメンタリー映画なども作られているようです。劇場では見たことがないので、機会があれば是非、目を通すつもりです。今年のアカデミー賞でも短編ドキュメンタリー賞でルーシー・ウォーカー監督のアメリカ映画「津波そして桜」という作品がノミネートされていましたし、日本の方が作ったものもあるそうなので、積極的に見てみたいと思っています。

06:30 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2012年3月 5日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 昨年、震災の影響で延期になっていた、みやぎびっきの会によるチャリティ・コンサート“ドリーム・チェーン”が無事、開催されました。何と当日、思いもよらぬ大雪が降りまして、開演時間には止んだのですが、早朝から降り続け、交通機関にも影響があったので、当日来ることができなかった方もいらっしゃったかもしれません。2年前にも中止になった事があったのですが、今年は無事に開催でき、大勢のお客様にも来て頂けました。オープニングは、その素晴らしい歌声で被災地を励ましたと言われている仙台の八軒中学校が登場しました。吹奏楽部と合唱部が有名なんですが、同じメンバーが両方の部活をこなし、更に全国レベルという実力の持ち主です。延期になる以前から出てもらう予定だったのですが、CDにもなった「あすという日が」という曲を披露してもらいました。我々も一緒に歌ったのですが、素晴らしい歌声と演奏でした。元々、子供たちの楽器のリペアをやろうということで始めたところもあるので、被害に遭った中でも、立派に音楽に取り組んでいる姿を見ることができたのはうれしかったです。

それと我々メンバーのパフォーマンスもあるのですが、ゲストにビリー・バンバンのお二人が「また君に恋してる」を歌ってくれました。それからBEGINも素晴らしい歌を聴かせてくれましたし、サンドウィッチマン、今や東北のヒーローですけど、彼らならではのネタを披露してくれ、会場を沸かせてくれました。びっきの会では「虹を架けよう」という曲をリリースして、みんなで歌おうと呼びかけているのですが、カーテンコールで歌いました。その時は、普段から「虹を架けよう」を振り付けもして歌って、元気を取り戻そうと活動してくださっている一般の方々130名が舞台に集まってくださり、出演者、会場の観客の皆さんが一体となって大合唱を行いました。この130名の方々は東北福祉大学の鈴木先生の指導の下、いつもこの歌を歌ってくださっているそうです。「虹を架けよう」は自分もこのドリーム・チェーンで歌いたいなと思っていた曲なので、大感動してしまいました。あまり感動し過ぎると自分が歌えなくなってしまうので、困ってしまったくらいです(笑)。とにかく下は2歳から、上はかなりご年配の方まで、歌い踊ってくれたのが、嬉しくてたまりません。

 

支援というのは長く続けないと意味がありませんし、震災とは関係なくずっと続けるつもりで始めたびっきの会でもありますので、これからも活動していきたいと思っています。びっきの会では様々な支援活動を行っていきますので、これを読んで頂いている皆さんにもご理解、ご協力をお願いしたいと思います。自分も、今回のイベントで決意を新たにした次第です!

http://bikkinokai.net/index.html

 

 

 

09:43 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2012年2月28日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 お陰さまでインフルエンザも良くなりまして、復帰して頑張っております。先週は大阪で飲酒運転撲滅の活動で「LIVE SDD 2012」に参加してきました。SDDSTOP! DRUNK DRIVE PROJECTという意味なのですが、子供の側からメッセージを大人が伝えていくというイベントです。それのサポート役で大阪城ホールに行ってきました。子どもたちの純粋なメッセージに心打たれまして、大人はもっともっと真剣に考えないといけないと思った次第です。

 今週は仙台でみやぎびっきの会「Dream Chain Vol.6 ~子ども達に夢を~」の司会進行を行ってきました。昨年、行うはずだったのですが、震災で延期になっていたイベントです。特別ゲストにサンドウィッチマン、ビリー・バンバン、BEGINの皆さんをお迎えしましたので、詳細はまた追ってお知らせしたいと思います。

09:00 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2012年2月20日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 このブログで以前、今年は風邪でスタートしてしまったので、健康第一で過ごしたいと書きましたが、何とインフルエンザになってしまいました。自分であれだけ注意して、人にも注意を促す立場だったのですが、こんな状態になって多方面に迷惑をかけてしまいました。記憶をたどっても、いつインフルエンザになったのか分かりません。中2の時になったような記憶があるのですが、多分その時は風しんだったかと。すると前にインフルエンザになったのは、いつだったか分からないくらい昔の事です。

熱はすぐに薬で下がるのですが、その後も感染の可能性があるので、数日間お休みを頂くことになってしまいました。のどの痛みはずっと続いて、何を食べてもおいしくないのには困りました。つばを飲むのも痛いくらいでした。今はすっかり良くなったので、ご安心ください。

療養中はずっと寝ている訳ですが、グラミー賞の授賞式もうっかり録画し忘れてしまい、とても悔しい思いをしました。3月には再放送があるので、そちらはチェックしたいと思っています。今度の週明けにはいよいよ第84回アカデミー賞授賞式なので、体調を整え、万全の状態で見るつもりです。未だインフルエンザが猛威をふるっているようなので、私が言っても説得力はありませんが、皆さんはどうぞお気を付けください!

11:21 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2012年2月13日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今月からクリス智子さんが復帰されました。本当にお帰りなさい!ママになって、ますます美しくなられたように感じています。元気なクリス智子さんにお会いできて本当にうれしかったです。「子育てが楽しくて仕方ない!」とおっしゃっていましたが、さすがだなと感じました。

 話は変わりますが、この番組、いつも収録していて思うのですが、自分が吹替えできそうな場面や俳優が出てくると、吹替えをしてみたいという欲求がメラメラと湧いてきます。今回ではゲーリー・オールドマンの『裏切りのサーカス』でしたね。スパイの役ということですが、ゲーリー・オールドマンの吹替えはこれまでに何回かやらせてもらっています。今回の作品では怪優ぶりがいかんなく発揮されているとも聞きますし、是非ともチャレンジしたいと思いました。映像の中ではかなり老けた感じに見えましたが、あれは特殊メイクなんでしょうね。実際は1958年生まれですから、53歳のはずです。自分とそれほど離れてはいないので、またやってみたい俳優です。

 それとデンゼル・ワシントンの新作『SAFE HOUSE』も全米で公開になりました。実は彼の吹替えもやったことがあります。最近はやっていませんが、今回は犯罪者というダークな役どころなので、とても魅力を感じています。彼もまたいつか吹替えたい俳優ですね。

更にもう一本、これはスタッフに聞いたのですが、ジョディ・フォスターとケイト・ウィンスレットが共演している『おとなのけんか』。舞台劇を映像化したとのことですが、セリフの多いこういった作品こそ吹替えの本領が発揮されます。映画館では字幕のみの公開のようですが、ブルーレイが発売される際は是非吹替えで見てみてはどうかと思います。ジョディ・フォスターの夫役で出ているジョン・C・ライリーがかなり面白いということなので、やったことはありませんが、これも気になる役どころです。そんな訳で今年も魅力的な俳優やスターの吹替えをたくさんやりたいと思っています!

09:38 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2012年1月22日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 自分が参加して公開中の映画もありますが、今回はブルーレイやDVDが発売中のタイトルをいくつか紹介させてもらいましょう。まずは昨年末にリリースされた『イースターラビットのキャンディ工場』。劇場で見逃したという方も大勢いらっしゃるでしょうけど、主人公のイースターラビット、イービーの声を担当しています。実写とCGの合成ですが、考えて見れば『ロジャー・ラビット』や『メリー・ポピンズ』以来かなと思ってるので、技術の向上を見ても楽しめる映画になっています。因みに主演のジェームズ・マースデンの声をやっている千葉雄大君は同じ宮城出身なんです。

http://db2.geneonuniversal.jp/contents/hp0002/list.php?CNo=2&AgentProCon=16467

 

 それから東京ディズニーシーが10周年ということで『東京ディズニーシー マジカル10 YEARS グランドコレクション』も先日、発売となりました。開園してからのレギュラーショー、スペシャルイベントをまとめて楽しめる作品です。見ている物、見ていない物もありますが、こうやって映像で見てみると、キャラクターの動きや全体を俯瞰で見ることもでき、実際見に行った時と違った感想を持てると思います。家族で行ったことのある人も、これから行くつもりの人にも見てもらいたいところです。自分はナビゲーターをやっていますが、一緒にやってくれたのは、あの『パコと魔法の絵本』を見て以来、大ファンになったアヤカ・ウィルソンちゃんでございます。映画の時よりちょっと大人になっていますが、僕と彼女の掛け合いも楽しんでもらいたいですね。どちらの作品もブルーレイ&DVDで発売中ですので、是非、ご覧頂きたいと思っています。

http://disney-studio.jp/movies/tdr/

11:41 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2012年1月17日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 前回、このブログで健康第一という話をしましたが、その直後に食あたりになってしまいました。体が本調子でないときに生ものを食べてしまったからだと思われます。自業自得なんですが、本当に恥かしい話です。上から下から大変なことになりまして、自分で夜遅く病院に行き、救急で見てもらいました。次の日には体調も戻りましたが、本当に情けないというか、恥ずかしい始まりです。健康診断や人間ドッグのスケジュールも本当に今から入れなければならないと痛感しています。もう三度目は無いと思いますので、皆さんも体調管理には十分お気を付けください。

 それと昨年に引き続き、今年もたくさんの映画に関われればと思っています。アニメもやる予定ですし、予告編のナレーションも自分にとって非常に大切な仕事としてやらせてもらっています。その仕事の時、先に公開される映画の一部を見ることができ、大いに胸を躍らせることがあるのですが、5月に公開になるインド映画の『ロボット』は非常に楽しみにできる一本でした。直観的に絶対面白いと思える映画です。『ムトゥ 踊るマハラジャ』のラジニカーントが科学者とロボットの一人二役をやっていて、バカバカしいけど、CGの使い方が派手でものすごい迫力です。これが公開になったら大変なことになるんじゃないかと予感がしています。公開はちょっと先ですが、どうぞ期待してお待ちください!

11:38 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2012年1月 9日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 新年が明けました。本年も皆さん、よろしくお願い致します。実は新年から風邪をひいてしまい、初仕事のラジオの生放送を休むという情けないスタートになってしまいました。そんな訳で今年のモットーは健康第一に決まりです。ここ最近は健康診断もしていないので、人間ドッグをやるなど、健康チェックを欠かさないようにしたいものです。心も体も健康でないといろんなチャレンジもできませんし、やる気も湧いてきません。まずは健康を見つめ直すことから始めます!

さて『Hollywood Express』も始まりました。今年もみんなを笑顔にでき、感動できるような作品をたくさん紹介できればと思っております。私自身は昨年、あまり映画を見ることができなかったので、今年は本数を増やしたいとも考えていますので、頑張って映画館に足を運ぶつもりです。健康管理と映画鑑賞、今年はこの2つの目標実現に向けて努力します!

09:59 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年12月26日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 しつこいようですが、『friends もののけ島のナキ』が絶賛公開中です。皆さん、もうご覧になって頂けましたでしょうか?大勢の方から「泣きました」というありがたいコメントが届いています。私がやっている青鬼のグンジョーがおいし過ぎる役だとも言って頂け、本当にうれしく思います。

 今週は今年の総決算ということでお送りしましたが、一番驚いたのはオルセン姉妹の妹、エリザベス・オルセンがいきなり主役を演じて、今後も期待されているという扱いで出てきたことです。以前、私が吹替えで参加した『フルハウス』でミシェル役を演じたオルセン姉妹のさらに妹ということなんですね。もう22歳ということにもビックリしましたが、家族そろって活躍しているわけですから。あとオルセン姉妹よりもエリザベスちゃんの方がかなり美人な気もしてしまいました()。まあ子ども時代から知っている双子の妹ということで、関係ないのに親心が芽生えています。きっとアメリカではそう思っている方も多いのではないでしょうか?あのちっちゃい頃からテレビに出ていた姉妹の妹さんね、見たいな感じで。

 それと残念だったのは私が敬愛するスティーヴ・マーティンの“THE BIG YEAR”が、ジャック・ブラックやオーウェン・ウィルソンも共演しているにも関わらず、散々な結果に終わってしまったことです。見たいと思っていたのに、どうりで日本で見かけないはずです。何らかの形で見たいと思っているのですけど…。ヒットしない映画=つまらないという訳ではないので、わずかでも期待しておきたいと思っています。この番組では、そんな映画もこうやって紹介しているので、映画ファンの皆さんはチェックしてみてはいかがでしょう?

 この一年、『Hollywood Express』をご覧頂き、また番組ホームページもチェックして頂き、ありがとうございました。ある映画監督から「書いてくれてありがとう」とメールを頂戴したこともあり、本当に大勢の方にご覧頂いているんだなと、思った次第です。私、山寺宏一、番組スタッフともども頑張っていきますので、どうぞ来年もよろしくお願い致します。

10:00 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2011年12月23日 (金)

12/22今週のメルマガ

★12/25(日)よる8:00~【WOWOWシネマ】

再放送
★12/30 (金)後5:30~【WOWOWシネマ】
★12/31 (土)後0:00~【WOWOWプライム】

■年末はWOWOWシネマに注目!「ハリー・ポッターと死の秘宝PART1」(28日後0:00~)や「トイ・ストーリー3」(31日よる9:00~)、「ナイト&デイ」(31日よる10:45~)など今年お届けした大ヒット作をジャンルごとに一挙放送します。また、午前中にはトム・ハンクスがアカデミー賞主演男優賞に輝いた「フィラデルフィア」(27日前10:00~)や「スタンド・バイ・ミー」(29日前10:25~)など、名作をお届けします。2011年のメルマガも今回が最後です。今年1年間、購読いただきありがとうございました。来年も引き続き最新のハリウッド情報をお送りします。2012年も「Hollywood Express」をよろしくお願い致します!(sk)

<今週のラインナップ>
今週は年末拡大版スペシャル!60分の拡大版でお送り致します!
1)今年は2月に催される第84回アカデミー賞!オスカーに最も近いのはどの作品?どの俳優?番組が予想しました!
2)今年も色々な事件でお騒がせしました。ゴシップ特集もおさらいします!
3)来年以降も見逃せない!今年ブレイクした若手俳優を紹介します。
4)2012年の新作情報も散りばめてご紹介します!最後までお見逃しなく!

<先週のランキング>
1)ニューイヤーズ・イブ NEW 1300万ドル
2)The Sitter(原題)  NEW 980万ドル
3)トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part1(2/25公開) ↓ 780万ドル
4)The Muppets(原題) ↓ 690万ドル
5)アーサー・クリスマスの大冒険 ↓ 650万ドル

=お知らせ=
「Hollywood Express」がWOWOWオンライン(PCのみ)で好評配信中です!
毎週月曜午後0:00から土曜日まで配信。毎週更新いたします。放送を見逃した方はぜひWEBでご覧下さい!

公式ブログはこちらまで!
wowow.co.jp/he
(携帯からはご覧いただけません)

07:15 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年12月20日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 皆さんは普通の携帯電話をお使いでしょうか?それともスマートフォンにすでに乗り換えていらっしゃいますか?スマホが便利なのは重々承知なのですが、メカとかネット環境に疎い私としてはですね、先日、結局携帯電話を買うことにしました。最たる理由は前に使っていた携帯電話がガリガリに塗装が剥げてしまったからなのですが、どうしてあんなに塗装が落ちてしまうのでしょう?機能的には何も問題はなかったのですが、あまりにも汚れて見えるようになってしまったので、そのような事態になりました。ただでさえ、メールを打つのが遅いので、慣れないスマホにしたら更に遅くなることも不安でした。タブレットは持っているんですけどね。一番、自分のミスで多いのは、送り間違えです。そうしたこともあってはいけません。この時代、携帯電話の新機種はもう大したものは無いだろうと思ってショップに行ったのですが、これまでの機能を全て搭載して、更に薄いというものがありました。スマホで人気のアプリも最初から入っていて、とても便利です。ずっと使ってもいいなと言うくらい気に入っています。予備に何台か買っておこうかと思ってもいますが、やがてスマホにする時が来るのでしょうか?

 今まではスマホをみんなが使っている中、携帯を出すのが恥ずかしかったのですが、今は逆に「これ、結構できるんだよ!」って心の中でつぶやいています。自分には温度計と湿度計が重宝しています。安いものでもなかったので、有効に使いたいと思っています。それにしてもこういう商品を作る人のアイデアと情熱って、ホントにスゴイですね。

01:47 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年12月12日 (月)

山寺宏一より今週の一言

friends もののけ島のナキ』の公開が1217日と迫ってきております。本当に楽しくてスゴイ映画ですので、今から映画を見に行く予定を組んで頂けたらと思っています。試写をご覧になった方々の評判も上々ですので、皆さんの期待に応えてくれるはずです。

 それと先週、仙台の方で子ども病院にイルミネーションを点灯するセレモニーがありまして、そこに招かれて行ってきました。仙台と言えば、この時期は光のページェントが有名ですが、それを見られない子どもたちのために、病院の庭にイルミネーションを作って見てもらうというものです。とても感動的なイベントでした。

 光のページェント自体も久々に見ることができました。津波で55万個の電球が全て流されてしまいましたが、全国いろいろなところから借りたり、寄付金が集まったりと、大勢の協力で46万個の電球で無事開催となったのです。定禅寺通りというところに飾っているのですが、皆さんの支援によって開催できたことも知っているせいか、ものすごく感動してしまいました。特に市民会館側から見るというのが最高のポジションで、週末などは非常に混み合いますが、一度はご覧になってもらいたいと思います。自分は希望の光と感じました。

http://www.sendaihikape.jp/0101about.html

04:06 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年12月 5日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 先々週のことですが、WOWOW三昧だった一日がありました。以前、放送していた桑田さんの宮城でのライブの録画を見て、その後、テレビをつけたら自分が吹替えをした『Disney’s クリスマス・キャロル』が放送されていました。その後、この番組のナレーションを収録し、それが終了後、夜655から生放送している『ザ・プライムショー』に出演させていただきました。そんなWOWOWさんにお世話になった一日でしたけど、初めて『ザ・プライムショー』に出演させて頂いて、楽しい番組だと思いました。この番組が生で放送できているというのは、ホストであるジョン・カビラさんのおかげでしょう。本当に素晴らしい時間を過ごせました。生で入ってくる情報もあり、相手のコメントも上手に引き出し、まさにカビラさんでなければできない番組です。今までもちょこちょこ見ていたのですが、出演以降、更に見る回数が増えています。まだご覧になった事のない方は、是非一度、チャンネルを合わせてみてもらいたいと感じています。

 それと3チャンネルになってから、本当にWOWOWをよく見ているのですが、この間、スティングのライブを再放送していて、すっかり見入ってしまいました。番組は『スティング ウィンターズ・ナイト ライブ・フロム・ダラム大聖堂』。2009年のライブですが、音楽もさることながら、イギリスのニューキャッスルにある大聖堂を背景にした映像のすごさに驚きました。大聖堂の奥行き、その場の雰囲気、ハープの弦の揺れまでその音色と共に映し出され、正にライブ感覚を味わえました。とても贅沢な時間を過ごせましたね。スティングと言えば、「ロクサーヌ」という有名な曲がありますけども、『48時間』という映画でエディ・マーフィがその曲を歌う場面があります。吹替えをやったのですが、エディ・マーフィと共に、スティングのオリジナルも聞いて、どうやったら近づけるかと苦労したことをスティングを見るたびに思いだします。もうひとつ放送された『ライブ・イン・ベルリン』は1月3日と29日に再放送があるので、スティングに興味のある方は是非どうぞ。

12:20 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年11月22日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 今回は早々とアカデミー賞の話題が出ました。長編アニメーション賞の可能性のある作品を紹介していましたが、自分としてはやはり『ハッピー フィート2 踊るペンギンレスキュー隊』!これは本当に素晴らしいですから、受賞してほしいと思っています。『千と千尋の神隠し』以降、日本のアニメ作品も注目されていますから、候補に挙がってもらいたいものです。特にこれから公開されます『friends もののけ島のナキ』なんかはその実力が充分あると思います。先日も舞台あいさつで山崎監督が周りからうながされて「狙っています」なんて言っちゃいましたけど、そんな日が本当に来てくれるとうれしいですね。

 あと『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』のアンディ・サーキスをモーションキャプチャー俳優として初のオスカー候補にするキャンペーンを展開しているなんて話もありましたが、アニメの声優が候補に挙がるみたいなもんですよね。もっともアニメの場合はアニメーターさんたちの画力に負うところもありますから、一概にとは言えませんが、キャラクターとして俳優と同等に扱ってもらいたいと思うこともあります。でもそんなことが起きたら、我々の仕事も夢が膨らむなと感じました。

03:02 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年11月16日 (水)

山寺宏一より今週の一言

ステキな金縛り』が絶賛公開中の三谷幸喜監督でございますけども、親しくさせて頂けるほどの間柄ではないのですが、何度かお仕事させて頂き、メールも時々、頂戴しております。そんな三谷監督が手掛けた『short cut』というドラマがWOWOWで放送されたので見たのですが、驚いたのなんの!ワンシーン・ワンカットで長編ドラマを作るなんて、発想自体があり得ません。しかも環境の整ったセットではなく、山中でのロケですからね。どう考えても、これを本当にやったとは思えません。一体どうやって、撮影したんでしょう。しかも出演者はたったの3人。中井貴一さんも鈴木京香さんも素晴らしいなんてもんじゃありません。これをよくぞやり遂げたと思わずにいられません。もう一人の出演者であり、友人でもある梶原善さんも素晴らしかったです。

それにしても長い撮影の間、スタッフはどこにいたんでしょう?撮影の人はどうやって撮ったんでしょう?正直、分からないことだらけです。最初はそんな事が気になっていたのですが、見ている内にどんどん引き込まれて、いつの間にか大笑いしている自分がいました。まるで山で行われた舞台劇を、ずっと見ているかのような感覚にさせてくれます。それにしても各場面で舞台設定もあるでしょうし、作品自体、テレビ作品である以上、一定の時間も決まっているはずです。どこをどう褒めていいか、分からないくらい驚きました。梶原さんに感想をメールしたところ、「大変だったけど、本当に楽しい仕事でやりがいもあった」と返事をもらいました。今のところ、再放送の予定はありませんが、その機会が来たら、未見の方は是非お見逃しなきようお願い致します。

 きっと三谷さんはこれからも我々を驚かし続けることでしょう。お身体に気を付けて頑張ってもらいたいものです。お互い50歳ですからね()

11:22 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2011年11月 7日 (月)

山寺宏一より今週の一言

『ステキな金縛り』が公開され、WOWOWでも113日に三谷幸喜監督の特集が組まれるなど、頻繁に三谷作品が放送されています。先日もテレビを点けたらミュージカルコメディの『オケピ!』がやっていて、ちょうど布施明さんがソロで歌うシーンで、それだけでもう泣けてしまいました。舞台を何度か見ているせいもあるんですが、一瞬で気持ちを掴める作品の出来に感動してしまいました。その後は『みんなのいえ』を偶然見て、それは自分の出演シーンだったんで、ものすごく恥ずかしかったですね。どの作品を見ても外さない三谷さんの才能はホント、惚れ惚れしてしまいます。最新作のドラマ『short cut』やステージの『ベッジ・パードン』も再放送があるので、そちらもお見逃しなく!

 映画では1217日から公開になる『friends もののけ島のナキ』の完成披露試写会が先日、行われました。取材や記者発表もあったんですけど、主演の香取慎吾さん、阿部サダヲさん、YOUさん、そして加藤清史郎くんと会うことができました。加藤清史郎くんはナキの子ども時代の役を演じたのですが、10歳なのに、ホントしっかりしています。取材の時に、プレスコと言う“画ができる前に声を録音する方法”について聞かれると、「自分の時はある程度、絵ができていたので、他のアニメに比べて違和感はありませんでした」と発言し、驚かせてくれました。10歳で違和感という言葉を使うのもスゴイし、その他のコメントも理路整然としていたのですが、香取慎吾さんも「そう言えば僕も10歳の時は、もうSMAPでした」と言い、こちらにもまた驚かされました。僕が10歳と言えば、標準語も話せない田舎の少年だったものですから…。作品は評判もよく、公開が待ち遠しい限りです。

 あと最近は予告編のナレーションもたくさんやっているのですが、その内の一本、『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』の映像を見たのですが、これが本当に素晴らしい!さすが、スティーヴン・スピルバーグ監督とピーター・ジャクソンがタッグを組んだというだけのことはあります。ヨーロッパの方では何やら大変な反響になっているようです。

 さらに来年17日に公開されるアニメ作品『マジック・ツリーハウス』でも、主人公の姉弟の父親役をやっています。水樹奈々ちゃんが母親役で、夫婦役ということなんですが、何と言っても主役が芦田愛菜ちゃんと北川景子さんなのも注目してもらいたいところです。芦田愛菜ちゃんとは『怪盗グルーの月泥棒』でも一緒にやっているので、説明不要の天才ぶりですが、今回驚いたのは北川景子さん!お兄さんの役をやっているのですが、全く分かりません。何回聞いても、北川さんと聞いても、そう思えない。完全に役にはまっています。こちらも素晴らしい作品ですので、是非ご覧ください。

とにかく、この冬はとにかく映画館で見るべき作品が勢ぞろいしています。僕も行ける限り、足を運ぼうと思っていますので、皆さんもどうぞ劇場でお楽しみください!

02:22 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年10月29日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 いよいよ公開が始まりました『三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船』。僕は人形劇バージョンで声をやっていたので、どのような仕上がりかが気になっているんですけど、飛行船のアクションを非常に楽しみにしております。あと自分が吹き替えていたアトス、ロシュフォール、ルイ13世のキャラの描き方も注目したいポイントです。

 それとこちらも公開になった『ステキな金縛り』。三谷幸喜さんが、各局の番組に出まくっていますけど、ホンを書いても、演出しても、自分が出ても面白い、ホントにスゴイ方です。私、予告の声もやっていますが、実は本編にも声で参加しています。見ても絶対分からないと思いますが、探してみてください。ヒントは『ザ・マジックアワー』と同じような関わり方をしているということです。

 1217日公開の『friends もののけ島のナキ』も試写で見て、泣いたという声をあちこちから頂いています。今、公開日が来るのが非常に楽しみな一作となっています。その前に『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』も1126日に公開されます。前回も書きましたが、相当に面白く、映像に圧倒されました。今回、鈴木福くんも声優に挑戦していますが、前に『怪盗グルーの月泥棒』で芦田愛菜ちゃんとも共演しているので、これでマルモリコンビと一緒に仕事できたことになり、うれしいなと感じています。実はファンなんです()。今回は宣伝ばかりで失礼しました!

11:34 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年10月24日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今年は劇場用のアニメ作品の吹替えを何本かやらせてもらっています。ブルーレイ&DVDが12月に発売される『イースターラビットのキャンディ工場』や、先日まで公開していた『スマーフ』などがありましたが、今度、1126日に公開される『ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊』にも参加することになりました。今回が初参加になるのですが、久々にロビン・ウィリアムズの声を吹替えます。ロビン・ウィリアムズはこれまでにも何度かやらせてもらっていますが、中でも印象的なのが『アラジン』のジーニーですね。今でも「ジーニーの吹替え、良かったです」と声をかけられることもあり、自分にとっても、強く記憶に残っています。今回は歌の部分があるので、非常に大変です。実は二役ありまして、片方が南国訛り、歌のシーンではシャウトして熱唱しています。オリジナルを聞くと、ロビン・ウィリアムズの凄さを改めて実感し、今、自分も必死に猛練習をしています。一体、どうなることやらと思うんですが…。映画自体はスゴイ迫力で、大量のペンギンが出てくる場面も必見ですが、何と言っても歌と踊りを見てもらいたいですね。歌を歌う役でクリスタルケイさんも参加しているので、吹替え版も必見です。完成作品で、クリスタルケイさんの歌声がどう響くのか気になるし、劇団ひとりさんと、天才子役の鈴木福くんの声の演技も気になるところです。きっと感動的なものに仕上がると確信していますが、その前に自分が頑張らないといけないので、一生懸命取り組んでいます。是非、映画館でご覧頂きたいと思っていますので、期待してお待ちください!

http://wwws.warnerbros.co.jp/happyfeet2/index.html

10:58 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2011年10月17日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 時々している“みやぎびっきの会”の話題で恐縮ですが、この会で「虹を架けよう」という復興支援ソングを作りました。配信をしたり、事務局の方でCDを販売したりしているのですが、この度、プロモーション用のPVが完成しました。YOUTUBEで簡単に見ることができます。作詞作曲をした小柴大造さんの曲に合わせ、『築城せよ!』の古波津陽(こはつよう)監督が作ってくださいました。曲に出てくる宮城県沿岸部の町すべてを回って、震災後の風景を捉え、地元の方々にも出演して頂いています。完成後、僕も見たのですが、号泣してしまいました。地元の方々も気に入ってくださって、「この曲は自分たちの力になる!」と撮影にも非常に協力的で、あらゆる年代の方が参加して出来上がりました。映っている皆さんの笑顔もとてもよくって、僕にとっても懐かしい風景が出てきますし、是非ご覧頂きたいと思います。

http://bikkifund.net/index.html

 CDの方は、お買い求めいただきますと、びっきこども基金を通じて、被災者の子供たちの支援に回る事になっていますので、ご協力のほど、お願い致します。

03:13 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年10月10日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 10月に入りまして、すっかり秋めいてきました。朝晩や日によって寒暖差が激しくなっていますので、皆さん体調にはくれぐれもお気を付けください。僕も風邪はひきたくないので、着る物など細かく調整を心がけています。とはいえ気持ちのいい季節ではあります。急激に寒くなるようなことがなければいいなと思っています。東北には仮設住宅で生活している方も大勢いらっしゃいますし、この過ごしやすい季節が続いてくれればと祈っています。

 さてそんな中、ついにWOWOWはフルハイビジョン3ch放送となりました。僕のハードディスクレコーダーは常に満杯状態なので、本格的に整理をしなければならない時が来たと実感しています。容量を多めに取って、見たい番組も目白押しですから、しっかり録画できるよう対応しなければと、ひしひしと感じる今日この頃です。今使っている機種は2番組同時録画ができるものですが、そろそろ今流行の3番組同時録画&容量多めの機種にしなければダメなのかもと思っています。あとWOWOWプライムでは吹替え版の映画をたくさん放送しているそうなので、自分のやった吹替え版を流してくれるとうれしいですね。実はこの前、自分が吹替えた『オースティン・パワーズ』シリーズをDVDで見直したんですが、自分で言うのも何ですが、本当にこの作品の吹替え版は面白い!これだけ自信を持って皆さんにお勧めできる作品というのも実はそんなにないんですが、『オースティン・パワーズはトリロジーで一挙放送してもらいたいところです。ハイビジョンで見たら色もきっと綺麗なんだと思いますよ!

11:34 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年9月25日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今週は映画の撮影に参加してきました。1119日に公開になる『神☆ヴォイス』という作品で、声優が声優を演じる内容になっています。コミックの原作もありますが、映画はオリジナルストーリーです。主役は若手人気声優の梶裕貴と羽多野渉で、僕は声優学校を経営していたお父さん役です。設定ではすでに亡くなっているんですが、病床に伏せている回想で1シーンのみの出演となっています。声優が声優を演じるというのは不思議な感じでしたが、他にもたくさんの声優さんたちがいろんな役で出演しているので、ご興味のある方もない方も是非、劇場にお越し頂きたいと思います。

http://kamivoice.com/

 考えて見れば随分昔にも映画に出演していまして、1990年にはビデオ用の映画で『TOKYO CITY めるへん2』という作品で主演を演じたこともあります。タイトルを言っても誰も知らないかと思いますが()。当時、撮影していると見に来た人が「誰も知っている人がいないわね」と言っていたくらいです。でも日比谷公園でロケしていた時、撮影を見ていたおばちゃんの一人が僕を見て「あの人、若い時の石原裕次郎に似ていない?」と言ってくれたのをマネージャーが何度もみんなに自慢していたんです。どう考えても似ても似つかないはずなんですが…。でも当時は映画作りをみんなで楽しんでやっていて、とてもいい思い出となっています。自分でもビデオがどこに行ってしまったか、分からなくなってしまいましたが、もう一度、見てみたいものです。話がすっかり逸れてしまいましたが、1119日公開となる『神☆ヴォイス』、よろしくお願い致します!

12:00 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年9月15日 (木)

山寺宏一より今週の一言

 9月の10日、11日と宮城で桑田佳祐さんの宮城ライブ ~明日へのマーチ‼~」が行われたことは、皆さんニュースなどでご存じかと思います。大震災から半年という節目に開催された訳です。僕は残念ながら行けなかったのですが、ニュースや記事を見て感激しました。最初は我らがさとう宗幸さんの青葉城恋唄でスタート。「自分も病気を乗り越えたので、皆さんも元気になりましょうの会です」というコメントを発したのを聞いて、非常に感動しました。実は会場となったのは僕の実家がある町だったんです。ついこの前まで遺体安置所になっていた場所でもあり、そこでライブをやってくださったことは、地元の人間としても非常にうれしく思いました。話を聞くにつれ、ライブ全部を見たかったなという思いに駆られていたのですが、101日にWOWOWで2時間のスペシャル番組でライブを放送するというのを聞いて、大喜びしてしまいました。永久保存版にするつもりで、今から楽しみにしております。ノンスクランブル放送とのことなので、未加入の方も是非、この機会に見てもらいたく思います。

http://www.wowow.co.jp/music/kuwata/

 それとこの週末に開催されている「第4回したまちコメディ映画祭in台東」で18日の日曜日、「声優口演ライブinしたコメ2011」を行います。何度もやらせてもらっているのですが、私はチャップリンの「犬の生活」を吹替えます。他にも羽佐間道夫さん、野沢雅子さん、高木渉君が「ロイドの巨人征服」を吹替えますのでそちらもご期待ください。場所は上野の不忍池水上音楽堂、時間は18時開場、18時半開演となっています。今のところ、まだチケットはある模様です。まだ見たことないという方は、声優一同、頑張ってやりますので、こちらも是非ご覧頂ければと思っています!

http://www.shitacome.jp/2011/program/program_seiyu2011.shtml

11:45 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年9月12日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 週末から『スマーフ』が公開になっていますが、スマーフ達を追いまわすガーガメルという悪い魔法使いの吹替えを担当しています。親子そろって楽しめる作品ですので、是非見てください。日本ではキャラクターがCMなどで使われていて、たまにTシャツを着ている人を見かけたりもします。どこにあるか分からない森で暮らしていたスマーフという妖精たちが、原題のニューヨークに現れると、どうなるかという話です。3Dと2D、両方式で上映中です。

 私は先日、山形県にある山寺というところに行ってきました。山寺イン山寺という訳ですが、学生の頃に一度だけ行ったことがあります。「閑けさや岩にしみいる蝉の声」の芭蕉の句で有名な、本当は立石寺というお寺なんですが、山寺と呼ばれています。そこで行われるイベントに参加してきたんです。仙山線の山寺駅で降りて、山道を登った次の駅の辺り、面白山高原というところで行われた「山寺祈りの芸術祭」という復興イベントなんですが、山形からも復興のための祈りを捧げようというものです。残念ながら天気には恵まれなかったんですけど、30年ぶりくらいに訪れまして、駅の名前はもちろん、山寺小学校、山寺中学校、お店や会社も山寺○○、山寺××と山寺だらけで感慨深いものがありました。会話の中にもやたらと山寺が出てくるので、思わず呼ばれているのかと、振り返ることもしばしばでした。何とも不思議な感じで、地元の方ともお話したのですが、僕が山寺ということで気にかけてくださり応援の言葉も頂き、うれしく感じました。紅葉の時期に訪れると最高なので、これを機にまた行ければと思っています。皆さんも秋の旅先の候補として考えてみてはいかがでしょう。

11:03 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2011年9月 4日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 先日、声優の滝口順平さんがお亡くなりになりました。非常にショックを受けております。思い起こせば、養成所時代、発生練習のために「外郎売(ういろううり)」という講釈のテープを使うんですが、その声をやっていたのが滝口順平さんでした。そういう意味ではデビュー前からお世話になっていたんです。

『それいけ!アンパンマン』では毎年1回サンタさんが出てくる回があるのですが、滝口さんがサンタで、僕が相棒のトナカイの役をやらせてもらいました。『かいけつゾロリ』では妖怪学校の校長先生を、『ヤッターマン』ではもちろんドクロベエさまということで、収録の時はいつも隣に座らせて頂いて、いろんな話を聞かせてもらっていました。物まね番組もいつも見てくださっていて、感想を頂いていました。リメイク版の『ヤッターマン』の時には、手術もされていて心配していたんですが、見事に復帰されていただけに非常に残念です。

滝口さんは本当に職人という感じで、まずトチる事がないんです。そして尺を合わせるのも常に完璧でした。ユーモアも忘れない方で、『ヤッターマン』では部下のドロンジョ達のことを、いつもと変えて「このヘコタンメン!」とさりげなく言ったことがあって、その場にいた一同みんな、本当に楽しませてもらいました。とても面白くて、素晴らしい方でした。「飲みに行こう」なんて話もしていたんですけど、こんなことになって本当に悲しいです。我々は、滝口さんのような先輩がいるからこそ、今のように仕事ができているということもあり、心からご冥福を祈らせて頂きます。正直、まだ信じられない気持なのですが。お葬式は密葬ということなので、『ヤッターマン』の時に作って、関係者がみんな持っているドクロリングを付けて、偲びたいと思います。

11:13 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年8月28日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 先日、1217日に公開される『friends -フレンズ- もののけ島のナキ』の完成版を試写で見てきました。途中段階の映像は見ていたのですが、それでも驚きでした。今回はちゃんと完成した作品を、優れた音響と3D映像で一足お先に見ることができたのですが、ちょっと驚いてしまいました。自分も声優で参加しているのですが、「日本の童話が、こんなすごいエンターテインメントになるんだ!」と思わずにはいられないくらいの作品になっていました。早く日本中の子供たち、いや世界中の子供たちに見てもらいたいと思いましたね。キャラクターが本当に良くって、笑って泣けます。僕のキャラクターは青おにのグンジョーで、ちょっと変身したりもするんですが、そこが非常に迫力あるので注目してもらいたい点です。可愛いキャラクターも出てきますし、感動のラストも待っています。とにかくストーリーもいいし、映像にはビックリされるはずです。ナキとグンジョーの友情がメインですが、人間の子供であるコタケというキャラがとってもかわいいんです。声は新堂結菜ちゃんが演じているんですが、コタケが出ている間中、自分はずっとニコニコして画面を見ていました。皆さんの期待を絶対裏切らない作品になっているので、公開はちょっと先ですが、楽しみにお待ちください!!

09:31 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年8月22日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 お盆は、“被災地と関東をつなげよう”というテーマのラジオの仕事で、宮城に帰る事が出来たので、ご先祖様、高校時代にお世話になった方、33歳の若さで亡くなった友人、そして今回、津波で亡くなった大学の先輩のお墓参りなどをしてきました。今年は被災地にとって特別なお盆だったと思います。ラジオの仕事を通じてたくさんの被災者の方々のお話を伺うことができたので、長く長く続けなくてはいけない支援活動に、皆さんの気持ちやご意見を生かしていかねばと感じました。それにしても今週末はすっかり涼しくなりましたが、僕が行った時の宮城は本当に暑かったです。

12:25 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2011年8月18日 (木)

山寺宏一より今週の一言

 10月からWOWOWでスタートする海外ドラマ「ザ・ケープ 漆黒のヒーロー」の主人公の吹替えをやることになりました。すでに何本か収録していますが、これが非常に面白いです!その主人公は悪に濡れ衣を着せられたヴィンスという警官なんですが、死んだかと思われたところ、謎のサーカス団に命を救われ、そこにあった伝説のケープをまとい悪と戦っていくという話です。サーカスの団員も個性豊かでいいのですが、メインとなるのは親子の絆なんです。離れ離れになった家族との絆がしっかり描かれ、テンポも良く、撮影も凝っています。1本で3回分くらいの中身が詰まっているので、是非とも第1話からしっかり見ていってもらいたいと思います。久々のマント姿のヒーローですから、放送が始まったらマネをする子供も出てくるのではないかとすら思っています。また主人公に特別な能力がないところも魅力なんです。ケープの力はあっても、努力を重ね、苦労することで力をつけていく。そんな普通の人っぽいところも見てもらいたいですね。放送は10月7日()からです。「ザ・ケープ 漆黒のヒーロー」、どうぞご期待ください。

http://www.wowow.co.jp/pg/release/001481/

10:34 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年8月 7日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 この時期は、いつもだったらお盆休みにどこかに行ったりもするのですが、今年は連続して休むことができないので、どこかに行く予定がありません。仕事があるのはいいことなんですが。

ここ最近、被災地の方に行けていなかったのですが、先日、二日間、仕事で仙台の方に行ってきました。地元の子供たちと触れ合う機会がもてたのが、すごく良かったと思っています。また七夕まつりの直前だったので、駅前には飾りがいっぱいありまして、みんな復興に向けて頑張っていることが伝わってきました。

そんな日程の中、高校時代の仲間も集まってくれ、久々にいろいろな話をすることができました。僕は男子バスケットボール部だったんですが、とりわけ仲のいいメンバーが集まって、震災の時どうだったか、その後どうなったかと聞くことができました。同じ宮城県の中でもみんなそれぞれの事情を抱えていて、これから先を向いて頑張っていこうとお互い気持ちを新たにしました。その場ではもちろん高校時代の失敗談や笑い話も出まして、来ていない友人の話もしたんですが、そんな会話をしていると、友達同士の絆の大事さも改めて感じられました。そして大勢の犠牲が出ている中、お互い、元気に会えて本当に良かったと思いました。このブログを見ている同級生、先輩、後輩もいまして、本当に帰れて良かったです。

会場はパルという部活帰りに高校時代に通っていたお好み焼き屋さんだったんですが、パルって仲間って意味なんですね。そのパルのおばちゃんが、僕らにとって第二の母みたいな存在で、プライベートでも大変仲良くして頂きました。僕が声優デビューするかしないかぐらいの時に、お亡くなりになってしまったんですが、そのおばちゃんに「ありがとう」と言いながらみんなで酒を飲みました。正にパル=仲間が集まった楽しい一夜でした。

04:07 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年7月31日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今週は番組内で僕が声の出演をしている「スマーフ」を紹介でき、大変うれしく思っています。スマーフってキャラクターは一見どれも同じに見えるんですが、映画を見ていると一人ひとりの個性が感じられ、非常に楽しめる作品になっています。僕もフィギュアを集めたいな思ったりしました。僕が声を担当した悪役キャラのガーガメルも、もしフィギュアがあれば欲しいのですが、とりあえずネットでTシャツを見つけたので、これはゲットしたいと思っています。猫のアズレールというキャラにも注目です。映画が公開されたら、一番人気が出るのはこの猫かもしれません。猫好きにはたまらないはずです。

 「スマーフ」は9月9日公開ですが、その前に8月19日公開の「イースターラビットのキャンディ工場」も控えています。こちらではウサギの役をやらせてもらっていますので、そちらもご家族で楽しんでもらえればと思っています。もちろん「アンパンマン」「ポケモン」もチェックしてくれたら言うことなしです。

 それと今週は仕事で久々に仙台に行くことになっていますが、もうすぐ七夕まつりもありますね。ちょうどそのタイミングで行けるかは分かりませんが、盛り上がってくれることと信じています。その前に行われた東北六県の祭りを集めた東北六魂祭が大盛況だったと聞いておりますので、これから各県で行われるお祭りも、復興の力になればいいなと思っています。それにしても行きたいなぁ、仙台の七夕まつり。久々に…

10:03 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年7月25日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 ここのところ夏に向けてのいろいろなイベントがありまして、自分自身はここ一カ月、被災地に行っての支援活動ができていないんですが、僕が所属しています“社団法人みやぎびっきの会”ではいろんな活動を行っています。また、お陰さまで“びっきこども基金”の方にもたくさん寄付が集まっています。でもびっきの会自体の運営をしていくための資金が不足していまして、オフィシャルスポンサーになっていただける企業ですとか、個人、法人に関わらずサポーターを大募集しています。もしホームページを見て、賛同して頂ける方がいらっしゃいましたら、是非とも援助の手を差し伸べて頂ければと思っています。

http://bikkifund.net/index5.html

 それと「劇場版ポケットモンスター」の新作も公開になりまして、初日は舞台挨拶を朝から6回ほどやらせてもらいました。お子さんが中心ですが、始まった頃からポケモンを応援してくださる方も大勢いらっしゃっていて、中には「あれ、先ほど違う会場にいらっしゃった方では?」という方もお見かけしました。ある会場ではつるの剛士さんが「ポケモン言えるかな?BW(フルバージョン)」を披露するサプライズもありまして、とても楽しめる舞台挨拶だったかと思います。本当に熱い声援を頂きまして、ありがとうございました。

 あと今週は9月に公開される新作の「くまのプーさん」が紹介されていましたが、メイキングで向こうの声優さんが登場していましたが、ティガーとプーさんの声を同じ人が演じていると知って驚きました。僕は「くまのプーさん」には参加していませんが、数多くのディズニー作品に参加しているものですから、関心もあります。日本語吹替版では僕の大先輩がお二方、声を当てていますが、全然違うタイプなので、こちらと聞き比べるのも、また楽しいかもしれませんね。

12:03 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年7月17日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 もうすぐ夏休みということですが、映画の方もいろいろな作品が相次いで公開されています。自分が参加した映画もありまして、まず23年間、毎年やっている「それいけ!アンパンマン すくえ!コリリンと奇跡の星」が公開中です。それとこちらも毎年やっているポケモンがこの週末から公開となっています。「劇場版ポケットモンスターベストウィッシュ/ビクティニと黒き英雄 ゼクロム」と「劇場版ポケットモンスター ベストウィッシュ/ビクティニと白き英雄 レシラム」の2本です。この2作、2本立てではなく、2作品同日公開となっています。ポケモン史上初となっていますが、映画史上でも珍しい形での公開ではないでしょうか。被災地に行った時も、子どもたちに「今年もポケモン出るの?」と聞かれたので、楽しみにしているお子さんも多いことと思います。先日の完成披露試写会ではCM用のコメントも録ったのですが、子どもたちの声が、今年一番元気に感じられ安心しました。

 それと洋画では819日公開の「イースターラビットのキャンディ工場」でウサギの声をやっています。キャラクターも多いし、楽しめる作品なので、ご期待ください。1029日に公開される三谷幸喜監督の「ステキな金縛り」にも声で参加しています。今年はその他にもアニメがいくつか控えているので、その都度お知らせするつもりです。また予告編のお仕事もいろいろやらせてもらっているので、劇場でもし僕の声に気付いてもらえたら、とても嬉しく思います。

11:30 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2011年7月 2日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 毎年、参加している富里スイカロードレース、今年も行ってきましたが、無事完走しました。タイムはちょっと遅かったんですけど、頑張りましてスイカもたくさん食べました。終わった時は、また次の日から走ろうと思うんですけど、気持ちが続きませんね。マラソン後の数日は筋肉痛で、足首に付けている重しも、この猛暑で外してしまいました。涼しくなったらまたやってみようと思っています。そういういい訳を自分に言って、またやらなくなってしまのかもしれませんが…(笑)。

 それと最近は他の仕事の関係で、いろんな人のナンバーワン映画を見ています。自分が吹替えたもの、全然知らないクラシック映画などあらゆるものを見まくっています。人によって好きなものはそれぞれですが、映画を見ている人がやはり人生のベストとするものですから、それなりのレベルの物ばかりです。非常にいい経験をさせてもらっています。またこうした見方って、非常に面白いものです。こうした名作ってまだまだ埋もれているはずです。皆さんも、話題の作品以外にも、何か自身で探し当ててみると、新たな体験ができるかもしれませんよ!

11:15 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年6月26日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 この日曜日は富里スイカロードレースのシニア10キロコースに参加しています。今週放送分の収録前に半年ぶりにジムに行き、3キロ走ってきたのですが、とても体が重くなってしまいました。湿度と気温対策も毎年大変なのですが、今年は無理なく楽しく走れたらと思っています。沿道の方々も本当に優しく手を振ってくれたりするので、皆さんにハイタッチできるくらいの勢いで、楽しく走れていればよいのですが。背中には“頑張ろう東日本、千葉 東北”というのを掲げています。マラソン後には募金活動もしているはずなので、完走はしておきたいと思っています。

 それにしても気温が一気に上がっているので、熱中症対策は大丈夫でしょうか?僕は寒がりの暑がりの汗っかきなので、グッズはどんどん活用しています。また今は“クール”“メントール”“冷却”とついたグッズが非常に多く出回っています。そんな中、一番重宝しているのが、Tシャツとか下着類にシュシュっとスプレーしておくと、汗をかいた時にひんやり感が味わえるメントールを使用しています。僕はいつも帽子をかぶっているんですが、髪がもじゃもじゃの上、蒸れるので、それをやっておくと、とても気持ちいいんです。これは今年見つけた中でヒットですね。

あとズボンのすそをまくったりもしていますが、冷房も電気もない避難所の方々を思えば、我々の我慢なんて本当に大したことはありません。とはいえ体調管理だけはしっかりしないといけないので、水分補給は忘れないように気をつけて夏を乗り切りましょう!

06:57 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年6月19日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今年も6月26日に行われる富里スイカロードレースに参加します。40歳以上ということで、シニアの部になる訳ですが、10キロ走ってきます。今回で自分が参加するのが4年目になります。震災後、たまに行っていたジムにすら行かなくなり、トレーニングを怠り、運動を全くしていませんでした。なので、いろんな理由もあり、今年は参加を見送ろうかと思ったのですが、みんなからの後押しもあり、逆に“頑張ろう!東日本”というテーマを掲げて、やることにしました。まだ決まってはいませんが、会場の近くで募金活動などもできればと思っています。

 でも、たかが10キロとはいえ、されど10キロですから、無理して体を壊してはいけないので、その辺も注意するつもりです。そのため、ここ数日、にわかにトレーニングを始めたのですが、驚くほど早く息が上がります。もう50メートル走ったら、ハアハア言っている状態です。懸垂も1回できるかできないかのレベルです。やっぱり何でも長く続けるべきです。特に自分の健康管理、体力づくりは大切です。健康でなければ、復興支援もできません!この週末は気仙沼に行っていますが、少しでも皆さんの役に立てればと思っています。

 今週の番組で言いますとジム・キャリーの“MR. POPPER’S PENGUINS”が紹介されていました。最近、ジム・キャリーの吹替えをやっていないので、是非とも公開されて、吹替えもやらせて頂ければうれしいなと思っています。

03:15 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年6月13日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 東関東大震災から3ヶ月が経過しましたが、まだまだ現状は厳しいです。先週末は岩手県大槌町、宮城県亘理町、福島県南相馬市でミニライブを行ってきました。その前後に渋谷C.C.Lemonホールでものまねキャラバンという支援ライブ、そしてみやぎびっきの会主催の支援ライブもあり、1週間で5つものライブを行うのは自分にとって初めての経験だったのですが、いろんな形で自分にできることをやっていこうと思っています。

 それぞれのイベントで感じることはあったのですが、南相馬は原発に近いということもあって、ライブなどはあまり行われていないそうです。放射線量などもチェックして行ったのですが、いろんなことを勉強することが必要だなと思いました。情報が多すぎて混乱してしまいますが、今現状はどうなっているのか、そして何をすべきなのか、非常に難しい問題ですが、一人ひとりが勉強することが大事だと思います。分かっていると思っていたことが、分かっていなかったと気付いたりもしました。被災地でのライブでは、皆さん、「来てくれてありがとう!」と声をかけてくれ、ニコニコしてくれていますが、ギリギリの状況というのも感じました。最後、握手を交わした時にボロボロ泣きだすお父さんがいたりして、みんなそうした感情を必死にこらえているんだなと痛感しました。これは本当に大変な状況です。

 東京でのイベントでは、ものまねキャラバンで今まで、一緒に出ることはないだろうと思っていた大御所の方々と共演でき、うれしく感じました。僕自身はものまね芸人ではないのですが、そんな場所に声をかけて頂いたというのは、非常にうれしかったです。緊張してトチったりもしましたが(笑)。びっきの会主催のイベントは、信じられないくらいアーチストの方々が集合し、正に奇跡のステージだったと思います。僕は一曲、小柴大造さんと歌わせて頂いたのですが、MCとしてずっとステージの袖にいました。どの曲も涙があふれそうになって、司会ができないくらいに感極まってしまいました。音楽の力を感じる、心に残るコンサートになったと思っています。あの場の想いはいろんな形で被災地に伝わっていくと信じています。

 この一週間は本当にめまぐるしかったですけども、学ぶことが多かったです。でも、これをずっと続けていこうと思っています。一人ひとりができることは小さいけれど、みんなが精いっぱい、長く続けていけば、きっと希望は見えてくるはずです。

01:55 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年5月29日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今やっているラジオのコーナーで、ゲストの方が好きな映画の一部を僕が吹き替えてみるというものがあるんですが、皆さんから候補を出してもらうと、ありがたいことに一本ぐらいは過去に自分が吹替えた映画が入っているんです。それで見直してみると、結構いい作品が多く、そんな映画の吹替えをやらせてもらったことがうれしく思えてしまいます。これまでに取り上げた映画は「レオン」「ゴッドファーザー」「ライフ・イズ・ビューティフル」などなどなど。ゲストの中にはこれぞ生涯の一本という方もいたりして、そんな映画の吹替えをしたことを誇りに感じています。これからもどんどん映画の吹替え、頑張りたいと思っています。今週、紹介したウィル・フェレルの“THE OTHER GUYS”や「ハングオーバー‼ 史上最悪の二日酔い、国境を超える」のような映画の場合、生涯の一本というには少々大げさかもしれませんが、こういった誰が見ても楽しめる映画にも是非とも吹替えで参加したいところであります。そんな訳で、これからも私の吹替え、ご期待頂ければと思います。

11:24 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年5月23日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 先週末は宮城県内にある陸上自衛隊の多賀駐屯地に行き、慰問ライブをやらせて頂きました。友人のシンガーソングライターである坂本サトル君と二人で行ってきました。自衛隊や警察、消防の皆さんの懸命な救助活躍というのは、報道などで知っていたつもりでしたが、改めて自衛隊の方に説明して頂いて、その苛酷さを目の当たりに感じた次第です。ライブの方はとても喜んで頂けまして、まだまだ大変だとは思いますけど、言ってよかったと思っています。その詳細な様子は坂本サトル君のブログに書いてありますので、お手数ですが、そちらをご覧頂ければと思います。人任せでスミマセン。でもぜったい読んでもらいたい内容ですので、よろしくお願い致します。

http://ameblo.jp/sakamotosatoru/entry-10894521872.html#main

それと前にもお知らせしましたが、私が所属します“みやぎびっきの会”による「みやぎびっきの会 プレゼンツ 東日本大震災支援LIVE ~Dream Chain~」の一般チケットが発売となりましたので、お近くの方は是非お越し頂きたいと思います。6月7日、会場は渋谷C.C.Lemonホールです。

 そして同じ渋谷C.C.Lemonホールで、6月2日に「ものまねキャラバン ~いま、ものまね芸人にできること~」という、コロッケさんが発起人となっているイベントも開催されます。こちらにも私、出演しますので、そちらの方もチケット発売中です。番組の枠を超えた物まねスターたちが出演するライブなので、これ一度限りだと思います。

被災地はまだまだ苛酷な状況が続いています。こつこつと自分なりにやっていきたいと思っています。収益金はどちらのイベントも被災地支援のための義援金となります。大勢の来場をお待ちしています!

10:10 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年5月15日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 私が所属します“みやぎびっきの会”の企画で、「みやぎびっきの会 プレゼンツ 東日本大震災支援LIVE ~Dream Chain~」が67日に行れます。そのチケットの一般発売がいよいよ始まりました。今週の収録前に記者発表もやってきました。本当に豪華なゲスト陣で、東北出身の方も大勢いらっしゃいます。皆さん、被災地のためにと無償で集まってくれた方々ですので、来てくれた方々の記憶に残るようなライブにできればと思って、準備しています。会場は渋谷C.C.Lemonホールです。

http://bikkinokai.net/

 その直前、62日にも同じ渋谷C.C.Lemonホールで、「ものまねキャラバン ~いま、ものまね芸人にできること~」という、コロッケさんが発起人となっているイベントも開催されます。こちらにも私、参加することになりました。宜しければ、そちらにもお越し頂ければと思っています。収益金はどちらのイベントも被災地支援のための義援金となりますので、大勢の来場をお待ちしています!

10:40 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年4月30日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今年もゴールデンウィークが始まりました。皆さん、いかがお過ごしでしょう?『シュレック フォーエバー』のブルーレイ、DVDが発売となりましたので、そちらもお楽しみ頂けると嬉しく思います。

 今回はちょっと先なんですが、年末の1217日に公開される3DCGアニメ『friends もののけ島のナキ』について、お話したいと思います。先日、ナキ役の香取慎吾さん、ゴーヤンというもののけを演じた阿部サダヲさん、そして山崎貴監督、八木竜一監督が揃って、記者発表が行われました。声を録ったのは昨年の1月ということでだいぶ前のことだったのですが、プレスコという、先に声を録音して、それに合わせて画を作っていく方式で作られています。収録した時は大体の雰囲気的なものは出来上がっていたのですが、細かい口の動きは声に合わせてもらえる日本では滅多にない製作方法になっています。そういう意味では本当に自由に演じることができました。会見前、まだ映画は完成していないので、5分ぐらいのダイジェストを見せてもらいました。3Dで大画面で見たのですが、スゴイ!圧巻でした。ストーリーの一部をかいつまんで、一部を見せているだけなのに、すっかり感動してしまって、日本でもこれほどスゴイものが作れるんだなと、驚いてしまいました。原作は浜田広介さんの童話「泣いた赤おに」ですから、より親近感も湧きますし、年末から日本はもちろん、世界中で一大ブームを巻き起こすこと間違いありません。あと劇中、コタケという人間の赤ちゃんが出てくるんですが、その声を実際に子役の新堂結菜ちゃんが演じています。声もカワイイ、キャラクターもカワイイ。僕はグンジョーという青おにをやっているんですが、コタケがかわいすぎて、こちらにも注目が集まる事必至だと思います。公開が今から本当に待ち遠しいです。もしこの作品に参加できていなかったら、すごく悔しがったと思います。乞うご期待!

12:00 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2011年4月25日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 東日本大震災から40日以上が経過しましたけども、原発のことも含め、長い長い戦いになると思っております。自分なりにできる支援、これからも続けていこうと思っていますが、みやぎびっきの会としてもいろいろ動いておりまして、6月にも支援ライブをやる予定です。詳細はまた追ってお知らせしますので、お待ちいただければと思います。

 それと最近はいろいろな産業が疲弊しているようです。旅行をはじめとするレジャー、飲食業界もファッション業界、エンターテインメント業界もそうでしょう。いま、そちらにお金を使っている場合ではないんじゃないかということなんでしょうが、いつまでも募金だけでは経済が回っていきません。復興のための財源を消費税でやろうとか論議も起きていますが、なかなか難しい問題ではあります。例えば旅行に行こうかと思っている人が堂々と胸を張って旅行に行けるようなシステムは作れないかと思っています。普通の生活に必要ではない物に対して、復興税を乗せていくようなことができないか、友達と話し合っています。贅沢だから止めておこうという買い物に対して、使えば使うほど被災地のためになっているような形になれば、経済も回るはずです。今はみんな遠慮しちゃっていると思うんです。お金を持っている人が堂々と使って、それが更に支援に回るようなシステムができると本当にいいと思っています。もちろん個々の支援や義援金もやっていかないといけませんが、そんな世界のどこにもないような税制が生まれてほしいと思います。経営に苦しむ旅館やホテルも多いと聞きます。そんなところに行けば行くほど、復興に役立っている、だから堂々と遊びに行ける。頭のいい政治家や官僚の方々、税について全く詳しくない自分が言うのもなんですが、そんな画期的な方法を考え出してください。

01:44 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年4月19日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 4月10日(土)と11日(日)、また東北の方に行ってきたのですが、土曜日に亘理町、山元町、日曜日には石巻の河南町にある避難所に物資などを運ばせて頂きました。亘理町も山元町も本当に風光明媚ないいところなんですが、沿岸部は壊滅的な状況でした。でも避難所の方々にはとても明るく迎えて頂きました。子どもたちも大勢いたのですが、避難所では子どもたちの笑顔が本当に救いになると感じました。そんな子どもたちに喜んでもらえればと、オモチャや文具を持っていったのですが、心中を察するとどんな言葉をかけたらよいのかと自分の無力さを感じずにはいられません。

 今、いろんな人がいろんなやり方で支援していますが、自分に今、何ができるかということをいつも考えています。また支援活動をしている中で知り合った方も多くいて、そんな人たちのつながりから見えてくることもありまして、ネットワークの重要性も感じています。これからも自分のやるべきことを見つけていきたいと思っています。先ほど、無力感を感じると書きましたが、我々は決して無力ではありません。微力なんだと思います。その微力でもいっぱい集まれば、大きな力に変わっていきます。それにしてもどの避難所に行っても感じるのは被災者の方々の頑張りです。特に中学生や高校生からしっかりした意見を聞くと、逆にこちらが勇気づけられ、希望が見えてきます。

そんな中、東北に拠点を置く楽天ゴールデンイーグルスが2連勝で、シーズン開幕を飾ってくれたのはうれしいニュースでした。僕は全試合をチェックするほどの大ファンなんですが、今年は正直、野球どころじゃないなと思っていたんですが、やはり始まると、避難所でもテレビのあるところでは皆さん、応援しているということで、スポーツの力は大きいんだなと思うところです。2戦目は仕事場も近かったので、見に行ったのですが、見事な勝利を収めてくれ、涙ぐんでしまいました。それぞれのポジションで、被災地のことを思いながら、頑張るというのも大事なことなんだと思っています。

12:28 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年4月11日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 桜の季節ですけれども、このような気分で桜を見ることになるとは1年前には考えもしませんでした。それでも桜は綺麗で、逆に切ない気持になったりもしますが、とにかく前向きに頑張っていこうと思っています。宮城出身の私としては、微力ながら復興支援活動をしていますが、そのひとつである「日、出づるところへ」というライブイベントを4月3日に行いました。節電ということで、全ての照明、PAなどを抑えて行いました。どんなものになるかと思いましたが、大勢の方にお越し頂き、大盛況となりました。空調もそんなに点けていなかったので、お客さんにとってはかなり暑く感じたことと思いますが、アーチストの皆さんも本当に、一曲一曲、魂をこめて演奏し、お笑い芸人も大いにその場を盛り上げ、みんなを明るい気持ちにさせてくれました。またサプライズゲストにも来てもらいました。そしてUSTRAEMで生中継もさせて頂いたのですが、そちらでもたくさんの方に見て頂き、多くの反響を頂戴しました。中には被災地の方で見ているという方もいらして、良かったという声も寄せられました。そして会場に行けないけれど、チケット代を義援金にしたいという方もいらして、義援金もかなり集まりました。

もちろん、今回のイベントは1回で終わるものではなく、今後、ずっと支援を続けていくという決起集会のようなものだったので、形は変えても、微力でも続けていきたいと思っています。

そしてみやぎびっきの会、このブログでも度々、話題にさせて頂いています。今年のイベントは中止になってしまいましたが、その集まりで“びっきこども基金”というものを立ち上げました。震災で親御さんを亡くしたお子さんたちの支援等々のための基金です。詳しくはHPに載っていますので、皆さまにご協力頂ければと思っています。いろいろな支援のやり方があると思いますが、私個人としては、子ども番組の司会や、アニメの声優をの仕事をやってきたので、最初に子どもたちの応援をしたいと思っています。とにかく日本が一丸となって支援をしていかないと、復興はなかなか難しい状況だと思います。どうか皆さん、よろしくお願い致します。

http://bikkinokai.net/#kikin

12:59 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年3月28日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 大震災から2週間以上が経過しました。復興の兆しが見えているところもある一方、被害の拡大が更に拡大しているところもあります。また避難生活が苛酷な状況になっているという話も聞いています。地元にいる友達からもいろんな話を聞けるようになってきたのですが、心の傷はあるけども、少しずつ日常に戻りつつある、と元気な声を聞かせてくれる人もいれば、まだまだという人もあり、かなりバラバラな状況が続いています。

 今、誰もが自分にできることと問いかけ、実行に移している時だと思います。節電と募金以外に何ができるのか、皆さん、お考えだと思いますが、自分に与えられた仕事をきっちりとこなすというのも大事なことなので、自分も被災地のためにできることをやりながら、仕事も続けています。支援のイベントやライブなどはやろうと思っていても、節電のために控えている方も多いようです。そんな中ではありますが、自分は下北沢GARDENというところで4月3日(日)16“~東日本大震災被災地支援イベント~「日、出づるところへ」”を行います。それは一つのところにみんなを集めることで、各家庭の電力を節電、更にイベント自体も極力電気を使わない方向で行えるものを考えています。チャリティにもなるし、節電にもなるというものです。ミュージシャンの坂本サトルさんと、私、山寺宏一が、発起人になって行います。4月3日(日)16時からですので、大勢の方にお集まり頂ければと思います。とにかく復興支援というのは長く続けなければ意味がないことだと思いますので、被災地の方々が日常の生活を送れるようになるまで、こうした活動を続けていくつもりです。どうぞよろしくお願い致します。

http://www.sakamotosatoru.com/

02:15 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年3月20日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 東北地方太平洋沖地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。そしてお亡くなりになられた方々には、心からお悔み申し上げます。私も宮城県出身です。生まれ育ち、青春時代を過ごしてきた愛する街が、変わり果てた姿になり、大変ショックを受けています。まだまだ被災地で不自由な生活を強いられている方々がたくさんいらっしゃいます。我々にできることは少しずつでもやっていこうと思いますし、復興までには長い時間がかかると思いますが、僕はずっと支援を続けていきます。今こそ、みんなが力を合わせる時だと思いますし、将来、100年、200年後に、よくぞこの震災を乗りきったと言われるくらい、頑張らねばならない時にいるのだと考えます。

 僕が宮城出身ということで、最近始めたツイッターの方でも、心配のメッセージが寄せられまして、本当にありがとうございます。そして被災地の方からも頑張っていますというメッセージも送られてきました。

 今できることから力を合わせて復興に向けて頑張りましょう。

08:03 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年3月 4日 (金)

山寺宏一より今週の一言

今週は何と言ってもアカデミー賞の話題ですね。番組でも取り上げましたが、受賞した皆さんの喜びの表し方が本当に様々で面白いです。照れ気味に粛々としていたコリン・ファース、感謝の涙だったナタリー・ポートマン、どちらも喜びが画面のこちら側まで伝わってきました。アカデミー賞は本当の意味での人間ドラマだなあ、と改めて思った次第です。 さて、以前にもこの場をお借りしてお知らせしておりますが、開催日も近づいてきましたので再度の告知をお許し下さい。三月十九日、宮城県の仙台サンプラザで開かれる「みやぎびっきの会」のコンサート、題して「Dream Chain 2011~子供たちに夢を~」。毎年恒例のチャリティー・コンサートです。「子供たちにもっと音楽に親しんでもらうため、小中学校の吹奏楽部に、楽器のリペア費用を援助しよう」との主旨で始まったコンサート。回を重ねて今年で六回目となり、私も二回目から参加させていただいてます。出演はさとう宗幸さん、中村雅俊さん、稲垣潤一さん、小川もこさん、かの香織さん、小柴大造さん、遊佐未森さん、そして私、山寺宏一。さらに今年はゲストとして、いま大人気のお二人、地元のスターでもあるサンドウィッチマンも参加してくれます。コンサートの内容もソロありコラボレーションあり、さらにお芝居もあるという、 ここでしか見ることのできない、そして聴くことのできないコンサートです。お近くの方は是非、足をお運びいただきたいと思います。また遠方でお越しいただけない方も、仙台の近辺にお友達や御家族がいらっしゃれば、お声をかけていただければ幸いです。本当にこのメンバーが一堂に会するなんて、この会場でしか見られないと思います。残念ながらWOWOWでの中継もなさそうですので…(笑)でもこの先ずっと続けていけば、いつかWOWOWで中継される日が来るかも知れない、そんな夢を描きつつ頑張っております。三月十九日の土曜日、16時45分の開演です。詳細は「びっきの会」で検索していただけばホームページがありますので、是非御覧になって下さい。一人でも多くの皆様にお会いできることを、楽しみにしております。

http://bikkinokai.net/

08:03 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2011年2月27日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 先週の日曜日、大阪城ホールでSDD、 “STOP! DRUNK DRIVING PROJECT”という意味なんですが、まあ飲酒運転撲滅運動ですね。そのイベントがありまして、僕は子どもサミットで、子どもたちが飲酒運転撲滅のためのメッセージを考えるイベントに参加しました。全国から選ばれた子どもたちが会議をして、それを見届ける役だったんですが、子どもたちの意見が非常に活発で良かったです。まだハンドルを握ったこともない子どもたちが飲酒運転について語り合う様子は、飲酒運転をやっている人間がいることを考えると、大人として恥ずかしくすら思ってしまいました。飲酒運転は未だに無くなってはいません。自分がやらないのはもちろん、周囲にさせることもあってはなりません。噂でもやっている人がいたら、ムキになって怒ってもいいと思いました。ライブの方もものすごく盛り上がって、1万人の観衆を前に子どもの紹介などをやりましたが、皆さん、実に温かく迎えてくださり、うれしかったです。途中からは観客として見ていましたが、音楽の力も凄く感じられました。最後は参加していたアーティストの皆さんが“ヒール・ザ・ワールド”を大合唱しまして、本当に感動しました。飲酒運転はみんながその気になれば無くせるものです。この活動の影響もあって、大阪は交通事故のワースト1から脱することもできました。この調子で日本中から飲酒運転を完全に無くしたいと強く感じています。何の関係もない被害者を生まずに済むので、是非とも皆さんには強く意識してもらいたいですね。

http://fmosaka.net/sdd/index.html

それとアカデミー賞、一体どうなるのか楽しみですけども、3月5日に放送されます『桑田佳祐「MUSICMAN」スペシャル』にも大変期待しております。“復活おめでとう”というより、“復活ありがとう”と日本中が思っていることと思いますが、日本の音楽界の宝である桑田さんの渾身のニューアルバム、すでに聞いていますが、番組ではここでしか観られない映像があると耳にし、これはもう絶対チェックして永久保存版にしなければと思っています。皆さんもアカデミー賞と共に、ぜひお忘れなく!

04:16 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年2月20日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 先日、久しぶりに家電量販店に電球を買いに行ってきました。最近は家電タレントや家電芸人が流行りで、テレビでもよく見かけます。私も、以前は「家電のことなら負けないぞ!」と思っていた時期もあったのですが、ここのところ全然行ってなくて、あっという間に取り残された感じです。でもせっかく行ったので、電球だけを買って帰るはずもなく、いろいろ見てきました。まず電球ですが、LEDにするか、それとも普通の電球にするかで、散々悩みまして、結局、普通の電球を買うことにしました。

その次はテレビですね。具体的に買い替える気はないのですが、当番組の飯塚ディレクターから3Dテレビの楽しさを聞いていることもあって、気になっていました。以前、パナソニックの3Dビエラを発売直前に見せてもらう機会があったのですが、今や全メーカーが3Dに対応していて、3D映像を視聴できるようになっています。もう本当に楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。サイズも、液晶やプラズマなどいろいろ見たのですが、どれがいいのかさっぱり分かりませんでした()。メーカーによって流しているプロモーション映像が異なっているのも影響しているかもしれませんね。いっそ、同じ映像を流してみるというのはどうなんでしょう?頼めばやってくれるかもしれませんけど。コーナーもメーカー別になっていますが、できればサイズごとに並べてくれると違いが分かりやすいと思いました。スペースも問題かと思いますが。

 他にも加湿機能付き空気清浄機なども見て回ったのですが、やっぱり家電量販店は楽しいところです。また時間のある時に、休憩や食事を挟んで、ゆっくりと見に行きたいなと思いました。

07:56 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年2月13日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 3月19日に、毎年やっている宮城びっきの会という催しがあります。宮城県にゆかりのあるミュージシャンなどで作っているユニットのコンサートで、ドリームチェーンというのが今年もあるんですが、仙台でやりますので、お近くの方は是非お越し頂けると嬉しく思います。

 その前にプレイベントとして、東京でびっきの会のメンバー数人が、宮城県出身の方をメインの対象として、宮城話で盛り上がると言うトークイベント『宮城を話そう!びっきトークLIVE』を行うことになりました。これが3月3日、木曜日、19時からお台場東京カルチャーセンターで開催されます。チケットは以下のアドレスのみで買うことができますので、是非アクセスしてください。

http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_110201203383_1.htm

会場は100人ちょっとの小さいところですので、かなり近い感じで語り合えると思います。もちろん宮城県以外の方も大歓迎です。宮城や、出演者に興味があれば、是非参加してもらいたいと思っています。こういったイベントが東京で行われることは滅多にないと思いますので、宮城の方々には大集合してもらいたく思います。ふるさと話に花を咲かせましょう。参加するのは稲垣潤一さん、小柴大造さん、小川もこさん、かの香織さん、そして私となっています。

映画の話では『白夜行』が大ヒット絶賛公開中ですが、『洋菓子店コアンドル』が第26回サンタバーバラ国際映画祭のアジア映画コンペ部門<EAST MEETS WEST>で最高賞であるイースト・ミーツ・ウエスト賞に輝いたというニュースを見て、あれ?どちらも深川栄洋監督ではないかと気付きました。以前、WOWOWでも放送されました『60歳のラブレター』も高評価を受けた素晴らしい作品でしたが、考えてみれば、私、2004年に深川監督の『自転少年』という短編映画に出演させて頂いておりました。若くて、物腰の柔らかい、いい青年という感じでしたが、いまや、世界が注目する若手監督のホープとなり、その活躍ぶりにスゴイなと驚いております。『自転少年』がミニシアターで公開された際には、二人でトークショーも行いましたが、非常に思い出に残っています。それ以来、お会いはしていませんが、今度、撮影に入る作品では、きっと再会できないかと声がかかることを期待しています。『洋菓子店コアンドル』に出演している蒼井優ちゃんとも、中学生の頃、朝の番組を一緒にしていました。彼女も、映画界になくてはならない女優に成長しております。いろんな若い方が大きく羽ばたいていくのを見るのは、とてもうれしく、自分も頑張らねばと励みになります。深川監督のご活躍にも注目していきたいと思っています!

10:55 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年2月 6日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 私、パソコンにものすごく疎くて、持ってはいるんですが、トラブルが起きてしまうとどう対処していいかも分からず、今はネットにすらつながっていない状態になっています。セキュリティソフトの関係でうまくいかないようなんですが、どうにもなりません。そこでGALAXY Tabというスマートフォンの大きめのもの、iPadの半分のサイズなんですが、それを使っています。パソコンが今、そんな状態なので、GALAXY Tabが大活躍しております。まず立ち上がりが早い、持ち運びも便利です。そして何と言っても音声入力で何でも調べられると言うのが助かります。自分にとって、もう夢のような商品です。楽しくて手放すことができません。ちょっと分からない事があると、もう調べまくっています。マップで航空写真も見れるので、実家の様子や、居酒屋の場所も、スタジオのトイレやナスカの地上絵まで、何でも簡単に見ることができます。あとはくだらない言葉を言ったら何が出てくるかとかやって遊んでいます。この前も声優の後輩の名前の後に“オナラ”と付けてみたりしました。楽しいし、便利です。そうなると便利な物が当たり前に感じてきてしまいます。でも実際はいろんな人のお陰でそうなっている訳なんですよね。機器やアプリを開発した人はもちろん、ネット環境も大勢の人によって成り立っています。だから自分も“人のため、頑張らなければいけないかな”と感じています。“かな”を付けてしまうところに自分の意志の弱さを感じてしまいますが…。でもGALAXY Tabほどの活躍はできませんが、できることから頑張らせてもらいたいと思います!

10:28 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年1月31日 (月)

山寺宏一より今週の一言

   風邪やインフルエンザが流行っていますが、皆さん、大丈夫ですか?自分もちょっと怪しいかな?と思うことがあったので、かかりつけの病院に行ったのですが、熱を測ったら35.7度しかなかったです。平熱よりも低いのではないかと思える体温で、何ともなかったのですが、ちょっと喉に軽く炎症があるとのことで、お薬を頂いて対処しています。恐らく、先週イベントがあったので。それの疲れによる声枯れではないかと思いました。いずれにしろインフルエンザが猛威をふるっているので、お気を付け下さい。

 僕は喉に関しては温かい物、そしてのど飴もなめていますし、うがい薬も常に持ち歩いています。手の消毒もジェルとスプレーの二つを携帯するくらいです。予防用にマスクもしているので、これでひいてしまったら、仕方ないと思えるくらいやっています。

 街を歩くとバーゲンセールもファイナルとか出てしまして、どうしてもセールという言葉に弱く、ファイナルなんて付くと「なんか買わなきゃ」と余計焦ってしまいます。家にはダンシャリしなければならない服がまだまだあるのに。そこで買ってしまったのが、ベルクロのスニーカーで、前から欲しかったものです。インソール、つまり中敷きですね、それが異様に盛り上がっているのがあったんで、選びました。一見、普通のスニーカーですが、サンダル感覚で履くことができます。かかとはちょっとあるだけなんですね。中敷きは、靴の形を整えるだけのものかと思ったら、そのまま履くとのことなんです。履いてみると、女性のヒールのようで、4~5センチくらい、視点が高くなります。それで尚且つ、これが脱げそうで脱げないんです。そのインソールを外すと、普通のスニーカーとして履くこともできます。歩きづらいと言えば、確かにそうなんですが、ちょっと太ももに来る負担が、つま先立ちのような感じで、普通の移動が運動にもなっているような気がします。もう一足、色違いでも購入してしまいました。こんな商品があったのか!と感動気味に知り合いの女性キャストに話したら、「女性向けならどこにでもありますよ」と言われてしまいました。まあ男性向けの商品としては珍しいと思うんですけど。運動不足の私にとっては履いているだけで運動になるという、一石二鳥の買い物ができ、大満足できました。一週間後に、履き続けられているかは分かりませんが。今回はそんな買い物をした話でした。

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06:18 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年1月21日 (金)

山寺宏一より今週の一言

寒い日が続いていますが、皆さん、体調の方はいかがでしょうか?このところ全く雨が降りません。でもウチは東側を向いているものですから、毎日、朝日を浴びて、気持ちよく一日を始められています。でも乾燥するとインフルエンザも流行るそうなので、手洗いとうがいは欠かさないように気を付けてください。

 さて、ついに日本でも『グリーン・ホーネット』が公開となりますが、私、日本語吹替版でセス・ローゲンの声をやらせてもらっています。一体これは、どんな映画だろうと想像を張り巡らしている方も多いと思いますが、いや~、最高に面白い映画です!ギャグあり、痛快アクションあり、そして感動ありの非常に楽しいエンターテインメント作品になっています。実は、僕は3Dでは見ていないので、公開が始まるのと同時に行くつもりでいますが、3Dで見たら、面白さ倍増だと思います。カトー役のジェイ・チョウもいい味を出していますし、あのセス・ローゲンが果たしてヒーローになれるのか?というところも実にうまく乗り切っています。映画の冒頭では、ひどい男なんです。性格も歪んでいて、ちょっと共感もできなくはないのですが、本当にイヤな奴なんです。それがどう変わっていくのか。一風変わった作品になっていますので、見れば絶対ご満足頂けると確信しています。メカもカッコよく、アニメ好きな方にもグッとくる場面がいくつかあります。

 それと前回、『HYPNAGOGIA[ヒプナゴギア]』の話をさせて頂きましたが、同じ3月には毎年やっている、『みやぎびっきの会』という、宮城県にゆかりのあるアーティストで作っているユニットによるチャリティコンサートが行われます。今年は3月19日土曜日、仙台サンプラザホールに開催されます。こちらもチケット絶賛発売中ですので、お近くの方は是非、お越し頂ければと思っています。今回も各アーティストの方のコラボレーションもありますし、楽しいお芝居のコーナーもあります。どうかよろしくお願い致します!

http://bikkinokai.net/index0.html

07:09 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年1月16日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今週はオスカー有力候補ということで、ナタリー・ポートマンの『ブラック・スワン』が4位にランクインしていました。ナタリー・ポートマンと言えば、やはり『レオン』です。最近、諸事情がありまして、何度も見ているのですが、全く飽きることがありませんね。実は現在発売中のブルーレイには自分がゲイリー・オールドマンを演じている日本語吹替版が収録されていて、そのバージョンでも見直しているのですが、本当に完璧な映画と言っても過言ではないと思っています。全カットが名場面と言うべき、素晴らしい映画です。クライマックス、換気口から逃がそうとするレオンと言い合って、泣きじゃくる場面のナタリー・ポートマン、凄すぎます。その前のレオンの心を開くためにマリリン・モンロー、マドンナ、チャップリンを演じるシーンだけでも才能を感じさせてくれます。そんな少女時代から名演を披露してきたナタリー・ポートマンがついにオスカー獲得かと言われている『ブラック・スワン』、早く見たいと思いました。

 それと『ゴッドファーザー』も見る機会がありまして、こちらもどこを切り取っても素晴らしい作品です。実は昔、『ゴッドファーザー・サガ』という時系列に編集し直したバージョンで、アル・パチーノ演じるマイケルの吹替えをしまして、見直すのが怖いくらい強烈な記憶があります。やっぱり緊張感がすごくあって、特にマイケルが初めて人を殺す場面の迫力は何度見てもドキドキしてしまいます。名作はどこを見ても、何度見ても古びないものです。今年もそういう素晴らしい作品に出会い、また吹替えもやっていきたいと思いました。

 それとひとつお知らせがあります。3月12日(土)と13日(日)に、以前もやったことがあるのですが、『HYPNAGOGIA[ヒプナゴギア]』という音楽朗読劇をやります。夢の中に女性が出てきて、そこから抜けられなくなった男と、彼を助けようとする医者の物語です。前回とは台本もリニューアルし、新しい作品になっていると思います。出演は落語家の柳家家禄さん、新たに参加した林原めぐみさん、ヒューマンビートボックスのMalさん、ピアニストの稲本響さん、そして私となっています。コンサートのようで朗読劇でもあるこの舞台、詳しくはホームページをご覧ください。

http://www.hypnagogia.jp/#menu

前売券も発売中ですので、何卒よろしくお願い致します。

12:30 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2011年1月 8日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 明けましておめでとうございます。2011年がスタートしました。年末年始は、いつもなら実家のある宮城県に帰っているのですが、今年は両親が上京してこちらで正月を迎えました。姉夫婦の家で年を越したのですが、そこから見た富士山がとても綺麗で、思わずケータイで撮ってしまいました。その後は、東京タワーの辺りに用事があって行ったので、そこでも2011年とイルミネーションが点いたのを真下から撮影してしまいました。どちらも素敵な感じに撮れたので、今年はいい年になりそうな予感がしました。何かそういったことがうれしく感じられるって、いいと思いませんか?僕のお正月はそんな感じでした。

 今年のモットーとしては、すぐに座らないということにしました。家に帰るとすぐソファーに座ってしまうのですが、そこでテレビとか見始めてしまうと、何もせず一歩も動かなくなってしまうので、帰宅したら、とにかく座る前にいろいろ片づけるようにしたいと思っています。前に片づけガイドの「断捨離」という本を買い、年末年始は片づけに勤しんでいました。そこそこ片付いたので、今度はそれを維持できるように頑張りたいと思っています。そのためにも帰ったら、すぐ座らず、とにかくやるべきことを先にやるようにしたいと思っています。それを1年心がけるようにしたいと思いました。

 今年もたくさんの楽しい情報をお届けしますので、是非、この番組をご愛顧ください。よろしくお願い致します。

11:02 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2010年12月17日 (金)

山寺宏一より今週の一言

 ちょっと前になりますが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の25周年を記念したブルーレイBOXが発売になりました。こちらのBOXには、私が以前、マイケル・J・フォックスの声を担当した日本語吹替版が収録されています。テレビで流れた三ツ矢雄二さんのバージョンも入っているので、選んで楽しめるようになっている豪華仕様となっています。私、改めて第1作から全部見てみたんですが、若い時の吹替えなので反省すべき点がいっぱいありますけども、それでも非常に面白いですね。またブルーレイの美しい映像で見られるなんて、夢のようにも思えました。色褪せないとはこのことで、あれだけ何度も見ているのに、新しいことや忘れていたことに気付いたりもしましたね。これこそエンターテインメントです。これほどの作品に関われたという喜びを実感しています!何でも2010年内の期間限定仕様とのことなので、品切れになる前に、是非ともゲットして頂きたいブルーレイだと思っています!

 ブルーレイと言えば、『Disney’s クリスマス・キャロル』。公開から1年を経て、ようやくブルーレイ&DVDがリリースされました。これはクリスマス・プレゼントにいいと思いますよ。意外と劇場で見逃したという方も多いはずです。3Dでもリリースされてはいますが、2Dで見ても十分に素晴らしい出来です。個人的にはジム・キャリーつながりで、『グリンチ』とセットで、贈ってもいいのではと思っています。世界中のどの方にプレゼントしても喜ばれる映画だと確信しています。

 さあ、そして今週末から『シュレックフォーエバー』の公開が始まります。これでシュレックもラストになります。初日には舞台挨拶もありますが、先日、卒業イベントなるものも行いました。新聞等では、私がいないように見えたかもしれませんが、ちゃんとその場にいました!何度も言わせてもらっていますが、これこそ3Dで見るべき作品なので、是非とも3Dで上映中の劇場で、家族そろって楽しんでもらいたく思います。映画館で、お待ちしております!

09:16 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年12月 5日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 この時期は、風邪をひかないよう、ものすごく気を付けているのですが、それでもひいちゃう時ってあるんですね。まだ初期症状なんですけども、ちょっと喉の方が痛くなってしまいました。いつもたくさんうがいをしますし、乾燥しないよう部屋の加湿もしています。のど飴も、これぞと呼べるものをしょっちゅうなめています。アロマの風邪予防のスプレーなんてものまで持ち歩いています。マスクもして、気を付けているのですが、それでも来ちゃう時は来ちゃうんです。まあでも、早めに医者に行ったので、すでに収まりつつあります。予防と早めの処置、これが一番でございますね。あとしっかり睡眠を取ること。これも大切です。皆さんも風邪には気を付けてください。

今週はアーティストのKさんの武道館ライブに行ってきました。Kさんは兵役のために、2年間、韓国へ帰る訳ですが、その前に日本のファンのためにコンサートを開いてくれたのですが、もう感動的でしたね。ピアノも歌も素晴らしいし、トークも面白い。わずか5年前に日本に来たとは思えない感じですごかったです。アジアのビリー・ジョエルといった雰囲気もあります。ベストアルバムも出たばかりですので、皆さんも聞いてみてはいかがでしょう。

04:58 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年11月29日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 先日、50歳になる友人のサプライズ・パーティがありまして、5060人は集まりましたでしょうか?その方は10年以上前にアメリカから日本に来て、ずっと日本で仕事をしているんですが、本当にたくさんの仲間がいて素晴らしいパーティになりました。本人も驚いてくれて、本当の意味でサプライズ・パーティにすることができました。まあその彼が当然英語を話す人ですから、その場には英語を話す人も半分くらい、いたんです。皆さん、長いこと日本で暮らしているので、日本語は大丈夫なんですが、当然英語での会話も多いんです。そして主役へのプレゼントとしてビートルズのパロディソングが延々、歌われたのですが、英語が分かる人には相当面白かったようで、皆さん、ゲラゲラ笑っていました。でも英語が苦手な私は愛想笑いしかできず、ちょっと辛かったですね。

今までにも何度、英会話を習おうと思ったことか。私もまとめて休みを取れるのは、年末年始くらいなものですから、海外旅行に行きたいな、なんて思うこともあります。気軽にポンと行けばいいのでしょうが、「英語がしゃべれないから…」と重い腰をなかなか上げることができません。私が海外旅行をイメージする時に思い浮かぶのが、まず言葉、そしてチップ、為替なんですが、これを考えるとどうにも面倒に感じてしまうので、「今年も国内旅行かな…」とつい思ってしまう訳です。もし行った場合、おみやげは期待もされていないので、買わなくてもいいのでしょうけど、問題はチップです。私、数学というか、算数も英語に劣らず苦手で、支払いの何パーセントなんて簡単な計算もすぐできなくて、すぐイヤになってしまうんです。いつか告白しようと思い、ズルズルとこの年まで来てしまいました。

英語って、やっぱり英語しか話せない人に習えばいいのでしょうか?友人には何人かアメリカ人の方もいるのですが、どうしたらいいものか?来年の目標にしようか、考え中です。英会話以外にも、習いたいことはあります。おととし、やろうとしてすぐ挫折したピアノ!中学生の頃から持ってはいるけど、一向に弾けないギター!何かの時に使えるんじゃないかと思っているヒップホップダンス!テレビ番組でやって以来、先生に「絶対に習いに行きますよ」と誓った社交ダンス!などなどやりたい事はいっぱいあるのに、今年もどれもやらずに終わりそうです。でもやりたいことがいっぱいあるのっていいことですよね。頑張らねば!と強く思った今日この頃です。

02:35 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2010年11月22日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今週は3位に『デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~』がランクインしていました。そのトッド・フィリップ監督の前作『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』をようやくブルーレイで見ることができました。熱烈なファンの支持で劇場公開され大ヒットもして、その時見たかったのですが、残念なことに見逃しておりました。ザック・ガリフィアナキスの活躍も非常に楽しめましたが、この名前、ナレーター的には非常に読みづらい名前でもあります。映画はものすごく面白かったので、監督と出演者3人のビジュアルコメンタリーというものが収録されていたので、それも見てしまいました。通常の音声解説に、映像も付いているものなのですが、映画であれだけおかしいザックが、実際はどんな人なのかが気になっていました。意外と気難しい人だったらどうしょう、なんて思っていたりもしたのですが、コメンタリーでもNG集でもすごく楽しそうな現場で、『デュー・デート』はもちろん、『ハングオーバー2』にも大いに期待してしまいました。まあ『ハングオーバー』自体は、最高に笑える映画なんですが、見てみると、一時公開中止になった理由も分からないではないと思えましたけどね。

 それと1位はドリームワークスの“MEGAMIND”ということで2週連続の大ヒットになっていますが、日本での公開は見送られてしまったと聞き、残念に思っています。僕も何度も吹替えをやらせてもらっているウィル・フェレルとブラッド・ピットが主人公の声を務めているということで、本当に未公開になってしまって、DVDやブルーレイが発売されることがあったら、是非とも声をやらせてもらいたいものです。もちろんアニメだけでなく、実写作品でもどんどん吹替えをやりたいと思っていますので、関係各位の方がこのHPをご覧になっていましたら、是非お仕事を回してもらえればと思います。僕は映画の吹替えをすることが生き甲斐ですので、是非よろしくお願い致します!なんてこともアピールしたりして(笑)。

 それと先日、WOWOWを見ていたらディズニーの『ロジャー・ラビット』を吹替え版で放送していましたね。実は私、訳あってロジャーの役を3回ほど吹替えしたのですが、ものすごく記憶に残っている作品です。今でこそアニメと実写の合成なんて、いくらでも緻密にできますが、当時は奇跡的な作品で、今見ても楽しさに変わりがありませんでした。もう今では絶対出せないくらいのテンションで演じていますので、もしまた再放送されるようなことがありましたら、ぜひ見てもらいたいですね。でも最後に声優のクレジットは全く出なかったので、それだけは心残りです。映画の吹替え放送の時は、声優が誰だか知りたいファンもいると思うので、これは是非WOWOWにもご検討頂きたいものです。

10:07 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年11月14日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今週はお知らせがあります。124日から26日にかけて青山円形劇場で行われる舞台『ア・ラ・カルト2 ~役者と音楽のいるレストラン』に日替わりゲストで出演させて頂くこととなりました。実は昨年も出させて頂いたのですが、今回は18日と19日の土日に出演し、トーク、お芝居、歌を披露させてもらいます。高泉淳子さんが台本を書き、主演なさっていて、バイオリンで有名な中西俊博さんが音楽監督を務めているので、音楽とお芝居の不思議な融合を見ることができます。普通の舞台とはだいぶ違っていて、オシャレで素敵な、楽しい時間を過ごせるはずです。私の他にも相当ユニークな方々がゲストでたくさん出演なさるので、是非見に来て頂きたく思います。チケットも好評発売中となっています。

 そこで自分は物まねメドレーをやろうかと思っています。物まねについては、年に何度かチャレンジしていますけども、毎回、ネタに悩んでいます。そこでYouTUBEなんかを見ると、いろんな面白い方々がいて圧倒されます。今のお気に入りはミラクルひかるとマキタスポーツです。マキタスポーツさんは物まねというよりも、それらしい曲をオリジナルで作ってしまう方ですけども、どちらも本当に素晴らしい才能の持ち主だとはまっています。そういう映像を見ていると、「自分が物まねをするなんて」と自信がなくなってしまいのですが、舞台もあるので頑張って稽古しようと思っている毎日です。

03:21 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年11月 1日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 『怪盗グルーの月泥棒 3D』が公開となりました。何度も書かせてもらっていますが、ジェットコースタームービーとは、これという見本のような映画です。笑って泣けてハラハラするいい映画ですので、是非劇場に足を運んで頂ければと思っています。芦田愛菜ちゃんの吹替えも本当にカワイイですからね!

 それと急に激寒になりました。週末の東京は随分と雨が降っていましたが、風邪をひくのが怖いので、毎年いろんな対策を講じております。今年は遠赤外線で足湯のような効果が出る装置を狙っています。一回、実演販売をやっているところで試してみたのですが、とても気持ちがよかったので、今年は足を温めることを大事にしようかと思っています。でもその前に、風邪なんかひかない丈夫な体を作る事が大切なんでしょうが、この年になるとなかなか思い通りにはいきません。つい先日は「この秋は自転車に目覚めるぞ!」などと宣言しましたが、その後、寒い日が多いので一度も乗っていません。自転車に凝っている友人は「寒いくらいがちょうどいいんだ!体も熱くなるから」と言っていますが、怠け者の僕にはなかなかできることではないようです。もうちょっといい天気がくるとうれしいんですけどね。

10:56 午後 山寺宏一より今週の一言 |

番組ディレクターより今週の一言

 今年も東京国際映画祭が開催されました。自分も毎年、足を運ぶよう心がけているのですが、今年は残念ながら見たいと思った作品と自分のタイミングが合わず、たくさんの作品を見逃してしまいました。ロマン・ポランスキー監督の『ゴースト・ライター』やフィリップ・シーモア・ホフマンが監督・主演を果たした『ジャック、船に乗る』、イエジー・スコリモフスキ監督の『エッセンシャル・キリング』、番組でも紹介している『ウィンターズ・ボーン』などはどうしても見たいところでした。またブルース・リーに因んだ特集上映も集客があったようで、そちらもうれしいニュースでした。

 まあ『ゴースト・ライター』や『ウィンターズ・ボーン』は北米でブルーレイが出ているので、そちらで見るようにしようかと思っています。それにしても毎年残念に思うのが、この映画祭でグランプリを獲ったほとんどの映画が、その後一般公開されないこと。映画を紹介する仕事をしている身としては、紹介しても見る事ができない映画の場合、かなりストレスが溜まります。話を聞いて面白そうと思った人にも同様の意見をお持ちの方がいらっしゃるのではないでしょうか?せっかく映画業界がお金を出し合って、映画祭を開いているのですから、せめてグランプリ作品くらいは、公開するようもうちょっと頑張ってもらいたいところです。

 あと新藤兼人監督の引退宣言も残念なニュースでした。さすがに98歳というお年なので、無理はないかと思いますが、まだまだご活躍してほしい存在ではありました。もしかして新作の『一枚のハガキ』の興業成績によっては気が変わることもあるかもしれませんから、公開時には是非とも皆さんで映画館に足を運んで、監督を元気づけたいものです。(飯塚克味)

07:02 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年10月23日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 暑くもなく寒くもない日が続いていますが、いい季節なのでなるべく歩くようにしています。最低でも1日5000歩、多い日は1万歩くらいは歩いているのですが、体重を測ってみたら、意外と減っていませんでした。先日、ジムで3年ぶりに、いろんな測定をしてみたところ、体脂肪などが確実に増えていた事が分かりました。全体の筋肉バランスなど、悪くはないのですが、「腹部に脂肪が付いているようですね」と言われ、「もう見た目がそうですから」と答えるしかありませんでした。それを何とかしましょうとなり、久々にトレーナーの方に付いてもらい、マシーンでトレーニングをしたんですが、頑張りすぎて体調を崩し気味になってしまったので、無理はよくないと思いました。慣れてくるともっといいんでしょうけど、それで辞めてしまうんで、今回こそきちんと続けようと思っています。

 実はここ数カ月、いろんなトレーニンググッズを買い込んでいます。特にラクして体を鍛えるグッズに手を出しています。本当は100万円くらいするはずの、立ったまま乗って、高速で上下に振動する機器の安い版だったり、いろんな個所を鍛える事が出来るゴムロープ、笛のような肺活量を上げる器具などなど。こんな説明で分かってもらえるか不安ですが、手当たりしだいネットで買っています。でもどれもほったらかしになってしまっているので、やっぱりジムに行って、しっかりトレーニングすべきなんだと思いました。あとは最近、自転車にはまっている友人が増えています。私もそこそこのクラスの自転車を2台持っていまして、最近、あまり乗っていないので、ちょっと遠乗りしてみようかと画策しています。この番組の収録にもきっと来週あたりから、自転車でスタジオにやってくることになるかと思います。天気が良ければですけども。とりあえず形から入って、続けてみたいと思っています。あと楽しいのと、成果がすぐ出ないと自分の場合、続けられないので、こうやって公言することで、やる気を出すつもりです。スポーツの秋でもありますしね。

 それと28日の東京国際映画祭で上映される『シュレック フォーエヴァー』。こちらの舞台挨拶に登場させてもらいますので、お時間のある方は、是非お越しいただければと思っています。3D上映で、藤原紀香さん、劇団ひとりさんもいらっしゃる予定です。

09:51 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年10月17日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 エンディングでも紹介しましたディズニーアニメの傑作『美女と野獣』、現在3Dで劇場公開中です。残念ながら私はまだ見ることができていないのですが、早く見たいと思っています。当時あの舞踏会のシーンは非常に画期的と言われていまして、自分もあのカメラワークとか驚きを禁じ得なかった訳ですけども、3Dでさらに凄くなっているようなので、大変楽しみです。私はディズニーのキャラクター、非常に数多く声を当てさせてもらっていますけども、その一番最初だったのが、この野獣の声だったんです。今でもよく覚えていることがありまして、野獣の声を多少加工すると聞いていたんですが、聞いてみるとほとんどしていません。もっと野獣っぽくできたのではないかとか、当時いろいろ悩んだ事を思い出しました。そういえば、最後に王子に戻った時の声が変だと、周囲の人から言われまくった事も思い出してしまいました。きっと今回、3Dで見直してもその印象は変わらないでしょう(笑)。野獣の声の方が知人たちにはよく聞こえたようで、王子に戻って「僕だよ!」って言うセリフが、その感じを出そうとし過ぎて、若造すぎるのではないかと言われてしまったんです。まあその時の収録がその後もずっと使われてきているので、よしとされているんだと思っていますが、映像を見るとついそんなことを思い出してしまいます。

 それと今回、ランキングに入っていた“YOU AGAIN”のVTRで、バックに70年代から80年代にかけて活躍したハートの「バラクーダ」という曲が流れていました。懐かしいですね。一生懸命、イントロ部分をギターで真似した事を思い出しました。ふと聞いてみたくなりました。映画では音楽も楽しみの一つなので、懐かしいヒット曲が使われていると、グッと来たりしてしまいます。皆さんはどんな音楽で心を動かされますか?

11:51 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年10月11日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 先週は『怪盗グルーの月泥棒 3D』の話をさせて頂きましたけど、本当に1029日の公開が楽しみでございます。今日はその予告編の仕事をしたので、そのお話なんですが、きっと日本中の少年たちがビックリするようなキャラクターと共演しているので、他の映画を見に行った時のお楽しみしてもらえればと思っています。

 その後、年末に公開される作品にも参加しておりまして、『シュレック フォーエヴァー』が控えております。4作目で、いよいよ最終章となっています。完成した作品を3Dで見てきたのですが、いや、本当に最高です!シュレック史上最高の出来だと言っても良いかと思っています。僕の周りには第1作が良かったという人もいますが、ラストが本当に素晴らしい事になっていまして、映像ももちろん、ストーリーも非常にうまくまとまっています。特に子供たちを連れてくるであろうお父さん方に見てもらいたいと感じました。もちろん全ての世代に楽しめる内容にはなっていますが、父親世代は号泣間違いなしとなっています。12月に公開ですが、その前に東京国際映画祭での上映も決まっています。機会のある方は、是非そちらでいち早くご覧下さい。第1作もこの映画祭で上映しましたが、その際はマイク・マイヤーズとキャメロン・ディアス、プロデューサーのジェフリー・カッツェンバーグが揃って来日し、私、日本側の声優キャストの皆さんと共にお会いして食事までしたことが昨日のことのように思い出されます。先日『ナイト&デイ』でキャメロンは来日しておりましたが、TVで見るとついその時のことを振り返ってしまいます。そんな思い出のある東京国際映画祭に『シュレックフォーエヴァー』が参加することを本当にうれしく思っているので、興味のある方は是非お越しください!

12:19 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2010年10月 3日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 めっきり秋らしくなってきました。皆さん体調の方はいかがでしょうか?ちょっと涼しくなってきたとはいえ、秋の谷間の晴れが大好きで、先日、ちょっと散歩しようという事で、13000歩も歩いたら、足が痛くなってしまいました。急にやったらいけませんよね。でもいい季節になってきました。もっとカラッと晴れてくれると尚いいんですけど。私の大切な趣味であるプロ野球も終盤を迎える頃ですが、今年も楽天イーグルスを応援してまいりました。でも早々とシーズン終了し、クライマックスシリーズに残ることができませんでした。ぶっちぎりの最下位ということですが、セ・リーグのチームと比べれば、そんなに成績が悪いという訳ではないんです。でも昨年が良かっただけにブラウン監督も解任という事になってしまい、次のシーズン、誰が監督になるかは現時点で未定です。誰になっても応援すると思いますが、毎日、録画した試合を見るのが日課になっていたので、シーズンが終わってしまうと、何をしようか迷ってしまいます。やらなきゃいけない事は部屋の片づけなどいくらでもあるんですが、秋の夜長や芸術の秋と申しますから、この時期は映画を楽しもうかと思っています。WOWOWでは魅力的な映画をたくさん放送していますし、今年の前半はあまり劇場に行けなかったものですから、映画三昧の秋にしようかと計画しています。

 そして今週のオンエアでは、『ウォール街』の続編である『ウォール・ストリート』が紹介されていました。かつて『ウォール街』でチャーリー・シーンの吹替えをやったので、続きも気になりますが、注目なのがヒロインを演じるキャリー・マリガン!見た記憶があるんだけど、誰だっけ?と一瞬思いましたが、『17歳の肖像』で今年のオスカーにノミネートされた新進気鋭の女優でした。『17歳の肖像』は見逃していたので、早く見なければと、今回の映像を見て強く思った次第です。脇役でもいろいろ出ているようなので、その他の作品もチェックしたくなってきました。久々にブレイクの予感です。何度もこのブログで、そう言ってはハズしてきましたが、今回こそ間違いありません。皆さんも、是非、キャリー・マリガンに注目してみてはいかがでしょう?

12:00 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年9月27日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 1029日に公開される『怪盗グルーの月泥棒 3D』!自分も参加しているので、先日試写を見てきたのですが、改めて楽しい作品だなと感じました。オシャレな感じもあり、毒もあり、ユーモアもあって、更に温かいニュアンスもあり、今までにない作品になっています。特に主人公のグルー!これまでのイメージではとても主役にならないであろうタイプのキャラで、これがとっても魅力的なので、是非ともご覧頂きたいと思います。主人公グルーの声は笑福亭鶴瓶師匠が見事に演じていますし、少女の声にはテレビや映画で大人気の芦田愛菜ちゃんが抜擢され、そちらも最高にキュートです。他のキャストも含め、日本語版、とてもいい出来になっていました。私の役は悪役でベクターという人物なのですが、メガネをかけていてちょっと雰囲気が似ています。そこら辺も楽しんでもらえるといいですね。

それとですね、テレビのデジタル化に従って、我が家に長年君臨していた21インチのテレビデオがさすがにもういらないだろうと思い、リサイクル業者に引き取ってもらおうということになりました。それで業者にマンションの下まで下ろしておくように言われたので、持ちあげようとした瞬間、手首が“グリッ”と不穏な音を発してしまいました。「あれ?これヤバいかな?大丈夫かな?」と不安になったのですが、右手首を小指方向にちょっとでも曲げると痛くなっていました。他の角度に関しては荷物を持とうが、何をしようが大丈夫なんですが、小指方向、つまり外側ですね。そちらにちょっとでも動かすと激痛が走り、苦しんでおります。整形外科に行ったところ、骨に異常はなかったのですが、2週間ぐらい固定するように言われまして、手首を固定するプロテクターを渡されました。湿布と併用しつつ使っているのですが、実は手首っていろんな方向に使っていた事を改めて思い知らされました。医者によると、一番複雑に稼働するのは手首だそうで、トイレに行く時なんて、大でも小でも外側に動いていたんですね。プロテクターを使っていると、相当不便なことがよく実感できます。でもこのプロテクターが結構オシャレで、まるでボーリングのプロが手に付けている手袋みたいに見えるんです。色も黒なんで、ファッションで付けているのではと勘違いされることもあります。寝る時もつけているんですが、一刻も早く治ってもらいたいと思っています。医者からはアルコールも控えるよう言われているのですが、その日から早速飲んでいるので、これからは節制しないといけませんね。

10:48 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2010年9月17日 (金)

山寺宏一より今週の一言

今年もしたコメの季節になりました。浅草と上野で毎年開催されているしたまちコメディ映画祭in台東ですが、今年も声優口演ライブをやらせてもらうことになりました。9月19日、日曜日の夜6時開場で、場所は上野恩賜公園 不忍池音楽堂です。自分の他に羽佐間道夫さん、中尾隆聖さん、関智一さんが出演の予定です。まだご覧になったことのない方もいらっしゃるかと思いますが、とても楽しいイベントですので、ぜひ大勢の方のご来場をお待ちしています!

 映画祭そのものはすでに木曜の夜から始まっていて、クレージーキャッツ特集やモンティ・パイソン特集、井上ひさしさんの追悼企画、新作映画のプレミア上映など、テンコ盛りです。近頃、笑っていないなという方は映画祭で大笑いしてもらえれば、自分としても最高にうれしく思います。

10:38 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年9月 6日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今回は、前回の収録前にアンラッキーなことが重なったので、そのことを少々グチりたいと思います。

 実はスタジオに向かう前、別の仕事で見なければいけないDVDや読まないといけない本があったので、それを探し回っていました。本は家にあるはずだったのですが、2時間探した結果、見つからなかったんです。何度も読んでいるはずなのに、見つけられず、結局本屋で探すことにしました。本は何とか見つけることができたのですが、ちょっとお腹の具合が悪くなり、トイレに行きたくなりました。大きな本屋さんだったのですが、どのフロアに行っても個室は使用中…。何とか地下まで降りて行き、トイレに入ろうと思ったら入り口に携帯で話している男の人がいまして、追い抜いてトイレに入ろうと思ったら、その人が目の前でトイレに入り、そのまま1つしかない個室に入られてしまいました!さすがにここまで来たらもう粘ろうと思い、待っていたらその人が出てきました。でもその瞬間、目がバッチリ合ってしまったんです。その人にすぐ入ると思われるのが何だか照れくさくなってしまい、小の方で用を足すふりをして、その人が手を洗って出ていったら、すぐさま個室にダッシュするつもりでいたんです。そうしたらその一瞬の隙を別な人に突かれてしまい、またもや個室に入れずじまい…まるでコントのような出来事ですが、もう我慢したままスタジオに向おうと決意し、駐車場に向ったのですが、あまりに広大な地下駐車場だったので、車を停めた場所が分からなくなってしまい、迷子になってしまいました。大汗をかきながら、必死に車を探し、何とかたどり着けたのですが、それだけでは終わりませんでした。近道をしようと思って、裏道を行ったら、何と工事中で通れない!結局いつもの道に遠回りをして戻ってくるはめになってしまいました。

 たくさんのアンラッキーが重なった訳ですが、よく考えてみると、元々は自分の生理整頓に対するだらしなさ、時間に余裕を持たない、水分を取り過ぎてお腹を壊してしまった、先週も同じ道を通って工事中なのは知っていたのに度忘れしてしまった、などなど全て自分の不注意であることが判明しました。全て自業自得だった訳です。これはさすがに悔い改めなければならないと思った今日この頃です。

12:58 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2010年8月29日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 イベントのお知らせです。有名なモンティ・パイソン!今年で結成40周年ということで、『日本モンティ・パイソン宣言』というファン・イベントが9月4日(土)から7日(火)まで、赤坂RED/THEATERで行われます。私も日替わりゲストで9月4日に出演させて頂くことになりました。メインのMCは松尾貴史さん。言わずと知れた“パイソニアン”であります。僕と同じ日には倉本美津留さんも登場します。世界中のコメディに影響を与えたと言われるモンティ・パイソンですが、知ったのは結構遅くて、田舎では『空飛ぶモンティ・パイソン』って放送していなかったんです。それで大学に入って、上京してから、芝居をやっている先輩から絶対に見た方がいいと言われ、『モンティ・パイソン・アンド・ナウ』というベスト盤のようなものの吹替え版を薦められました。自分は声優になるつもりでいたので、見たのですが、その面白さに愕然とした記憶があります。もうそのメンバーは尊敬する方々ばかりで、素晴らしいと感動しまくりでした。僕もこれまで25年頑張ってきましたけど、どうやっても追い付けません。今回、このイベントに参加するため、いろいろ見直しているのですが、本当にかないません。もちろん、元々のモンティ・パイソンの面白さはあるのですが、吹替えの妙っていうのは半端ではありません。イベントではそんな作品を見ながらトークするのですが、先輩たちに敬意を表したうえで、今の役者がやったらどうなるかってことで生瀬勝久さん、古田新太さん、ケラリーノ・サンドロビッチさんも登場されるので、ちょっと怖くもありますが、お祭りですので、来て楽しんで頂けたらと思います。

http://www.cubeinc.co.jp/stage/info/monpai.html

 それと今敏監督がお亡くなりになった知らせを聞き、大変驚いております。今監督の作品では『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』『パプリカ』と3作品連続でお世話になりました。訃報で知ったのですが、僕よりもお若いと聞いて信じられない気持ちです。どの作品も本当に素晴らしくて、これからの監督の活躍も楽しみと思っていましたし、もしまたご一緒できれば、本当にうれしいと思っていた矢先だったので、残念でなりません。日本のアニメ界にとっても大きな損失でしょう。心からご冥福をお祈りしたいと思います。

10:21 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年8月21日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 夏休みももうすぐ終わりという事ですが、皆さん、映画見ていますか?『劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク』と『それいけアンパンマン ブラックノーズと魔法の歌』もきっと見てくれたことと思っています。

 私が最近、劇場で見ましたのは『ヒックとドラゴン』。この番組のスタッフもみんなオススメと言っていたので、見なければと思っていたのですが、これが実に素晴らしい作品でした!正直言って、私、泣きました。この映画、『リロ&スティッチ』の監督さんが作っていますが、スティッチの声をオリジナルでやっている方なんですよね。私、日本語版でスティッチの声をやっているものですから、他人とは思えない感じなんですが、それにしても感動してしまいまして、ストーリーも映像も、全てが非常に良くできています。日本語吹替版で見たのですが、その出来も素晴らしかったです。実は2D版で見たのですが、考えてみれば3Dでやっているので、そちらも近々見に行こうかと思っています。それぐらい、心を揺り動かされましたね。

 それとWOWOWで先日放送されました、『JAZZ FILEクインシー・ジョーンズ 75歳記念コンサート』。放送している途中から見始めたのですが、こちらも何とも素晴らしいライブでした。ハービー・ハンコックやチャカ・カーンなども出演していました。私、ジャズにはそんなに詳しくはないのですが、リズム&ブルースだったり、ソウルだったり、あらゆるスターが大集合で、誰もが知っている方も大ベテランも大勢出ていましたし、圧巻でした。特にすごかったのがナチュラリー7。アカペラのグループで、元々CDはたくさん持っていたのですが、ライブの映像を見たことはなく、それを見ることができたのも大きな収穫でした。ヒューマンビートボックスから始まり、段々数が増えていく。コーラスもすごいけれど、それぞれがいろんな楽器の声もやるんです。アルバムに入っていた楽器の音も全部、人間の声だったことがわかり、映像の力を感じました。さすがにその場にいた大御所たちもみんなスタンディグオベーションしていました。録画もしていたので、何度も見直してはその都度、感動しています。僕も物まねで一人でいろんな声をやってみたことがあるのですが、もう一回、クオリティを上げてチャレンジしてみたいなと思ってしまいました。そしてこの番組、是非、もう一度再放送してもらいたいなと切に感じた次第です。

04:39 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年8月 8日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 前回、お話した映画のロケに行ってきました。栃木県のとある場所だったんですが、残念ながら詳細はまだ発表できません。先週、エグイ映画と書かせてもらいましたが、その言い方は失礼でしたね。スゴイ映画に修正したいと思います。その撮影で私、初めて血のりを浴びるという経験を致しました。僕の場合、ちょっとした出血のシーンやドキュメンタリーの手術シーンを見るのも、「あっ!」となってしまって、血の気が引いてしまうくらいなのですが、映画の現場でそういうシーンを見ていると、段々と楽しくなってきて、もっと血が出ないのかとさえ思ってしまいました。いい経験をさせてもらいました。それにしても普段、冷房の効いたスタジオで仕事しているものですから、たまにロケに行くと、いかに現場が苛酷なものかということを思い知りました。とにかく暑かったんです。スタッフの皆さんによると「他の現場に比べればかなり楽です」という話も聞け、もっと暑い現場は多いそうなのですが、その日は台詞や芝居の事を考えられなくなるくらい暑くてどうしようもなかったです。自分は本当にダメだなと、そしてスタッフの皆さんは本当に大変だなと思いました。逆に寒くてどうしようもない現場も多いでしょうから、映画屋の皆さんは本当にすごい苛酷な中、作品を作っていることがよく分かりました。この番組の収録時には、ちょっと暑いな、寒いな、と言っては空調の温度をわずかに上げたり下げたりしているものですから。もっと苦労して、強くならないといけないなと実感した次第です。体力もつけないといけませんが、6月に10キロマラソンを走って以来、何の運動もしていないことに気付きました。親しい友人が先日、富士山に登ったそうです。簡単に感化されやすい私は、「そうだ!一度も登ったことがない。登ろう」と思いました。でも話をよく聞くと、大変な事が分かり、どうしようかなと考えています。車で五合目までしか行った事がありません。父の実家は山梨です。しかも僕は昔から富士山が大好きです。いつか僕も登るぞと心に決めた、今日この頃でございました。

09:29 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年7月18日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 先週、『劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール 幻影のゾロアーク』と『それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌』が公開となりました。東京と大阪では『ポケモン』の舞台あいさつに参加させてもらいました。何と言っても今回、陣内孝則さんが子供たちから爆笑を取ってくれ、大変盛り上げてくれました。「こういう雰囲気の舞台あいさつは初めてでどうしたらいいか分からない」と言いながらも、、もう最高の内容でした。「自分のことだけ考えるような、そんな大人にはならないでください!」と言い放った後で、その日に放送される自分のドラマの宣伝をして、わざと突っ込まれていました(笑)。また「もしこの映画への参加の話がなかったら、参議院議員選挙に立候補していました」と選挙で盛り上がっている投票日前日に言うかと思えば、「この作品に出演するかどうかをタコに占ってもらいました」と時事ネタもこれ以上はないタイミングで披露していました。これには子供たちも大受けしていましたね。陣内さんは大阪にはいらっしゃらなかったので、その分、何か言おうと思って、サトシ役の松本梨香さんが、「ポケモンゲットだぜ!」と言った後、イカ焼きを差し入れてもらったので、「コナモンゲットだぜ」と言ったのですが、今ひとつ受けませんでした(笑)。でも東京では宮川大輔さん、大阪ではNON STYLEの二人にも応援に来て頂き、非常に楽しい舞台あいさつになりました。実は『ポケモン』では大阪の舞台あいさつは初めてだったんですが、お客さんがとても暖かくて、松本梨香さんが、「関西の人は斬るフリすると、斬られるフリをしてくれると聞いたんですけど、本当ですか?」と刀を振り下ろす仕草をしたら、会場にいる人たちがみんな「ウワー!」と斬られてくれたので、それも楽しませてもらいました。

 それと今週1位になっていました『怪盗グルーの月泥棒 3D』には実は私も参加していまして、グルーの敵になるオタクの悪役ベンダーの声を担当しています。公開は1029日とまだまだ先ですが、楽しみにお待ちいただければと思います。

02:00 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年7月12日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 予告編でナレーションをやらせてもらいました『告白』をずっと見たいと思っていたのですが、先日ようやく劇場に足を運ぶことができました。さすがに1位を取り続けていただけあって、前のめりで口をぽかんと開けたまま、あっという間に終わってしまい、衝撃を受けました。この映画、中学生の話なんですが、肝心の中学生がR-15指定で見られません。いろんな諸問題があり、見せた方がいいのではという賛否両論も乱れ飛んでいますが、中学生の皆さんはしばしお待ちいただき、該当年齢になったら、すぐにでも見てもらいたいと思いました。そしてこの映画、何と言ってもスゴイのが松たか子さんの演技!木村佳乃さんと生徒たちの演技も見事でしたけど、噂に聞いていたラストの“どっかーん”に圧倒されてしまいました。中島哲也監督の前作『パコと魔法の絵本』の大ファンの私としては、本当に中島監督の力ってスゴイなと思いました。

 さあ、そんな話をしている間に日本もサマームービーのシーズンになりまして、『劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク』と『それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌』が公開となりました。この夏は是非とも、映画館で映画を楽しんでください。『ポケモン』は今年もゲームとの連動もあります。先日、『ポケモン』の主題歌を担当しているスキマスイッチの皆さんとお会いする機会があったのですが、すごくいい方たちで、一度彼らの物まねをしたことがあるんですけど、ご本人たちからも「うれしいです!どんどんやってください」と言われて有頂天になっています。今回の主題歌もマスターしようと思っているのですが、なかなか難しいものです。でも子供たちはあっという間に覚えてしまうんでしょうね。そんな訳でスキマスイッチのファンの方も『ポケモン』に足を運んでもらいたいところです。私は『ポケモン』は13年連続で、『アンパンマン』は22年連続でやらせてもらっていますので、どうかよろしくお願い致します!

12:46 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2010年7月 4日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 前回、このブログで書いた腰が痛いのに、10キロマラソンに出るという話ですが、無事、出場できまして、たくさんの地元の方の応援もありまして、完走することができました。当日は痛むことも全くなく、ぎっくり腰もどきだったかと思われます。記録としてはそれほど早くもない62分くらいでしたが、全力を尽くして頑張らせて頂きました。次回は、計画を持ってトレーニングをして、臨みたいと思います。皆さんも急な運動にはご注意ください。

 さあ、そして7月になりまして、夏休み映画が本格的に公開となります。まずは710日公開の『劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク』。試写会と舞台挨拶を東京と大阪でやる予定ですので、観客の皆さんとお会いできるのを楽しみにしています。そして『それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌』も7月10日に公開となります。あとちょっと先ではありますが、10月に公開になります『怪盗グル―の月泥棒3D』という作品もあります。先日、ハリウッドのレッドカーペットに笑福亭鶴瓶さんと『告白』にも出ていた芦田愛菜ちゃんが登場しているのも結構報道されていたので、ご覧になった方もいるかもしれません。実は私、ドラマで見ていて芦田愛菜ちゃんの大ファンなんで、共演できるのが楽しみで仕方ありません。収録は別々かもしれませんが、きっとどこかでお会いできるはずですので、どんなに彼女の演技で感動したかをお伝えしたいと思っています。僕のことを知っていてくるとうれしいのですが。『ポケモン』でもそうなのですが、普段絶対お会いできることのない大スターの方や、きっと将来ビッグになるであろう才能を持っている子役の方とお会いできるというのも、この仕事ならではの楽しみだと思っています。また何か進展があれば、ここでお伝えしたいと思っています。

11:13 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年6月28日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 夜中にワールドカップを観て、寝不足の方も多いと思いますが、今回は健康のお話です。先週末、今年で3回目になりますが、千葉県で行われた富里スイカロードレースに参加してきました。10キロ走るマラソンなのですが、結果は次回にお伝えしますが、ここのところ全くトレーニングをしていないことに気づき、ジムのマシーンでしか走っていませんでした。そこで相当走り込まねばならない、と急に思い立って走り出しました。休み休み3040分程度走って、いい調子だなと自分で思っていたのですが、なんと翌朝、腰が立たなくなってしまいました。かつて椎間板ヘルニアで苦しみましたが、これが噂のギックリ腰か!と思い、初めての痛みにのたうちまわりました。その時はもう大変だとあせりましたが、時間が経って腰に矯正ベルトを巻いたり、薬を飲んでみたら痛みが和らいで、何とか良くはなりました。こんな状態でマラソンなんかしていいのか?という感じですが、とにかく準備体操と普段のストレッチは本当に大切なんだなと思いました。それから腹筋背筋が弱いからだと専門の方にも注意されました。とにかく急に何かを始めてはいけません。そこでこのブログに誓います!今度こそきちんとじっくりと体作りに取り組みます!元々それがやりたくてマラソンにも参加するようになったのですが()。あんまり突っ込むと、前の事は意味がなかったってことになってしまうので、この辺にしておきますが、痛みを取ってくれたスポーツマッサージのところはトレーニングもできるので、腹筋は何とか割れるように努力します。胸筋も付けます!といいつつ、実現した試しはありませんが…。なんてことを思っている今日この頃です。皆さんも健康にはお気を付けください。

09:46 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2010年6月19日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 先週に引き続き、自分が出演した映画の話題です。まずは浪川大輔第1回監督作品『ワンダフル ワールド』。先週、上映された際はトークショーにも参加してきまして、本当にたくさんの人が集まって頂き、ありがとうございました。僕は2回目のトークショーに参加してきたのですが、いろいろ話してみて改めて分かったのは、監督というのはどれだけ大変な仕事かということでした。浪川君は本当に頑張って、カット割りひとつ取っても、何日も何日も考えて、スタッフともさんざん打ち合わせして、入念に準備していたので、撮影はとてもスムーズに進んでいました。もちろん優秀なスタッフあってのことでもあります。本人は撮影よりも編集が大変だったと語っておりましたが、時間がいくらあっても足りなかったそうです。僕はそれを聞いて「スゴイなあ、オレは絶対にできない!」と確信しました()。まず面倒くさい!体がいくつあっても足りない。でもそれだけに完成した時の喜びや感動はひとしおなんでしょうね。僕も参加できて良かったです。まあ自分の演技がどうとか、反省点もありますけど、普段声優の仕事をしている俳優たちが大勢集まって、いい感じで頑張っています。土日に六本木で行われる上映はチケットが完売してしまったようですが、その後もいろんなところで上映すると思いますので、DVDも出るかと思いますが、お見逃しないように!

 それと『ルパンの奇厳城』ですが、先日、長野で撮影があり、行ってきました。長野の前は青森で撮影したのですが、どちらも本当に地元の方にお世話になり、エキストラをやってもらったり、撮影場所を提供してもらったり、地元マスコミの方々に取材もしてもらえ、大いに助けられました。映画というのは本当にいろんな方に助けてもらってできるものだと感じました。でも私が演じるルパンというのは「大丈夫?」「できるの?」と不安げな声をあちこちから寄せられていますが、何とか頑張っています。若手女優の岩田さゆりちゃんも出ずっぱりで、とても努力していますので、その様子も逐一ご報告していきたいと思っております。

 そんなこんなでどんな仕事もやはり体力が要る訳です。普段から気を付けているのですが、ちょっと風邪気味になりまして、やっぱり冷房が怖いですね。寒暖の差も相変わらず激しいんですけど、冷房がきついところも結構あるので、皆さんも気を付けてください。私は暑いのは嫌なので、短いズボンを履いているのですが、逆に風邪をこじらせそうになるので、知人の勧めでレッグウォーマーを持ち歩いています。裾が短いズボンの時はそれを使っています。そんな対策を講じてきたのに、ちょっと風邪気味で困っています。皆さんもどうかご自愛ください。

03:25 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2010年6月15日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 デニス・ホッパーさんがお亡くなりになりました。私、吹替えに参加した作品で印象に残っているのは『ブルーベルベット』、それと『トゥルー・ロマンス』です。この2作品でのデニス・ホッパーの演技はとても印象深いんですけど、中でも『トゥルー・ロマンス』でクリスチャン・スレイター演じる主人公のお父さん役は良かったです。『ブルーベルベット』では記憶に強く残っている出来事があるんですけど、世の中のへんてこなものを集めているVOWという、元は雑誌「宝島」のワンコーナーだったものをまとめた本が大好きで持っているんですけど、昔、投稿しようとしてできなかったことがあるんですが、ある日、VOWを買ったら、自分が載っていたんですね。誤植のコーナーだったんですが、新聞のテレビ欄である洋画劇場で『ブルーベルベット』が放映される際、デニス・ホッパーのことをデニス・“ホッペー”と書かれていたんです。その時、主人公のカイル・マクラクランの吹替えを私がやったものですから、ホッペーの後に「吹替 山寺宏一」と載っていて、投稿せずにVOWに載ることができたんですね。僕にとってはそのVOWが宝物なんです。名優であるデニス・ホッパーさんがお亡くなりになったというのに、そんなことを思い出してしまいましたけれど、大好きだったので、非常に残念に思っております。

 続きまして近況です。前にも話しましたが『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』。そろそろ終了する劇場もあるかと思いますが、私もちょっと出ておりますので、まだの方は是非ご覧ください。それと私の事務所の後輩でもある浪川大輔君が監督をやりました『ワンダフル ワールド』という作品が6月19日から公開になります。彼は子役から芸能界入りして、今は主に声優をやっていますけど、非常に頑張った作品で、実は私も出演しております。19日の初日舞台あいさつの回はチケット完売だそうですが、20日のトークショー付きの上映はまだチケットがあるそうなので、是非足を運んで頂ければと思います。主演は宮野真守くんという非常に人気のある方です。女優も上原歩さんや平田裕香さんといった面々が揃っていますので、是非とも大スクリーンでチェックしてください。それと私がルパン役を務める『ルパンの奇厳城』、こちらも撮影中となっています。撮影は全体的にはかなり進んでいるそうなのですが、私は出番が多くはないので、まだ2シーン目です。そちらの公開は来年ですが、乞うご期待というところです。

12:22 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年6月 6日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 書道家で大人気の武田双雲さん、私、仕事で知り合いで時々メールを交わしたりする間柄です。僕は一発で彼のファンになりまして、もちろん“書”もすごいんですけど、人間としても素晴らしいんです。とにかくあらゆる面で非常に豊かな方なんですね。体も大きいのですが、人としても大きな器の方です。彼の書道家として10周年の個展が目黒雅叙園で行われているのですが、早速行ってきました。目黒雅叙園の中に東京都指定有形文化財に指定されている百段階段というのがあるんですけど、木造の階段が九十九段あり、その途中に料理を食べる空間として作られた部屋があるんです。合計7部屋あるんですが、それを使って展覧会をやっています。その百段階段というものだけでも素晴らしいもので、日本の芸術家たちが天井、壁面、柱などいろんなところに絵や彫刻を施してあるんです。それだけでも十分スゴイのに、そこに双雲さんが人生をテーマにした“書”を展示しているんです。実は今開催しているのが第1期ということで、これまでの双雲さんの誕生、成長などを表しているんですけども、見た人に自分の人生を振り返ってもらいたいというコンセプトの元に書かれていて、いろんなことを考えます。“書”というのは文字なんですが、これほど表情豊かなものかと思わずにいられません。いつも双雲さんの書を見ると思うのですが、改めて感じました。そしてどういう想いでその書を書いたのか?その言葉を書いたのかということを考えさせられる展覧会でした。絵なんかでもそうですけど、実際書いたものに触れるというのは非常にいいことだと思いますし、その人の“気”とか“熱”が伝わってくるはずです。そこは和風の建築物ですから、靴を脱いで見るんです。それがまた良かったですね。僕は裸足で回ったんですが、階段を上って、畳の部屋でじっくり書を見る。元々飾ってあった絵や彫刻を見るといういろんな楽しみ方もできます。実は双雲さんは楽しく生きるためにはというテーマの本も出していて、そちらも素晴らしい著書になっています。この春だけでも4冊の本を出版していて、どれもこれも異常に楽しくて、今を生きるヒントを与えてくれます。僕なんかいつも落ち込んだり、悩んだりしているので、大いに救われています。中でも「武田双雲にだまされろ」と「上機嫌のススメ」は、トイレやいろんなところで読んでいます。

05:09 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年5月31日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 夏はいろんな映画に参加する機会が多くなるんですが、今年は大作・話題作がたくさんあり、激戦が予想されています。そんな中、13年連続で『劇場版ポケットモンスター』に特別出演させてもらっています。毎回、違う役で参加していますが、普段から声優をやっているのになぜか“特別出演”というくくりになって恐縮しています。今回の『劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール 幻影の覇者 ゾロアーク』ではどちらかというと悪役に近い役です。陣内孝則さん演じる未来を知る男というのがいるんですけど、それの部下役ということです。その公開アフレコ取材があり、僕も参加させてもらいました。今回のスペシャルゲストは陣内孝則さん、塚本高史さん、加藤夏希さん、そして4年連続のしょこたんとなっています。陣内さんには初めてお会いしたのですが、サービズ精神満点の気さくで優しい方でした。会見はすごく盛り上がりまして、僕もその場にいられて本当に楽しい思いをできました。派手な赤いメガネをかけて、陣内さんのボケにしょっちゅう突っ込ませてもらったので、ワイドショーにも映像が使われていたそうです。クリス智子さんもテレビで僕の姿を見てくれたそうで、うれしい限りです。

前売りも好調で、早くも期待してくれている子供たちがたくさんいると聞いて、ぜひ今年も大きい劇場でポケモンを楽しんでもらえたらと思っています。今回も前売りと劇場でのお楽しみが用意されています。でもさすがに13年経つと「子供の頃は見ていたけど、もう卒業した」なんて人もいらっしゃるでしょう。いやいや、そう言わずに久々に見てみると新しい発見があるかもしれませんよ。特に20代半ばくらいの彼氏、彼女!デートムービーとして、あるいはお友達とポケモンを見てみるというのも結構いいと思います。山ちゃん、今年も出ております!公開は7月10日です!!

01:23 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2010年5月23日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 DVDで面白い作品を見ました。『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』!劇場公開の時も話題になっていましたが、見逃してしまっていて、テレビでDVDのCMが流れているのを見て、「もうこれは早く見なければ」と思って取り寄せたのですが、さすがの面白さでした。マイケル・ムーアは「ここ数年のドキュメンタリーで最高傑作!」、ダスティン・ホフマンは「ヘビメタは嫌いだったけど、これで興味を持った」とそれぞれ語っているそうです。内容は日本のロックフェスティバルにも来たことがあり、当時は盛り上がったけど、その後は鳴かず飛ばずのアンヴィルというバンドのオリジナルメンバー2人が、夢をあきらめずに、別の仕事をしながらロックを続けるというものです。ヨーロッパツアーに行けば、手違いでお客さんが全然いないこととかグッときました。我々、役者とかミュージシャンの方はお客さんのいない舞台に立つなんてことは決して珍しいことではないですが、一度脚光を浴びた50歳を過ぎたヘビメタバンドがお客さんのいない空間でライブをするというのはかなり過酷な状況です。でも作品の中で、非常に有名なアーティストたちが、「アンヴィルはスゴイ!」と言っている場面もあるので、実力は相当なはずです。主人公2人のキャラも立っていて、元々派手なパフォーマンスをやる人たちなので、ハチャメチャで憎めないんですね。特にボーカルのリッブスは突き抜けた人物で、憎めません。カメラの前で30年も一緒にやっているドラマーと大げんかをしたり、よくもまあこんなドラマチックな事が起きるなと驚かせてくれます。映画では日本のロックフェスから始まり、最後も日本に呼ばれ、どうなるかという話なんですけど、本当に笑えて泣けます。監督さんが、なぜその人がこのアンヴィルを知っていたかというのもドラマチックな仕掛けがあって、ビックリしました。この映画、本当にエンターテインメントとして良くできていたと思います。僕も数年後には50歳になってしまいますが、更に上の世代のおっさんがあんなにも頑張っている姿には熱くならずにいられません。『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』、必見でございます。

08:47 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年5月15日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 この番組は毎週木曜に収録しているのですが、今週のその日はとてもいい天気でした。決して暑くはなく、涼しいくらいなんですが、日当たりもいいので気分もよく、ジムに行って30分ぐらい走ってきました。久々に筋トレも行いました。やはり体にいいことをすると気持ちいいですね、ものすごく疲れましたが。そんなさわやかな気分で仕事場に行く時、なんと信号がほとんど全部、青でした。とてもスムーズに移動することができ、サンルーフからこぼれる光を浴びながら、かけたCD、mou moonの新曲『Sunshine Girl』がこれまた最高に気持ち良かったです。そういえばもう取れないかと思っていた楽天対巨人の交流戦のチケット、これもいい席が取れました。本当に奇跡に近い感じで、小さなハッピーがたくさん重なってとてもいい気分です。

 映画の話もしましょう。絶賛公開中の『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』、これにちょっとだけ出ています。是非見てください。あと私がルパン役を務めます『ルパンの奇厳城』、公開はまだまだ先ですが、そろそろ撮影に入ります。他の出番の多いキャストはもうすでにクランクインしているようですが、私は今週末、青森の某所に行って撮影してきます。どんな風になるのかとても楽しみでございます。そして夏恒例の『劇場版ポケットモンスター』の収録も行います。去年もたくさんの映画に関わらせてもらいましたが、今年も同様にいい作品に関われたらなと思っています。そしてたくさんのお客さんの目に触れることを期待していますので、どうぞよろしくお願い致します!

10:15 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年5月 9日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 GW、みなさんいかがお過ごしだったでしょうか?私、比較的レギュラー番組はそのままだったので、そんなまとめた休みは取れなかったのですが、スケジュール的にはいつもよりやや緩めでした。実は購入して見ていないブルーレイやDVDが相当あるので、『アバター』も『アンヴィル!夢を諦めきれない男たち』もいち早く取り寄せて、見る気満々でいたのですが、ついオンエアしているものが気になってしまうんですね。性分でしょうか?つい今放送している映画ですとか、スポーツに目が行ってしまって、あっという間に時間が過ぎてしまいました。そうしてまたどんどん積んである状態になってしまっています。きっと僕と同じような方も多いのではないでしょうか?それにしても多く溜まり過ぎて、一生見ないのではないかというソフトも増えてきて困っています。思い出しましたが、引越しして段ボールから出していないものもありますからね。いつかABCや50音順にラックにきちんと並べようと思っているんですけど、生まれてから一度も出来たためしがありません。

 今回、気になった話題は雑誌“PLAYBOY”の創刊者ヒュー・ヘフナーがハリウッドサインを救ったという出来事でした。“PLAYBOY”と言えば、僕の場合、頭に浮かぶのが週刊誌の方だったりしますけど。そういう雑誌を買っては親に見つからないように、いろんなところに隠したものです。もちろんそのヒュー・ヘフナー氏が作った“PLAYBOY”も買ったことはありますけど、見つかったら大変なことになると必死で隠していましたが、親にはきっとバレていたんでしょうね。今回の原稿を読みながら、そんなことを思い出していました。

05:02 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年4月24日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 温度差の激しい日々が続いていますが、皆さん、体調の方はいかがでしょう?私は何とかもっておりますが、そんな中、先日、東京ドームにて野球を観戦してきました。今シーズン、初めて応援する楽天イーグルスの試合に行けたのですが、東京ドームで主催試合という珍しいパターンで、千葉ロッテマリーンズを迎えての一戦でした。何と入場者数が4万人という、楽天の試合としてはあり得ないほどの観客が押し寄せてくれて、うれしい思いをしました。しかも応援する楽天が勝ちまして、周りのことなど気にもせず大きい声で叫び、ガッツポーズで立ち上がり、いつも一緒に応援する仲間と楽しい時間を過ごせました。でも実は楽天の次に好きなのが、千葉ロッテマリーンズなのです。3塁側の応援席は日本一とも思える千葉ロッテの応援団でいっぱいだったのですが、その応援がすごいんです。今までもスゴイと思っていましたが、ドームで聞くと更にスゴイ!特に最近売り出し中の神戸という選手がいるんですが、その選手の応援がとにかく言葉では言い尽くせないくらい圧巻でした。コールがウェーブのようにスライドしていき、最後は全体で盛り上がっていくというスゴイとしか言いようのないものでした。楽天ファンからも、その応援に対して拍手が出るくらいで、本当にいいものを見せてもらいました。楽天の応援団も仙台から駆け付けて、一生懸命応援していますけども、やはりロッテの応援団は凄すぎるんですね。興奮して力が入り過ぎたのか、次の朝、思い切りこむら返りが起きて、ふくらはぎが吊って吊って、とても苦しい思いをしてしまいました。何事も張り切り過ぎないよう気をつけたいと思いました。

03:50 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年4月20日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 皆さん、いかがお過ごしでしょう?日によって、あまりにも気温がころころ変わるので、体調を崩している方も多いと思います。僕の周囲でも風邪をひいてしまった人もいます。僕はなぜか3年ぶりに椎間板ヘルニアっぽい症状になってしまいました。3年前、MRIで撮影した時に、椎間板ヘルニアであることが分かって、大変ショックを受け、その後、腰を回したり、ベルトをしたりいろんなことをしていみたのですが、結局、薬を飲んだことが一番効いたみたいで、痛み止めの強い薬を飲んでいたら、治ってしまいました。その後、3年間何もなかったのですが、なぜかこの時期に来てしまいまして、薬を飲んだら胃が荒れてしまったりして、散々な目に遭っていました。一番の原因は腹筋背筋の筋力不足ですと言われ、本当に運動不足は良くないなと思った次第です。この間も、このHPで走らねばなどと言っていましたが、その矢先、安静にするようドクターストップがかかってしまいました。筋肉は付けないといけないのですが、安静にしなければならないという矛盾状態に陥っています。しばらく大人しくしようと思っていますが、そんな時はやっぱり映画館でじっくり映画でも見たいものです。

個人的にこれから見たいものを挙げますと、まず24日公開の『ボーダー』です。かつて同じタイトルのマンガが大好きで、バイブルにしていましたが、それとは全く関係ありません。アル・パチーノとロバート・デ・ニーロというスゴイ共演なんですね!僕は声優として、この二人の吹替えを自然にできるようになったらうれしいなと思っていますので、是非見たいと思っています。それからこちらも24日に公開となる『プレシャス』!アカデミー賞でもたくさんノミネートされ、モニークが助演女優賞を獲りましたが、もう見たくて見たくてしょうがなかった作品です。マライア・キャリーのすっぴんを見た時から、これは絶対見なければいけないと誓っていたので、即、劇場に行くつもりです。それとアニメの『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』。なんと私、参加しております。前、テレビシリーズでちょっとだけ出た吉田松陽先生という重要な役です。更にそれとは別に最後の方で短い間だけ出てくるのですが、共演者にも「ずるい!」と言われてしまったくらい面白い役なので、それは劇場で確かめてもらいたいと思います。

02:06 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2010年4月10日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 桜も満開を過ぎ、散り始めているというのに、なかなか暖かくなりませんねぇ。でも暖かくなってくると健康のために歩きたくなるものです。私、6月にまたまた千葉の富里で行われるロードレースに参加予定ですので、そろそろ走り込みをしなければと思っているのですが、走る以上に普段から歩くことが健康への第一歩と思っていますので、なるべく歩くようにしています。そんな時に必要なのが軽快な服装!ということで私の場合はスニーカーとリュックをよく愛用するのですが、スニーカー選びのポイントとしては履きやすさを第一にしています。なのでベルクロ、まあマジックテープですね。あるいは紐があるけどファスナーも付いているハイカットのものを愛用しています。先日、究極のものを見つけました。皮のハイカットのスニーカーなんですけども、ファスナーが内側と外側両方に付いているんです。で、両方を下ろすとスリッパみたいに簡単に脱げる。脱ぐ時も楽で歩きやすい。最近は主にそれを履いているんですが、ひとつ欠点がありまして、キュッキュ、キュッキュと音が鳴るんですね。皮のスニーカーにはたまにあることなんですが、どこから音が鳴っているのか分からない。紐とかいじってみるんですが、分からない。私、声の仕事をしていますと、アニメや洋画の吹替えは立ってやりますから、収録時にマイクに行く時大変なんですね。特にみんなでやる作品の場合は、ノイズとなってしまうので、禁物なんです。気に入って買ったのに、キュッキュ鳴ってしまって、仕事場に履いていけない靴って結構あるんです。一体どこから音がしているのか?オイルとか塗ったら、音がしなくなるのか?今、その方法を模索している最中でございます。同様にボタンのところがカチャカチャ鳴るGジャンとか、シャワシャワいってしまうナイロン製の服とか、キュッキュ鳴ってしまう皮のジャケットとか、我々、声優の仕事ではNGになってしまうんですね。そのせいで着れないものがたくさんあります。買わなければいいのにと言われそうですね。今日はそんな音の出る服や靴の話でした。

09:00 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年4月 6日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 移動はいつも車でしているんですが、今週、スタジオに来る途中、「お、桜が見頃じゃないか」と思いまして、ちょうど僕の好きな桜スポットを通ったので、撮影してきました。なかなか花見をする時間まではないのですが、千鳥ケ淵の周辺というのはやはり名所なので、つい移動中でも見てしまいます。竹橋周辺から高速道路の代官町入り口を通って、半蔵門の方に行く。そのラインがとても好きなんです。お勧めとしては北の丸公園の駐車場に車を止めて、そこからちょっと散歩するところなのですが、そこは桜渋滞ができるほど、見事な桜並木があるんです。それからお堀の周りにたくさんある桜も眺めることができますし、土手の散歩も最高です。そして何と言っても高速の代官町入り口にあるしだれ桜!北の丸公園の本当にはじっこになりますが、数本並んでいるんですね。しだれ桜にもいろいろありまして、八重紅しだれ、これは遅咲きなんです。まだ全然咲いていませんでした。手前にある2本が紅しだれというピンクが綺麗なしだれ桜でして、これが本当に見頃!毎年僕はここに見に行っています。最近は屋台とかが出るようになって、先日は中華なんとかという飲み物と焼きイモとアイスクリームの3つの屋台がありました。一瞬いいなと思いましたが、写真を撮る時にそういったものが入ると結構興ざめになってしまいます。利用する立場としてはありなんですが、なかなか難しいところでありますね。

それと毎年行っているのが、青山墓地の桜並木です。お墓の中にブルーシートを敷いて、花見をするのはいかがかと思いますけど、そうしたくなるほどの美しさです。皆さんの周りにも素敵な桜があると思いますけども、この一本と決めて、足を運ぶのもいいと思います。桜が咲くのは短い期間しかありませんが、どうぞ桜を楽しんでもらいたいものです。

11:53 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年3月29日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今週はレッド・カーペットとインサイド・ルックで新作“THE RUNAWAYS”が取り上げられ、元メンバーも顔を出していました。もちろん僕らの世代はよく聴いていて「チェリー・ボム」はレコードを持っていたと記憶しています。彼女たちが活躍した70年代は自分にとっては小・中・高校生にあたる時期でした。日本の歌謡曲も大好きだったんですが、中学2年生の時にビートルズに目覚めてからは、洋楽も聴くようになりまして、特に女性アーティストというと、ランナウェイズほど過激ではない、ベースを弾きながら歌うスージー・クアトロという人の大ファンでした。レコードを買いまくり、雑誌も読み漁っていました。それとオリヴィア・ニュートン=ジョン。毛色が全然違って癒し系ですけども、中2の時に、独りで仙台にコンサートに行ったことを思い出します。中間試験の中日だったので、友達はみんな、「やっぱり試験中だから、行くのやめた」と言って、約束していた友達が全員キャンセルする中、どうしても行きたくて、仙台の市内にありますホールに向いました。周囲はみんな女子大生かOLさんとかで「あら一人で見に来たの?」なんて言われ、飴をもらったり、オペラグラスを貸してくれ「これで見るとよく見えるわよ」なんて、優しくしてもらったことも思い出に残っています。今、彼女たちのコンサートがあったら、絶対に行きたいし、感動も倍増することでしょう。彼女たちの人生も是非映画にしてもらいたいところであります。

02:01 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2010年3月22日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今週はメガネの話をしようかと思います。僕はメガネが好きでたくさん持っているんですけど、最近プライベートでかけているのはどれも遠近両用なんです。つまり老眼が入っているということなんですけど、食事をする時だけ外すんですね。居酒屋に行っても大抵、外してしまうんですが、そこでよく忘れそうになるんです。1年くらい前、ある居酒屋に行った翌日からメガネがないということになって、“あの居酒屋に外したまま、置き忘れたんだ”と思いまして、また行ったんですが、そこのおばちゃんが“なかったですよ”と話すので、“そんなことはない!”と思っていました。その後も何度か足を運び、“探しておいてください”“はい、分かりました”みたいな会話を繰り返していました。なぜそんなにしつこく聞いたかというと、そのメガネはすごくお気に入りのメガネで、金額もそこそこで、遠近両用のレンズも高価だったんです。なので、“どうしてもないのか!”とウチでも探しまくっていました。でもない。“あー、付けたり外したりしているからだ!”とあきらめていたんですが、先日、苦手な掃除をしていまして、原稿や台本を入れている袋が押し入れの奥にあったので、それを処分してもいいか、確認しようと出してみたら、その中にメガネが入っていました…。早い話が、ゴミの始末をしていたら、1年ぶりになくしたと思っていたメガネが出てきた訳です。中身を見ずにそのまま処分しなくてよかったなとうれしく思う反面、居酒屋のおばちゃんには“何度も探して”としつこく言って、すまない気持ちでいっぱいです。実は心の中で疑っていたくらいなのですが、無事、出てきたので、この場を借りて、お詫びしたいと思います。その居酒屋にはその後、足を運んでいませんが、今、謝りに行っても、「何のこと?」と言われそうなんで、そのおばちゃんには何も言えませんが、普通に飲みに行って、心で詫びたいなと思っている次第であります。小さい頃から、忘れ物、落し物の多い山寺のエピソードでございました。皆さんもお気を付けください。

11:06 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年3月13日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今週はやはりアカデミー賞授賞式に尽きますね。まず最初のオープニング、主演男優賞、主演女優賞の候補者がそろっていたのがシンプルでしたけども、印象的でした。下からすくっと立った人たちがいて、何事かな?と思ったらエスコート役だったという訳ですが、面子が豪華なだけに僕は好きな演出でした。

 それと有名な司会者のニール・P・ハリス、トニー賞などいろんなところで司会をやられているようで、前回のヒュー・ジャックマンを彷彿とさせて、あれ?スティーヴ・マーティンとアレック・ボールドウィンじゃないの?と思いましたが、そのことがネタになって、二人が登場となりました。二人とも、僕は大好きなのですが、かけあいも最高に可笑しかったですね。特に印象に残ったのが脚色賞で『プレシャス』が受賞した時に、受賞者が言葉を詰まらせながらとても感動的なスピーチをした後に、スティーヴ・マーティンが「あのスピーチ台本は僕が書いたんだ」と言った時ですかね。それからモニークの受賞スピーチも感動的でしたし、サンドラ・ブロックも良かったですね。受賞が決まったサンドラ・ブロックがメリル・ストリープのところに近寄って、ハグするのかな?と思ったら、クルッと後ろを向いて、メリルは「何よ?」みたいに見えたのですが、その後のスピーチでどれだけサンドラがメリルを尊敬しているかを語って、メリルのキスがうまいのも褒めていました。一瞬、意味が分かりませんでしたが、生中継の時にいた解説の方のお話でその裏事情もよく分かりました。

因みにそれは他の授賞式でメリル・ストリープとサンドラ・ブロックが一緒の壇上に立ち、にらみ合って、どうなることかと思ったら、結局抱き合った時のことなのですが、日本ではダチョウ倶楽部がよくやっているコントですね。またオールスターの野球大会で堺正章さんと井上順さんが、バッターとピッチャーの立場で「ふざけるな!」と言い合いになるかと思ったら、グラウンド上で抱き合うなんてこともありました。僕はこの抱き合い系のギャグが大好きなものですから、今回の解説を聞いて、昔のことを思い出してしまいました。ということで、アカデミー賞を見た後、早く『ハート・ロッカー』を見に行かなければと思っています。

04:09 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年3月 7日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今週はミニ・バイオグラフィでウェズリー・スナイプスが取り上げられていました。私、かつて吹替えで何度も演じたことがありまして、『メジャーリーグ』『ニュー・ジャック・シティ』『マネートレイン』、それと『ザ・ファン』。結構やらせて頂いておりまして、いつも彼の話が出る度に、マイケル・ジャクソンの『BAD』のミュージック・ビデオに実はウェズリー・スナイプスが出ていたんだよという話を言っていました。今回の紹介ではその話が出ていなかったので、どうにも自信がなくなって、みんなにも「そんなことないでしょ!」と言われていたのですが、本当に出ていました。あのクリップ、マーティン・スコセッシが監督していたんですよね。悪ガキたちが対峙して、そこにマイケルが入ってくるんですけど、その対峙している方の先頭に立っているのが、ウェズリーでございます。その時は小柄な印象でしたけど、今でもきっとそうなんでしょうね。

 それと近況として先週末、228日にみやぎびっきの会のチャリティコンサートを仙台でやらせてもらいました。お陰さまで大盛況でして、何と言っても今回、ゲストで竹中直人さんが本当にチャリティで出てくださいまして、うれしかったです。中津川ジャンボリー君という大好きなキャラクターを久々に演じてくださって、深夜番組などでいつも見ていたファンとしては、本当にうれしい上に、抱腹絶倒でステージ上で転げまわって大笑いしてしまいました。お客様の中にはご年配の方もいらしたのですが、その方々にも物凄く大受けで、その後は竹中さんとして日本の名曲なども思い出たっぷりに披露して頂きまして、感謝でいっぱいです。私個人としてはですね、お芝居のパートで、腰パンで有名になってしまった国母選手のパロディをやったのですが、全く同じ格好をしてしゃがんだのですが、その時に圧力がかかって、パンっと大きな音がしました。これはズボンのお尻が裂けてしまったかなと思ったら、お尻どころではなく、股から膝のあたりまで見事に裂けていまして、大変苦労したこともありました。ステージはそのせいで盛り上がりはしたんですけど…。とにかくたくさんのお客さんに来て頂いて、大盛況でした。当日はチリ地震津波の影響で、宮城県内は交通機関が乱れたりして、急きょ来れなくなったお客さまもいたのですが、それでも大勢の方に来て頂けました。本当にありがとうございました!

05:32 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年2月26日 (金)

山寺宏一より今週の一言

今週も相変わらずオリンピックにハマってました。早朝から仕事をしているのでリアルタイムで見るのはなかなか難しく、録画したものを帰ってから見るのが毎日の楽しみになっています。先日のフィギュアスケート男子の時も、一日中撮影の仕事をしていました。周囲のスタッフは待ち時間にワンセグ等で見ていたんですが、僕はとにかく家に帰ってからじっくり見たかったので、スタッフに「結果がわかっても絶対教えないで!」と頼んであったんです。でも高橋選手の演技を携帯で見ていたスタッフが得点発表で「…ああっ…」と残念そうな顔をしたのを偶然見てしまい、「あ、これは金じゃなかったのかな…」と気づいてしまいました。残念。でもとにかく仕事が終わって家に飛んで帰り、じっくりと見ました。メダルを取ったライサチェクや高橋選手はもちろんですが、本番中に靴紐が切れるというアクシデントに見舞われた織田選手にも感動。思わぬ中断の後、それでもあきらめずにリンクに戻って最後まで演技を続けたのは、本当に素晴らしいと思います。やはり次に何が起こるか分からないのがスポーツですよね。だからなるべく情報を遮断して白紙の状態で録画を見たいんですが、今は街中に情報が溢れているのでそれが難しい。電車に乗れば電光掲示板があるし、携帯にもニュースが配信されるし、一度は家で録画を見ている時、レコーダーを操作している一瞬の隙に画面が放送中のスポーツニュースに切り替わって胴上げの瞬間を目にしてしまった、なんてこともありました。駐車中の車から聞こえるカーラジオや歩いている人の会話なんてのも要注意です。

でもそんな障害をくぐり抜けて家で見る試合は格別ですね。見たい試合があるは周囲の皆さんに「絶対教えないで!」と緘口令を敷いているので、我ながらけっこう迷惑な奴かもしれません。結末を知ってしまうとつまらないのは映画でも同じですよね。映画館のロビーで、前の回を見た人同士が感想を話してるところに出くわす、なんてこともあります。映画やスポーツの話をするのは本当に楽しいことですが、相手の状況を考えてしなきゃいけないなあ、と自戒も込めて思った次第です。

11:47 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年2月19日 (金)

山寺宏一より今週の一言

今、バンクーバー冬季オリンピックで世の中は盛り上がっていますね。私も可能な限り見て、もちろん日本選手の応援をしていますが、海外の選手のスゴイ演技も見て、感動の毎日を送っています。冬季オリンピックと言って思いだすのが、やっぱり長野です。同世代の友達ともそんな昔話をしてしまうのですが、あの時もいろんな方々が活躍されました。あと仕事がらみで聖火を持って長野県をちょっとだけ走る市民ランナーとしても参加したので、特に思い出深いものとなっています。その時の聖火も家の奥の方に残っていますが、更にさかのぼって、札幌オリンピックも忘れ難いものでありました。1972年!私が小学校5年生でした。この時は元祖日の丸飛行隊として笠谷、金野、青地の三人で金メダルを取ったことが鮮烈に記憶に残っています。真似してジャンプごっことかもしたものです。それとノルディック複合で5位に入賞した勝呂選手のことも覚えています。なぜかというと近所にいた友達のおじさんだったんですね。「勝呂頑張れ!勝呂頑張れ!」とそれはもう必死でした。“勝呂”と書いて“すぐろ”と読むこともその時知りました。それとジャネット・リン。女子フィギュアスケートの選手ですが、尻もちをつきながらも銅メダルに輝きました。金や銀を取った方よりも人気があったんですよ。でも一番、印象深いのはテーマソングです。今なら各放送局でテーマソングを用意していますが、札幌オリンピックでは「虹と雪のバラード」という曲が使われていました。これはトワ・エ・モワさんが歌った素晴らしい曲で、もちろんレコードも買いました。10年くらい前のことですかね、同世代が集まった飲み会で突然、この曲を歌った人がいまして、「いい歌だな!『虹と雪のバラード』は最高だ!じゃあもう一回歌うか!」と盛り上がって、5回も6回も入れて、「いい加減にしろ!」ってくらいになったものです。まあそれくらい、我々世代はこの曲が大好きでありました。

バンクーバーオリンピックで盛り上がっている時に、今回はそんな札幌オリンピックの話をさせてもらいました。今の子供たちもテレビで選手たちの姿を目に焼き付けて、大人になったら「バンクーバー、良かったよねぇ」なんて話すんだろうな、なんて思う今日この頃です。

08:38 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年2月12日 (金)

山寺宏一より今週の一言

 毎年恒例の私の故郷、宮城県で行われるチャリティコンサート、その名も「みやぎびっきの会 DREAM CHAIN 2010」が仙台サンプラザホールというところで2月28日に開催されるんですが、今その打ち合わせとか稽古をやっています。宮城にゆかりのあるミュージシャンの方が出ているので、その方々のオリジナルソングはもちろん、コラボレーションの曲があったりするのですが、更に恒例となっているお芝居の時間があるんですね。普段、お芝居とかをやらないミュージシャンの方も参加して、みんなでやるものなんです。まるで新喜劇風に書かれた歌あり笑いありの本当に短いお芝居なんですけども、この稽古に励んでいるので是非楽しみにして頂きたいと思っています。2月28日 日曜日1645分開演となっておりますので、びっきの会のHPなどをご覧頂けるとうれしく思います。

http://bikkinokai.net/index0.html

 僕はお芝居にも参加しますが、基本MCなんです。今回はびっきの会の“ある先輩”の歌の部分にも参加することになっています。実は僕は学生時代、その方の大ファンだったんですね。その方のライブを客席でも見ていたんです。で、今回ステージで一緒に歌う機会に恵まれました。当時、僕がライブに行っていた時の曲を一緒にやることになっています。実は学生時代、ライブに行って僕が大きい声で歌っていたら、その方にひっぱり上げられて「お前も歌え!」と言われ、歌手デビューするという妄想を抱いていた時期があります。でもそれから30年して、妄想が現実になるということで、そちらもご期待してください。チケットも好評発売中です。仙台に近い方はお越しいただければと思っています。私も非常に楽しみにしております!

12:47 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2010年2月 7日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 3月8日に放送されるアカデミー賞授賞式、非常に楽しみですが、その前にいつも楽しく見させてもらっているのがグラミー賞です。毎年、WOWOWで中継してくれて今年も見ましたが、やっぱり素晴らしい!アカデミー賞のパフォーマンスもいいのですが、グラミー賞はミュージシャンがたくさん出ていることもあって、いつも圧倒されています。今回は私の大好きなミュージシャンが大勢出ていました。レディー・ガガとエルトン・ジョンとのコラボレーションも見事でした。そしてビヨンセ!今回8部門受賞しただけに貫録がスゴイ!“私がクイーンよ”と言わんばかりのパフォーマンス。その後に出てきたP!NK。僕は大好きでCDもよく聴いているんですが、ちょっと見た限りでビヨンセに迫力負けしたかなと思いきや、見た方は分かると思いますが、テープだけのすごいコスチュームに変身し、どうするのかと思ったら、シルク・ドゥ・ソレイユ並みの空中でぐるぐる回るパフォーマンス!しかもびしょ濡れ!それをやりながら歌うというのには、セレブ達もスタンディングオベーションしていましたが、納得です。僕もビックリしてしまいました。歌だけでもパフォーマンスだけでもスゴイのに、両方いっぺんにやるなんて人は、世界にこの人しかいないだろうと思えたほどです。他にも素晴らしいのがありました。カントリー部門で6部門を制したテイラー・スウィフト。彼女はかわいいなと思ったんですが、共演したのがスティーヴィー・ニックス、元フリートウッド・マックで、僕が大好きな方でした。彼女が出て来てデュエットしていましたけど、そこでも感動してしまいました。それと忘れてはならないのが、マイケル・ジャクソンの特別功労賞のパフォーマンスで、「Earth Song」のプロモ映像に合わせ、大御所スモーキー・ロビンソン、キャリー・アンダーウッド、セリーヌ・ディオン、ジェニファー・ハドソン、アッシャー、この5人が“マイケルありがとう!”という感謝を表していました。そこは涙が出そうなほど感動したんですけど、会場で3D映像を見ているセレブたちがみんな赤青メガネをかけていたのがちょっとおかしくも見えました。でもそれにしてもそんなグラミー賞を丸ごと中継してしまうWOWOWがスゴイなと思わずにいられません。続くアカデミー賞にもますます期待してしまいます!

07:04 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年1月30日 (土)

山寺宏一より今週の一言

今週はジェフ・ブリッジスが全米映画俳優組合賞を受賞した話題があり、エンディングでは『フィッシャー・キング』のことを話しましたけど、本当に大好きな映画なんです。テリー・ギリアム監督は好みの監督ではあるんですが、“これは一体どういう意味?”的な映画が多い人です。でもそんな彼のキャリアの中でも『フィッシャー・キング』はとても分かりやすく、ドラマ性もエンターテインメント性もある、いい作品だと思っております。実は私、その映画に出てくる、ちょっと変わったゲイのメッセンジャーを吹き替えたことがあります。ロビン・ウィリアムスが片思いしている女性に、自分の代わりに愛を告げにいかせるのキャラなのですが、かなりお姉系で、ハイトーンな歌声を披露しております。好きなシーンはロビン・ウィリアムスが彼女と道を歩きながらモジモジしているんですが、ふと道に目を落とし、何かを拾い、ある物を作ろうする場面です。それはシャンパンの栓の部分で、とっても可愛らしいイスにして女性に渡すんです。パーティなんかでシャンパンを開けると、真似して遊んだりもしていました。まだ見ていない方は、個人的ギリアム監督のベストですので、ぜひ見てもらいたいと思っています。

12:59 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年1月24日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 先週は6月に控えている10キロマラソンの準備がなかなか始められないという話をしました。なのでせめて歩こうと思ったところ、自分の携帯に万歩計があることを思い出し、普段どれくらい歩いているのか測ってみました。昨年末に新しいケータイに変えたものですから、記録を見てみたら1日の歩数は、少ない時で2000歩、多い時だと7000歩ぐらい歩いていました。でもこの数字って少ないですよね?1回だけ7000歩を超えた日があったんですが、多分、忘年会用の買い物をしていたんでしょう。正確には7822歩でした。よく見てみたら1225日、クリスマスの日でした。何をしたのか全く覚えていませんが、バーゲンとか、買い物に奔走していたんでしょう。これでも消費カロリーは337キロカロリー、菓子パン1個に満たないというものです。24グラムの脂肪燃焼量と表示されています。一方、少ないのはゴロゴロしていた正月ですね。一番少ない日だと288歩という日がありました。距離に直すと100メートル。消費カロリーは17キロカロリーで脂肪燃焼量がなんと1グラム!お腹の肉が取れない訳です。これからは毎日5000歩は、いや6000歩は最低でも歩くようにしようかなと思っております。自分はハリウッドスターのジョージ・クルーニーと同世代ですからね。彼と同じはあり得ないとしても、少しでも近づきたいものです。無理をせず、頑張りたいと思います。歩きやすいスニーカー!そしてカバンはリュック!そうすることでタクシーに乗ることをちょっとためらえるのではないでしょうか?でも風邪はひきたくないし…早く暖かくなってもらいたいものです。

08:43 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年1月16日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 最近、一番気になっていることは新しく買ったケータイのバッテリーの持ちが悪くなったことですね。最新の機種に買い替えたのですが、バッテリーがあまりの多機能ぶりについていけないのでしょうか?因みにカメラの画素数は1200万画素という最高のデジカメと同じ画素数を誇っています。他にも便利な機能がいっぱいあり、楽しく使っているんですが、バッテリーの消耗が実に早い!フル充電の場合、100%になるよう表示をしているんですが、非常にあせります。前は目盛りが3つくらいでしたが、ちょっと使って95%くらいになると、「こんなに減ったのか!」と驚いてしまいます。一時期、飛躍的にバッテリーの持ちが長くなったような気がしたのですが、高性能多機能ゆえ、まめに充電しないといけなくなってきています。それと同時に、2010年になったら、私の体力の持ちも落ちたような気がしています()。午後になると本当に眠たくなりまして、ちょっと動くとすぐ疲れてしまう。お酒を飲むとすぐ酔って眠たくなってしまいます。これは年末年始、グダグダ過ごしていたからでしょう。急にそんなに体力が減少する訳はないと思うのですが、皆さんはいかがでしょう?人によっては年末年始ボケが出ている頃だと思います。でもそういう時は無理をしないで、ゆっくり元のペースに戻していけばいいんじゃないか…と思いつつも、ここ2年、6月に10キロマラソンを走る大会に出ていたことを考えずにいられません。例年、直前になって走り込んでいるのですが、今年はちょっと早めに走る練習をしておこうかと思っていました。でもその矢先にこの寒波!「風邪だけはひきたくないな」と自分にいい訳をしつつ、全然走っていません。なので「ジムに行こう!ジムに行こう!」と思い続けている今日この頃です。

01:48 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2010年1月 8日 (金)

山寺宏一より今週の一言

 2010年、年も明けました!皆さんは年末年始、いかがお過ごしだったでしょうか?私は実家に帰り、ちょっとの間でしたが、ゆっくりすることができました。まあこの時期、いろんなところに行くのもいいですけど、映画館やDVD、そしてWOWOWで映画三昧という方も多かったのではないでしょうか?それってとっても幸せなことですよね。私もたくさん見ましたが、映画館では世界中で大ヒットしている『アバター』を見てきました。もちろん3D方式だったのですが、メガネの上に3Dメガネなので、最初はどうかなと思っていたのですが、映画があまりに面白く全く気になりませんでした。『DISNEY’S クリスマス・キャロル』の時もそうでしたが、3時間近い上映時間の『アバター』もとっても楽しく見させてもらいました。観る前は青い体のキャラクターたちに感情移入できるのか不安も感じていましたが、ところがどっこい、完全に映画の世界に入り込んでしまいました。その日、僕は結構遅い時間帯の回に行ったので、先に食事を済ませていました。普段、お酒を飲んで映画を見ることはないのですが、そういう事情で少しお酒も入っていました。僕は寝不足に加え、お酒にもあまり強くないので、酔ってはいないけど、大丈夫かなという心配もあったんです。でもそれが覚めるくらいの勢いで夢中になって、あっという間に時間が経ってしまいましたね。こういう感じで、内外の作品がどんどん3Dになっていくと、映画ももっともっと楽しめるなと思いました。

 聞いた話では年内にテレビも3Dになるということですから、いろんな楽しみ方が増えそうですね。今、自分が使っているテレビは最新の物ではないので、3Dテレビが発売されたら、買い替えを真剣に検討したいと思っています。

 それでは皆さん、今年も『HOLLYWOOD EXPRESS』をどうかよろしくお願い致します。

12:12 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2009年12月21日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今週のミニ・バイオグラフィにはアレック・ボールドウィンが登場しました。最近、恰幅が良くなって貫録が出てきましたけど、ちょっと前までは二枚目や二枚目半の役を演じていましたね。実は僕も一度だけ彼の声を吹替えたことを思い出しました。『キスへのプレリュード』というちょっと前の作品なんですが、メグ・ライアンとの共演作です。実は大好きな作品で、メグ・ライアン演じる主人公が結婚式のパーティであるおじいちゃんとキスをしたら人格が入れ替わってしまうという、よくあるといえばよくある話ですが、非常にお気に入りの映画です。花嫁の心がおじいちゃんになっていることを知らない花婿のアレック・ボールドウィンが、メグ・ライアンを抱きしめちゃったりするんですが、おじいちゃんが結構迫力のある方だったので、ちょっと驚いたりもしました。でもとってもいい作品なので、久々に見直してみたいと思いました。今回、紹介された作品群の中に入っていなかったのは何とも残念ではありますが。

 それと『DISNEY’S クリスマス・キャロル』、全米では5位にランクインしていましたが、完成品は実は未見だったので、ようやくこの前、劇場に足を運んで見てきました。皆さんご存じないと思いますが、吹替えの時は、作品は未完成で白黒のVTRでの収録でした。当然3Dでもありません。なので改めて見るとその素晴らしさに大感激してしまいました。こんな映像見たことない!劇場で見る3D映像はこんなにも飛び出すのかと。アトラクションなどで飛び出す映像は見たことありますが、とにかくち密だし、いろんなアイデアも混ざっていて、自分で吹替えしたにも関わらず感動してしまいました。公開もそろそろ終盤とは思いますが、是非、劇場で3Dメガネをかけてご覧ください。値段はちょっと割り増しではありますが、その価値は十分あります。人によって、いろんなことを気付かせ思わせてくれる作品になっていると僕は思っています。もちろん『宇宙戦艦ヤマト復活篇』も公開中ですので、そちらも併せてご鑑賞いただければ幸いです。

10:39 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2009年12月12日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 年末でございますねぇ。私、本当に掃除というものが苦手で、特に物の整理ができないダメ人間なんですけども、やっぱりこの時期はやらねばと思って、まず掃除用品をそろえようと決意しました!それでネットショップを検索したり、何でも売っている某商店に行き、自分にやる気を起こさせようとしています。そんな中、発見したちょっと面白いグッズが足に履くモップです。モップスリッパというんですが、他にもマイクロファイバーを使ったいろんなものがあるんです。手をふくものや、バスマットなどあり、いろいろと買ってしまいました。で、そのモップスリッパを履きながら、フローリングの床をあちこち掃除しています。最初はロボットの掃除機も考えたんですが、まあ部屋中ゴチャゴチャしているんもんですから、うまく機能しないと思って、それは手を出しませんでした。なので今はスリッパを履いて、部屋の隅を足で掃除する横着人間になっています。まあ掃除した後、それをまた掃除機で吸ったりという二度手間をしたりもしているんですが…。それなら最初から掃除機をかければいいのではと言われそうですね。

まあ普段はモップの先にシートを交換する拭き掃除タイプのもので掃除をしているんですが、こびりついてなかなか落ちない汚れもあるので、そのためにスチーム掃除機を買いました。ハンディタイプのやつで、値段もまちまちなんで、一番安いやつにしてみたんですけど、若干すべりが悪いものの、コツをつかめば、結構キレイなったりします。キッチンの汚れも意外と落ちて、これはいいなと思っています。

 あと気になっているのが、浴槽の水垢!バスタブの淵にたまった水垢が何をやっても落ちません。でもこの前、本当に小さい消しゴムくらいのサイズで、片面にダイヤモンドの結晶がちょっとずつ付いているという掃除用品を発見し、トライしてみました。するとちょっとずつではあるんですが、キレイになっていきます。効果のあるグッズは初めてだったので、とてもうれしく思っています。きっとバスタブの表面は少し削れているのかもしれませんが、それでも長年の汚れが落ちて気持ちいいので満足しています。

 それと換気扇のレンジフードの網をどうしようかと思っています。洗剤はいろいろ試したんですが、なかなか汚れが落ちなかったので、ムースタイプのものを買って、番組の収録後、帰宅したらやってみようかと思っています。一気にやり過ぎると疲れて、掃除が嫌いになるので、ちょっとずつ進めている今日この頃です。他にもいいグッズがないか、何でも知っているクリスさんに今度聞いてみたいですね。

02:00 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年12月 7日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 先週、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の延長公開が終了しました。恥ずかしながら、私、最終日にやっと見ることができました。夜中の回に行ったのですが、非常に混み合っていて、平日の夜にこんなに映画館が盛り上がっているなんて、実に久々の体験でした。もちろん劇場で見れたこともよかったし、上映後に拍手が湧き起こっていたのも素晴らしかったですね。自分も率先してやっていたのですが(笑)。この映画、ご覧になった方も多いと思いますが、あの才能がこの世から消えてしまったことは本当に残念でなりません。かつて見た東京ドームのコンサート以上に素晴らしいステージになるはずだったロンドン公演も見たかった!今となってはリハーサル映像を見れたことだけでも幸運と思えます。

 そして今週の話題ですが、ジョン・トラヴォルタとロビン・ウィリアムズ共演の“OLD DOGS”!これは是非見たいし、日本でやるならどちらかの俳優の吹替えもやらせてもらいたいところです。映画はいい年をして7歳の双子を育てるはめになった男たちの物語ですが、私もこの年で子供がいませんから、もしこれから子供ができたら映画同様、オールド・ドッグスということになるんでしょう()。是非、その時のための参考にも見ておきたいと思っております。私の周りにも、パパなのにおじいちゃんに間違えられるという人が結構いますが、僕の場合もそうなる可能性がありますので、楽しみにしたい1本です。まだ日本公開は未定ですが、是非とも劇場公開してほしいところですね。

12:14 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年11月23日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 まずは日本でも公開になった『DISNEY’S クリスマス・キャロル』、全米では今週2位になっていましたが、皆さんご覧になって頂けましたでしょうか?3Dで見て頂くとより楽しんでもらえると思います。

 他にも様々な作品に出させてもらっていますが、1212日にいよいよ『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』が公開になります。僕も中学生の頃、本当にはまっていた作品ですけども、最後の劇場版である『宇宙戦艦ヤマト 完結編』以来、久しぶりの劇場版ということになります。本編内の時系列で言うと17年後の設定で、父親になっている古代進を私が演じております。ヤマトは今回も地球を守ることができるのか?今回の脅威は移動するブラックホールですからね。ド迫力の映像と見せ場が満載ですので、是非、劇場の大スクリーンでご覧頂きたいと思っております。本当に宇宙空間を旅しているような気分になれますので、皆さんもヤマトに乗って、一緒に地球を救ってください!

それとまたお知らせで申し訳ありません。128日から25日まで青山円形劇場で行われますステージ「おしゃべりなレストラン~ア・ラ・カルト リニューアルオープン準備中」にもゲスト出演しております。主演は高泉淳子さんで、お芝居と言いますか、ショーと言いますか、他には無いようなスペシャルなステージなんですが、生演奏とお芝居とトークを楽しんで頂くものになっています。日替わりゲストは全部で7名いるんですが、私は1219日(土)午後6時と20日(日)午後5時の回に出演することになっていますので、是非楽しみにして頂ければと思います。音楽監督は中西俊博さん、素晴らしいバイオリニストでものすごいオシャレな音楽に仕上がっています。チケットは絶賛発売中となっております。

11:19 午後 山寺宏一より今週の一言 | | トラックバック (0)

2009年11月14日 (土)

山寺宏一より今週の一言

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 僕は片づけが子供の頃から下手なもんで、最近も部屋を綺麗にしなきゃしなきゃと思っているんですが、どうにもうまくいきません。理由のひとつには、買い物が好きということがあります。なので物がどんどん増えていってしまうんです。でも買い物をしている時って本当に幸せで、忙しくても、その合間にうろうろしていろんな物を買ってしまっています。最近のお気に入りは、写真にあるとおり、ツボグッズですね。ヘルスケア商品と呼ばれる物は大好きで、ツボグッズは特に気にいっているのですが、足裏のものとかもすでに持ってはいますが、赤いタコみたいなものはですね、頭皮をマッサージするもので、押したりググっとしたり、同じようなものは昔からあるんですが、これはシリコン具合がいいと言ったらいいんでしょうか?無駄がない!やってみれば分かるんですが、とにかく気持ちがいいんです。ラクに気持ち良くなれます。ちょっとした頭痛であればこれで治るような気がします。それから黄色い方はですね、何かとお思いでしょうが、指をマッサージするものです。よくマッサージに行くと、最後の方に、指をパーン!パチーン!とやってくれますが、それを簡単に自分でやってしまえる訳です。指をマッサージすると気持ちいいのは分かっているんですが、自分でやってもどうにも今ひとつだったりします。でもこれを使うとあら不思議、親指と人差し指の一番効く、奥の方もマッサージができるんです。これもいろいろと試した結果、決めたので、皆さんにも安心してお勧めできます。友人知人に見せると、みんな買ってきてくれの大合唱になるので、今、数が大変なことになっていますけど、なかなか買いに行けていない状況です。とにかく、ラクして体の調子を良くすることは大好きなので、こういうものに頼っております。あぁ、また物が増えてしまう…どうしよう。年末に向けて、少しずつ片づけないと、と思う今日この頃です。

08:56 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年11月 9日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 最近はまっていることのひとつに“お茶”があります。水筒男子なんて言葉もありますが、私はマイ水筒を以前から持ち歩いています。僕は温かいものしか飲めないので、お茶を入れて持ち歩いていたのですが、やはり家で入れてくるのが面倒くさい、時間がないなどので理由で、最近はティーバッグでもおいしいのがあるので、熱湯だけを入れてお茶を楽しんでいます。基本的には緑茶、あるいはウーロン茶ベースにちょっと香りが付いたものが好きで、例えば白桃ウーロン、グレープフルーツ緑茶、ゆず緑茶、そして栗緑茶なんてものが気に入っています。栗とゆずは秋限定のものでして、緑茶にそうした香りが付いています。飲むとすっきりなんですけど、非常に香り高いものとなっています。高級なお茶はよく分からないのですが、手軽に飲めて分かりやすいお茶は大好きなんです。なので、最近はもうガブガブ飲んでおります。しかも最近は水筒のふたで飲むとおいしくないということで、中国茶を飲むための“マイちょこ”、おちょこのような瀬戸物を紙にくるんで持ち歩いたりもしていますね。

 それとですね、秋も深まって乾燥してきました。皆さんは大丈夫でしょうか?僕は乾燥してくると原稿や台本の紙で手に傷が付きやすくなってしまうんです。皆さんも是非お気を付けください。ちょっとしたことで切れてしまうんですけど、その切れたところにですね、最近インフルエンザ対策であちこちに置いてあるアルコール消毒の液を吹きかけると、えらく染みるんです!僕はその消毒液を見つけてしまうと、その度にシュシュっとかけてしまうので、いつも「痛え~」と苦しんでおります。対策としてはクリームとか塗ればいいんでしょうか?よくよく考えてみれば傷口にアルコールを塗って消毒になっている訳で、バイ菌が入らなくていいんでしょうけど。皆さんも乾燥にはお気を付けください。

10:09 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2009年11月 1日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今週はひとつ、お知らせしたいことがあります。実は私、歌を歌っております。いきなり何のことかとお思いでしょうが、私の友人で大好きなミュージシャンの坂本サトルさん、シンガーソングライターでありますが、今度5枚目のアルバムを出すことになりました。タイトルは「1:25 PM(午後125分)」、こういうアルバムが出るんですが、その中で私、ゲストボーカルとして参加しています。2曲目の「1日に例えるなら」、8曲目の「気にしないぜ(Ver.2)」の2曲でゲストボーカルをしております。他にもいろんなミュージシャンの方がゲストで参加しているのですが、アルバム自体は116日に発売になります。でもその前に「1日に例えるなら」がすでに配信開始しています。インターネットで購入可能となりますので、そちらでも是非聞いて頂きたいと思っています。自分の人生を1日に例えるなら、今自分は何時何分にいるのかと、そんな内容で私も大好きで元気になる曲でもあります。アルバムに収録された他の曲は泣けるものもあり、身近にいる人を大切にしたいと思わせる曲ありでハズレがありません。僕はCDやライブで彼の曲に触れ、一体何度泣いたことか!彼のバースデーライブに行って、一番の代表曲を一緒に歌ったこともあるんです。それは「天使達の歌」という曲で、彼との出逢いもその曲であった訳ですが、本当に素晴らしいシンガーソングライターでございます。そして何と言っても私、山寺宏一がゲストボーカルとして参加している2曲、これをアルバム、または配信で聞いてもらいたいところでございます。今回はお知らせに終始してしまいましたが、よろしくお願い致します!

11:33 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年10月24日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 音楽朗読劇『ヒプナゴギア』、お陰さまで千秋楽を迎えることができました。見に来てくださった方々、本当にありがとうございます。実は私、クリス智子さんとやった『LOVE LETTERS』くらいしか朗読劇というものをやったことがなく、今回は音楽とのコラボレーションということでライブでもあり、朗読劇でもある新しい試みであったので、一体どういうことになるのか不安だったのですが、好評を頂けまして、感謝の限りであります。やっていても非常に楽しく、改めて気付いたこともたくさんあったのですが、再演も含め、是非さらに進化した朗読劇にも参加したいなと思っています。中には“泣きました”なんてお客さんもいまして、本当にうれしかったです。

 そして僕は初めてだったのですが、会場となったのはアサヒアートスクエアという墨田区吾妻橋にある有名なビルでございます。そこにあるとても雰囲気のあるホールでやらせていただいたことも非常にうれしかったですね。トイレも非常に不思議な感じなんです。出演者が使うものも一般用のものもとても広い!ドアが壁みたいで、客席用の男子小用のものはガラスの壁に向かって用を足すみたいで、まるで立ちションをしているような感じが味わえます。トイレもそんなアートな感じで、こんなところでまた仕事をしたいと思いました。

したまちコメディ映画祭の時も浅草公会堂に行かせてもらったのですが、今回のホール、浅草駅を降りて、吾妻橋を渡ってすぐのところにあるんですね。天気のいい日に吾妻橋を渡るというのはとても気持ちのいいことで、実際は余裕がなかったのでできなかったのですが、お散歩なんかしたいなぁと思いました。でも周辺を見たら新東京タワーが建設中だったんですね。東京タワーは毎日のように見ているんですが、次のはここなのか!とビックリしました。現在何メートルできているのかとか全く想像つきませんでしたけど、遠目に見て写真なんかを撮ったりもしました。『ALWAYS/三丁目の夕日』では東京タワーができていく過程が描かれていましたけど、それを追体験したかのような気になれたのはきっと自分だけではないかと思えました。東京に住んで二十数年になりますが、ちょっと足を伸ばすだけでいろんな発見があることを改めて感じました。20091019165017_2

10:26 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年10月 4日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今回はウディ・ハレルソンがミニ・バイオグラフィに出ていました。僕はあまり彼を演じたことはないんですが、作品を並べてみると面白いことに気付きました。彼の出演作で、彼以外の役を演じていることが結構多かったんですね。『ドク・ハリウッド』ではマイケル・J・フォックスを吹替えていますし、『ハード・プレイ』『マネートレイン』ではウェズリー・スナイプス、『キングピン/ストライクへの道』ではホテル代未納で逮捕されたというランディ・クエイドの声を担当しました。ウディ・ハレルソンはいつも変な顔しているなと思っているのですが、二枚目も三枚目も怖い役もやってしまう器用な面もあり、クセもある大好きな役者さんです。でもマリファナを合法化しようと活動しているのは知りませんでしたね。

 そして今年は何度も書いているとおり、たくさんの劇場用作品に参加させて頂いていますが、『Disney’s クリスマス・キャロル』が11月に公開されることとなっています。そちらの方でも主演のジム・キャリーの声をやらせて頂いておりまして、本人が演じた複数の役をそのまま吹替えています。何とも不思議な世界で、モーション・キャプチャーに加え、パフォーマンス・キャプチャーという新しい技術を取り入れて、それを基にCG映像を作りだしています。なので、役者さんのお芝居、そのままの映像ではなく、撮影素材をベースに絵本に出てくるようなキャラクター作りを行っているんです。そんなキャラクターがリアルに演技をしている、今までにないような作品になっています。何度も映画化されてきている「クリスマス・キャロル」ですけど、きっと今回は歴史に残るような映画化になると思われます。原作は日本では誰でも知っているという訳ではないでしょうが、今回の映画が世界の基準になるといいなと思っています。それにしてもジム・キャリーが自由に演じたキャラを吹き替えるのは大変でした。かつてジム・キャリー主演で『グリンチ』というクリスマスにぴったりな映画がありましたけど、公開がクリスマスに近すぎてコケてしまいました。今回は11月に公開されるので、みんながクリスマス気分に浸れる時期に見てもらえますので、是非劇場に足を運んで頂けたらと思います。

07:54 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年9月26日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今週は吹替えの仕事で2本の映画に参加してきました。リュック・ベッソン監督の『レオン 完全版』と『フィフス・エレメント』がブルーレイになり、音声を新たに5.1chにするということで、以前もやったのですが、また録り直すことになりました。『フィフス・エレメント』ではゲイリー・オールドマン演じるゾーグという役を演じました。台本は同じものなんですが、何年か経ってから収録し直すと過去の自分との闘いと言いますか、前より面白いものにしたいと思っていたのですが、狙いすぎると大体失敗してしまうので、本番では余計なことを考えずに演じました。いやー、それにしても『フィフス・エレメント』、楽しい映画でした。私は大好きです。

そしてもう一本の『レオン』。こちらは大好きな映画なんですが、以前は吹替え版に参加していませんでした。今回「ゲイリー・オールドマンの役で」とオファーをいただきましたので、私も以前からどうしてもやりたいと思っていたので、喜んでやらせていただきました。『フィフス・エレメント』でもキレてましたが、こちらはもっとキレまくっています。スタンスフィールドという悪役ですが、改めて見てみるとスゴイです。主演のナタリー・ポートマンとジャン・レノも素晴らしいのですが、出番が少ない割にはゲイリー・オールドマン、かなり印象に残ります。冒頭のくだりで、カプセルを噛んだ後、天井を見上げる表情!それを真上から俯瞰で撮影したショットがまたいいんです。これは監督の考えか、役者のリクエストだろうか?なんて考えつつ、収録したんですけど、力が入り過ぎていたようで、演出の方から「キレ過ぎです。もっと普通にやってください」と言われてしまいました。でもレオンとマチルダの純愛はやっぱり心をとらえて離しませんね。全てが名場面!全く目が離せません。当時、ナタリー・ポートマンは123歳だったんでしょうか?正に奇跡の演技としか言いようがありません。今も素晴らしいですが、デビュー作にして頂点を極めてしまった感があります。吹替え版もとてもいい感じに仕上がっていると思いますので、そちらもご期待ください。

2作ともブルーレイはリュック・ベッソンの『ニキータ』と共に1127日に発売されますので、是非お買い求めいただければと思っています。

あと近況としましては指にささくれができまして、ビタミン不足なんでしょうか?大したことないと思って、ピッと摘まんでみたら、ますます痛くなって、放っておいた方がいいと思って、絆創膏も何もしないでいたんですが、ポケットに手を突っ込む時や、カバンに入っている台本を取る時など、ちょうどそのささくれの部分に直撃してしまったりして地獄を見ています。人間ってなんて弱いものなんでしょう…指先のほんのわずかな傷でこんなに苦しむとは。憂鬱な気分になりそうですが、何とかそうならないよう頑張っています。インフルエンザが流行っていますが、私にとってはいい季節なので、おいしいもの食べて、仕事に精を出したいと思っています!前から宣伝させてもらっている朗読劇『HYPNAGOGIA(ヒプナゴギア)』も1015日と迫ってきましたので、そちらもよろしくお願い致します!

07:30 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年9月19日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 現在発売中の「ホームシアターファイル」という雑誌の“ホームシアターの虜”、そして“シアター日誌”というページで取材を受けました。この中でも語っておりますが、かつては大きなスクリーンのあるホームシアターを所有していた私ですが、現在は46インチの液晶テレビで様々な作品を見ています。でもできれば60インチのテレビにしたいと思っているんですよねぇ。まあ悩んでいる内にワールドカップが過ぎ、オリンピックが過ぎてしまっています。なので次のビッグイベントの際は、できればスクリーンがいいんですけど、60インチ程度の大型テレビにスケールアップしたいと考えております。環境がなかなか難しいのですが、その前に家電関係と言えば、洗濯機が壊れてしまいました。私はいち早く乾燥機付きのドラム型洗濯機を購入したんですが、ある日突然壊れてしまいました。修理の人に来てもらったら、排水ホースにゴミが詰まっていただけで、なーんだと思いましたが、ついでなので他の点検もいろいろやってもらい、お帰り頂きました。でも次の日にまた調子が悪くなってしまい、また修理の方に来てもらいました。すぐ直ったのですが、排水溝の臭いが猛烈にするようになってしまい、大変困ってしまいました。それで思いました。普段、何気なく使っている洗濯機ですが、それがないとどれだけ大変かと!2度目の故障の時、20年ぶりくらいにコインランドリーに行こうか、真剣に考えたんですけど、近くにありませんでした。その時は脱水前で止まった状態だったので、いろいろと考えた挙句、溜まっているTシャツなども一緒にクリーニングに出すことにしました。キャンペーン中だったんで、安く済んだんですけど(笑)。でも本当にいろんな家電やエネルギーに頼って生きている自分に気づかされましたね。何か一つ壊れただけで、こんなに不便になってしまうとは…。そのドラム式洗濯機、私の日常では本当に活躍してもらっていまして、かつて大きめのサイズの皮ジャンをタイトに着たくて、5回も洗濯乾燥を繰り返して縮めた記憶があります。『ファイト・クラブ』のブラピに憧れて買った赤い皮ジャンも縮めました。そんな思い出深い洗濯機、何とか復活してくれそうなので、もうちょっと大事に使おうかと思っています。

 で、ブラピと言えば『イングロリアス・バスターズ』が11月に日本でも公開されますが、とにかく早く見たい!そして絶対に吹替えもしたいと思っております。聞いた話では私にとってのベストであるタランティーノ作品『パルプ・フィクション』以上に面白いとのこと。これはもう期待せずにいるな、と言う方が無理な話であります。吹替えの話も真剣な希望ですので、関係者の方がもしこのホームページをご覧になっていれば、是非ともお声かけ頂ければと思っています。

12:00 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年9月11日 (金)

山寺宏一より今週の一言

 99日に、ビートルズのオリジナルアルバム14枚がリマスター完全版として、世界同時発売となりました!ステレオとモノラルの2バージョンあるんですが、どちらも買いました!僕は中学2年生の頃からビートルズがずっと好きで、昔はレコードも買ったりしたんですけど、なかなか全部そろえることができず、友人からレコードを借りて、カセットテープにコピーしたり、後からCDで買ったりはしていたんですけど、全部はそろっていませんでした。ちゃんとしたBOXとかがあればいいな、とは思っていたんですけど、ずっと買いそびれていたんですね。そこで今回、綺麗な音で聴ける!ということで、全部買い直しました。ステレオ版も、初回限定のモノラル版も!でも残念なことに、今いいオーディオシステムがウチにないものですから、旧版のCDとどう比べたらいいのか分からないので、その勢いでステレオシステムも買ってしまおうかと思っています。小さくても音のいいものって、最近ありますしね。それにしてもこのビートルズのBOX、何か一生の宝物ができたなって思えてきます。きっと世界中でそう思っている人は多いのではないでしょうか?ビートルズについて語りたいことはいっぱいあるんですけど、それはまた今度にしましょう。話は変わりますが、前にWOWOWでビートルズ特集をやった時、見ることができなかった番組もあるものですから、このリマスター版の発売を機に、ビートルズ特集をやってくれるとうれしいですね。

 それと先週も書いたとおり、イベントや舞台が控えています。音楽朗読劇『『HYPNAGOGIA』(ヒプナゴギア)の方は、稽古を開始しておりまして、落語家の柳家家緑さんと謎の女優、そしてミュージシャン2名とやっています。稽古そのものは順調に行っているんですが、音楽担当のMaLさんと稲本響さんが「こんな感じでやります」と稽古場で生演奏をしてくれたのですが、もう開いた口がふさがらないくらい感動しましたですね。それとテーマ曲になるであろう曲を稲本さんが弾いてくれたのですが、それも感激ものでございまして、この演奏だけでもお客様は堪能してもらえるんじゃないかというくらい、素晴らしくなっております。我々も朗読の方、ますます頑張らねばと実感した次第です。そのようにいいペースで進んでおりますので、是非楽しみにしていてください。今回は、そんな途中経過の報告でした。チケットも絶賛発売中ですので、よろしくお願い致します。

09:05 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2009年9月 5日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 皆さん、アニメ版『ヤッターマン』、そして『20世紀少年<最終章>僕らの旗』、ご覧になって頂けましたでしょうか?今年は本当に多くの映画に関わらせてもらって幸せに思っている私でございますが、ステージの方も今年は頑張っております!それが近々2つ控えておりますので、この場を借りてご紹介させて頂きます。まず昨年に引き続き行われます『第2回したまちコメディ映画祭in台東』でクロージングイベントといたしまして、“声優口演ライブinしたこめ2009”があります。先日のサントリーホールでの開催に続いてのイベントになります。925日金曜日、18時開場、18時半開演。場所は浅草公会堂となっています。私の演目はサントリーホールと同じ『チャップリンの冒険』をやらせていただきます。それからチャップリンのNG集を見ながらのトークショーというのもありまして、日本チャップリン協会の大野裕之さんという方もご参加いただけることになっています。“したこめ”自体、とっても楽しい映画祭になっているので、是非ご来場いただければと思っています。私も浅草、下町大好きでございます!

 そしてもうひとつは1015日から19日まで墨田区吾妻橋にありますアサヒ・アートスクエアにて行われる音楽朗読劇『HYPNAGOGIA』(ヒプナゴギア)というオリジナルで書き下ろしで初演のものなんです。説明しますと、声優(もちろん私、山寺です)、そして落語家、女優と3人の出演者がいるんですが、その3人が語り、そしてピアノとヒューマンビートボックスの二人が音を奏でるライブであり朗読劇である、そういうステージなんですね。落語家はあの!柳家家緑さん!家緑師匠でございます。家緑さんがお医者さんで、私がその友人であるピアニストの役なんですね。このピアニストが売れてないんですが、夢の中である女性と出会って、そこから運命が変わっていくという物語です。非常に深くて、ミステリアスでロマンティックで、とても素敵な作品になっていると思います。そしてヒューマンビートボックスは以前、私の舞台にも出てくださいましたMaLさんが担当します。彼は本当に天才です!ピアニストはこちらも天才の稲本響さん!私は本当に大好きなんですが、映画やCMに加え、ライブもこなすというすごい方ですので、ご期待いただきたいと思います。女優はシークレットになっていますが、この5人が奏でる音だけの世界ということで、今までにない朗読劇になると思っていますので、こちらも是非ご覧いただきたく思っています。

今年は2月にも舞台をやりましたけど、自分にとって本当にチャレンジの年となっています。頑張っていきますので、是非応援よろしくお願い致します。そして新型インフルエンザにもどうかご注意くださいね!私は消毒、大好きで~す。

09:57 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年8月22日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 最近になって、朝晩こそ涼しくはなってきましたが、日中の暑さは続いていますので、これを読んでくださっている方には、残暑お見舞い申し上げます。

 実は僕はものすごく汗っかきなんですね。寒がりなんだけど、汗っかきという困った体質でして、冷房は苦手なんですが、きっと代謝が非常にいいんでしょう。とにかく汗をかくんです。ですからTシャツをいつも持ち歩いています。どんなシャツの下にも着ますし、夏ならTシャツだけで過ごすことも普通です。なので、替えのシャツを常に持ち歩く訳なんですが、そんなTシャツ好きの私に、最近困ったことがありまして、お気に入りのTシャツに限って、穴が開くんです。場所はズバリ前の下の部分。ちょうどベルトのバックルから股間に位置する部分ですかね。そこにちっちゃい虫食いのような穴が2つ、もしくは3つ穴が開くTシャツがものすごく多い!周りに聞いたところ、「自分も開いているよ」という方もまた多くて、バックルが何かを挟んで、すれるんじゃないかという意見がありました。それとジーンズの合わせの部分ですね。チャックの上にあるステッチの部分。そこが固いんで、その角ですれる。もしくはベルトのループの固い部分ですれる。といったいろんな説が出まして、どうやら、ズボンの角ですれるという意見が有力な気がします。でもそんなもんで穴が開くもんかな?と思えなくもないのですが、中には真後ろに開いているシャツもありまして、それもやっぱり同じことが原因なのかと考えております。まあ着ている人間は同じなので、動きも変わりませんので、そういうことも起きるのかもしれません。不思議ですねぇ。もちろん薄手のTシャツの方が開きやすいですけど、その方が風合いとかも含めて好きなTシャツがいっぱいあるもんで、困ったもんです。ズボンを変えればいいとい言われそうですが、こちらも気に入ったものを履いている訳で、もし単純に穴が開かない方法が何かあれば、すごいことだと思います。

 もうひとつ、トイレの洋式便器で立って小用をする時、小便が飛びはねないためにはどうしたらいいかという課題もあります。男性の場合、座ってやるのは体に良くないですからね。絶対、立って用を済ませた方がいいので。でもそうしてはねると、臭いとか掃除とかが大変ですからね。でもそのためにカバーやら何やら付ける訳にはいかないですからうまくいきません。簡単にポンと入れるだけで、はじけないものなんてできませんかね。

 今気になっているのはこの2点なんですが、誰か対策グッズを発明して、安く商品化できたら、バカ売れすると思います。じゃあ、自分が考えろ!って言われそうですね。確かにおっしゃる通り!僕は今年中にその2つ、Tシャツに穴が開かない方法と、おしっこが洋式便所で飛び散らないためのグッズ。両方を発明して億万長者を目指そうと思います。必要は発明の母であるということですから、皆さんも何かこれ何とかならないかな、というものがあれば、考えてみるのも一興かと思いますよ。

02:38 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年8月14日 (金)

山寺宏一より今週の一言

 お盆でございますが、これが過ぎてしまうと夏も終わりということで、いろいろ寂しくなりますね。夏の楽しみのひとつに花火というものがあります。東京湾花火大会がウチからはちょっとだけ遠いんですけど、高層階なのが幸いして見ることができるので、毎年楽しみにしているのですが、曇っていたのか、もやが出ていたのか、花火自らの煙のせいなのか、音はすれどもほとんど何も見えないという困ったまま終わってしまいました。音が聞こえているだけに非常に歯がゆい思いがして、この後、どこかでまだ花火大会が残っていたら、見に行きたいと思っている次第です。

 それから夏の楽しみというと高校野球ですね。これは今、真っ盛りで、私の地元である東北高校も1回戦を勝ち抜き、次はどうなるかというところなんですが、気になるところであります。春の選抜ではやはり地元の利府高校というのが、いいところまで行ってくれ、台風の目になりビックリしたんですけども、今回は強豪である東北高校が出場している訳で、ぜひ頑張ってもらいたいところです。その高校野球、さすがに全試合を見る訳にはいきませんが、ゲームセットの瞬間というのは、見ていて泣けるものです。高校野球の場合は、負けたらそこでおしまいですからね。試合は見てなくとも、その瞬間だけで、もらい泣きをしております。四千何十校の中から勝ち抜いて、そこまで来ている訳だし、3年生の生徒にとっては次のチャンスはなかったりと、様々なドラマが感じられます。自分も部活動に明け暮れた当時を思い出したりするので、これからも楽しみにしたいと思っています。もちろんプロ野球では東北楽天ゴールデンイーグルスを応援しているので、この時期もガンガン応援しております。ただ皆さん、プロですから技術はスゴイのですが、高校野球と違って、負けても次があるせいか、負け試合でもちょっと笑っていたり、敵の選手とニヤニヤ談笑している姿が目に付いていしまうと、やっぱり高校生の緊張感とは違うなと思ったりもしています。でも高校野球でも、全員が笑顔で戦うなんてチームがあったりして、非常に印象的であったりしました。にやけるのではなく、笑顔になることでパワーを発揮するという、そんな高校があってビックリしました。でもスポーツから学ぶべきことっていうのは多いですね。

 ということで、夏の楽しみはまだ半分残っていますんで、私も屋形船に乗ってみたり、花火と高校野球を楽しみにしたいと思いますが、その前に、15日、16日、お盆のど真ん中に“声優口演ライブ”をサントリーホールでやるので、それを何とか成功させたいと思っています。当日券もあると思いますので、どうぞお待ちしております!

02:27 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年8月 8日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 先週、この夏はいろんな映画に関わらせてもらっているという話をしましたけども、それ以外にもイベントが控えています。815日、16日とサントリーホールで「声優口演ライブ」ということで、以前はチャップリンの『犬の生活』に声を当てていたんですが、今回は『アドベンチャー』という日本では未公開の作品に声を当てることになります。かなり初期の作品ということなのですが、今のところ、公演日も迫っているというのに、まだ完成の域に達していません。私の頭の中で、いま必死に作っておりますけども、バイオリンを演奏してくださる方が、本当にすごい方で、誰かということに関してはシークレットなのですが、楽しみにして頂きたいと思っています。戸田恵子さん、羽佐間道夫さんによる『キートンの探偵学入門』の方も期待してもらいたいですし、太鼓の林英哲さんも御出演されるということで、豪華な面々になっております。私の芸はさておき、そんな魅力的な舞台になっていますので、お盆にどこにも出かける予定がない方は、知人友人を誘って、サントリーホールに来て頂けたらと思います。

http://mouvement.jp/seiyu-koen6.html

 声優口演はその他にも全国のあちこちでやる予定がありまして、10月にも、あるピアニストの方と朗読劇をやります。そちらの詳細も決まり次第、ご報告できればと思っています。打合せは先日やったんですが、今までにあったことがないステージになると思いますので、まだタイトルも言えませんが、楽しみにしていてください。きっと不思議なステージです。

07:24 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年8月 1日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 この夏、私が関わった映画が次々と公開され、お客さんがどれも入ってくれているようです。皆さんはご覧いただけましたでしょうか?そんな中、東京国際フォーラムにおいてですね、『20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗』の完成披露試写会が行われまして、監督とプロデューサー、そして主要キャストの皆さんが挨拶に出たわけなんですが、そこに私も加えていただくことになり、レーザー光線や火花が上がる中、登場しました。T.REXの主題歌「20th CENTURY BOY」に乗せて、セリが上がってくるところで、もう完全に有頂天になっていましたね。今、俺カッコイイなと…。別に自分だけがカッコいいのではなく、そこにいる全員がカッコよかったと思うのですが、自分で思わず「ヒュー!!」と言ってしまいました。挨拶とかも非常に緊張したんですが、その豪華なキャストの中に、自分がいることが信じられず、アニメのイベントなどには出させてもらうこともありますが、出演している映画で、完成披露試写に参加するということがはじめてだったものですから、非常にうれしく思いました。『20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗』はいよいよ829日に公開になります。予算もふんだんにかけ、スタッフもいっぱい関わって、まさに超大作に仕上がっています。

でもその1週間前に、アニメの『劇場版ヤッターマン 新ヤッターメカ大集合 オモチャの国で大決戦だコロン!』も公開されます。この作品には超ベテランの声優の方々、もう30年以上も前からやられていますが、そんな皆さんの渾身の演技が楽しめます。もちろん若手も頑張っています。私がどのポジションに当たるのかはわかりませんが、かつてこれほどたくさんの役をやったことがあったろうか?というくらい、数はこなしているので、そちらも是非ご家族で見に行って頂ければと思っています。実写の『ヤッターマン』は本当に大勢の方に見ていただいたのですが、アニメの方も30年の集大成となっていますので、こちらも是非とも劇場に足を運んでもらいたいと思います。

05:16 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年7月26日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今回は最近の私のお気に入りベスト3についてご紹介したいと思います。まず第3位はスナップえんどうです。料理の付け合わせにも出されることがあったり、鞘の部分までおいしいものですが、それを塩ゆでにしてマヨネーズを付けて食べたりすると、ビールのつまみには最高になる訳です。第2位は五本指ソックス。ある番組の共演者に勧められたんですけども、いいことづくめです。足の蒸れるこの時期には最高だし、力も入って、健康にもいい。安いのもいろいろ売っているんで、早速買い求めて履いていますけど、本当にいい調子なんですね。ところが履くのがちょっと面倒くさい。足の指ってなぜか思い通りにコントロールできないので、よし履けた!と思って見てみると小指のところに何も入っていなかったりして、どこに2本入っているかも分からないことがしばしばあります。朝早い時とかは面倒になって、普通の靴下履こうと思ってしまったりもしますが、段々すっと履けるようになってきました。さあ、第1位ですが、ミュージシャンということでmoumoonという男女ユニットにはまっています。1回聴いた時からすごく好きになって、とてもお洒落で洗練された感じなんですけども、ちゃんとメッセージ性もあるという音楽です。この前新曲「On the right」というシングルが出たばかりで、アルバム「moumoon」も良くって、楽しい気分になったり、綺麗な曲がいっぱいあります。その中の「don’t wanna be」が特にお気に入りです。作詞はヴォーカルのYUKAちゃんといって、まだ20代前半の子なんですが、自分は落ち込んでいた時に聞いたせいもあって、その詩に励まされ泣きそうになってしまいました。そんな訳で自分に自信が持てない人が聞いたら、本当に元気になれるはずです。とにかくルックスもいい上に、名曲ぞろいでございますので、大ブレイク間違いなしと思っています。私もいろんなところでプッシュするつもりなので、いつか皆さんが耳にしたら「あー、あの時、山ちゃんが勧めていたな」なーんて思って頂けたら幸いです。

01:46 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年7月18日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今週はエンディングでも『アイス・エイジ3ティラノのおとしもの』の話をさせてもらいましたが、いよいよシリーズ3本目ということになっています。公開は725日なんですが、その前に、シリーズ12作目という作品が、自分にはありまして、何を隠そうポケモンのことでございます。毎年、劇場版の方に出させて頂いていますけども、いつも特別出演というところに名前を連ねさせてもらっています。他の方々は特別なゲストという感じですが、自分の場合、「特別に出せてやってるぞ!」「はい、ありがとうございます!」という意味での特別出演になっております(笑)。何と言っても、今回は3年連続のしょこたんに加え、北乃きいちゃん、高嶋政宏さん、そして美輪明宏さんが参加しております。美輪さんにはこの間、はじめて試写会の時にお会いしたんですけど、今回は“神と呼ばれしポケモン”の役ですから、もうこれは美輪さん以外に考えることはできません。攻撃をする時に「ウワーッ!」と声を出されるんですが、その声が本当にオーラを放って、イメージを超越したエネルギーを感じられるはずです。ご本人にお会いしてもオーラを感じたので、凄いなと思いました。

加えて、前作の前売り券の売り上げ記録もギネスに認定されまして、それも凄いことだと思っています。ポケモンでは前売りを買うことでゲームに取り入れることのできるキャラがもらえたり、映画館でも同じことができたりしているんです。きっと、こんなことをしているのは日本くらいしかないのではないでしょうか?そんなことを発想するポケモンのスタッフたちには本当に感服するばかりです。

『劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール アルセウス 超克の時空へ』は、ただいま絶賛公開中になっております。どうぞ皆さんで劇場に足を運んで頂けたらと思っております!私の役はギシンといいます。疑心暗鬼という言葉から来ているのかと、スタッフに冗談で聞いたら、本当だと言われてしまいました。まあポケモンを見に来る子供たちで“疑心暗鬼”を知っている子供はいないと思いますが、この機会にぜひ覚えてください。ちなみに僕はものすごく疑心暗鬼になるタイプです(笑)。

12:00 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年7月12日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今週気になったのは、まずサシャ・バロン・コーエン。『ボラット栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』で彼の吹替えをやらせてもらいました。その中で、同行したスタッフとはカザフスタン語でしゃべって、アメリカではカフスタン訛りの英語をしゃべるという設定でした。そんな訳で、吹替えではどうするかっていうことになり、英語の場面ではちょっと外国人が話す感じの日本語を、自国語同士で話す際は東北訛りで話すという苦肉の策で乗り切りました。最高にくだらないけど、面白い作品で、今でもどこまでがやらせで、どこからが本当なのか分かりません。写り込んでいる人たちも自分たちの役割を知らずに参加してしまったはずです。中でもボラットが憧れるパメラ・アンダーソンは、ひどい扱いを受けているので、あれで「実は出演でした」とはあり得ないはずです。そんな訳で今回の“BRUNO”もどんな風に仕上がっているのか期待してしまいます。

自分は『タラデガ・ナイト オーバルの狼』ではウィル・フェレルをやっていますし、『マダガスカル2』にも参加していますので、サシャ・バロン・コーエン作品には縁があると感じています。この“BRUNO”もまずは公開して、何らかの形で参加できるとうれしいと思います。

 それと先日、あるライブを見てきました。『カウボーイビバップ』がハリウッドでキアヌ・リーヴス主演で実写化されるニュースは前にも流れましたが、オリジナルのアニメでは主演のスパイク役をやっています。そのアニメの音楽を担当していた菅野よう子さんのライブがさいたまスーパーアリーナで行われたんです。他にも『攻殻機動隊S...』や『マクロスプラス』などそうそうたる作品があるのですが、集まったファンがなんと17000人!いやー、もう本当にすごかったです。とにかくいろんなジャンルの音楽があるので、本当に天才的な才能を感じてしまいます。自分の関わった作品の曲が流れた時などは涙してしまったくらいですが、オリジナルの歌手も国内外から結集し、演奏するミュージシャンたちも素晴らしい面子が揃っていました。ワルシャワ国際フィルハーモニーの一団である100人が来ていたことはもう衝撃でしたね。オリジナルのサウンドトラックを彼らの演奏で録音したことは知っていたのですが、まさか一夜限りのライブのために会場に駆け付けるとは思ってもいませんでした。そんな訳で舞台に上がったミュージシャンは150名にも上ったかと思います。是非ともハリウッド版の『カウボーイビバップ』でも、音楽は菅野よう子さんにお願いしてもらいたいと思っています。アニメ作家では世界からすでにオファーが来ている方もいらっしゃいますが、音楽の方でもこれからはどんどん進出して欲しいと思います。

あと『カウボーイビバップ』でエドという天才ハッカーを演じていた多田葵ちゃんも一緒にそのライブを見に行ったのですが、共演時は高校生でしたが、もうすっかり大人になっていました。今回久々に会ったのですが、今彼女はシンガーソングライターとして活躍していて、『スケッチブック』というアルバムを頂いたんですが、これがまたすっごく良かったです。インディーズレーベルではありますが、どこでも入手できます!是非聴いてもらいたい1枚でした。

12:26 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年7月 4日 (土)

山寺宏一より今週の一言

前回もマイケル・セラの服装について触れましたが、今回はフォーマルないでたちで登場したスターたちのことを書こうかと思います。まずはブラッド・ピット、やっぱりカッコいいですね。ブラピはタキシードを着ていましたが、皆さんお気づきだったでしょうか?トラッドが世界的に流行っていますが、襟の折り返したラペルという部分がものすごく広い昔のタイプをうまく着こなしていましたね。ところがその後に出てきたジョニー・デップ、中にブルーのシャツを着て胸元が大きく開いている服もあったんですが、そのジャケットのラペルにはビックリしました。ブラピも広めだったんですが、その倍はあったでしょうか?気づく方は気づいたでしょうが、とんでもない服でした。ジョニー・デップは元々奇抜なファッションで出てくる人ですが、個性とは言え、驚かされましたね。

今回、一番カッコいいと思ったのは『トランスフォーマー/リベンジ』に出ているタイリース・ギブソン!グレーのスーツにピンクのネクタイ!シャツもちょっとワイドなカラーで非常にキマッていました。アフリカ系の方は派手なものが似合うんですが、タイリース・ギブソンのスーツ姿にはちょっと惚れてしまいました。実は僕も最近、グレーのスーツを買ったものですから、ピンクのネクタイしようかな、なんて思いましたけども。それに引き替えシャイア・ラブーフ、先週のマイケル・セラに負けず劣らずのラフな服装!まあインタビューなので、まだマシですが、大スターなんですから、もうちょっと服装にも気を配ってほしいものです。その辺の兄ちゃんにしか思えない感じでした。

ところで僕も『トランスフォーマー/リベンジ』見ましたけど、前作と同じく、後半の方、どうしてそこで試練を与える???などなど突っ込みどころが満載ではあるんですが、メカの描写はロボットアニメを見て少年時代を過ごした私にとっては、ここまで来てしまったということにただただ驚くのみです。もし私の子供時代にこんな映画があったら、確実に気を失うくらいの衝撃を受けていたはずです。想像の世界を遥かに超えてしまって、少年時代の気持ちが甦って、突っ込みどころはあれど、ものすごく興奮して楽しめました。

11:16 午後 山寺宏一より今週の一言 |

2009年6月27日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今週、気になったのはレッドカーペットに新作“YEAR ONE”で登場したマイケル・セラでしたね。『スーパーバッド 童貞ウォーズ』などでご覧になった方もいるかもしれませんが、あれだけの若さでジャック・ブラックと渡り合っているというのは、それだけでも大したものです。でも晴れの舞台であるレッドカーペットで、あの格好はないんじゃないでしょうか?いかにも普通の学生風の格好をしてくださいと言われたような服装で、これ以上は普通になりようがないくらい一般の学生みたいでした。思わず「なめんとんのか?」と画面に言ってしまいましたが、それがキャラでもあるんでしょう。ジャック・ブラックがスーツでキメていたものですから、尚更です。私もそういうフォーマルな場に多少のラフな服装で出かけることはありますが、あそこまでだと、その辺の兄ちゃんに間違えられるかもしれません。

 あとはランキングに登場した『ナイトミュージアム2』でロビン・ウィリアムズが演じていたルーズベルト大統領の胸像ですね。あれはどう見てもハナ肇さんを彷彿とさせてしまいます。見ていると水をかけたり、泡を塗ったり、ケーキをぶつけたくなったりするものです。おそらく40歳より上の世代の人は、私が言っていることを同様に思ったのではないでしょうか?

 ミニ・バイオグラフィではやっと出ましたキャメロン・ディアス。前に『シュレック2』で来日した時にお会いして、他のみんなとご飯も一緒に食べたことがあります。写真を撮る時に「もっと近くに寄りなさい」と僕の手を引っ張ってくれたことも一生忘れることができません。その時に「『マスク』の時から大ファンです」とアピールできたことも思い出しました。衰えるどころか、ますます活躍しているのには驚きを覚えています。根っから明るい人であることは、僕にもすぐ分かったので、そういう点も好かれるところなんでしょう。

 続いて言いたいのがタイトルについて!今週1位の『あなたは私の婿になる』と、全米公開されたばかりの『私の中のあなた』。どちらも似ているタイトルで間違えやすいと思いません?どちらの公開時期も10月公開ということなので、シネコンの窓口でチケットを買う時はくれぐれもお間違いのないように。どう見ても全く違った内容の作品です。

 あとショーン・ペンが三バカ大将こと“THE THREE STOOGES”から降板してしまったことは残念でした。ジム・キャリー、ベニチオ・デル・トロとの共演で楽しみにしていたのですが…。後釜に入るのは誰なのか、とても気になります。私としてはスティーヴ・カレルに参加してもらって、『ブルース・オールマイティ』以来のジム・キャリーとの共演を果たしてもらいたいと思っています。もしかしたらまたシリアス路線の人が参加するのか、分かりませんが、楽しみにしたいと思っております。

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2009年6月21日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今回は私のヘアスタイルの話をしましょう。実は最初、モジャメガネというニックネームを付けて、流行らせようとしたのですが、うまくいきませんでした。特徴としてはメガネとパーマのモジャモジャ頭という組み合わせなんですけどね。私の髪、元々は直毛に近い髪質なんですが、個性を付けるためにパーマをかけたら、それでいいのでは?ということになり、もう12年間この頭ですが、今日は番組のナレーションを録る直前まで美容院にいまして、ナレーションの収録が終わったら、また美容院に戻るという予定になっております。美容師さんと「行ってきます」「行ってらっしゃい」というやり取りをしたりしています。まあ、何て事の無い頭に見えるかと思いますが、何と45時間はかかるんですよね。よく「髪型どうしているんですか?」と聞かれるので、ツイストとスパイラルの中間という感じで、カーラーは使わず、何本か束ねた奴をくるっと巻いて、ピンでとめてパーマ液をかけるように言っています。それをやった後にカットをして、色を入れています。もういい歳して、茶髪にしていますが、私、実は白髪が多くて、白黒がはっきり出ちゃうものですから、それをカバーするためにも明るくしている訳であります。それから「若作りしろ!」という命令も出ていますので、こんな風にしているというのが、本当のところなんです。今日も、この後、また美容院に行ってきます。45時間もの間、美容院の椅子に座っているというのは大変ですけど、やる方はもっと大変なんでしょうね。その間、シャンプーは3回はやりますので、そこだけは非常に楽しみにしています。もう12年も同じ美容院に通っていると、どこが痒いということも、いくらでも言えるようになりまして、「全部!」って言って、延々やってもらうとかしています。今回は、そんな私の髪についての話でした。

11:40 午後 山寺宏一より今週の一言 | | トラックバック (0)

2009年6月15日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 以前このコーナーで、楽天イーグルスの快進撃を喜々としてお伝えしていましたが、懐かしいですねぇ、あの頃が。ものすごい連敗中です。この文章が掲載されている頃に、マー君が1勝ぐらいしていることを祈りますけども。先日、頑張って、東京ドームにちょっと試合を見に行ったりもしたんですけど、その時も悔しい思いをして帰ってきてしまいました。まあしょうがないです。
 そんなこんなで、今回の番組ですが、ミニ・バイオグラフィにはジョン・トラヴォルタということで特集が組まれておりました。私も、意外と縁のあるお方です。まず何と言っても『グリース』なんですが、当時、中学2年だった私はオリビア・ニュートン・ジョンの大ファンで、一人で彼女のコンサートに行くほどだったので、この『グリース』にもはまりまして、ジョン・トラヴォルタのハイトーンなボイスにビックリしました。番組内で使用された部分では普通に歌っていましたが、曲によってはオリビアと同じキーで歌っているんですよ。サントラも最高に楽しいので、皆さんにも是非聴いて頂きたいです。
その後のブレイク作として『ベイビー・トーク』が紹介されていましたが、実は1作目、2作目の吹替えをやっています。その中で、赤ちゃんの妄想シーンで、トラヴォルタがすごいイヤな奴になって、ゲップをする場面があるんですが、そこも吹替えてくれと言われました。僕はイビキとかの擬音系は得意にしているものですから、「できます。それだけの別録りもしないで大丈夫です」と言い放ち、連発ゲップをセリフの合間にちゃんとやってみたものです。まあそんなことで意地張っても、意味無かったと思うんですが、そんな懐かしい記憶もあります。それにしても冒頭の受精のシーンは、CGのない時代、どうやって撮影したんだろうかと思っていますが、もう一回、見返してみたくなりました。
そして『パルプ・フィクション』ではオファーが来たので、「おおおおっ!」と思ったらトラヴォルタでなく、ブルース・ウィリスの吹替えでした。もちろんそれはそれでやりがいはあったのですが、トラヴォルタの演技も素晴らしく、生涯のベスト10に入る映画だと思っています。
その後は『ヘアスプレー』でも吹替えをやらせて頂きました。こうして何度か吹替えをやっている俳優さんは、ずっと元気で映画に出続けて欲しいものです。最近は息子さんの件で、気を落とされているそうですが、早く立ち直ってもらいたいものですね。

10:30 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2009年6月 1日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 先日、『アイス・エイジ3』の発表イベントがありまして、会場の国立科学博物館に行って来ました。今回で早くも3作目ということですが、シド役の太田光さん、ディエゴ役の竹中直人さんそろってのイベントでした。お二人とも非常に尊敬している方々です。竹中さんは、僕がこの業界に入る前から憧れの存在だった人で、物真似も面白いし、監督としても凄い方です。他のアニメでもご一緒させて頂いているのですが、また一緒にできるというのはうれしいものです。太田さんも何と言っても“総理”ですからね、もはや単なるお笑いの方の範疇を超えています。そんなすごい方々と一緒になれて、本当にうれしかったです。1作目の時の記者発表は本当に緊張したもので、今回は3回目となる訳で、そろそろ慣れたかなと思うのですが、なかなかそうはいきません。打ち合わせしてもお二方とも、段取り通りやりませんので、特に太田さんなんかはグチャグチャにしますから、質疑応答でもとんでもない方向に話が行ってしまいます。最初は田中さんのかわりに僕が突っ込んでもいいのかな?と思いましたが、放っといた方が面白いし、竹中さんのトークも素晴らしいので、そのまま話してもらうと、ひとつの作品が出来上がるのでは?とも思えてしまいます。どこにも出せないような話もいっぱいありまして、それが最高におかしいんですね。そんな二人と一緒に作品を生み出せることが非常にうれしく感じるところでありますが、会見では途中から傍観者に立ち位置を変えました。

『アイス・エイジ3』、まだ録音はしていないのですが、私の演じるマンモス、マニーに前作でエリという彼女ができまして、その後、なんと子供が生まれているという設定になっているそうです。そしてシドは恐竜の卵を拾ってきて、ディエゴはサーベルタイガーらしさを取り戻すため仲間から離れてしまうなど、盛りだくさんの内容になっていますので、シリーズ最高の出来になるのではと楽しみにしています。更に3-Dでの公開もあるようなので、皆さん、夏の公開を首を長くしてお待ちください。

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2009年5月24日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 昔から趣味のない人間でございますけども、唯一、楽天イーグルスの応援だけは別ってことで、最近は趣味の欄があるとそれを書いているんですが、今年は本当にすごいですね。マーくんが何度も完封勝利を収めてくれ、もうマーくんさまさまって感じです。今、世界で一番尊敬する人物になりつつあるという気がしています。ちょっと大げさかもしれませんが、それくらい素晴らしいということです。

 それと最近、もうひとつ趣味が増えました。それは…散歩!今年も10キロマラソンを控えているので、体を鍛えねばと思いつつ、全くやっていないのですが、歩いたり走ったり、自転車に乗ったりしています。自転車で都内をグルグル回っていると、以前もいろんな公園を発見することがあると書きましたが、また新しいスポットを発見しました。行こう行こうと思って、行っていなかった浜離宮!意外や、自宅から自転車で行ける距離だったことが分かって、いつもモノレールなどで眺めたりはしていたんですが、実際行ってみると素晴らしいの一言。川のように見える海もあり、ベンチもたくさんあって、公園もあり、花畑もあったりして、さらには茶店もあったりするんです。まさに散歩には理想的な場所と言えます。なんで今まで行かなかったのか、自問自答する有様ですが、近くに汐留のビルが見え、不思議な感覚にもとらわれます。それでそこで軽く走っていたのですが、お散歩中のおじいさんにジロジロと見つめられ、どうも睨まれているようだったんですねぇ。「何だろう?」と思いつつ、帰りがけに看板を見たら、ジョギングはしないでくださいって書いてあったんですね。やっぱり皆さん、ゆったりお散歩するところですから、砂利道もあるものですから、走ったらうるさい訳です。幼稚園児もお散歩に来ていたりしますし、やっぱり初めて入る公園の場合、ちゃんとルール確認が必要なことを改めて知らされた思いです。あの時のおじいさん、本当に申し訳ありませんでした。これからも身近な場所から、ちょっと離れたところにある公園まで、いろんなところに足を運びたいと思いました。

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2009年5月 9日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 一緒にナレーションをやっているクリス智子さんがおおはた雄一さんと、今度コラボレーションしてミニアルバム『lost & found』を出すということで、一足早く完成したCDを聞かせてもらいました。最近ではそんなクリスさんの歌声に癒されている今日この頃でございます。本当に透明感のある素晴らしい歌声でビックリしているんですが、考えてみると僕は幼い頃から、いろんな女性ボーカルに癒されてきたというか、元気をもらってきました。音楽はいろんなものが好きで、どんなジャンルでも聞きますけども、やっぱり女性ボーカリストのお世話になることが多いですね。遡ってみると、小さい頃、最初に買ったレコードは天地真理さんでしたでしょうか?その後は浅田美代子さん、麻丘めぐみさん、岡田奈々さんの声も好きでした。中学生になると洋楽も聴くようになり、オリビア・ニュートン・ジョンさんが大変好きでした。彼女は映画『グリース』にも出ていましたけど、クリスさんの声もどことなくオリビア・ニュートン・ジョンを彷彿とさせます。当時はオリビアのコンサートにも行きましたね。そして高校3年の時に松田聖子さんの声に出逢う訳です。洋楽も当時聞いていましたが、とにかくその頃は「松田聖子、松田聖子」と言っていました。その後、いろいろありまして、最近ではノラ・ジョーンズ、コリーヌ・ベイリー・レイ。この二人の歌を着メロにしたり、着うた、あるいは目覚ましにしたりしています。そして2009年、クリス智子さんの声に出逢った!という訳です。是非、クリスさんにはソロアルバムも出して頂ければ!なんてことを思っています。クリスさん、期待しています!頑張ってください。クリスさんとおおはた雄一さんによる、ミニアルバム『lost & found』は520日に発売されます。初回生産限定商品なので、皆さん!くれぐれもお買い逃がしのないように!

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2009年4月30日 (木)

山寺宏一より今週の一言

 今年のオスカーを制した『スラムドッグ$ミリオネア』が公開になりましたので、早速見てまいりました。いやぁ、もう素晴らしいの一言でしたね。僕はもう映画館でスタンディング・オベーションをしたくなるほど感動しました。入りも満員でしたが、背もたれに一度も寄りかからず、前のめりになったまま、2時間の間、集中して見ていました。自分が吹き替えをした『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』は作品賞を逃してしまったのですが、それも仕方ないと思えるほど、素晴らしい出来でした。今話題の『グラン・トリノ』や『ミルク』など、他の作品を見ていないので、そちらの作品も早く見たいなとウズウズしています。

 それと、6月にまた10キロマラソンを走る予定なのですが、全く体を鍛えていないので、先日走り始めました。まあいきなり走り出すと、いろんなところに負担が来て、膝とかを壊してしまうもんですから、とりあえず自転車でウォーミングアップをしています。それで行った目黒・白金台にある東京都庭園美術館の隣にある自然教育園が前から気になっていたので、散策してみたんですが、都会にこんなに緑があるんだってくらいすごいところで、思いがけず森林浴もできました。やっぱり出かけてみるというのはいいですね。車だと駐車場所のことばかり考えたりしていますが、自転車だとホイホイいろんなところに入っていけるので、体にも精神的にもいい一日を過ごすことができました。今は一年で一番気持ちのいい季節なので、ゴールデンウィークは時間を見つけていろいろ出かけてみたいと思っています。

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2009年4月25日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今週は530日公開の『路上のソリスト』というジェイミー・フォックス主演の新作がありましたが、『Ray/レイ』に引き続き、音楽ものということです。彼のチェロの腕前がどれほどのものかは映画をまだ見ていないので分かりませんが、やっぱり音楽に長けた人なので、とても楽しみです。僕の場合はどんな音楽をかじっても、すぐ辞めてしまい、中学生の時に初めて買ったギターも、その後、何年かに1度は買い換えていたりしたのですが、弾ける曲が未だに1曲もないという有様です。昨年は一念発起して、ピアノを習おうとしたのですが、仕事が忙しくなって習いに行く時間が作れず、更に上達しないと先生にも申し訳なくなって、行くのも辛くなってきて、休む言い訳を考えている自分がいることにも嫌気がさしてしまいました。結局、電子ピアノだけが家に置いてあったりする訳です。何か一つでも音楽ができるといいなとは常々思っていますけど。

 実は昔、聴衆のいるホールで収録する、とある音楽番組のMCを担当した時に、ミーシャ・マイスキーという世界的に有名なチェリストが来られまして、僕はその方が同じ曲を生演奏するのを、ステージの袖で聴いたことがあります。もう涙が出そうになりました。一流の方の凄さというものを感じたんですけども、チェロって人間の声に似ているんじゃないかという気もしています。ものすごく琴線に触れるというか、楽器のこともクラシック音楽のことも知らない僕のような人物でも聞いてすぐ、虜にさせてしまう力に溢れています。ミーシャ・マイスキーさんはユダヤ人で、70年代の冷戦時、ソ連によって投獄されていた時期があるんです。その時は当然、楽器に触れることもできませんから、心の中で弾いていたと聞きました。1年半の後、解放されて再び音楽をできる喜びを感じるようになり、収録時「心を込めて演奏しています」と聞かされた時は震えましたね。

 そんなチェロに対する思い出があるせいか、『路上のソリスト』も大変、気になっています。『おくりびと』の本木さんもチェロを演奏する役をやられていましたが、こちらも是非見に行きたいと思っています。

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2009年4月18日 (土)

山寺宏一より今週の一言

プロ野球が開幕しましたが、嬉しい事にわが東北楽天ゴールデンイーグルスがなんと現在首位!(なんて書いてる間に2位に下がったしまいましたが)いずれにせよ、なかなか好調です。

先日、今シーズン初めての生観戦、千葉マリンスタジアムでのロッテ戦に行って来ました。残念ながらイーグルスは負けてしまいましたが、天気も良くビールが最高に美味かった!

今年はとにかく、マー君こと田中将大投手が素晴らしい!正にWBCでの経験の賜物でしょう。おととし宮城スタジアムで初めて会った時「小学校の時、朝の番組見てました」って言われて感動したもんなぁ。その時もデカいと思ったけど、3年目の今年は体はもちろん、存在そのものが超デカい!その反面、時おり垣間見せる、20才らしい屈託の無い笑顔が、みんなから「マー君」と言われ愛されるる所以でしょう。

解説者はもちろん、実況アナウンサーまで「マー君」って言ってたりしますから。愛称って事で言うと、アーノルド・シュワルツェネッガーもいまだに「シュワちゃん」ですよね。こちらもゴツいのに愛嬌があって、みんなに愛されてるからだろうと思っていましたが、どうやら一番の理由は違うようです。単純に「シュワルツェネッガー」が発音しにくい。これが最大の理由でしょう。ちなみに今回のナレーションで「シュワルツェネッガー」を噛んで5NGを出しまい、それを確信しました。

ちなみに「サミュエル・エル・ジャクソン」「メリル・ストリープ」も苦手です。

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2009年4月11日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 皆さん、お花見には行けましたでしょうか?毎年のことですが、咲いたと思ったら、あっという間に散ってしまうので、私の場合、本格的な花見をする前に葉桜になりつつあるので、遅咲きの桜を見に行こうかと思っている今日この頃です。

 この時期、始まったものと言えば、プロ野球でございます!私が応援している東北楽天イーグルス、ありがとうございます!お陰さまで、開幕以来、奇跡の4連勝を成し遂げることができました。現時点では5勝3敗で、これから連敗の可能性もありますが、本当に素晴らしいことです。私、ほとんど趣味がないんですけど、唯一の趣味と呼べるものがスポーツ観戦でございまして、暖かくなると実際に球場に足を運んで、熱い声援を送りたいなと思っていますけど、家でテレビを見ていても、大声を出して応援している自分にこの前気づきました(笑)。「イケー!」とか「よし!」とか、「何やってんだー」「よっしゃー」などとWBCの時もそうでしたが、騒々しくやっております。でも球場で選手たちに聞こえるように大きな声で、できればビールをクッと飲みながら、応援をしたいものです。

 それと球場ではビールを飲みたいのですが、春になってもスタジオなどでは、常に温かいお茶を飲めるように、マイポットに自分でお茶を入れて持ち歩いております。エコだったり、お金かけないということもありますけども、その方が単純においしいんですね。最近はちょっとウーロン茶に凝っていまして、飲み比べると違いも分かったりするものです。この前などは、お店の人に見栄を張って50グラム、2500円という高級茶を買ってみたんですけど、その前の700円のお茶との差は、正直分かりませんでした(笑)。700円でも高いと思っていたのに、人間ってマヒするもので、しかも「ラスト1つです」と言われてしまったので、買ってしまったのですが、どうやら僕にはまだまだ早かったようです。上を見るとキリもなく、10何万するお茶もあるということをクリスさんからも聞きました。そこまではハマらないように気をつけたいと思いますけども。でも高いお茶だと、何度でも入れられるので、5、6回目でもおいしいんです。だから安いお茶の何倍も払っても、実はまだお得だったりするんですねぇ。ということで、今日はビールとお茶のお話でした。

07:07 午後 山寺宏一より今週の一言 | | トラックバック (0)

2009年4月 6日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今回の「今週の一言」は高校野球です!夏の大会はいつも見ていないんですが、春の選抜には地元・宮城の利府高校が準決勝まで勝ち進み、目が離せませんでした。実は利府町というのはモロに私にとっての地元でありまして、まさかその高校がこんなに勝てるとは思ってもいませんでした。利府町には実家もありますし、利府高校はちょうど私が東京に上京する頃に創設されたようです。宮城には他にも東北高校や仙台育英などもありますので、21世紀枠ということも関係しているかもしれませんが、非常にワクワクして手に汗握って、テレビを見つめていました。結局、同じ東北勢に負けてしまいましたが、WBCに続いて野球に熱くなったこの春でございました。

 でもそんな中で妙に気になったのが、「第81回選抜高校野球大会」という名称でした。81?八十一?はちじゅういち?どこかで聞いた数字だと思っていたら今年のアカデミー賞の回数も「第81回」だったんですねぇ。『おくりびと』の受賞で、忘れることのできない記念すべき回となった、「第81回アカデミー賞授賞式」。この番組でも何度もナレーションで言っていたので、思わずオオーッと驚いてしまいました。春のセンバツとアカデミー賞が同じ歴史を歩んでいたとは!細かく言えば、センバツは戦争で中断されていたりとか、微妙なズレはあるかと思うんですが、回数が一致しているだけでもすごいもんです。

 そして最近、もう一つ、何か聞いたことがあるかと思ったら、某番組で紹介した駄菓子屋さんのおじいさんが81歳だったんです!杉並区にある駄菓子屋さんのご主人も“ナンバー81”だったということで、春のセンバツとアカデミー賞と見事に一致しました。よく分からないまとめですが、何やらこうした数字が一致すると言うのも珍しいので、ちょっとお話してみました。

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2009年3月28日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 なかなか暖かくなりませんが、皆さん、花粉症の方は大丈夫でしょうか?寒くなって風邪、インフルエンザ対策として、私、マスクを常に着用している訳ですけども、その季節が過ぎたと思うと花粉症の季節がやってきます。日本ほどマスク人口の多い国はないと言うことですが、私もインフルエンザや風邪が流行している時期は、喉を守るため、寝る時もマスクをしていたくらいです。で、今は花粉症で目も痒いし、鼻声になったら困るので、さすがに眠る時は今、していませんけど、なるべくマスクは付けています。決して芸能人ぶっている訳ではございません。今は様々なマスクがありまして、昔は綿の布地マスクが一般的でした。洗ってもう一回使ったりしたものです。ゴムが伸びきってきたりとか、くたびれてきたりもしました。今はポリエステルとかポリプロピレン材質の不織布のものがあるんですが、これ、変え時が難しいんですよね。値段もまちまちなんですが、私が持っているやつは“11枚が目安”と書いています。でもマスクを付けたまま、くしゃみをしますと、マスクの中でぐちゃっとなる訳です。すると気持ちが悪くなってしまいます。その逆にマスクをあまり付けずに過ごせてしまうと、2、3日は使えるんじゃないかと思ったりもしてしまいます。私的にはちょっと臭ったら変えることにしていますが、皆さんはこのタイプのマスク、いかにしてお使いなんでしょうか?時折、街では布のマスクで何度も洗った感じのものをお使いの方を見かけることもありますが、なるべくならこの不織布のマスクをお勧めしたいと思います。ちなみに僕はライトグリーンの色が着いたものを愛用しています。それとくしゃみをしそうな時はマスクを外した方が、マスクが汚れずにいいのですが、それじゃあマスクをしている意味がありませんよね。(笑)周りに誰もいない屋外であれば、あえて外してくしゃみをしたりしますが、周囲に人がいる時はエチケットを大事にして、そのままくしゃみや咳をしております。今回はそんなマスクにまつわるお話でした。

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2009年3月23日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 前にも言わせてもらいましたが、今年は本当にたくさんの劇場作品に関わらせてもらっています。『20世紀少年:第2章』『ヤッターマン』に続いて、『レッドクリフPartⅡ』も間もなく公開になります。ゴールデンウィークには『クレヨンしんちゃん オタケベ!カスカベ野生王国』でも声の出演をしております。そして夏にはポケモンの新作『アルセウス/超克の時空へ』やアンパンマンの新作も控えております。その他にも予定されているものがいくつかある状態です。また予告の仕事や、この番組も含め大好きな映画の仕事をたくさんやらせて頂き、本当に幸せな思いです。それほど目立った仕事はしていませんが(笑)、何気にたくさんの作品に関われているというのは非常にうれしい限なので、是非皆さんもチェックしていたければと思っています。あとこの前、『ドラえもん』のお仕事でアヤカ・ウィルソンちゃんとご一緒する機会に恵まれました。そして、そういえば『パコと魔法の絵本』について話をしていなかったことに気づき、今更ではありますが、DVDも出たことですし、是非紹介したいと思います。僕は実はあの作品、大好きなんですね。実は舞台も見ていて、映像ではどうなっているのかなと思い、敬愛します役所広司さんが主演ですから、見る前から期待していたのですが、いやー、『おくりびと』がなかったらアカデミー賞を受賞してもいいくらいの、大傑作になっていました。例えて言うならティム・バートン作品のようなファンタジータッチで、自分が吹き替えをした『グリンチ』のような作品にも通じるところがあって、ギャグも笑えて、感動もできて、やはり役所さんの演技は凄いなと思えます。アヤカ・ウィルソンも可愛かったですけど、役所さんには泣かされました。そんな役所さんですが、なんと今度監督作が公開されることになりました。『ガマの油』というタイトルで、66日に公開です。もうすでに作品は完成しているので、早く試写に行って、チェックしたいと思っています。あれだけ名作に出ている役所さんがついに監督!ということですから、どんな作品になっているかが非常に期待できます。また監督姿もきっと画になったのではないでしょうか?世界一、画になる映画監督が果たしてどんな作品を作り上げたのか、自分としてはとにかく一刻も早く見たい作品ですね。

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2009年3月16日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 アメリカではジョナス・ブラザーズのコンサート映画が大ヒットしているようで、番組でも特集を組んでいました。私のようなものから見ると、正直、何で?というような気もするんですが、やはりどんな時でもアイドルという存在は欠かせないもので、昔から音楽でみんなのハートをつかむという人たちはいました。考えてみると僕も中学生の頃から歌謡曲も大好きで、洋楽も聴き始めたんですが、きっかけはベイ・シティ・ローラーズだったことを思い出しました。中学一年生の時、ラジオから流れてくる「バイ・バイ・ベイビー」という曲を聞いて、「あー、何て楽しい曲があるんだろう」と思って、「この歌を歌っている人ってベイ・シティ・ローラーズっていうんだ」ことに気付きました。そこからさかのぼって、全部レコードを買いました。で、洋楽なんて聞かない中学の友達には、「おー、凄いね」と言われたんですが、中には洋楽好きな女の子もいまして、「そんなの聞いているの?カッコ悪い。やっぱりビートルズとかクィーンでしょ」と言われてしまい、当時名前だけは聞いたことのあるビートルズの方がかっこいいのではと思い、そっちも聞くようになっていきました。ラジオで聞き比べ、音楽的にビートルズの方が優れていることに気付いてからは、「ベイ・シティ・ローラーズ?あれはただのアイドルだよ。音楽性では断然ビートルズだよね」などと生意気なことを言うようになってしまいました。でもまあそこからビートルズをはじめ、様々な洋楽を聞くようになった訳ですが、最初はアイドルから入った歴史があります。ベイ・シティ・ローラーズは今聞いてもポップスとして、非常に楽しめる音になっています。ジョナス・ブラザーズの方が実力は上かもしれませんけども、自分としては洋楽のルーツである、ベイ・シティ・ローラーズも久々に聞き直してみたくなった次第です。

02:40 午後 山寺宏一より今週の一言 | | トラックバック (0)

2009年3月 7日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今年に入ってから、非常に多くの映画に関わらせてもらい、映画大好き人間の私としてはうれしい限りです。まず本日公開となったのが三池崇史監督の『ヤッターマン』。TVアニメに引き続き、ヤッターワンなどなどの声をやっております。プラス、姿も若干写っております。分かりやすいので、すぐ判別がつくかと思いますので、是非劇場でご確認ください。14日に公開となる『マダガスカル2』にも出ておりまして、カバのグロリアにアプローチするモトモトというオスのカバ役でございます。オリジナルではブラックピアーズのウィル・アイ・アムという人がやっているんですが、その吹替えとして私がこっそりと出ていますので、そちらもチェックしてください。公開中ですと『ベンジャミン・バトン数奇な人生』ではブラピの声を演じておりますし、『20世紀少年<第2章>最後の希望』のラストの方にちょっとだけ出ているですが、これが最終章ではどうなっていくのかも是非楽しみにして頂きたいところです。410日になると、今度は『レッドクリフ PartⅡ』の吹替え版の公開が控えています。前作に引き続き、トニー・レオンの声を担当しているので、こちらも是非劇場の大画面で見てもらいたい作品ですね。『PartⅠ』のDVDも間もなく発売になりますので、吹替え版未見の方はDVDでもご覧ください。その他にも今年は本当に映画作品が続々と控えています。細かいタイトルは現時点では言えませんけど、期待してもらって間違いはありません。

それと自分が関わっていなくとも、見たい作品が山のようにたまっています。この前までお芝居でバタバタしていたので、頑張って足を運ぼうかと思っています。あとさすがに暖かくなってきたので、花粉症に悩まされている方も多いかもしれません。そんな時はWOWOWでじっくり映画鑑賞!この春はそんな過ごし方もいいかと思いますよ。

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2009年2月27日 (金)

山寺宏一より今週の一言

 とにかく盛り上がった今年のアカデミー賞! 私も生中継の後半から始まって夜の字幕版をリアルタイムで鑑賞、さらに録画で見直したりして、まさにオスカー漬け。いまだに興奮さめやらず、あちこちで喋りまくっています。その中でも特に私的にツボだったポイントを御紹介しますと…

【楽しかった!】
■ヒュー・ジャックマンがミュージカル仕立てで演じたオープニングのチープなセット! まるで『もう中学生』(という芸人さんがいますよね)のコントみたいで笑えた!
■歌曲賞での『ウォーリー』と『スラムドッグ$ミリオネア』の見事なコラボ! 特に『ウォーリー』を歌ったジョン・レジェンドは以前から好きなシンガーなので感激ひとしお。
■『つみきのいえ』加藤監督の名スピーチ! 「ドモアリガトミスターロボット」には私だけでなく全米がひっくり返ったハズ。

【泣いた!】
■ケイト・ウィンスレットの「8歳の頃、シャンプーの容器を持って受賞スピーチの練習をしていた」というエピソード。
■ケイトの「パパはどこ?」に対して、ズバリのタイミングで口笛で答えたお父さん! あれはリハーサルしたってそうそう出来るもんじゃありません。そのパパに無邪気に手を振るケイト。主演女優賞おめでとう!
■「スラムドッグ~」で歌曲賞を受賞したA・R・ラフマーンのスピーチ。「貧しい生まれの私たちには、愛するか憎むかの選択しかなかった。私は愛することを選んで、今ここに立っています」
■シャーリー・マクレーンから主演女優賞ノミネートで紹介されたアン・ハサウェイ。尊敬する名女優から賛辞を受けているときの表情は、あの少女漫画のような大きな瞳が感激の涙でいっぱいになっていて、こちらも思わずもらい泣き。

 その他にも、表情からポーズからとにかくカメラに映っている全ての瞬間がカッコよすぎたブラッド・ピットとか、腰に手を当てたポーズが全く嫌味に見えなかったソフィア・ローレンの圧倒的な存在感(キャリアとか風格とかを超越したナニモノカを感じました)とか、滝田監督に引っ張られて立ち上がったときに一瞬遠慮しちゃった本木さん(あ、あとギリギリ壇上に間に合った広末さんと余さんも)とか、珠玉のシーンが満載だった今年のアカデミー賞。やっぱりアメリカって「映画の国」なんだなあ、と心から思いました。当分は録画を見返す日々が続きそうです。

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2009年2月22日 (日)

山寺宏一より今週の一言

211日から15日まで、舞台『作者をせかす6人の主人公たち』をやらせてもらいました。視聴者や番組関係者の方々にもご来場いただきまして、本当にありがとうございました。番組の中でも言いましたが、本当に感謝しております。お陰さまで評判もよく、とても楽しかったと直接僕に会った方は言ってくださっております。そうでない方は言いづらいのかもしれませんね(笑)。何と言っても東京芸術劇場中ホール、始まって以来の花の数だったらしく、「花だけは記録的です」とプロデューサーからも言われました。「観客動員と評判は?」っておもわず聞き返したんですけど、まあたくさんの方に応援していただけたのは、素晴らしいことだと思っています。残念ながら見に行けなかったという人もご安心ください。舞台がDVDになることが決まっております。本当は“生”で見てもらうのが最高なんでしょうけど、技術を駆使して、映像で見ても楽しめるように仕上がっているはずです。是非そちらの方もチェックして頂けたらと思っています。舞台の方も、皆さんからのご要望があれば再演なんてこともあり得るので、そんなことも実現できたら言うことなしです。

 私個人としてもイベントがいろいろあり、前に“したまちコメディ映画祭”でやった“声優口演”なんてものも予定していますし、その他にも朗読劇など、いろんなものにチャレンジする予定ですので、決まり次第お知らせさせて頂きたいと思っております。今年はそんなチャレンジ年にするつもりですので、どうぞこれからも応援よろしくお願い致します!

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2009年2月 7日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今週は気になったポイントが3つありまして、最初は大好きなスティーヴ・マーティンの『ピンクパンサー2』が全米公開、日本でも4月に見られるということです。彼は本当に大好きな俳優なので、『ピンクパンサー2』も楽しみですし、準備中というメリル・ストリープとの共演作、こちら熟年のラブコメディとのことですが、こちらも期待できそうです。この二人がカップルになるなんて、今までになかったことなので、ファンとしてもうれしい限りです。

 次は『愛の伝道師 ラブ・グル』がラジー賞に7部門ノミネートになったこと!私としては昨年開催された「したまちコメディ映画祭in台東」で大プッシュした作品でありまして、ここに来たか!と思ったんですけど、まあマイク・マイヤーズにとっては確信犯で作った映画でしょうから、授賞式にも来ちゃうんじゃないかと思いますね。大真面目にやって、外した訳ではありませんので、アリかなと。まあある意味、勲章と思ってもいいくらいでしょう。ジェシカ・アルバや名優ベン・キングスレーにとってどうかというのは不明ですが…。まあお二人にも拍手を送りたい気持ちではあります。逆に今回のノミネートでDVDが注目を浴びたりしたら、それはそれでいいかと思っています。

 それと、最後はブレンダン・フレイザー主演の“INKHEART”という作品。ランキングにも登場していましたが、本を読むと、それが現実になるというファンタジー作品です。3月公開の『ベッドタイム・ストーリー』も同様の話のようですが、実は私が211日から舞台でやる『作者をせかす6人の主人公たち』、これも正に作者が書いた登場人物たちが、現実に現れるというものになっており、何とタイムリーなとうれしくなりました。まあこのパターンは世の中によくあると言ってしまえば、それまでなんでしょうけど、そんな作品を舞台でやりますので、是非、お時間のある方は、池袋の東京芸術劇場中ホールまでお越し頂ければと思います。またまた宣伝でスミマセン。

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2009年2月 1日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今週は何と言っても来ました!キアヌ・リーヴス!彼が主演になる実写版『カウボーイビバップ』の話題を、まさかこの番組でナレーションとして紹介する日が来るとは思ってもいませんでした。実は私、ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、元となったアニメ版で主人公のスパイク役をやらせて頂いているんですけども、そのプロデューサーから「ハリウッドから実写化の話がある」とお知らせを受けていました。まあ僕が権利を持っている訳でも何でもないんですが。まあ、でも、ずーっと楽しみにしていました。いよいよ、その製作が開始するということで、もうワクワクしています。僕はいろんなアニメーションの声をやらせてもらっていますけど、中でもこの『カウボーイビバップ』という作品は、みんなに自慢できる作品、どうしても見てもらいたい作品となっています。テレビシリーズがあって、劇場版もあるんですけど、こんど2月に舞台でやる『作者をせかす6人の主人公』のキャストの中にも、それを見て僕を知っている若い俳優さんがいたりしました。他にスタッフからも「『カウボーイビバップ』好きです」と言われ、ある意味、『新世紀エヴァンゲリオン』以上にいろんな方に愛されています。そうですね、順位を付けるとすると、1位が『カウボーイビバップ』、2位が『攻殻機動隊』、3位が『エヴァンゲリオン』でしょうか?そんな感じで周囲の人からよく話を聞かされ、日本のアニメのクリエイターたちの素晴らしさというのも改めて感じるんですけど、それはやはりハリウッドも認めているんでしょうね。僕もいつか実写化してもらいたいと思っていたので、できれば日本語吹替版を作る際は、キアヌ・リーヴスの声、最近はあまりやっていませんが、逆輸入的な意味合いで私にやらせてもらいたいと思っています。あとアニメ版の渡辺信一郎監督、彼にも実写化には関わってもらいたいところです。それと菅野よう子さんの作曲した楽曲も素晴らしく、今でもいろんな番組で使われていますし、今回の実写版の音楽も彼女にやってもらいたいと思っています。とにかく続報を楽しみにしたいですね。

あとこの映画化をきっかけに、世界中の人にアニメ版も見てもらいたいです。僕は『カウボーイビバップ』を見て、面白いと思わない奴とは友達になれない!ということまで言っておりました。そんな訳で、是非アニメ版も世界中でチェックしてもらいたいところです。

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2009年1月23日 (金)

山寺宏一より今週の一言

 今年最初の更新となります。今更ですが、本年もよろしくお願い致します。

現在、211日から15日まで舞台『作者をせかす六人の主人公』という作品をやることになりまして、現在その稽古中です。僕も舞台なんてしょっちゅうやっている訳ではないので、初日が迫るにつれて胸がドキドキしているんですけども、とにかくバラエティに富んだメンバーが揃っているので、楽しい舞台になることは間違いないと思っています。是非皆さん、足をお運び頂けたらと思います。ホームページもあって、『作者をせかす』だけでも出てきます。稽古場の様子なども出てきますし、出演者のインタビューも僕がやっていますので、是非そちらにもアクセスしてください。

http://6ninno-shujinko.com/index.html

舞台によく出ている方もいますし、イケメンヒーローだったり、モデルだったり、お笑いだったり、いろんな方が参加しているんですけど、ウドちゃんがおかしすぎますね。あと何と元ウルトラマンガイアの吉岡毅志君とウド鈴木さんが同じ役をダブルキャストで演じているというとんでもないことになっているんです。どちらの役の場合も最高に面白いので、できれば2回見てもらいたいですね。私も歌ったりしていますので、どんな芝居になるのか、僕自身も楽しみにしています。正直なところ、お気楽に見られる舞台になるはず。未成年でも中学生くらいになっていれば、全然大丈夫ですので、是非見に来て頂ければと思います!

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2008年12月28日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 2008年も本当にお世話になりました。この番組、そしてこのブログをご覧いただきまして、ありがとうございます。私、未だにホームページも持っていませんし、ブログもやっていないので、ここが唯一の書き込む場所なんですけど、読んでいただき大変感謝しております。振り返ってみますと、もっと頑張れたんじゃないかとか、大したことをやれなかったのでは?などと思ってしまいますが、エンディングでも語らせてもらいましたが、『レッドクリフ PART1』や数々のアニメ作品に参加することができました。そのエンディングで言い忘れてしまいましたが、『ミラクル7号』!ずっと吹替えをやっているチャウ・シンチーの最新作ですが、今回も吹替えをやらせてもらいました。先日、DVDとブルーレイも発売になりましたけども、劇場で見逃した方、是非とも見てください!親子で見てもよし、一人で見てもよし、もちろん恋人同士でも見てもよし。とにかく全ての世代が楽しめる、面白くて、ワクワクできて、感動できる映画になっています。この『ミラクル7号』、心の中で、僕のベスト1にしたいと思っているほど、お気に入りの作品でした。

 それと5月でしたかねぇ、10キロマラソンに参加したことも忘れられません。その後は全然、運動とかしていませんけども、あの時走った自分は、客観的に見ても、よく頑張ったと思います。皆さんも、こんなご時世ではありますが、何か頑張ったことを思い出してみるのもいいのではないでしょうか?

 今年も本当にありがとうございました。来年も是非、よろしくお願い致します。

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2008年12月20日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 ジム・キャリーがミニ・バイオグラフィに登場していましたね。あれ?以前出ていなかったっけ?とも思っていましたが、数々の作品を振り返ることができて、それはそれでうれしかったですね。私もいろんなスターの吹替えをやらせてもらっていますが、一番占有率が高いのは何を隠そうジム・キャリーだと思っています。今回紹介した十数本の中で、八本はやっておりました。懐かしく思ったりもしましたが、一番思い出に残っているのは最初にやった『マスク』ですね。それから大好きなのが、『マン・オン・ザ・ムーン』。そして『グリンチ』。まあ吹替えをやった作品はどれも好きなんですけど、この三本、僕の中では特に気に入っているので、また見てみたくなりました。一人四役の『クリスマス・キャロル』なども、是非やりたいと思っています。3月公開の『イエスマン “YES”は人生のパスワード』も楽しみです。

 そして吹替えと言えば、ブラッド・ピットもたまにやらせてもらっているのですが、来年2月公開の『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』!こちらもやらせていただくことになりました。一足先に見たんですけど、これはもう、ゴールデングローブやアカデミー賞は間違いなく取るのではないかというくらい、素晴らしい作品でした。共演はケイト・ブランシェットですし、どうやって撮影したんだろうというカットもあり、とても不思議な気分になれる作品でした。この作品の吹替えをやれるということ、非常にうれしく思っております。公開はちょっと先ですが、皆さん楽しみにしていてください。もちろん字幕版も素晴らしいですが、吹替え版も劇場でやりますので、そちらもチェックして欲しいです。

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2008年12月13日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今回はミニ・バイオグラフィでキアヌ・リーヴスを特集しておりましたが、『ビルとテッドの大冒険』、懐かしかったですねぇ。この作品、私も吹き替えに参加しておりました。残念ながらキアヌ・リーヴスはやれなかったんですが、確か歴史上の人物がたくさん出てくるくだりで、ビリー・ザ・キッドか何かをやらせて頂いたと記憶しております。その時、ビルとテッドを演じたのが、お笑いで大人気だったちびっこギャングのお二人でした。僕は大ファンだったので、スタジオでご一緒できて、すごく幸せだったことを覚えています。その後、私は『スピード』でキアヌ・リーヴスをやらせてもらったんですけども、映画もとても面白かったです。犯人役のデニス・ホッパーは今回もチラリと映像が出ておりましたが、危ない役がよく似合う素晴らしい俳優です。なぜか僕が主役の吹き替えをする作品でデニス・ホッパーが出てくる作品が多くてですね、非常にどの作品も印象に残っております。『スピード』のほかですと、まず『トゥルー・ロマンス』!主演のクリスチャン・スレーターをやらせて頂いた時に、デニス・ホッパーはその父親役でした。クリストファー・ウォーケンに拷問されてしまうのですが、そのシーンが忘れられません。それから『ブルー・ベルベット』も印象的でした。カイル・マクラクランをやらせてもらいましたが、その時のデニス・ホッパーもいや~、いいですねぇ。当時のことでよく覚えているのは“VOW”という単行本のことです。その中に新聞の誤字誤植を載せるコーナーがありまして、『ブルー・ベルベット』が放映される時に、デニス・“ホッぺー”と書いたのが載ってしまったんです。そこの下に、吹き替えキャストとして山寺宏一と記されていて、そんな理由ではありますが、自分の名前がBOWに載ったことを非常にうれしく思ったものです。デニス・ホッぺー・・・VOWの単行本、たくさん持っている方もいらっしゃると思います。どの巻かは判りませんけど、どっかに載っているはずです。キアヌの話題からいつの間にか話がそれてしまいましたが、是非探してみてください。

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2008年12月 6日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 あっという間に12月になり、今年もあとわずかとなりました。何をするでもなく、なんとなく焦ってしまうものですねぇ。私の今年の予定はと申しますと、横田めぐみさんのことを描いたアニメ『めぐみ』という作品に声の出演をしたことがきっかけで、13日に日本人拉致被害者の会のイベントに参加させてもらうこととなりました。会場はニッショーホール、13時からで「拉致問題を考えるみんなの集い」という政府主催のイベントですが、そちらで横田ご夫妻とお話をすることになっています。いろんな難しい問題を含んでいますが、何と言っても全ての拉致被害者の方々の帰国を、一国民として祈っております。とんでもない人権侵害だと思っているので、僕は難しいことは分かりませんが、国民一人ひとりがそれを願わずにどうする!という風に思っているので、そんなお話ができたらと思っています。

 それと今年、映画の方でまだ詳しいことは言えませんが、ちょっと大作映画の吹き替えに参加することになっておりまして、二作品ほど控えているのですが、収録した暁には発表できると思っていますが、時期が来ましたら是非一番でお知らせしたいと思います。ファンの方はどうぞ期待してお待ち下さい。どちらもかなりの話題作になると思いますよ。

 それから年を明けますと、2月にミュージカル・コメディに参加することも決まりまして、そちらの方は『作者をせかす六人の主人公たち』というタイトルです。2009211日から15日まで、東京芸術劇場中ホールで行われます。チケットの発売が1213日です。どんな内容になるか、ほとんど私も分かっていませんが、楽しい作品になると思います。このコーナーでまた詳しく書かせてもらいますが、とりあえず、13日にチケットが発売開始ということを覚えて頂きたいなと思います。結構、大きな劇場でやりますので、たくさんの方々に来て頂けるよう、頑張らせてもらいます。そちらの方も何卒よろしくお願い致します!

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2008年11月29日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今週はいろんなイベントに参加しまして、まず一つ目は連休中に行われた「第1回したまちコメディ映画祭in台東」のクロージング・セレモニー。『愛の伝道師ラブ・グル』のトークゲストで、本当に短い時間だったんですけども、そのまま出るだけじゃつまらないだろうと思って、同じ出演者であるマイク・マイヤーズの代表作『オースティン・パワーズ』のコスチュームで登場してみました。映画祭のプロデューサー、いとうせいこうさんも微妙な表情をされていましたけど、お客さんの目にはどう映ったんでしょう?スーツはたまたまそっくりなやつを持っていたんですけど、首と胸元、そして袖のフリフリがなかったので、しぶちかという渋谷の地下街にそういう生地などを売っているところがあるので、自分で購入しまして、輪ゴム等で付けてですね、出演してみました。まあ自分が楽しけりゃいいって感じだったんですけどね。

『愛の伝道師ラブ・グル』は日本では残念ながら劇場未公開なんですが、マイク・マイヤーズは相変わらずおバカ丸出しで、日本未公開の理由も見たら、分からないでもない…という感じですね。1月末にはDVDでリリースされますが、個人的にはお勧めの作品です。中でも子供時代のラブ・グルが登場するのですが、これはもう必見ですから、見逃さないでくださいね。

それともう一つのイベントは東北楽天イーグルスという、私の地元の野球チームのファンイベントにお招き頂きまして、選手たちとトークをさせてもらいました。今年度、投手の三冠、そして沢村賞、なんとMVPも獲得した岩熊投手をはじめ、マーくんこと田中投手等々、みんないつも見ていて大ファンなんですが、その選手たちとトークができたということで、非常に楽しい時間を過ごすことができました。仙台は寒かったんですけど、とてもホットなイベントになったと思います。ペナントレースの方は今年は5位という結果に終わりました。それも最終戦で勝って、ギリギリ5位だったんですが、来年は新しい戦力も加わるので、きっとAクラス入りをしてくれるんじゃないかと期待しております!

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2008年11月26日 (水)

山寺宏一より今週の一言

 先日、公開中の『レッドクリフ Part1』でトニー・レオンの吹き替えをやったので、それを見るために劇場に足を運んだら、「昨日終わりました」と言われ、がっくりしてしまったのですが、ちょうどその時間で『イーグルアイ』をやっていたので、見てきました。とにかくテンポの速さ、アクションの凄さにビックリさせられる楽しい映画でした。これぞエンターテインメントという出来でしたが、今回はコンピューターが重要な意味を持っていたんですが、ロボットにしろ何にしろ、翻弄されるのがシャイア・ラブーフは得意だなという風に感じました。それにしても現代社会、携帯電話でいろんなものも遠隔操作できる訳ですから、本作ほどではないにしても、あんなことって、その内あるのかな?と思いましたね。

 それと先週は芝居とライブ三昧の日々を送ることができました。中でも2日続けてライブを見たのですが、そのどちらも素晴らしいものでした。まずはザ・クロマニヨンズ。よく行っているんですけども、久々に踊って大汗かきました。私は2階で見せてもらったんですが、さすがに1階でもみくちゃになりながら、うぉーっと盛り上がっている若者の間には入れなかったです。で上の階で見ていたんですが、やっぱりロックのエネルギーはスゴイなと思いました。その日はちょっとモヤモヤしていて、だるいなと感じていたんですが、ライブで一辺にそんなものは抜け去りました。やっぱり人間は動かないといけませんね。あと熱くならないといけません。

 で次の日はプレミアコンサート珠響(たまゆら)というジョイントイベントに行きました。何と増上寺の中でやるというコンサートで日本の一流ミュージシャンがコラボレーションするもので1日しかやらないというものでした。友人であるピアニストの稲本響さんたちが中心にやったんですけども、尺八あり、鼓あり、それからギタリストの村治佳織さんとか、それと僕のヒューマンビートボックスの師匠である、MaLさんなどが勢ぞろいしたもので、皆さんいずれも日本を代表する方々ばかりで、まるで異種格闘技のようなコンサートだったんですけど、増上寺の独特な雰囲気にも圧倒されました。

 2日続けて、かなり異質なものを見ましたが、とても充実した時間を過ごすことができました。尺八や鼓など邦楽の世界は、それまでさほど興味はなかったのですが、やっぱり一流の人の音を生で聞くと、やっぱり心に響くんだなと感じました。

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2008年11月15日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 いろんな映画が公開されておりますけども、私がお勧めしたい邦画がありまして、今回はそれを紹介したいと思います。テレビドラマやバラエティ番組でも大活躍中である私の友人、八嶋智人が主演しております『秋深き』という作品なんですが、現在各地で全国公開しております。背の低い教師と、長身のホステスが恋に落ちて、やがて結婚。幸せな結婚生活の先に、ある出来事が起こるという夫婦愛を描いた秀作です。

八嶋さんは、『踊る大捜査線』のスピンオフである『容疑者 室井慎次』や木村拓也さん主演の『HERO』にも出演したりしていますが、映画の主役は今回が初めてで、初日に早速見てきたんですけども、本当にハマリ役で、不器用だけども“純”な青年を好演していました。その奥さん役がサトエリこと佐藤江梨子さんなんですけども、こちらもとても素晴らしかったです。八嶋さんのお父さん役は渋谷天外さんという関西では知らない人はいない喜劇俳優が演じておられました。お母さん役にはやはり喜劇俳優の山田スミ子さんで、お二人の演技も見事にハマっていました。それから脇では赤井英和さんも出ていて、いい味を出しているのですが、最近『ザ・マジックアワー』が大ヒットした佐藤浩市さんと八嶋さんのやり取りも見逃せません。八嶋さんが演じているのは、結構ダメなところがある人物なので、実生活では友人ということもあり、「お前、それじゃダメだろ!」と心の中でスクリーンに語りかけたりもしてしまうほどです。

クライマックスはかなり切ない話になっていくんですが、まっすぐ愛することを描いた素晴らしい作品なので、見たら絶対に気に入ってもらえるかと思います。笑って泣ける場面もいっぱいあるので、どうか劇場に足を運んで頂きたいと思っています。

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2008年11月11日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 今回はレッドカーペットのコーナーで来年公開の『007/慰めの報酬』が取り上げられていましたけども、ボンドガールのオルガ・キュリレンコ!ウクライナ生まれで、フランスでキャリアを積んできたということですが、インタビューの映像を見て、「あ、また日本でブレイクしそうな美女めっけ!」と感じてしまいました。もちろん今後の作品にもよるんでしょうが、これからがとっても楽しみな美しい女性でしたね。

 僕は007シリーズが大好きで前作の『007/カジノ・ロワイヤル』のダニエル・クレイグもなんだかんだ言われてましたが、今までのジェームズ・ボンドと違って、新たな魅力を作り出していて、映画を見たら大好きになりました。そんな私ですが先日、街をブラブラしていましたら、フリースペースを使った期間限定の洋服のお店がありまして、ドイツ・ブランドだったんですが、日本語が得意なドイツのデザイナーの方とかがいらっしゃるお店で、スーツからコート、シャツ、セーターまでいろんな物が置いてあって、とっても僕好みの服ばかりだったんですね。そこは特定のショップを持たずに世界を回って、こういう風な売り方をしているようなんです。実は意外とセレブ達にも人気があるようです。値段は本当だったら、こんな値段にしたいんだけどって価格が値札の下に書いてあるんですが、実際はその半額になっていました。元の値段の理由は説明を受けてもよく分からなかったんですが、確かに質も仕立てもよくできているように見えました。そんな中、タキシードを売っていたんですね。それをお勧めしてくれたドイツ人の女性が言うにはダニエル・クレイグが007のプレミア等で着ていたものと同じなんだそうです。置いてあるものはセミオーダータイプなんですが、生地などは同じ材質で作ってあるってことで、「えー!あのダニエル・クレイグがー!」と盛り上がって、結局どうするかって…実は買うつもりはなかったんで、普通の薄手のセーターを買いました。でも今回ダニエル・クレイグの映像を見たら、それかどうかまでは判別できませんでしたが、そのお店の服に見えましたね。そんな怪しいお店ではなく、六本木ヒルズに出ていたちゃんとしたお店だったので、きっと本当なのでしょう。現物を見れて良かったです。私、ちょっとミーハー的なところもあるもんですから、レッドカーペットとかで着ていたと聞くと何だかわくわくしてしまいます。でも、もし本当にそこで売っていたものだとすると、ハリウッドスターとしては、かなりお安いです(笑)まあ特注なんでしょうけど。

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2008年11月 3日 (月)

山寺宏一より今週の一言

先週お休みさせて頂いたものですから、今週見てビックリしたのが“THE SECRET LIFE OF BEES”に出演しているダコタ・ファニングの成長ぶりでした。本当に急に大人になったって感じでしたよね。何年か会っていない親戚や友達の子供を久々に目にすると、いつの間に!ってことが多々ありますが、よく考えれば自分もそれだけ確実に年を取って、老化している訳ですが、それにしてもビックリしました。

で、考えてみると自分も47歳ってことで、50も近いってところに来ました。同い年で、最近話題の人が泰葉さんとマラドーナっていうのもちょっと驚きでしたが…。まあマラドーナはもうすぐ48歳になるようですけど。それと最近の世の中の話題のことで言いますと、高橋尚子選手が引退を発表したということで、私もずっとQちゃんを応援していただけに残念です。でも国民栄誉賞も取っているし、あれだけマラソン界に貢献した人って、そういるわけじゃありませんし、本当にお疲れさまと言いたいです、なぜ言いたいかと言うとですね、私が今年10キロマラソンに参加した時に、たまたまラジオ番組の関係ですけど、「山寺さん、頑張ってください」という応援メッセージを頂いたことが理由なんです。考えてみれば、こんなスゴイ人にメッセージを頂けたと改めて思いまして、そのことはもう一生大事にしようと思っているくらいです。今後、Qちゃんが市民ランナーとして活動していくのか、どうかは分かりませんが、もし同じ大会で走れるようなことがあったら、是非一緒にお願いしたいものです。楽しく走ることを広めていきたいというようなこともおっしゃっているので、我々だって一緒に走るチャンスもある訳です。Qちゃんと一緒に走れるなんて非常に幸せなことですよね。ちなみに僕は小出監督の走り方を教えるDVDを持っています。

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2008年10月18日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 先日、したまちコメディ映画祭のプレイベントで行った声優口演という無声映画に声を当てるイベントのことを紹介しましたけども、なかなか評判が良くて、あちこちからやってくれないかとお誘いを受ける機会も多くなってきました。その内のひとつとして広島県にあります秋の宮島内の厳島神社でやらないかという話が来まして、そこでやってきました!実際の会場はその厳島神社にある千畳閣という立派な板張りの建物でした。まあ吹き抜けみたいになっているんですけども、豊臣秀吉が建設して途中で亡くなってしまったそうですけども、そんな由緒正しい場所でやらせてもらいました。私はまたまたチャップリンの『犬の生活』に声をあてることになり、千畳閣には映写機を2台持ち込みました。もう一本はバスター・キートンの『探偵学入門』で、そちらは羽佐間道夫さんと野沢雅子さんが声をあて、それからシンセサイザーとチェロの一流の方が音楽を担当し、効果音もプロの方が付けていました。『犬の生活』の方は最初から音が付いているので、一人で声をやるという訳ですが…。まあとにかく僕は初めて行ったんですけど、さすがに世界遺産というだけあって、大鳥居が水に囲まれ、干潮の時は陸だけれど、満潮になると水から生えているような美しい風景に感動しました。しかもとても気候のいい十六夜の月を見られ、ロマンチックな気分も味わえたんですねえ。そんな由緒正しいところで口演できたことがまたうれしかったんですけど、そこで毎回変わっていく僕のくだらないギャグをやったりして、本当にいい経験をさせてもらえました。神社なので、チラシを見たら、“奉納公演”って書いてあって、いろんなコンサートとかしょっちゅう行われているようなんですけど、まさか自分のやるイベントがそんな高貴な扱いをされるとは夢にも思いませんでした。まあ元の作品はチャップリンなんで、映画自体は名作なんですが、非常にプレッシャーを感じましたね。やっていてとても楽しくて、広島のお客さんもとても暖かくて、皆さん座布団に座って最後まで見てくださいました。我々の後ろには宮島の優美な景色が広がって、夕方などは緑もいっぱいで、だんだん星が見えてきて、月がまぶしく感じる…そんな素敵な場所でした。この声優口演はいろんな場所でやるという話も来ているので、皆さんのお近くに行った際は是非足を運んでい頂きたいですね。

 翌日は原爆ドームと資料館の方にも行かせて頂いたんですけども、いろんなことを考えさせられました。とにかく気候が良かったせいもありまして、広島全てが美しく、とても好きな街になりました。そして牡蠣がおいしかったです。

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2008年10月11日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 ここ数日、ノーベル賞の話題が続いていますね。ノーベル化学賞のクラゲの蛍光タンパク質のことは何となく説明を聞いて理解できるんですけど、物理学賞の素粒子理論の方はさっぱりです。僕はにわか勉強して、いろいろ調べて見たんですけど、当然のことながら難しいですね。僕は前から宇宙の果てはどうなっているのか、興味があって、そんな本を読んでいる矢先の受賞だったんです。すると物質反物質とかの話の流れに必ず素粒子の話題も出てくるんですね。ちっちゃーいところと宇宙の話ってつながっているんだなって思い、物理っていうのはスゴイんだなあと感じました。最も小学生の頃から数学と理科は嫌いだったんで、苦手な分野ではあるんですが…。

そんな風にいろいろな事を調べることができたのも野球が終わったからですね。セ・リーグは巨人が優勝しましたが、私が応援している楽天イーグルスも、何と王監督の最後の花道にサヨナラ勝ちを収めてしまいました。結果、ソフトバンクを最下位に落とすということになった訳ですが、こっちも最下位になるか、5位になるかがかかっていたんで、負ける訳にはいかなかったんですけど、何もよりによって王監督の野球人生最後の日に勝たなくても…と思ってしまいましたね。それで今シーズン終わりまして、クライマックスシリーズもないので、これでのんびりいろんなものが見れるなと一息ついています。観たかった映画とかもたくさんあるので、秋の夜長はそうしたことに時間を費やしたいなと計画しています。そんな中、先日他界した緒形拳さんの代表作『復讐するは我にあり』も12日にWOWOWで放送されますので、そちらも是非チェックしたいところです。

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2008年10月 4日 (土)

山寺宏一より今週の一言

今週のエンディングトークで『イーグル・アイ』に出演しているシャイア・ラブーフが取り上げられていましたが、僕の場合、何と言っても『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』で大活躍していたんで、ますます好きになりました。『アイ,ロボット』や『サーフズ・アップ』にも吹き替えで参加しているので、身近に感じたりもしたんですけど、一般にも知られるきっかけになった『トランスフォーマー』をまだ見ていなかったんです。まあもちろん日本のアニメから出てきたものなので、見たいと思っていたんですね。アニメの声優がそのままロボットの声も担当したことも聞いていましたし。そんな折、ちょうど先週WOWOWで日本語吹替版での放送があり、ついに見ることができました。オプティマス・プライムの声を玄田哲章さんが担当していて、とても楽しめ、うれしく思いました。『アイアンマン』を見た時はパワードスーツのメカの表現が凄いと感じたんですが、細かさについては『トランスフォーマー』の方がとんでもないレベルに達していました。あのCGを作るのは一体どれくらいかかったんだろうと思いましたが、あのトランスフォームのやり方が想像を超えていまして、ガチョンガチョン、よくやるなあと…でもあそこまでやるとあっぱれとしか言いようがありません。CGも最近はありがたみに欠けていますが、ロボットアニメで育った世代としては「よくぞやってくれた」と思わずにはいられません。きっとちっちゃい子供が見たら本当にあんなロボットがいると思うはずです。

でもシャイア・ラブーフが物語のカギになる物体を持って、生身で逃げるのかということは全く理解できず、「なんじゃそりゃ」とも思いました。得てしてハリウッド作品には何十憶というお金をかけ、山のようなスタッフがかかわり、世界的なプロモーションをしている割に、なんでそうなるの?というような底の抜けた作品も珍しくはありません。こんな矛盾を何で放っておくの?と感じることが本当に多々あるんですが、この作品も例外ではありませんでした。でもあれだけの映像を見せてくれたらまあいいのかな?とも思いました。きっと主人公に試練を与えるために必要な措置だったんでしょう。途中からテレビの前ですごく突っ込みながら見ていましたが、最終的にはとても晴れやかな気分で、終わることになりましたが…。

でもシャイア・ラブーフのように二枚目でもない、肉体的にも普通の感じ、なのに味があるキャラクターって面白いです。やっぱり味があるってのは大切なんですね。アメリカみたいなエンターテインメント王国でもそういったものが大切にされるのはうれしいことです。これからも彼の活躍を楽しみにしたいです。

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2008年9月28日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今週の情報で一番気になったのは『ビバリーヒルズ・コップ4』ですね。『3』からだいぶ間が空きましたけども、シリーズ全作吹替えをやらせてもらっていますので、そういう意味では楽しみですねえ。正直言うと、最初の作品が一番面白かったとは思っています。でもジョン・ランディス監督が大好きなので、『3』も期待してはいたのですが、スピード感に欠け、ギャグのキレも今ひとつという出来で、「アレ?」と感じてしまいました。でもエディ・マーフィにはこのシリーズがとってもぴったり合っているので、まあ同い年でもあることだし、是非頑張って面白い作品を作っていただきたいと思います。そしてその完成の暁には吹替えも私にやらせてもらえればと思う次第でございます。

 『ビバリーヒルズ・コップ』シリーズはコメディでもありますけど、アクションも重要な見どころです。エディ・マーフィはまだまだ体も動きますからね、きっと声を当てるであろう私もまだまだ体を鍛えなければなりません!ということでスポーツの秋です。前に10キロマラソンを57分で走って「オレもなかなか走れるじゃないか!」と感じたものですが、「これからどんどんアスリートとして頑張るゾ」と思っていたのにあれ以来一度も走ってなくて、どんどんなまりきって、ちょっと体重も増え気味でヤバイと思い、たまたま今日、3ヶ月ぶりくらいにジムに行ってまいりました。前に10キロ走れたので、とりあえず5キロくらいは走っちゃおうと挑戦したのですが、何と2キロで挫折してしまいました。悲しかったのはそのジムで、自分の記録が記されているカルテのようなものがあるのですが、それが無くなっていたことです。とっても淋しかったですね。スタッフの方は「裏も探してきます」と言ってくれたのですが「もういいです」と言わせてもらいました。でも3ヶ月行かないだけで、そんな風になっちゃうのかとガッカリです。もう会員じゃなくなっているのかと精神的にダメージを受け、更に適当に運動したせいか、筋肉痛になってしまいました。やっぱり計画的に段階を踏んでやらないといけないんだなと実感した次第です。何でもコツコツやることが大切なんですね。『ビバリーヒルズ・コップ4』は2010年に公開予定らしいので、その頃は僕もマッチョな体になっているかと思います。そんな訳でこの秋はスポーツに勤しみたいと思いました。

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2008年9月22日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 去る9月14日、先日お知らせした下町コメディ映画祭のプレイベントに出演してきました。上野公園内にある不忍池水上音楽堂というところがその“声優口演”の舞台でした。僕はそこ、初めてだったんですけども、屋外とは聞いていたんですが、屋根はあって、非常にいい感じのところでした。当日は曇っていましたけども、逆にあまり暑くなく、オープンスペースなので壁もなく、不忍池の蓮がちょうど見えまして、時折涼しい風が入ってきたりしました。僕はチャップリンの『犬の生活』を33分間、一人でしゃべりまくるというものをやったのですが、汗ダラダラだったんですけど、お客さんはとっても気持ちよかったと言っていただけました。しかも僕のイベントでは35ミリフィルムを実際に回すということで、もうスタッフの方々はセッティングが大変だったと思います。映写機ではワンロール30分までなので、わずか3分のために2台も用意していただきました。前にも別な会場でチャップリンをやらせていただいたんですけど、その時も周囲には喋りすぎ、いわゆる“トゥーマッチ”と言われてしまったのですが、今回はもっとやってやろうということで、2割減にしろと言われていたのを2割増にしてみました。会場は涼しげだったかと思いますが、僕の喋りは暑苦しかったのではないでしょうか?

 まあ、この後『下町コメディ映画祭in台東』、11月に行われますが、詳細なんかもいろいろ聞きまして、台東区を挙げての映画祭ということで、区長さんともお会いしました。何と言っても僕が驚いたのは総合プロデューサーとしていとうせいこうさんが入っていることでした。ですからみうらじゅんさんのバカ映画イベントもやるし、盛りだくさんになっています。これはコメディ映画マニア、子供から年配の方まで幅広く楽しんでもらえるはずです。フランキー堺さんや三木のり平さんの作品もあります。一番の衝撃だったのは招待作品としてマイク・マイヤーズの『ラブ・グル』が上映されることでした。日本未公開と聞いていただけに、「ここでやるのか!台東区でしか見ることができないのか!」と感無量でしたね。この映画祭、かなり期待できるものになりそうです。

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2008年9月13日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 美しかったり、可愛かったりする女優さんが登場すると、ついそちらの話をしてしまう私ですけども、今回のミニバイオグラフィでは“やっと出たかい”とでも言いたくなったメグ・ライアンを取り上げていました。いやー、46歳ですか。私とそんなに変わらないですが、でもいいですね。今回取り上げた作品群を見ていると、昔より今の方が更に魅力的になってきているようにも思えました。なかなかヒット作に恵まれないと言っても、やっぱりメグ・ライアンは輝いています!私が最初に彼女を意識したのは実は『ドアーズ』が最初でした。大ヒット作『恋人たちの予感』を見たのは結構後だったんですね。『ドアーズ』ではジム・モリソン役のヴァル・キルマーの吹替えをやったのですが、その時メグ・ライアンを見て、何だこのカワイイ娘はと思いました。もうスターだったんですけど。彼女にひと目惚れしまして、こんな可愛らしい女優さんがアメリカにいたのかと思って、もう毎日メグメグメグとなっていました。『めぐり逢えたら』でトム・ハンクスをやらせてもらった時も、幸福でした。僕としてはその2本で「メグ・ライアンはオレのものだ~」くらいの大勘違いをしていましたね。そういえば最近、ちょっと拝見していませんでしたが、その美しさには改めて驚かされてしまいます。やっぱり日本人受けしやすいんでしょうね。キュートな口元とか、全体の雰囲気と申しますか。前作の『ランド・オブ・ウーマン/優しい雨の降る街で』は11月にDVDが出るそうですが、新作の“THE WOMEN”も何とか公開にならないものですかねえ?でも僕は何だかんだいいつつ、メグ・ライアンのラブコメが見たいなと思っています。トム・ハンクスとのゴールデン・コンビも3度と言わず、実現して欲しいものです。あと本人にも一度お目にかかりたいですね。

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2008年9月 6日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 この番組、映画をご紹介する番組ですが、映画といえばですね、私の場合、いつも洋画の吹替えなどをしていることはほとんどの方がご存知だとは思います。今度は前にもやったことがあるんですが、無声映画に声優が声を当てたらどうなるのか、というイベントをやります。「第1回したまちコメディ映画祭in台東」のプレイベントで「声優口演inしたコメ」というなんですが、9月14日、日曜日、18時30分より上野恩賜公園内の水上音楽堂で行います。私の他には羽佐間道夫さんと井上喜久子さんが出演なさいます。まだチケットに若干の余裕があるということなので、興味のある方はwww.shitacome.jpにアクセスしてみてください。

 私は今回チャップリンの名作、『犬の生活』に挑戦してみます。30分くらいの作品なんですが、そこでチャップリンから犬の声まで全て一人で声を当て、しゃべりまくります。一人で何十役もこなす予定です。かなりバカバカしいものになると思いますが、先輩方の演技ははっきり言ってスゴイと思います。私の口演ライブは広島でも10月にやる予定なんですが、活弁士の方とはまた違った味わいが出るよう、日夜練習に励んでおりますので、どうぞ皆さん、ご参加いただけたらと思っています

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2008年9月 2日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 私は前にも言ったかもしれませんが、パソコンなどハイテクなものには弱いもので、ハードディスクレコーダーやケータイはそれなりに使いこなしていますけど、とにかくパソコン関係が苦手でして・・・そんな私がポータブル・デジタル・レコーダーというものを頂きました。これがモノマネとかを練習する僕にとっては最高の道具で、簡単に録音できて、ゆっくり再生したりとか、部分だけ繰り返したりとか非常に簡単で、しかもものすごくいい音で、そのままCDリリースもできるくらいの録音ができるものを頂いたんです。基本的な使い方はすぐ分かったんですが、ちょっと分からないことがあったので、説明書を読もうと思ったら、何と英語の説明書しかない。どっかにあるはずだとものすごい時間をかけて探し回ったんですが、結局無くて、人に聞いたら、「それはパソコンにつないで、そこから見るんですよ」と言われ、全く知らなかった私は大ショックを受けてしまいました。今時はそうなんだと!しかも電源も別売りアダプターを買えばACで充電できますけど、USBでパソコンから電源も取れるんです。まあiPodとかもそうですけど、とにかくパソコンなしには何事もできないんだなということが分かり、愕然としました。因みに前、モノマネを練習する時に何チャンネルも増やせるでっかいマルチレコーダーというものも、そんなに高いものじゃなかったので買ったのですが、それも説明書がどこかに行ってしまいまして、昨年は使い方がすごく分かっていたのに、1年使わずにいたら、何も分からなくなって、何もできなくなってしまいました。今それをどうしようかと思っていますが、取り扱い説明書というものは大事にしなきゃと思いました。それと人の記憶というのはあやふやなものです。常に頭を働かせて頑張らないとダメだなと思った今日この頃でございました。それにしても便利なものが多い世の中になりましたね。

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2008年8月20日 (水)

山寺宏一より今週の一言

 えー、今まさに歴史的なスポーツの祭典が行われています。高校野球も無事終了しました。個人的には何度も書いていますが、プロ野球の楽天のファンでもあります。どの決定的シーンも見逃さないよう留守録をしているのですが、延長などで予約が重複して録画に失敗したり、長い時間見ていたのに負けてしまってガッカリなんてそんな日々を過ごしております。まあこんなケースに遭遇すると、WOWOWでじっくり映画を見ておけばよかったなどと後悔することも多い今日この頃ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 まあ私はオリンピック選手の素晴らしい活躍を見るのが大好きなんですが、どうしても男なのでカワイイ女子選手を探そうとしています。きっと女性もそうなんじゃないでしょうか?体操や水泳なんかはイケメンが結構多いですからねえ。僕は表彰式の時に出てくる中国のキレイな人がいないものかと思っていたりする訳なんですが、マイナーな競技に掘り出し物がいた!なんてこともあったりして、そんな時はちょっと得した気分になります。

 私もこの番組で紹介する時に、新人の女優さんや、ハリウッド・スターの卵を見ては「あ!これはきっとブレイクするだろう。カワイイし」なんて思うことがしばしばあります。そんな時は「さすが、見る目があるね~」と言われるよう努めていますが、結構外していることも少なくないです(笑)でも今回は外しません!今週ニュースフラッシュに出ていた現在公開中の『旅するジーンズと19歳の旅立ち』に出演しているアレクシス・ブレデル。もっとも前作すら見ていない私が言うのも何ですが、次の新作“THE GOOD GUY”では主役を演じるということで、全米ではもう人気が出ているんでしょうけど、この可愛さは絶対日本受けします!是非覚えておいてください。アレクシス・ブレデル!そんなこと言っておきながら、彼女の作品はまだ何一つ見ていませんが、大ブレイクの予感をひしひしと感じています。きっと数年後にはブレちゃんと呼ばれていることでしょう。ブレてないブレデル・・・と言うことで皆さん、彼女に是非注目してください。

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2008年8月13日 (水)

山寺宏一より今週の一言

 先日、とある会社のパーティの花火大会にお誘いを受け、ちょっと行って来ました。芝浦を出発して、5時間かけるクルーズの中で花火も見るというものでしたが、夜景と共に花火を楽しめ、更に料理も飲み物も食べ放題!かき氷もあり、カクテルもあり焼きとうもろこしもありと、まるで夢のようなもので、パーティ会場がいくつも船の中にあるというような感じでした。しかも花火ですから、もう本当に昼間の炎天下から夕焼けを見て、花火を見て、涼しい風を浴びて帰ってくるという、実にいい体験をさせてもらいました。

 また花火大会が終わった後なんですが、よくミステリー列車ってありますよね。劇団の人が混ざって殺人事件が起きて解決するという類のイベントですけど、それの船バージョンをやってくれました。私も巻き込まれてしまったのですが、最終的にQRコードを使って犯人を捜し出す企画もあって、5時間全く飽きることなく過ごせました。500人乗りの船だったんですけど、なかなかそんな経験ないですよね。やっぱりいいですね、船とか花火っていうのは。皆さんもどうかいい夏をお過ごしください。

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2008年8月 4日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 何といっても2週連続1位の『ダークナイト』、もの凄い記録を打ち立てているということで、早く見たいと思っています。ジョーカーと言うと旧シリーズのジャック・ニコルソンの印象が強烈ですが、それにも関わらず今回のヒース・レジャーの演技が話題になっているのは、どれだけスゴイかって、思わず期待が高まります。まあ亡くなったことも話題の要因の一つなんでしょうが、彼のパフォーマンスは是非スクリーンで確かめたいと思います。でもそんな名優が亡くなった事は本当に残念な限りです。

 でバットマンと言えばですね、僕はマイケル・キートンが主演した作品を吹替えたことがあります。本当に独特の雰囲気で、大昔のテレビシリーズの『バットマン』も記憶に残っていて、何となくカッコいいなとは思っていたんですが、あの作品はティム・バートンの世界観で作られていて、吹替えをやる側としてもマイケル・キートンらしくない役ですが、好きな映画でした。今回の『ダークナイト』はそれに輪をかけるほどの評判なんで、とても楽しみにしています。

 あとバットマンと言うと、実は舞台もやったことがあるんです。昔、バットマンだった男が、今フツーの人間になっているんですが、また復活するという芝居でして、自分たちがやっているユニットでオリジナル作品だったんです。『天国から来たバットマン』というタイトルでした。もちろん、権利を主張されたらゴメンなさいというしかないちっちゃーい所でやったんですが、その頃、結構お金をかけてバットマンのマスクとかスーツとかを作ったんですね。最後は空に飛んで帰っていくという、つまり天に召されていくという感動的なものだったんですね。僕はバットマン役だったので、ワイヤーに吊られ、スーっと舞台の上の方に消えていくシーンだったんです。途中コメディにもなるけど、ラストは感動的にしようと言う演出だったんですが、まあ予算の都合とかいろいろありまして、手動で上げてもらったんですが、一点吊りだったんですね、ワイヤーが。だからクルクル回ってしまいまして、本当はスーっと上がるはずが、すっかり間抜けなものになってしまいました。本当は二点で吊ればよかったんですけど・・・結局平泳ぎみたいになって、一番笑いが取れたのはそこってことになってしまいました。後に「あれは芝居じゃない」と人に言われたりと散々な思い出ばかりですが、バットマンと聞くとついそのことがフラッシュバックしてきます。そういえば、あの時のバットマンのマスクやスーツは一体どこに行ったのでしょうか?捨てられちゃったのでしょうかね?

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2008年7月29日 (火)

山寺宏一より今週の一言

夏真っ盛りということで、連日猛暑が続いておりますが、夏の楽しみと言えば花火がありますよね。高校生の時に地元宮城の花火大会で、友達のお父さんが小さい船を出してくれて、港で見た覚えがあります。真下から花火を見たのはそれが最初でしたね。その後、花火大会の中継のお仕事で、屋形船から見たことがあるんですけども、いいもんですね、間近で見ることができるというものは。その時はそんなに近くはなかったんですけれども。

 今年は知り合いに誘われまして、やはり船で見ませんかとお誘いを受けているので、もしかしたらそちらに行けるかもしれません。それと東京湾の花火大会が僕の住んでいるマンションから結構見えるので、友達を集めて一緒に楽しもうかと計画しています。船やマンションから見るというのはいいのですが、街に繰り出してベストポジションで見るというのはなかなか難しく、昔、隅田川の花火大会がどうしても一度近くで見たくて、行ったんですけども、とにかく混雑ぶりが凄くてどこで見たらいいのか分からず、やっとこさ着いた時には最後の一発だったということがありました。しかも花火そのものはよく見えず、音だけしか聞こえなかったんですね。その後浅草で天丼を食べて帰った事が思い出になっております。あと皆さん、花火に行った際はスリにだけはお気をつけ下さいね。

 それにしても映画、舞台など、いろんなエンターテインメントがありますが、花火というのは一度に一番大勢の人が見ることのできるものではないでしょうか?ものによっては何万人、何十万人が集まりますからね。きっと航空ショーや大規模なライブだってかないません。そんな訳で自分もいつの日か立派な花火師になれればと思っています・・・人生の花火師という意味ですが(笑)

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2008年7月20日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 暑い夏がやってきましたけども、皆さん、暑さ対策はどうされていますでしょうか?とにかく冷房は体にあまりよくありませんからねえ。寝る時ですね、問題は。湿度調節をするというのが一番重要で、毎年言っていますが、私、除湿機を一日中かけていますので、そんなに室温は下げなくても大丈夫なようになっています。それでも寝苦しい時は例の冷たいアイス枕ですね。それを首、または足元に置けば快適に眠れます。あとは昼間、街中を歩く時です。どうしても外をたくさん歩き回らなければならない人も多いと思います。そんな時はズボンの裾をめくってみてください。最近カジュアルな格好でお仕事されている人はハーフのパンツとかはいていますよね。僕の場合、ハーフだとちょっと短すぎるので七分丈、八分丈、あるいは九分丈のものをはいています。とにかく裾が靴を覆っていなければいいんです。サラリーマンの皆さんは「そんな格好できるわけねえだろ!」と言われるかもしれませんが、外歩いている時、一瞬でもいいので、裾をふたまくりしてみてください。グッと涼しくなりますから!これって本当に違うんだなと思いますよ。僕は最近ジーパンでも何でも買う時にワザと短めに切ってもらうようにしています。ロールアップしてはいている訳です。そうすると涼しいんですが、今度は冷房の効いたところに行くと寒くなるので、この間、寒さ対策を考えました。長い靴下は格好悪くて履けないし、それでも裾は短くしたいと。そこで思いついたのがパンストです。最近は膝までのパンストってあるんですね。それをこの前いただきまして、それをはいて、そのまま靴を履くということをやっています。一瞬素足に見えるので、石田純一さんのようにカッコよく見えるのですが、よーく見るとすね毛が足にピターっとくっついて、バレると返ってカッコ悪い状態です。でもこれならすぐ脱げるし、冷房で寒い時はすごい暖かいので、膝までのパンスト、いかがでしょう?暑いんだけど、寒がりの人へ・・・何の話だかよく分かんなくなってきましたね。

それプラスですね、最近はいろいろスーッとするメンソール系のペーパーが売っていてそれも併用しています。顔用、ボディ用、それから汗を抑えるパウダータイプなど。いろんな種類が出ていまして、中でも某メーカーのアイスタイプっていうのは、体温が3度は冷えますね。それやると、ちょっと冷房効いているところだと寒く感じるくらいです。まあそんなに長い時間は持ちませんけど。男性の場合は化粧をしていないので、そのまま顔を拭くこともできます。それやるだけで、かなり体感温度は変わりますよ!使っている人はたくさんいるかもしれませんが、ご存知ない方は是非お試しください。僕はいつも三種類携帯しています。それではそんなこんなで皆さん、暑い夏を頑張って乗り切りましょう!

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2008年7月14日 (月)

山寺宏一より今週の一言

まあこの1週間はよく働き、よく遊んだっていう感じなんですが、働く方はですね、まず番組の最後のコメントでも言った川尻善昭監督の『HIGHLANDER ハイランダー』という作品。元はハリウッドの実写作品ですが、それをアニメ化してアメリカの方で先に公開されていたんですけども、そちらのディレクターズ・カット版を日本語吹替で公開するということになり、そちらの舞台あいさつの方に小栗旬くんと一緒に出たりしてきました。更に『劇場版ポケットモンスター』の新作の完成披露試写会がありまして、たくさんの親子の方々に見に来てもらいました。そちらでもあいさつさせてもらい、自分の中でも「あー。夏が来たな」という感じがしています。あと最近あちこちで盛んにやっているライブや芝居も見に行っているんですが、まずザ・クロマニヨンズ!赤坂ブリッツで見たんですけど、いやー、スゴイ!甲本ヒロト氏は友人でもあり、僕と年もほとんど変わらないんですが、あんなに動けるロッカーはいないのではないでしょうか?正にキング・オブ・ロックンローラー!まあお客さんもノリにノッていて、本当にカッコいいなと思いました。憧れています!

そして翌日は声優仲間でもある水樹奈々ちゃんのライブにも行きました。会場は何と代々木体育館!スゴイ盛り上がりで、スタジオでいつも一緒になる姿とは違って、本当に歌手としてビッグだなあと思いました。もう歌もうまいし、ステージも豪華だし、1万5千人の観衆も大熱狂で、本当に凄かったです。僕も普通の一ファンとしてはしゃいじゃいましたね。

それと公開になっている『ミラクル7号』の吹替え版を自分でやったのに、なかなか完成作を見ることができていなかったんですが、ようやく行くことができました。平日の昼間ということもあって、正直、お客さんの入りはそれほどでもありませんでした。でもその時間帯は中年のご夫婦とかが結構見に来られていて、その方たちがみんな大笑いしてくれて、最後は鼻をすすっているという状況で、これまた凄くうれしかったです。思わず「声やっているの、僕です」と言いたくなってしまいました。まあ主役は子供とナナちゃん(ミラクル7号)ですけども。ファミリー映画ですけども、中年のご夫婦にもバカ受けして、泣いていると。やっぱりこの作品は面白いんだと、実感しましたね。是非たくさんの人に何回も見てもらいたいと思っています。

そしてもうひとつはですね、お芝居を見に行きました。最近よく拝見しているんですが、東京セレソンデラックスの『夕』という作品に足を運んできました。もう何度かやられている公演なんですが、とても人気のある芝居です。それも散々笑わせて、最後に泣かせるというもので、お客さんはいっぱいでしたが、みんな鼻水をズルズルすすっている光景が手に取るように見えて、いいなと思いました。泣き笑い、いや笑い泣きと言ったほうがいいんでしょうか?日本のエンターテインメントの基本のような感じがしましてですね、すっきりします。笑って、泣いて、ちょっとハッピーな気持ちになれる、そんなお芝居でした。

そんなこんなで充実した1週間を過ごすことができました。こうしたエンターテインメントを楽しめる状態にあるというのって、本当に幸せなことだとつくづく思いましたね。

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2008年7月 7日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今週、番組の中で気になったのは『ゲット スマート』。早く見たいと思っています。スティーヴ・カレルはジム・キャリーの『ブルース・オールマイティ』にジムのライバル役で出たときから面白いと思って、注目してきましたが、やっぱりただ者ではありませんでした。その後も主演作が来るようになりましたが、この『ゲット スマート』も番組のちょっとしたダイジェスト映像を見るだけでも、そこはかとない面白さ!マジメにやっているんだけど、そこが可笑しい!という感じでした。私はまだスティーヴ・カレルの吹替えは一度もやったことはないんですが、これを見て一度はやってみたいと思いましたね。このHPをご覧になっている関係者の皆さん、是非お待ちしていますので!声優の場合、これやりたいと言って、簡単にやれる訳ではありません。でもスティーヴ・カレル、チャレンジしてみたいと非常に思っています。こうして言っているとその内に願いがかなったり・・・するかどうかは分かりませんけども、七夕ですし、願いごとを言うくらいは許してください。エディ・マーフィについても、昔、この番組で見ていて「あー、こういう人がいるんだ。面白いな~」なんて言っていたらオファーが来たこともありましたんで、スティーヴ・カレルも是非!お待ちしております。

それと、この夏もいろんな声の出演をさせて頂いております。公開中の『ミラクル7号』ではチャウ・シンチーやっています。アニメでは川尻善昭監督の『HIGHLANDER ハイランダー ディレクターズ・カット版』という作品があります。こちらは逆輸入というケースなんですね。英語版はすでに向こうで公開されて、評価は出ているんですが、現在日本語版が劇場公開されてます。他には小栗旬君も参加しています。非常にハードな作品ですので、ジャパニメーションの凄さを感じて頂きたいなと思っています。それと毎年恒例となりました『劇場版ポケットモンスター/ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空(そら)の花束 シェイミ』も7月19日から公開です。11回連続、違う役で、同じ作品の劇場版に毎回出ているっていうのは勝手にギネス記録ではないかと思っているんですが、どうでしょう?まあ11作も毎年やっている作品ってそうそうはないですから。日本ではいくつかありますが、海外ではまずないです。しかも違う役で出ているっていうのはあり得ないのでは?今回も天才科学者という重要な役で参加しておりますので、是非親子そろって劇場で見ていただきたいと思っています。ポケモンも常に進化しておりまして、劇場に来るといろんなお得なこともありますので、どうぞよろしくお願い致します!

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2008年6月29日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 6月21日の土曜日に富里スイカロードレースの10キロ部門に出場すると宣言していましたが、無事参加することができました。当日はもしかしたら大雨で中止になるのではと天気予報で言っていたので、残念と思いつつもちょっと安心していたのですが、レースの直前から、レース終了後の後片付けが終わるところまで、雨に降られずに済んだんです!その後急にドシャ降りになって、レースの間だけはポツリとも降らなかったんですね。だから曇っていて、太陽が隠れていたので、走るには最高のコンディションでした。まあ湿気は多少ありましたけど。まあそんなんで“40歳以上10キロの部”に友人や仕事仲間と出た訳ですけど、70分が制限時間なんで、それに間に合うようには走りたいと思ってスタートしました。でも途中、ちょっと調子が悪くなってしまいまして、ペースを上げたんです。そしたらいつも大会に出ているという、その日始めてお会いした方から「どのくらいのタイム目指しますか?」と聞かれたので、「実は僕、60分切ってみたいんですけど」と答えると、その方は「行けます!付いて来てください」とペースメーカーをやってくださって、何と57分20秒!1時間を切る好タイムでゴールすることができました。

 あと沿道の応援してくださる地元の方々も素晴らしいです!とっても楽しい雰囲気の中で、走ることができました。でもこんなに頑張ったのは中学生の部活以来かと思いました。かなり無理しました。ゴールの後はもう倒れこむくらいの疲労度だったんですが、気分は充実していましたね。あんまり無理しすぎるのはよくないですけども、限界を超えてチャレンジしてみるのもいいことだなと思いました。ペースメーキングしてくれた森田さんという方にも改めてお礼を言いたいなと思っています。まあ今回、何となく発した言葉から走ることになった訳ですが、人間やってみるもんです。次はハーフか、その先はフルマラソンかとかチラッと考えたり、いや、この程度だからいいんだ、と思ったりしていますが、無理なく走る分にはとても楽しいので、皆さんにも是非オススメしたいです。スイカもおいしかったし、いい経験させてもらいました。仲間たちとはその後、ずーっと走ったことについて語り合っていまして、このまま語るとエンドレスになってしまいそうなので、このくらいにしておきます。あと一番キツかった8キロ付近で、子供に「サインしてー!」と声をかけられたのですが、「ムリーっ!」と返してしまいました。その時のお子さん、本当にゴメンなさい。止まったら終わりだったもんで。その時「ムリーっ!」て言うのがやっとだったんです。沿道で応援してくださった方々、本当にありがとうございました。

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2008年6月22日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 いよいよ22日に富里スイカロードレースに参加してきます。もしかしてこの原稿がアップされる頃はすでに走った後かもしれませんけども、10キロマラソンに挑戦してきます。そのため連日走っているんですが、余りの準備不足ににわかに筋肉痛に襲われたりしています。さらにジムでマシンで走る3キロと、外で実際に走る3キロの違いにも驚かされております。外で走るとやっぱり勾配があったり、アスファルトだったりするものですから、まあシューズとかウェアとか凝ってやっているんですが、大体10分足らず、まあ疲れている時だと5分走ったら歩きたくなってしまいます。しかも早く走らず、ゆっくり走ろうとしていたら、結構、年配のランナーの方にどんどん抜かれていってしまい、中には父親くらいの年の人にも抜かれているくらいです。また買い物で急いでいるおばちゃんにも抜かれてしまっています。まあそのくらいゆっくり走っているんですけど、果たして10キロ走ることができたのでしょうか?まあ個人的にはゆっくりでもいいので、楽しんでやれればと思っていますけど。

 それと私の最新のニュースとしては携帯と最新のものにしたことですね。前のは使い勝手が今ひとつだったのと、落としたこともあって、前の機種から半年足らずでの買い替えになりました。やっぱり新しいのはスゴイですね。いろんな機能もスゴイんですが、何と言ってもウォーキングチェッカーという万歩計機能があって重宝しています。自分の歩幅とか入れると、自分がどれくらい移動したかを入れることもできるんです。どこまで正確かは分かりませんが、この前、10キロくらい離れている友達の家に遊びに行ったんですが、その日はやっぱり通常の3、4倍の数字になっているんですね。ってことはかなり正確ではないのかと思っています。その内、何でも携帯一つで全てができる日が来たら、本当に楽しいでしょうね。洗濯機能と電子レンジ機能は是非いつか実現してもらいたいところです。まあそんな訳ないでしょうけど。

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2008年6月16日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今週、番組の中で気になったのは、スパイク・リー監督がマイケル・ジョーダンのドキュメンタリーを来年のカンヌに間に合うように製作しているというニュースでした。いやー、マイケル・ジョーダン、カッコいいですねえ。私は『スペースジャム』という作品で彼の吹替えをやったことがあるんですが、インタビュー映像のボイスオーバーとかはあるでしょうけど、作品として吹替えをやったのは唯一の日本人ではないかと自負しております。まあ他の映画には出ていないはずなんで。でもジョーダンが活躍していたNBAは大好きで試合をビデオに録画したりして何度も見ていました。試合終了のブザーが鳴った瞬間にシュートを決めてくれた時とか、本当に泣きそうになったことがよくありました。試合中継を録画したビデオは今となってはどこに行ったか分かりませんけど、マイケル・ジョーダンが引退してからはすっかり見なくなってしまいました。今でも素晴らしい選手は大勢いらっしゃるんでしょうけど、やっぱりジョーダンほどの人物はいなかったと思います。そういえばシカゴ・ブルズの連勝記念の皮ジャンなんてものも取り寄せて買ったりしました。結構いい値段しましたけど、1回も着ていません(笑)。間違えてデカいサイズを頼んでしまったというのもあるんですが、最近は小さい服を着るのが流行っていますから、とてもじゃないけど着ることはできません。でもそれぐらいジョーダンが好きで、憧れていました。いろんなものを集めてきましたけど、人に、「子供の頃から好きなもんで中学高校とバスケ部にいたくらいです」なんて言うと、「へー」とか言われるんですが、よく考えてください。マイケル・ジョーダンは僕より年下ですからね。神様なのに、年下っていうねえ。まあ今となってはいい年になっていますが、まあ現役時代はそれが不思議だなあと思っていました。『スペースジャム』はフィクションでしたけど、今回のスパイク・リー監督のドキュメンタリーは早く見たい!もう保存版ですよ!きっと素晴らしいです。またあの興奮が甦ってくるんじゃないかと思っています。あの宙を舞うような、空中を歩きながらのダンクシュート!滞空時間の凄く長い神業をまた見られるかと思うと、今から興奮しますねえ。

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2008年6月 9日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 先日、車が故障してしまいました。しかもある百貨店の駐車場に入れたまま!JAFも呼んだのですが、その場ではどうしようもなくて、時間も寝なくてはいけないくらい遅くなっていました。結局、そのまま置いていくことになり、翌日取りに来ようということになった訳でございます。で、車がないんだから一杯飲んでいこう!そんなについてなかったし、まあ一杯くらい飲んで、落ち込んだ気分を振り払おう!と思ったんです。それで一人で立ち飲み屋に入ったんです。最近はいいですね、一人でふらっと入れる便利な店があって。そこは壁に向かって一人で飲めるというプライベートを守れるところなんです。頼んだおつまみはレバテキというレアな感じでレバーを焼いて、細かいネギがのっかっているというシンプルなものなんですが、これがビックリするほどうまい!あー、ついていないと思っていたのに、初めて入った立ち飲み屋でこんな幸せな瞬間があるんだと感動して、バクバク食べたら思いっきり舌を噛んでしまい、口の中が自分の血なのか、レバーの血なのか分からなくなってしまいました。今こうしている瞬間も痛いんですが、踏んだりけったりの状況でした。ついていない時は、どこまでもついていないなあと思いましたね。でもその後にはきっと何かいいことがあるに違いない!と信じて生きていきたいものです。

 

それと私、自炊は結構するのですが、簡単なものしか作れないので、ある先輩にポテトサラダの作り方を教わって、46歳にして初めてポテトサラダ作りに挑戦してみました。これが意外とおいしくできちゃって、大量に作りすぎて、今、ウチの冷凍庫には大量にポテトサラダが入っています。でもいいですね、何でも新しく覚えるっていうのは。遅すぎることは何もないです。これからもいろんなことを学んでいきたいと思っています。

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2008年6月 2日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 暖かくなったなあ、と思ったらまた寒くなったりと、気温がコロコロと10度以上差があったりするので、本当皆さん健康には気を使ってください。僕はちょっと前までは調子悪いなあなんて言っていたんですが、今度10キロマラソンにひょんなことから挑戦することになりました。ウソから出たマコトではありませんが、話がどんどん転がってしまい、まあいきなり走るのは当然無理なんで、徐々にやってみようということで10キロになりました。6月の末にやることになっております。その話が決まった時は走っていたんですが、ちょっと辞めてしまったら、あっという間にひと月を切ってしまい、何か体調も悪いなあなんて思って、辞めちゃうかとすら思ったこともありました。でももしかしてこの体調の悪さは、運動不足から来ているのでは?という意見もあり、逆にちょっとやってみるかと思ったら、本当に体調が戻ってきてくれて、適度な運動は必要なんだなあと改めて思った次第です。で、前に走ってからだいぶブランクが空いたので、とりあえず3キロくらいから始めています。それがちょうどいい感じです。やっぱり不思議なもので、週に2回か3回走ってみますと、私、46歳ですが、人間の体ってちょっとずつでもいい方向に進むものです。人間の順応力には驚きです。まあそうでなくちゃ困りますけど。まあ段々慣れてきたので、10キロもいけるのではと思っています。そしたら次はハーフマラソンとか、フルマラソンとか、まああまり無理はせずに挑戦してみたいですね。

 あと自分は筋力がないので、せっかくだから筋トレもやってみようかということで、スポーツジムで軽い筋トレもマシンを使ってやっているんですけど、やっぱりずっとやっていなかったので負荷が軽いものから始めています。でも男なんでそこそこは重いものでやっていると思っていました。自分の前にかなり年配の女性がやっていたので、自分の番になって「さあ、もっと重いのでやってみるか」と構えていたら、トレーナーの方に同じ重さを指定されて、「あー、そうなんだ」と思ってしまいました。それより低いレベルはなかったんですね。それで今のところやっていますけども。とにかく頑張りすぎると嫌になるので、徐々に徐々にと思っています。いずれにしても頑張り過ぎない程度の運動は必要ということですね。

 でも最近は進んでいて、いろいろ見たり聞いたりしながら運動できるようになっているんです。テレビ、あるいはクリスさんのラジオを聞きながらやったりすることも可能です。そうして楽しみながらやれるようになったのは本当にうれしいことですね。

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2008年5月26日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 週末は雨にも降られましたが、途中から天気が回復して、やはり晴れると気持ちがいいですね。こんな時、一番の楽しみといいますとプロ野球の交流戦が始まったことですね。私、楽天イーグルスのファンであるものですから、セ・リーグとの試合だと近くの球場での試合もあるということで、見れる試合が増えるんですが、ちょっとこの時期行けていなくてですね、残念に思っています。今、日本中にドーム球場も多くなってきていますが、やはり季節のいい時はオープンな球場で野球を見て、まあビールを飲むと。これが人生最高の楽しみと言ってもいいくらいです。しかもお気に入りのチームが逆転ホームランなんかで勝ったりすると、試合が終わった後にもビールをもう一杯飲みたくなってしまいますねえ。ビールを売っているのはカワイイ女性も多いですからね。お気に入りを見つけては、その娘が来た時に「お願いします!」なんて言うのが大好きなんですが、今年ちょっと行けていないので、本当に残念です。

 かたや映画やお芝居に関してはなかなかそうは行きません。歌舞伎は別として芝居で飲み食いするのは基本的にあり得ません。映画の場合は周囲の方に迷惑にならない程度であれば許されるとは思うのですがどうでしょう。休日なんかはビールを飲みながら映画を見たいんですけど、トイレが近いもので、とんでもないと自重しています。僕はコーヒーすら飲まないですからね。水分を摂らないようにして映画を見ることにしているんです。まあアルコールを飲んで気持ちよくなって眠ってしまったら、それはそれでもったいないということもあります。でも本当はトイレのことを気にしないでいいならゆっくり一杯飲みながら見たいんですよねえ。そういう訳なんで、WOWOWの放送を見るときも、先にトイレに行っておいて集中して見るようにしています。皆さん、好きな作品見るとき、トイレはどうされています?

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2008年5月19日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 先週末、『最高の人生の見つけ方』を見てきました。番組でも紹介しましたが、テレビスポットもいい出来でした。そんな風に映像を見ていたら、もう行かなくちゃいけないような気になってきて、足を運んでしまいました。別に私が人生に悩んでいる訳ではないんですけどね(笑)。やっぱりジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマンを見たかったんです。他にもいくつも見たい映画があったんですが、上映時間もちょうどピッタリだったので、この映画にしました。映画のお客さんの年齢層も若干高いような気がしましたね。若い人ももちろんいましたけど、結構シニアな方が見にいらしていて、映画もとてもいい出来でした。やっぱり主演の二人の存在感がスゴイです。二人とも、いろんな映画に出てきていますが、どの映画でもすんなりそのキャラクターに入り込めるっていうのはさすがです。ジャック・ニコルソンは表情も豊かなんですけど、モーガン・フリーマンって黙って誰かを見ている目線だけで全てを語ってしまうって言うんでしょうか、この人、凄い深いこと考えているだろうなって誰が見ても思うんですが、今回もそんな魅力が全開です。何なんでしょうかねえ、あれは?いやー、刻んできた人生の重みって言うんでしょうか?映画でもジャック・ニコルソンに「そのシミは昔からあるのか?」なんてことを言われてましたが、正にそんな顔つきですよ。何ともいえない、ちょっとニヤっと笑っただけでもいいんですよねえ。素晴らしい俳優だと思いました。

 まあ二人ともちっとも二枚目でも何でもないです。それどころかスンゴイ顔しています。僕は日本人でも外国人でも二枚目の方を見るとですね、「あんな顔に生まれていたら、今ごろアカデミー賞でも獲っているじゃないの?」なんて冗談で言ったりしているんですけど、やっぱり男女を問わず美しい顔には憧れを持ちますよね。そういう風に一度でもなってみたいと。そうだったらオレの人生どうだろう、と。そうじゃない人の話ですけど。でもいやいや~、味のある顔っていうのはいいなあ、と・・・人生、何を経験していくかなんですね。やっぱり僕も年を重ねていい顔になっていけたらと思いましたね。で、久々に『少林サッカー』とかを見ると、面白い顔がどんなに得か、ってことを知る・・・そんな思いも一方であったりするんですね。なんてことを感じた映画でした。『最高の人生の見つけ方』、是非ご覧下さい。

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2008年5月13日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 ゴールデンウィーク中、皆さんいかがお過ごしでしたでしょうか?気温はかなり高めでしたが、湿気はなかったので、気持ちよく過ごすことができたのではと思っております。スギ花粉も収まってきたので、花粉症の方もそれほど苦しまなくて済みますよね。ここ数日は寒い日が続いていますが、日によっては25度を超える日も出てきました。僕は朝の番組をやっているのですが、それが終わって一度帰宅するのが大体9時ごろなんです。このくらいの時間帯が一番気持ちがいいですね。気温にして21度か22度。まあそこで朝の散歩をしたりする訳ですが、iPodなんぞでお気に入りの音楽を聴きながら、うろうろするのは本当に最高なんです・・・が、そんな季節に、なぜかよく分からない、風邪のような症状が出て困っています。そんなにダルいわけではない。何となーく鼻がグズグズして、鼻水が出るのかな?咳が出るのかな?それとも出ないのかな?みたいな状態がずっと続いています。今日はそうでもないけど、次の日またなる、そんなことを繰り返しております。まあ病院にもちょっと相談に行って、薬も飲んだりしていますが、なかなか治らない。意外とそういう方が周りに多くてですね、風邪なの?花粉症の治りかけ?いやそうじゃない・・・みたいなことが頻発しているので、最高の季節を楽しめずに台無しです。でも皆さん、何に気をつけたらいいんでしょう?やっぱり暖かくなっても、手洗いとうがいなんでしょうか?でも一番は睡眠を取ることのようですね。

 あと今エコが叫ばれていますけども、冷房を強めにかけているところがあったりはしないでしょうか?あるスタジオでは冷房を効かせ過ぎて、寒さが抜けず暖房器具を入れている・・・なんて意味がわからないことしているところがありました。タクシーに乗っても、これは冷房?それとも暖房?どうしたいの?とりあえずエアコンつけるみたいな車もありました。今そのままが一番気持ちいいんだから!窓開ければいいんです。僕は冷房の季節に体調崩すことが多いので、皆さんもこの季節の変わり目、気をつけてくださいね。

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2008年5月 3日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今週ミニ・バイオグラフィに登場したロバート・ダウニー・ジュニアですが、サタデー・ナイト・ライブに出ていたとはビックリでした。僕も以前「チャーリー」の吹替えをやったことがありまして、「もうこの人スゴイ!」と思いました。チャップリンが好きだったということもあり、もの凄く気合いを入れて吹替えに臨んだことを思い出します。その後、どうなったのかなあと思っていたら、復活してきたようですから、これからも注目したいと思います。

 あと最近お宝を手に入れました。まあDVDなんですけれども。まずは「空飛ぶモンティ・パイソン」!日本語吹替版を収録したDVDは今まで出ていませんでしたが、それがついに出たので、我々の先輩方の正に名人芸を学べるということで、楽しもうという気持ちはあるんですけれども、どう逆立ちしても勝てないアドリブの台詞とかですねえ、微妙な掛け合いとか・・・見たいと思って手に入れたのですが、逆に「見てしまうと大変なことになる!」と飾っているだけで、なかなか見ることができずにいます。見たくて見たくて仕方がないのですが、時間があるときにじっくり見ようと思っています。中途半端に見たくはないんですね。見始めたら徹夜は覚悟しないといけません。

 同じように思っているDVDがもうひとつありまして、古今亭志ん朝師匠のDVDがやっと、やっと出たんです!僕は昔、いろんなオンエアを録画していたのですが、20年以上前のVHSだったもので、腐っちゃってもう見れなくなって、非常にがっかりしていました。落語家の方のソフトってCDはもちろんDVDも出ていますけど、私の敬愛します古今亭志ん朝師匠のDVDだけは1つも出ていなかったんです。何とか出ないものかと、いろんなところでリクエストしていたんですが、先日出たことが分かりまして、即買いました。もう枕元に置いて寝るくらいなので、勢い見始めたら8枚組のボックスなのでどっぷり漬かってしまいそうです。もううれしくてうれしくてしょうがないです。DVDボックスを手に持って眺めたり、ブックレットを読んでいるだけで「そうそう」と感激しております。ちょうどゴールデンウィークということなので、時間もあるのでその2つのDVDをガッツリ見るつもりです!あ、もちろんWOWOWで放送している作品も録画して見ますので。そういう訳で今年の連休はDVD三昧になりそうです。

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2008年4月26日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 たくさんの話題作が続々と公開される中、『少林少女』が公開になりました。個人的には注目しています!というのもエグゼクティブ・プロデューサーにチャウ・シンチーの名前が入っているからなのですが、僕としては3回ほど吹替えをやらせてもらっていて、お会いもしているので他人とは思えません。しかも主演は柴崎コウさん。一体どれほどの作品になっているのか?日本と香港のエンターテインメントがひとつになっているということで実はまだ見れていないのですが、ヒッジョーに楽しみにしています。チャウ・シンチー映画の常連である二人も出演しています。日本のキャストもナインティナインの岡村さんや江口洋介さんも出演しています。江口さんとは舞台で共演もしているので、大変期待しています。この間も『どん底』という舞台に出演されていたので、見に行ったのですが、それとはまた違う一面を見せてくれると思っています。

 そんなチャウ・シンチーがらみで言いますと、ちょっと先ですが6月に公開になる『ミラクル7号』!とにかく一刻も早く公開日が来ないかと思っています。またもやチャウ・シンチーの吹替えをやらせてもらったのですが、自分も完成版を早く見たいと思っています。この作品ではチャウ・シンチーはちょっと脇役に回っていますが、彼の息子役が主演なんですね。あんまり詳しいことは言えませんが、タイトルにもなっているミラクル7号、通称ナナちゃん!が最高に可愛らしいんです。映画にはこれまでたくさんの人気キャラクターがいましたが、今回は大ブームが来るのではないかとすら思っています。それくらいカワイクて面白い、このナナちゃんこと『ミラクル7号』。今のうちから皆さん、覚えておいてください。6月が近づいてくる頃、「あー、山寺が言っていたのはこのことか~。確かに大ブーム来たな」・・・となることを祈っています。これまでにも私が声をあてて、大人気になっているキャラクターがありますが、街でそのキャラグッズをカバンに下げている女子高生などを見かけますと、その人気ぶりを再確認できたりします。しかし今回はそれらを超える人気が出るかもしれません。ナナちゃんグッズを日本中の若者たちが、いや大人までもが持ち歩く日が来るはずです。ここで予言いたしましょう。もうちょっとで、ナナちゃんブーム到来!!

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2008年4月20日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 4月も後半に入ってまいりました。私、ここ以外にホームページやブログをやっていないもので、私の情報などを知るためにここにアクセスしてくださる方も多いようですので、番組とは全く関係ない情報をお知らせさせていただきたいと思います。実は長年お世話になっていた事務所から新事務所アクロスエンタテインメントに4月1日から移籍させていただきました。心機一転、初心に帰って頑張りたいと思っています。

 映画の話題をしますと今週1位になった青春ホラー映画“PROM NIGHT”。卒業ダンスパーティを意味するプロムですが、青春もののアメリカ映画には必ずと言っていいほど出てきますよねえ。ドレスで着飾ったり、カッコいい車で会場に行ったりと日本人にはまるで想像もできないような出来事で、何なんだよ?と思ってしまいます。でも考えてみれば文化祭的なものが高校生の時にあったんですが、そこで終わりのところになぜか校庭に出てやるフォークダンス大会っていうのがあったんですね。文化祭自体はあんまり盛り上がるものではなかったんですが、僕はその時、物まねとか随分ゴチャゴチャやったんですよ。で、そういうことをやる人が少なかったんで、なぜかその時だけ急に人気が出て、僕は2年生だったんですが、後輩が踊りたいと続々と来て、今にして思えばあの時が人生で一番モテた瞬間だったかなあと思います。まあそんなことを思い出しました。色気のあるものでも何でもないんで、何となく形だけやるものだったんですけど、プロムと聞くとこの年で言うのもなんですが、一度くらいは体験したかったなあと思いました。

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2008年4月 7日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 この番組、WOWOW開局以来続いていますが、『HOLLYWOOD EXPRESS』になってからは6年目に突入しました。やはり年度またぎというと特別な感じがしますね。他の仕事をしていても何か節目というか、年度変わりはどうしてもバタバタしてしまいます。個人的には事務所が変わったとか、いろんなことがありました。そしていつの間にか桜も満開になり、散り始めています。やはり私も日本人ですから、桜を愛でたいと思います。この“愛(め)でる”という言葉を知ったのはだいぶ大人になってからですけども、本当に素晴らしい日本語だと思います。まあ桜の木は近所にもあったり、仕事に行く途中、都内でもあちこちに名所がありますよね。僕は仕事の関係で目黒川の周辺、四谷の周辺なんかをよく見たりする訳ですけども、その中で毎年必ず見に行く木があるんです。それは千鳥ケ淵の高速の入り口、北の丸公園の入り口ですね。そこにある枝垂れ桜!これが本当に見事なんです。数本生えているんですが、中でも2本は見事としか言いようのない素晴らしさ!僕はそれを見るためだけに行くこともあるくらいです。かつてこの番組の前身だった頃、収録は北の丸公園のすぐそばにスタジオがあったんですが、そこに行く時にあれ?っと思っていたんですけども、それ以降、大体見に行っていますね。できれば写真をアップしたいくらいなんですけども・・・。それはそれは見事な桜です。やっぱりたくさんあるんではなく、1本だけあったりすると目立ちますよね。たくさん並んでいる桜並木も綺麗なんですが、そんなに本数のない場所で枝垂れ桜がポンとあると、心が洗われる感じです。携帯で撮影して待ち受けにしたりもしています。場所によっては随分散ってしまっていますが、皆さんもこの春、桜を愛でてはいかがでしょう?

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2008年3月30日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 この場を借りてちょっとお知らせしたい作品があります。国がやっております、日本人拉致問題対策本部が作った拉致問題啓発アニメ『めぐみ』という作品が実はありまして、そこに私はじめ、日本俳優連合に所属している声優たちが参加しています。日本人拉致の問題をもっともっと知ってもらおうということで製作された作品です。そして横田めぐみさんがどのように拉致をされてご夫妻がどう思っているのかということを本当に分かりやすく作ってあるアニメーションです。もちろん皆さん、それぞれ拉致に対しては考えがあると思いますが、今まであんまり興味を持てなかった若い方々とか、広い層に見ていただけるとうれしく思います。先日、横田ご夫妻と記者発表を行ったので、それでご存知の方もいらっしゃるかもしれません。ところでこの作品、何と著作権フリー!というかコピーフリーになっているんですね。その対策本部のホームページから誰でも簡単にダウンロードできます。めぐみさん役には高山みなみさんが声をあてていたり、とても完成度の高い作品になっています。アドレスも記しておきますので是非ご覧頂いて、まだ解決しなければならないことがたくさんある日本人拉致の問題を考えて頂ければと思います。

http://www.rachi.go.jp/jp/megumi/index.html

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2008年3月25日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 毎週更新していますこの「今週の一言」ですが、私自身はブログをやっていないので、ここに書いていることが唯一ブログ的なものとなっています。実は私、パソコンをいじれるようになったのも最近のことでして、未だに文字を打つのが非常に苦手で、ネットで何かを検索する時は一文字ずつゆっくり押してやっているんです。で、買い物もできるようになりまして、いろんな人のブログやホームページも見られるようになりました。ただ文字を入力するのがどうにも苦手で、まだ打てない文字とかがあるんですね。この間、“プロデューサー”を打つのに、ものすごい時間がかかって、結局あきらめてしまいました。なもんで、正直言いますと、このホームページも私がしゃべったことをディレクターが書き起こしてくれているという訳で・・・ホントにお手間かけてスミマセン!ですからせっかくパソコン持っていてもメールも全て携帯です。私、最近いろんなことで人に長い文章で伝えなければならないこととかありまして、携帯で2000文字くらいは送ってしまうんですね。送られた方も迷惑ですけど、作るのも実は大変なんです。でも手書きも苦手なもんで、いまどきFAXっていうのも何ですから、やっぱり携帯で送った方がいいだろうと。よく「パソコンで送って欲しかった」って言われるんですけど、「メールは僕の場合、携帯なんで」と言わせてもらっています。そんな訳で2000字を超える文章を最近はよく書いています。1000文字なんてざらです。ですけど、暗い部屋とかでずっと携帯メールをやっているとですねえ、本当に目に良くないと思います。まあパソコンもそうでしょうけど、目の疲れとかには本当に皆さん、気を付けて下さい。この間、そんな感じで長い携帯メールを作っていたら、目の前に虹のようなものが現れ、消えなくなってしまい、目をつぶってもその虹は出続けているんですね。まあ1時間くらい休んだら消えたんですが、七色のプリズムのような光の跡が目に焼き付いてしまい、本当に心配になってしまいました。小さい画面を見て仕事されている方、そしてこのホームページをご覧になっている方、時々休みながら見ないとですねえ、危ないですよ。気を付けて下さい!何でもほどほどにしてもらいたいものです。

 それと口内炎が痛いです!皆さん、栄養のバランスに気を付けたり、睡眠は多めに取るようにしましょう。私は舌先に口内炎の超でかい奴ができているので、今週のナレーションはちょっと聞きにくい部分もあったのでは?と思いますが・・・あ、いやいやディレクターが「OK出したので大丈夫」と言ってくれました。そうですか、良かったです。えー皆さん、年度末で疲労がたまってくる時期なんで、くれぐれもご自愛ください!

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2008年3月16日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 先日、6月に公開されるチャウ・シンチー監督&主演の『ミラクル7号』という映画の吹替えをやらせて頂きました。『少林サッカー』『カンフーハッスル』に続いてやらせて頂いただけに、チャウ・シンチーはもう他人とは思えません。元々、子供番組の司会をしていて、そして映画俳優になっていったということで共感するところ、尊敬するところも多い人であります。今回は何といいますか、不思議な生き物と言いますか、生命体と言いますか、そんなミラクル7号の話なんですが、主役は今回子供の方なんですね。チャウ・シンチーの子供が主人公という訳です。これがもうカワイイ!話の中心となる二人の男の子の役は、実は女の子が演じていたりとか、いろいろありまして、そこらへんも面白いんですが、とにかく主人公の男の子とミラクル7号が可愛いのと、汚いもの投げたりする場面もあって、そうしたお下劣感も楽しめてしまうんですね。うーん、チャウ・シンチーはそういう演出、うまいなあと思いました。笑いのセンスというか、やりきっちゃう度胸とか違うんですねえ。

 それと今回、吹替え版が通常よりも多めに公開されると思うんですが、自分は別にして、日本語版のキャストが素晴らしいです。普段、アニメなどで私が一緒になる方々ばかりなんですけども、「子供の役に声をあてたら最高!」という声優たちが揃って、見事にハマッているので、収録中も大笑いしたり、泣かされたりしたり大興奮してしまいました。映画は6月に公開されますが、たくさんの方々に“吹替版”でご覧になって頂きたいですね。バカバカしくて温かいという感じの作品です。とにかく『ミラクル7号』、必見でございます!

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2008年3月10日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 先日、ハードディスクレコーダーが壊れてしまい、ついにブルーレイのレコーダーを購入してしまいました。やはり自分の参加した作品はいい画質で残したいものです。あと留守の間にWOWOWさんでやるいい映画も録画したいので、なかなかの出費でしたけれども、思い切って購入に至りました。

で、なのに!やはり自分の芸をチェックするために使うビデオカメラもあった方がいいかな?と思い、そちらも購入してしまいました。昔買ったやつは充電してもすぐバッテリーが上がってしまうような状態です。もちろんハイビジョンでもありません。そうだ!せっかくブルーレイも買ったんだから、ビデオカメラもハイビジョンにしよう!と思い、さんざん悩んだ挙句、すごく小さなやつを買いました。なかなか便利になったものです。長時間撮れるタイプではないのですが、ハイビジョンだとやっぱり自分の撮った映像を大型テレビに映しても気持ち悪いくらいリアルに映るもんです。しかも私の場合、自分自身を撮っているので尚更です。しかもすごい軽いやつを買ったので、自分の芸のチェックもいいけど、せっかくだから表に出て、いろんな風景も撮ってみようと思い、カメラ片手に出かけてみたのです。でもいざ外でカメラを構えてみると、みんなに「あんた何撮っているの?」「勝手に撮らないでよ」って感じで睨まれてしまいました。そう考えるとなかなか撮れるものって身近にないですね。やっぱりビデオカメラ持ってウロウロしていると怪しまれるので、目下、撮るもの探し中です。旅行とかもしないものですから、自宅の窓から見える風景撮って終わり?みたいなことだとあまりにも面白くありません。正に宝のもちぐされ状態。せっかくなので撮るものないかと思っています。まあ、あの家族もいませんし、ペットもいませんし、子供でもいればなあ~と思ってしまいました。よーし、何か被写体見つけるぞー!

10:45 午後 山寺宏一より今週の一言 | | トラックバック (0)

2008年3月 2日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 アカデミー賞の結果が発表になりましたね。前回、私が受賞を切望していたマリオン・コティヤールとハビエル・バルデムが見事受賞しましたね。「エディット・ピアフ 愛の讃歌」を見ていた人でも「え、え!あの人、映画と同じ人なの?」「このシャンペンの眉毛の人が?ウソ、ウソ」って言う人が自分の周りでも多くて、みんなビックリしていましたね。映画と同じ人物とは到底思えません。番組のエンディングでも申し上げましたが、とても可愛らしいコメントでしたね。そしてハビエル・バルデムも映画とのギャップが凄いですねえ。やっぱりこれからはギャップの時代ですね。そのまんまじゃダメってことですね。

 あと今回は授賞式前のレッドカーペットの様子もちょこちょこ映っていましたけども、ジェシカ・アルバ!やっぱりですねえ、カワイイですね。お腹が大きくても、妊婦姿でも本当にカワイイ!それが私には目に付きました。

 それと今回の放送で私が一番見たいなと思ったのは、ウィル・フェレル主演の“SEMI-PRO”というバカ映画ですね。「タラデガ・ナイト オーバルの狼」ではレース、「俺たちフィギュアスケーター」ではそのものズバリの役をやってきたウィル・フェレルですけども、最近スポーツに凝っているんですかねえ、今回はバスケットボールということです。ボールを扱ったアホな映画と言えばベン・スティラー主演の「ドッジボール」がありました。今回“SEMI-PRO”にも出演しているウディ・ハレルソンを見るとボーリングを扱った「キングピン/ストライクへの道」という作品がありました。そこらへんもちょっと思い出したりしますが、やっぱりスポーツバカものだと面白い作品が多いので、この“SEMI-PRO”もかなりイケテいると思いますね。特にウィル・フェレルは顔だけ見ていても可笑しいですから。この作品、日本公開は未定とのことですが、是非やって欲しい。そして将来はWOWOWさんでも放送してもらいたいと思います。実は私の友人で、元芸人、今は役者をやっている増本庄一郎という役者がいるんですけど、彼の顔がちょっとウィル・フェレルに似ているんです。元吉本の芸人なんですが、舞台とか映画の仕事をいっぱいやっています。どうか彼を見る機会がありましたら、どれくらいウィル・フェレルに似ているかチェックしてみてはいかがでしょうか?私としてはいつか共演してもらいたいと思っている次第です。

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2008年2月24日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 明日の朝、ついにオスカーの受賞結果が発表になりますけども、作品賞の候補に挙がっている作品とかはほとんど見れていないのですが、『ノーカントリー』だけは周囲も絶賛しているので見に行って来ました。噂に違わず面白い作品でしたねえ。正にあっという間の2時間。始まってからすぐ、もう前のめりになって見ていました。僕は後ろの人の邪魔になっちゃいけないと思って、結構イスに深く座って映画を見るタイプなんですが、そんな考えすら吹っ飛んでいましたね。僕は特にコーエン兄弟が好きって訳ではなくて、たまたま好きな作品がどれもコーエン兄弟だったというタイプなんで、非常に注目していたのですが、見た後から怖さがじわじわ増してきたのも凄かったです。あと見ているときは夢中でも、見終わった後に良く考えると可笑しいなという場面もいくつかありました。ハビエル・バルデムが絶賛されていますけども、やっぱり最初からこの人はただ者じゃない雰囲気が濃厚で、顔とアンバランスな髪型もインパクトがあります。殺人鬼ということはもう分かっていますが、殺しの方法がかなり普通ではないんですね。あとこの映画ではハビエル・バルデムが注目を集めていますが、僕はジョシュ・ブローリンが凄く良かったですね。で二人とも年代を見たら何とまだ30代なんですね。今年40かな?ってくらいで、そんなアホな!と思いましたけど、みんな本当に魅力的で演技も素晴らしかったです。他の作品は見ていませんが、きっといろいろ獲るんでしょうね、オスカーを。やっぱり見ている作品があると授賞式も楽しみになります。ハビエル・バルデムは授賞式に果たしてどんなルックスで出てくるのか?どんな挨拶をするのか?本当は明るい方と番組でも紹介していましたから、映画とのギャップを楽しみたいと思っています。それを見るためにも是非受賞してもらいたいですね。

 それと今回も『エディット・ピアフ ~愛の讃歌~』のマリオン・コティヤールの映像が出ていましたけども、いやいやいやいや、かなりの美形というか、驚くべき美しさですね。僕はフランス人でありながら主演女優賞にノミネートされた彼女にも注目しています。果たしてどんな結果が出るのか?泣いても笑っても授賞式は明日。皆さん、テレビの前から動けないのではないでしょうか?私も楽しみながらテレビを見たいと思っています。

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2008年2月17日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 私は気にいった番組はどんどん録画して保存することにしております。ハイビジョンのハードディスクレコーダーで1000GB、つまり1TBってやつですね。そこにたくさんの番組を入れていました。ここ何年かのグラミー賞やアカデミー賞の授賞式、私が出演した『12人の優しい日本人』もWOWOWさんで生中継してくれたのでもちろんそこに入れていました。実はあの放送はDVD版とは違うものがハイビジョンで放送されたので大変貴重なものです。私がかぶっているヅラなんかもDVDとは違うんですねえ。その他、自分が関わった貴重な作品、自分は出てないけどお気に入りの番組、そうしたものが目いっぱい収録されていたんです。ブルーレイ機能はまだない機種だったので、DVDにコピーすると画質が落ちてしまうということと、それ以前にDVDにコピーする機能自体も調子が悪かったので、ずっとハードディスクに保存しておりましたが、この度ブチ壊れまして、今修理に出しております。しかし、ディスク内の記録が消える可能性が大になってしまいました。一体どうしたらいいんだろうと。もうどれも二度と手に入れることはできないものばかりの映像なので、困っております。WOWOWさん、どうか『12人の優しい日本人』をもう一度再放送してはもらえないでしょうか?そして過去のグラミー賞、アカデミー賞の名場面集なんてものもぶち抜き企画としてドーンとやっちゃもらえないでしょうか?まあWOWOW内の番組HPで私がこんなことを言うのも変ですが、いい番組はいい画質で残しておきたいという思いが強いものですから・・・かなりそのことでブルーになっている山寺宏一でした。皆さんもあまりデジタルに頼りすぎているとこんなこともあるので、常に事故も視野に入れてバックアップなどをオススメします。

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2008年2月13日 (水)

山寺宏一より今週の一言

 この間、あるインテリアグッズや小物などを売っているお店をぶらっと見ていたら写真集が置いてあったんですね。その中にマドンナが表紙になっている洋書のスクープ写真集があって、それが凄く分厚くて重いものなんですが、ちょっと見てみたんです。文面はさっぱり分からなかったんですが、ペラペラ見ていると有名ミュージシャンやハリウッドスターがいっぱい出ているんですよ。ジャック・ニコルソンがトップレスのお姉さんたちに囲まれてウハウハしている様子がパパラッチされたり、ニコール・キッドマンがあられもない姿で写っていたり、それからジェニファー・ロペスか、アンジェリーナ・ジョリーだったと思いますが、トイレで妊娠検査薬を持ちながらニコニコしている写真とか、ハリー・ベリーが本当は白い顔に黒いファンデーションを塗っている場面を隠し撮りされているものとか、有名ミュージシャンが花嫁姿で立ちションしているものなど山のように収められているんです。で、「これは一体何なんだ!こんなスクープ写真があったのか?」パリス・ヒルトンが刑務所で掃除させられているものとか。もうお店で大興奮しちゃって、「こんなものが世に出ていたのか!大変なことになる!」と思っていたのですが、よく見たらちっちゃな日本語で“そっくりさんを使ったパロディです”と書いてありました。自分はそんな注意書き、すっかり見逃していたんでビックリしちゃって、「面白すぎる!」と感動しちゃいました。ブッシュ大統領がプーチン大統領とエリザベス女王の的にライフルを向け、ニコニコしている写真にも受けてしまいました。見ている途中で「あれ?」とは思っていたんですが、そっくりさんがあまりにも似すぎて我々レベルでは本物にしか見えないんですね。しかもパパラッチ風に撮ってあって、周囲の役者や小道具も完璧に出来ているんですね。これは面白いと思いましたね。本物だったらもちろん大問題ですが、アメリカのパロディ精神は凄いなと実感しました。アメリカの人がこれを見たらすぐパロディって分かるんでしょうが、意外と日本人だと気付かないものです。

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2008年2月 3日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 最近見た映画については番組のエンディングで語らせてもらったので、全然別な話をしましょう。1月26日、チャリティイベントがありまして宮城県石巻市に行ってきました。宮城出身、もしくは宮城にゆかりのあるアーティストたちが集まったんですね。さとう宗幸さん、中村雅俊さん、稲垣潤一さんたちが集まりまして、私もそこに参加してきました。前回は特別ゲストという扱いでちょこっとだけ出たんですが、その時は仙台で、今回は石巻での開催でした。MCやったり、途中コントをやったりと非常に楽しく過ごさせてもらいました。何と県知事さんと市長さんもいらしたんですよ。地元の中学生や高校生の吹奏楽部やブラスバンド部の楽器の修理費に使って頂こうという主旨のイベントなんですが、お客さんも暖かく、地元ってことで老若男女さまざまな世代の方が集まってくれたのがうれしかったです。

あと昔、青春映画などで夢中になった中村雅俊さんと寸劇なんかも行い、先輩後輩の役でさとう宗幸さんも絡んだりして、ヒッジョーに面白かったですね。憧れのミュージシャンと一緒に歌を歌ったりできたのもうれしかったです。

その石巻というところには石ノ森章太郎さんの功績を記念して建てられた石ノ森萬画館というのがありまして、石ノ森先生は宮城県出身だったんですね。私は大好きな作家なんですが、「仮面ライダー」から「HOTEL」まで、この間ギネスにも認定されたそうですが、今までたくさんの作品を世に出している方です。歴史とか原画とかもの凄い数の展示物があって、ちょっとしたアトラクションも楽しんだり、等身大のフィギュアまで置いてあるんです。僕は正に石ノ森作品の世代なんで、うれしくてたまらなくなりました。実は中学生の頃、漫画家になりたくて友人から石ノ森章太郎先生の「漫画家入門」という本をもらったんです。初版本だったと思うんですが、何とその本に沿った形で漫画がどうやって作られていくかって展示もあって、懐かしくて懐かしくてどうしようもなかったですね。あと石巻には小さな映画館があるんですが、この萬画館に併設されていて、そこでアニメ作品の上映とかも行っているんですねえ。そういう意味では本当にいい体験をしたなと思いました。皆さんも宮城県に行った折には、仙台から仙石線で1時間ほどで行けますので、是非行ってみてはいかがでしょうか?

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2008年1月26日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 2月9日に公開になります『団塊ボーイズ』の試写に行ってきましたが、これはいいですねぇ!僕は団塊の世代ではないんですが、出演しているマーティン・ローレンスなんかはきっと僕よりも若いはずです。そういう意味では自分もまだまだ若いつもりですが、中年とおじさんの部類に入ってきていると思うと、共感すべきところもあったりなかったりですが、とにかくこういうバカコメディは大好きですね。いろいろしゃべってしまうと、これからご覧になる方が楽しめないと思うのでこの辺にしておきますが、見終わってすっきりした気分になれる映画で、非常にお勧めできます。それにしてもいいですね。こういうオッサンたちがバカをやるっていうのは。それぞれ実力のある役者さんなんで見応えもありますし、アッと驚く仕掛けも用意されています。小さい規模での公開がもったいないくらいですが、是非お近くの映画館で公開されたら足を運んでください。私個人としてはトラヴォルタか、マーティン・ローレンス、ウィリアム・H・メイシーのどれでもいいので、どれかの吹替えをやってみたいですね。

 それと今回ニュー・リリースで紹介したダイアン・レイン主演の“UNTRACEABLE”の映像で、コンピューター操作で衛星からの写真をズームしていくところがありましたけど、これって最近は一般の人でもGoogleマップで簡単に見る事ができるんですね。僕はコンピューターに疎いんであまり知らなかったんですが。それでビックリしたのは、自分の家をはじめて真上から見たってことなんです。住所を入れると私の宮城の実家の映像も見ることができてしまう!まあ生の映像ではありませんし、実家に関してはアップ画像もないそうですが、それでも凄いことです。それで気付いたんですが、やっぱりウチの実家って田舎なんだ!ってことがよく分かりました。周囲にどんだけ家があるかと思ったら、緑がものすごく多くて、そういうことが分って本当に楽しいなと思いました。でもああいうシステムがあると、自分の好きな女の子の家とか見ようとする奴とかきっといるんでしょう。悪い事、特に犯罪には絶対使用しないでくださいね。でも現実がどんどん進んでいくので、映画でそれを超えたものを作っていくのは相当大変だな、と思いました。因みに地図といえば昔は足で一歩一歩、足で回って作っていったものですが、それって実は日本の人が最初だったそうですね。この間、そんな昔から現在に至る地図の流れを知りまして、世の中、どんどん便利になっているんだなと思いました。

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2008年1月22日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 日本で興行1位になった『アース』を見に行きました。思いのほか、お客さんがたくさん入っていたものですから、僕はいつも一番後ろの席で見るのが大好きなんですが、なんと前から2列めしか空いていないということで、生まれて初めてそんな前の方で見ることになりました。もうでっかいスクリーンが目の前で大丈夫かと思って、予告編の時は「こりゃ、もたないんじゃないか?」と感じていました。首は上向いたまんまだし、視界が全て画面だし、・・・と思ったんですが、見始めたら全然気にならずに本当に楽しく見ることができましたね。逆にたくさん鳥が集まって飛ぶところとか、その世界に入ったかのように思えました。首はちょっと痛くなりましたけど。

私は日本語吹替え版の方を見たのですが、私自身ナレーションや吹替えの仕事をしている関係、普段はいろんなところが気になってしまうのですが、渡辺謙さんのナレーションは本当に素晴らしかった!本当に何をやっても素晴らしいんですねえ。非常に見易く見れまして、悔しいくらいの思いをしました。映像も最高だし、言うことないです!あとホッキョクグマの子供の鳴き声とか猛獣の咆哮ですか、映像も凄いんだけど音も凄い。ちっちゃい鳥の羽ばたく音や虫の草を食む音、そうした音を聞くたびにいちいち真似したくなってしまいました(笑)。映画館でやったら大ひんしゅくですけど。ワンカット撮る為に何日も何年もかけたとかいう話も聞きますし、とにかく圧巻でした。いずれはWOWOWでもハイビジョンで放送されるかと思い、そちらも気にはなりますが・・・貴重な映像と音が魅力の作品ですので是非一度は映画館で見ることをお勧めします。

にしても、映画は程よい距離で見るのがいいなって思いました。

04:13 午後 山寺宏一より今週の一言 | | トラックバック (0)

2008年1月12日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今週は「ハリウッド・ゴシップ」の中で、エディ・マーフィが再婚という話題があって、各方面でも大きく取り上げられていましたけれども、考えてみれば私エディ・マーフィの吹替えもたくさんやらせてもらっていて、同い年でもあります。それにしてもうらやましいですねえ。同世代に希望を与えると一瞬思ったんですけども、何でも結婚式は自分の所有する島っていうのを聞いて、もう引きましたね。ボラボラ島に近いところだそうですが、エディ・マーフィ、何と島を持っていたんです。いやー、参りましたねえ。普通、自分のシマっていうと縄張りみたいなイメージですが、この場合は本当にアイランドを持っている訳ですから。まあアントニオ猪木さんもお持ちと聞きますが・・・。エディ・マーフィには是非、世界中で自分の吹替えをやっている声優を集めて、せめて1回くらいその島に集めて労をねぎらうとか、盛大なパーティを開くとかですね、そんなことやってくれないですかねえ?同い年でもあることだし。もしやってくれたら、即お祝いに駆けつけたいと思っています。そんな企画・・・やる訳ないだろう!でもそこがどんな島なのか、是非調べてみようかと思います。まさか、よゐこが行った無人島みたいなものではないでしょう。人を招いて結婚式をするくらいですから、そういう施設もあるはずです。あー、私も行ってみたいです!自分も島、持ってみたいもんです。

 でも僕は実は島よりすごいもの持っているんですよ。何を隠そう火星の土地を持っています。友人からいただいたものですけども。プレゼントに!って誕生日に贈ってもらった火星の土地の権利書が家にあります。あれは一体どうなんでしょうか?行って、自分のものだと主張して、誰が認めてくれるのか?疑問もありますが、考えてみたらすごいことです!宇宙に土地を持っている。もしエディ・マーフィが島に招待してくれるなら、お礼に火星に招待してあげてもいいと思っています!

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2008年1月 7日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 明けましておめでとうございます!本年もよろしくお願い致します。このコーナー、結構多くの方に読んでいただいているようなので、今年はその辺もよく意識してコメントしようかと思っています。でも反響が大きいっていうのはうれしいことですよね。

それにしても今年のお正月、番組のエンディングでも話しましたけど、とても短かったけどいいお正月を過ごすことができて、天気もよくて気持ちよかったです。因みに初日の出を見たのは宮城の、僕が子供の頃いつも海水浴で行っていた海。今ちょっと開発が進んで海水浴場ではなくなってしまっているんですが、確かそこで初日の出を見たのは初めてだと思います。子供の頃、行ったかもしれませんが。でもこういう普通の休みに普通のことをするっていうのはいいものですね。とにかく寒かったですけど、なんか良かったです。日の出の時間は6時半から7時にかけてでしたけども、日が昇って来そうなところにちょうど雲があって皆「早く出ろー!」とか言いながら見ていました。昔はそこに母親の実家がすぐそばにあって、母親と昔を懐かしがりながら見たのですが、とてもいい思い出になりました。

 さあ、そんなことで慌しい日常が始まってしまいますが、今年もこの番組でいろんな作品を紹介し、僕としては1本でも多く、楽しい作品の吹替えができたらなあと思っています。そしてそういう年にしたいと思っています。まだ作品名は発表できませんけども、「おっ!これやるんだ」というのが一つ決まっていて、それが好きな役者の吹替えなんで非常にうれしい限りなんですけども、哀しいのは自分が吹替えをした作品のDVDが結構もらえないということなんです。皆さんは「どうせ吹替えやっているんだから、どうせもらえるんでしょ?」とお思いでしょうが、意外とこれがもらえなかったりするんです。「じゃあ自分で買えばいいじゃん」とも思いますが、確かに買えるんですけど、「いつかもらえるんじゃないかなあ・・・」と思っている内に日が経ってしまい、「安くなってから買おうかなあ」とか「中古で見かけたら」とか「レンタルでいいか」とか様々な思いが頭をよぎる訳なんです。あの・・・頂ける会社ももちろんあるんです。セコイ話ですがね。頂ける会社もあるので、待っていると「あらら、もらえないんだ」となってしまうことがよくあるんで困ってしまいます。という訳で何が言いたいんだということは薄々お感じとは思いますが、自分が吹替えた作品は手元に置いておきたいものなんです。考えてみたら昨年もたくさん吹替えをやったのに、ちゃんと送ってもらえたのは数本でした。まあ買えばいいんですけどね。もちろん売り上げに貢献した方がいいんです。昔はビデオだと1万数千円なんて値段でしたけど、今のDVDなら4千円程度で買えますからね。でもそんなことを1年の最初に考えるとは自分が本当に情けなくなりますけど。(笑)僕はやっぱり自分で確かめてから、皆さんにオススメしたいんです。もちろんWOWOWで放送されればそれも見ます。WOWOWもどんどん吹替えを放送してくれるとうれしいんで、どうぞよろしくお願いします!新年早々グチっぽくなってスミマセン!

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2007年12月26日 (水)

山寺宏一より今週の一言

 今週は2007年を振り返るスペシャルでしたけども、まず私の反省点から。この番組でいろいろ紹介しているので、映画を見た気になって、実際は意外と見ていなかったことが挙げられますね。来年はもっと足しげく劇場に通って、たくさんの映画を見なければと思いました。で、皆さんもこの番組で「あ、この映画面白そう」とか「この映画、どうなんだろう?」と判断基準にしてもらえれば幸いです。私もそうしていますので、是非来年もよろしくお願い致します。

 そんなわけで突然関係ない話ですが、今日、携帯を買い換えました。やっぱりどんどん進化して凄いと思い知らされました。まあやっぱり個人情報とかが入っているのでセキュリティが大事だ!と思いまして、聞いてビックリしたのが、もしロックかけないで落とした場合、勝手に使われちゃまずいので、携帯のショップに行きますと、遠隔操作でロックしてくれるんですね。僕はそのサービスをお願いしたんですけど、凄い!もちろんオプションで頼まなくてはいけませんけど。もう一個すごいと思ったのは、月に1回か週に1回、アドレスデータを更新保存してくれるんです。やっぱり通信なので、センターに届いているんですね。そっちの方で僕の携帯のアドレスを保存してくれると。どんどん更新しても、センターの方でもやってくれているんです。だからいつ無くしても、バックアップがあるという訳なんです。友達から新しいアドレスでメールが来たらそれはもう保存されてしまうんですねえ。今まで携帯を無くすとパニック状態だったのに、そんな心配がなくなってしまったんです。落としたら遠隔操作で動かされるんで、ちょっぴり不安もあります。映画に出てくる管理社会に近づいているような感じもしますが、自分を守るためでもあるんでね。それにしてもこの進化ぶり!すごいなあと思いました。

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2007年12月17日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 お正月に向けて、いろんな作品が封切りされていますけども、私は先週末から公開が始まった『サーフズ・アップ』に声優で参加しています。予告のナレーションもやっていますが、胡散臭いプロモーターのレジーというキャラクターの声で出演しています。何か不思議な動物なので、是非チェックしてくださいね。

 それにしても今さら何を見ても驚かなくなったCGの映像ですが、これだけ波、水中をリアルに描いた作品はないんじゃないかと思えます。自分もボーリング場なんかでよく流れている映像を見ると「すげえなあ!」と思ったりしますけど、やはり実写には限界があると思いましたね。もの凄いビッグウェイブなんて撮影するには、そうそうチャンスもないでしょうし、それがCGだとできるんです。またそれを存分に見せてくれ、更にペンギンがやっているというところがどなたにも楽しめるはずです。僕は中年サーファーになろうとは思っているものの、全く何もしていないんですけども、これはサーファーたちが見ても楽しめる映像だと太鼓判を押せます!とにかく映像がリアル!実写かと思えるくらいになっています。きっと凄く時間をかけて作っているんでしょう。

あと日本語吹替版では今いちばん旬な男!小栗旬君が主人公コディの声をやっています!実は彼は他にも随分アニメの声とかやっていて、意外と吹替えに慣れているんですねえ。もう俳優しても本当に素晴らしい方ですから、そこも是非注目して頂きたいと思っています。冬ですけども、あえて、あえてこの時期の公開なので、「冬を熱くする!」というキャッチコピーどおりのこの『サーフズ・アップ』、是非大画面で見てください!すっかり宣伝になってしまいましたがゴメンナサイね。あ、あと『えいがでとーじょー! たまごっち ドキドキ!うちゅーのまいごっち!?』も見なきゃ!

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2007年12月10日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 先日、大先輩である羽佐間道夫さんから「死ぬまでに見たい1001本の映画」という本を見せられました。電話帳よりも分厚い本で、映画の創世記から出版された2003年までの映画から1001本が邦画も含めて選ばれているんですね。まあいろんな映画が出ているんですが、DVDも付いていて、ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』などサイレント作品も見ることができるんですね。私、無声映画に声を当てるというイベントを前にやったので、羽佐間道夫さんからは「見ておいた方がいいよ」ということで渡されたのですが、とても面白く読むことができました。でもそうした本を見ると、自分はどれだけ歴代の名作と言われる映画を見ているのかが気になり、リストを見るだけでも面白くなってしまいます。ある年代の作品は本当によく見ているな!って思ったり、その逆もあったりしました。映画ってどんどん新作は出てきますが、過去の名作にも素晴らしいものが多く、そう勧められてもなかなか死ぬまでには見きれないものです。でもやっぱりチャンスがあれば、見ておきたいってそういう本を見ると改めて思いますね。その本はヒット作というよりは中身で選んでいるのですが、どうやって選ばれているんでしょうね。映画専門誌でない一般誌でもよく今年のベスト10とか生涯のベスト3とかやっていますが、著名人のオススメとかは見ていて気になりますよね。まあ人によって全く違う訳ですが。

 で、今週のランキングで気になったのはですね、ヘイデン・クリステンセン主演の『AWAKE』という手術中、意識だけが目覚めてしまうという作品ですね。全体の内容はまだ分からないのですが、筒井康隆氏の小説「生きている脳」を思い起こしました。自分の莫大な遺産を相続させないため、永遠の命を得ようと脳だけで永久に生き続ける装置を開発する人が主人公なんですね。彼は肉体は死んでも、脳だけは液体に漬けられて、電気的にいろんなことを施して、生命を維持する訳なんです。彼は「これで誰にも財産は相続されない!」って喜ぶんですが、でも自分は脳しかない。で、いざその装置に入った時に気付くことになるんです。もの凄く痛いことに!むき出しの脳が痛いと感じるのに、肉体がないからどうしようもない。意識だけは永久に痛みを感じる訳です。それが最高に好きなんですが、『AWAKE』を見た瞬間、そのことを連想しました。「生きている脳」も、もう一回読んでみたくなりましたね。

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2007年12月 4日 (火)

山寺宏一より今週の一言

エンディングでも話させてもらいましたが、先週は小堺一機さんとのライブがあって、番組をお休みさせてもらいました。どうもすみません。お陰様で大盛況の内に、無事終了することができました。恐らく番組をご覧になっている方、このページをご覧になっている方の中でも見に来てくださった方がいらっしゃったのではないかと思っております。本当に皆さん、暖かいお客様で、こんなに拍手をもらったり、笑って頂いたことは僕の人生でないんじゃないかと思うくらいでした。会場のクラブeXというところは円形なので、お客さんが近いということもあり、とっても皆さんの顔を近くで見ることができ、反応を間近でつぶさに見ることができました。そしてとても暖かいスタッフと小堺さん!大変でしたけど、素敵な時間を過ごすことができました。

僕はこれまで舞台をやってきても客席って意外と暗いので、お客さんの顔は見えないんですが、余裕のある先輩だと、どこにどんな知り合いがいたか分かるような人もいるんですね。でも僕はいつも見るのが怖いので、まず見ないようにしているんですけども、小堺さんが歌っている場面とかでは僕は後ろでちょっとフォローするだけだったので、ちょっと客席を見てみたんですが、みんなが笑顔でいたんですね。その時「あー、みんなこんなにいい笑顔をして見てくれていたんだ」というのがよく分かりました。途中、「なんだこれは!」と引いたところもあったでしょうが、いわゆる笑いの瞬間でなくとも笑顔をキープしてくれていて、そのことに気づいた時にとても幸せを感じました。またあんなステージをやりたいなと感じましたね。

それとやはりこの季節ですから体力を消耗したり、空気が乾燥していたり、朝晩冷え込んだりするので、凄くいっぱい食べていたんですね。また、舞台ではすごい汗っかきでエネルギーも消耗するんで、「痩せたんじゃないの?」とか「げっそりしたんじゃないの?」とよく言われたんですけど、実は・・・かなり太りました。「風邪引いちゃいけない!」とか「体力つけなきゃいけない」と思って、差し入れにもらった物をガツガツ食べていたら結構お腹まわりがやばくなりまして、自分でもビックリしています。でも病気するよりはいいんじゃないでしょうか?メタボリックは気になりますけど。きっと冬ってそういう風にできているんですよね。まあ食べすぎは確かに良くないので、気をつける必要もありますが、身も心も元気ですので、今後ともひとつよろしくお願い致します。また、機会がありましたら是非舞台も見に来てください!

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2007年11月20日 (火)

山寺宏一より今週の一言

今回のミニ・バイオグラフィにはロバート・ゼメキス監督が登場しましたけれども、新作のフルCG作品『ベオウルフ 呪われし勇者』、一体どんな作品になっているのか、気になりますよね。考えてみると僕はこの監督とは縁が深くて、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ではいろんな方がマイケル・J・フォックスをやられていますが、私も『1』『2』『3』共にやらせていただきまして、今聞くと「あららら、随分若い声で喋っているなあ」と自分でも思うのですが、何回見ても、自分の吹替えはさておき、面白い映画、楽しい映画と実感しますねえ。ちょっとだけ見てもやっぱりそのまま見たくなってしまいますからね。本当にエンターテインメントっていうのはこういうことだと思います。そして『ロジャー・ラビット』でもタイトルロールのロジャー・ラビット役をやらせてもらっているのですが、とにかく冒頭のドタバタがあまりにハイテンションで、もの凄く大変だった思い出があります。この冒頭部分は結構人気が出たようで、その後も短編でいくつか製作されたりしているんですけど、今、新作が来たら地声ではないので、できるかどうか心配です。でもいつ依頼が来ても大丈夫なように声の調子を整えておかないといけないなあと、ちょっと見ても身が引き締まる思いになってしまいます。そして『フォレスト・ガンプ/一期一会』でも一度吹替えをやらせてもらったことがありまして、まあこの作品もいろんな方がやっていますけど、これも大好きな作品です。こうやって振り返ると自分が吹替えて、尚且つ好きな作品が多いと改めて認識した次第です。そして何やら『ベオウルフ』の次はジム・キャリー主演の『クリスマス・キャロル』が進行中だとか!これは絶対面白いでしょう!僕としてはジム・キャリーの『グリンチ』が大好きなんですねえ。日本中の子供に見てもらいたいくらい好きな映画なんです。自分でもクリスマスの時期になると見たいと感じるんです。だからこの『クリスマス・キャロル』にも大いに期待しています。公開は再来年とのことで、だいぶ先ですが『グリンチ』を超える作品になってもらいたいと思います。で、ロバート・ゼメキス監督ってまだ55歳だったことに驚きです。意外に若かったんですね。自分と10歳しか違わないのにちょっとビックリです。

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2007年11月 9日 (金)

山寺宏一より今週の一言

11月21日から25日まで、品川プリンスホテルのクラブeXで、何と私、あの小堺一機さんと『ライブマン・コミック君!!』というライブをやることになりました。今までにもいろんな方、清水ミチコさんや柳沢慎吾さん、そして戸田恵子さんとそうそうたる方が相手役を務めて来られた訳ですが、「オレで本当にいいんでしょうか?」と思っているんですけども、今、お稽古の真っ最中でございます。まあほとんどはトークが中心なので、小堺さんとアホな話をするのが稽古になっていてですね、まあ本当に小堺さんって面白い方なんですね。もう達者だし、実に映画が大好きなんですね。きっとこの番組もずっとチェックしてくれていることでしょう。何といっても驚きなのが、いろんな場面を覚えていて、パッと演じることができるんです。あの場面ではこうやってああやって、こうしていた・・・なんて具合に。私も吹替えなどやらせてもらっていますが、正直自分がやった作品だって、ああは出てこないです。台本見ないと、まあ覚えていないっていうのもあるんですが、なかなか浮かんでは来ないものです。小堺さんは「いやー、僕は好きだから覚えているだけだよ」とは言いますが、彼が演じるとその映画が本当に楽しいものに感じられるんですよね。話を聞いているとどれだけ映画が好きか、よく伝わってきます。舞台ではくだらない話もたくさんしますが、そんなトークもあり、歌もありという正にバラエティに富んだものになりそうです。実際にどんなものになるかは私も想像つきませんが、きっと楽しんでもらえると思います。またこのクラブeXってのがいい雰囲気なんです。ドリンクを飲みながら、何ならお食事もしながら見れるというとてもいい空間なので、お時間のある方、興味のある方は遊びに来ていただければと思います。そして是非暖かい目で私のことを見ていただければと思います。先ほども述べましたが、名だたる方が出てきたライブなので、非常に緊張しています。恐らくディープな、そしてくだらない話が満載です。是非いらしてください!

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2007年11月 4日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 ついに公開が始まりました『象の背中』。僕は始まってすぐ見に行きました。原作も読んでいて思い入れもあったので、一刻も早く見たい作品だったんですけれども、素晴らしいキャスティングで、皆さんピッタリでしたね。主演は私が最も尊敬する俳優である役所広司さん。人間、自分の命があと半年と言われた時に見せる表情、役所さんのリアルな表情・・・。そして後半、病に侵されていく鬼気迫る迫真の演技に心を揺り動かされました。正にそのものという感じでしたが、脇を固める俳優たち、高橋克実さんや笹野高史さんももの凄く良くて、本当に感動しました。この『象の背中』という作品はいろんなメディアで広がりを見せていますが、コミックになったりもしているようです。もちろん原作ありきではありますが、軸になるのはやはりこの映画ではないかと思えました。皆さんにも是非見てもらいたいですね。

そして旧作ではありますが、ずっと見ようと思っていて見る機会がなかった『ナチョ・リブレ 覆面の神様』をようやく見ました。ジャック・ブラックの主演作ですが、僕はやはりああいう世界は大好きだなと、改めて思いました。ジャック・ブラックの芸達者ぶりと、舞台となるメキシコの暑さ。そしてアホなことを皆で真剣にやっている姿には心打たれます!でもヒロインが美しいというのは何よりも変えがたいですね。お名前はアナ・デ・ラ・レグエラというとても覚えることは不可能な名前ですが、あの汚い連中がゾロゾロ出てくる中で、まあ子供は可愛いですけど、本当に掃き溜めに鶴っていうのはこういうことを言うんだと思えましたね。やはりバカ映画やホラー映画には美女は欠かせません。今回の彼女は一発で好きになりましたね。

それにしてもホント、映画は楽しいですね。『象の背中』でヒューマンドラマに感動し、『ナチョ・リブレ 覆面の神様』で爽快感を味わって、やはり映画らしい映画っていうのも見たくなって、またもや見逃していた『クラッシュ』も見てしまいました。僕の周囲では皆が「いい、いい」って言うのに、なぜか見逃していたんですね。でもこれはよく出来ています。ポール・ハギスは初監督ということですが、ちょっと驚きましたね。オムニバス作品なのに、小さなところでつながっているという設定は僕がトム・クルーズの吹替えをやった『マグノリア』とか、他にも『ラブ・アクチュアリー』とか何本か思いつきます。でも面白くないと散漫になって、悲惨なことになりますけど、今挙げた3本はどれも素晴らしくて、『クラッシュ』もお気に入りの作品になりましたね。

今回紹介した『象の背中』『ナチョ・リブレ 覆面の神様』『クラッシュ』、どれも違ったタイプの作品でしたが、いずれも満足感を味わえ幸せな1週間を送れました。

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2007年10月27日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 日曜まで東京国際映画祭が開催されています。僕もいろんな作品を見ようと思っていましたが、今回はちょっと参加する機会がありました。声の出演をした『サーフズ・アップ』もちゃんと日本語吹替版で上映されましたが、関連イベントの『声優口演ライブwith山下洋輔』というものに参加してまいりました。我々声優が無声映画に弁士のように声をあてたらどうなるか?というものなのですが、僕の他には羽佐間道夫さん、戸田恵子さんが参加して、演奏は何と山下洋輔とニューカルテットのメンバーが行いました。自分が担当したチャップリンの『犬の生活』はそのままの音源を使わなければいけなかったので、それでやりました。以前テレビでもやったルイ・アームストロングの物まねでは山下洋輔さんたちにバックで演奏してもらうというとんでもないことをしました。滅多に人の歌の伴奏なんて、しかも物まねですからね、普通ならやる訳がないという山下洋輔さんとのセッション!まあこれは一生の思い出ですね。しかもオーチャードホールという凄い場所でやらせていただけるなんて!山下洋輔さん本人も「すごい楽しかった!」と言っていただけて、本当にうれしくてですね、いい経験をしたなと思いました。そういう意味では東京国際映画祭にもお礼を言いたいくらいです。今回やった声優による口演っていうのはですね、これからもチョコチョコあると思いますので、機会があれば、僕以外の方もたくさんやっていますので、興味ある方は是非ご覧になってください。まあ、私の場合、チャップリンにあてるのは大変でした。人からは喋りすぎとも言われましたけど、頑張りました。チャップリンファンの方はもしかしたら怒った人もいたかもしれませんが、何卒ご容赦ください。また別な作品でチャレンジしたいと思います。

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2007年10月23日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 今週チャートに再び上がってきた“ACROSS THE UNIVERSE”。内容は僕もまだ見ていないので分からないんですが、ビートルズの曲をフィーチャーしたミュージカルということで、ビートルズは他にもWOWOWで放送した『LOVE』など色々な形になっています。僕は中学1年生でビートルズに目覚めて、今だによく聞いていますが、昔よく聞いていたラジオ番組で、ビートルズ特集をやっていて、それが好きになるきっかけだったんですね。その番組ではビートルズのスペル、B-E-A-T-L-E-S。それで始まる7曲を特集したんですね。それまでも何となくは知っていたんですが、その放送を当時ラジカセで録音して、何度も聞いて覚えるようになったんです。BはBUCK IN THE USSR。EがELEANOR RIGBY。AがACROSS THE UNIVERSE。TがTAXMAN。LがLET IT BE。もう1回のEがEIGHT DAYS A WEEK。SがSTRAWBERRY FIELDS FOREVER。その7曲が自分の中でもの凄いインパクトがあって、大好きになった曲なんですよ。“LET IT BE”以外はそんなに有名な曲ではないんですけども、たまたま組み合わさったその7曲は自分の中で最高のものになっています。この映画がどこまで曲とシンクロしているのかは分かりませんが、是非見てみたいなと思いました。そして中学生頃の多感な時期に聞いたものっていうのは一生忘れないんだと改めて思いました。

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2007年10月13日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 先週、WOWOWではロバート・アルトマン監督の特集が組まれていましたが、私も好きな作品が多い監督でした。アルトマン監督は生涯現役を貫き通して、昨年遺作となった『今宵、フィッツジェラルド劇場で』も公開されたくらいです。高齢でも最後まで素晴らしい作品を発表し続けたのは本当に素晴らしいことだと思います。僕もこういう仕事がいつまでできるのか分かりませんけども、一日でも長くやれたらなと思って日々頑張っています。実は先日、声優の大先輩でもある北村弘一さんがお亡くなりになって、告別式に参列してきたのですけども、そこで喪主でもあるご長女の方がお話になったことですが、お亡くなりになる直前にレギュラーのお話があったそうです。もちろんその話を受けることはできなかったわけですけども、その状況でオファーが来たことは、僕は素晴らしいことと思えました。その長女の方も「父にとってはうれしかったはず」と言っていました。僕はそこで思わず涙が出てしまいましたが、本当に凄いことです。まあ仕事を辞めて趣味でのんびり暮らすという生き方もありますけど、考えてみたら僕も趣味とかはないので・・・。まあ、年を取ったら趣味を持ちたいとは思っていますけど、やはりこの、できることなら最期まで仕事に携わっていきたいなと実感しました。キンモクセイの香りが漂うお寺でそんな話を聞いた訳ですけど、心から北村さんのご冥福をお祈りしたいと思います。

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2007年10月 7日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 毎週書いておりますが、『ストレンヂア 無皇刃譚』が公開になりました。既にご覧頂いた方もいらっしゃるかと思いますが、先日、初日舞台挨拶というものがありまして、何ヶ所か回らせて頂きましたけども、長瀬智也さん、知念侑李くん、それと竹中直人さんと私の4人で行いました。長瀬智也さんは最後のさいたまの方まで参加して頂いたのですが、もう何が素晴らしいかって、主演の長瀬さんがこの作品を気に入って、チェックのためのDVDをもう十数回は見たそうなんです。「この作品に参加できて本当にうれしい」ということですけど、そんなに見る人はそうはいません!舞台挨拶では竹中さんもバンバン冗談を言いますし、知念くんもすごくカワイイ。そんな和やかな雰囲気の中でも、長瀬さんが作品に対する熱い思いを語っている姿が感動的でありました。そういう話を聞いていると主演のキャラクターも瓜二つに見えてきて、何か一緒に声の仕事をした人間としては非常にうれしい思いを感じました。私以外のこの3人、まるで実写でもいけそうな感じですが、僕だけはどう考えても欧米人という設定もあって、無理ですね。台詞は別録りなので、今回の舞台挨拶で初めてお会いしたんですけど、長瀬さんのことは特に大好きになりました。

それにしても舞台挨拶というのはお客さんがお金を払って最初に見に来てくれる日ですからね、大勢のお客さんが来てくれるのは本当にありがたいことです。

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2007年9月30日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今回ジェニファー・ガーナーを紹介したミニ・バイオグラフィの中に『エイリアス/2重スパイの女』の映像が出てまいりましたが、みなさん気付いたでしょうか?どう考えてもあれは同時録音の音のみということで、効果音や音楽が何も入っていませんでした。そのせいでアクションは凄いんだけど、スカスカで「何だろこれ?」と思っちゃったんですけど、いかに効果音やBGMが大事かということが、あれをちょっと見ただけで分かりますね。特に僕は声の仕事をしているものですから、音の重要性については重々承知しているんですが、だからこそ声優の仕事って面白い訳なんですが・・・。たまにとんでもない声で、とんでもない台詞を言ったら面白いだろうなあと思っています。とある人のライブに行ったらそういう事をやっていました。誰もが知っている映画に全然違う台詞を当ててみるというものなんですが、こういう仕事をしているだけに余計おかしく感じられ、凄い笑った記憶があるんですけども、自分もやってみたいと思いました。最近はDVDには吹替え音声も入っていますから、まあ野球とかサッカーで副音声ってあるように、一遍無茶苦茶なものを作ってみても面白いのではないでしょうか?そういう仕事が来たら是非やってみたいものです。まあ大元となる映画を作った監督や製作者からは当然クレームの対象になるでしょうから、実現は難しいと思いますが・・・。かつて『クン・パオ! 燃えよ鉄拳』という映画がありましたが、それは最初からそういう作りだったので、吹替えもそうなっていましたが、映像と全然違う音を当ててみると意外と面白いものができるんですね。

 それから近況報告としてこの前も話した『ストレンヂア 無皇刃譚』。ついに初日を迎えました。是非お近くの劇場でご覧下さい。あと10月20日には『エクスマキナ』という『アップルシード』の続編が控えています。これは珍しくプレスコという台詞を先に録音してそれに画を合わせていく方式が取られています。こちらもすごい作品になっていますので、ご期待いただければと思っています。ハリウッド映画も結構ですが、是非日本のアニメも見てください。

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2007年9月24日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今回は間もなく公開になる私が参加した作品のことを紹介したいのですけども、タイトルは9月29日から始まる『ストレンヂア ―無皇刃譚―』というアニメ作品です。主役の声は長瀬智也さんが演じています。その作品に私も参加させてもらっていて、時代劇なんですね。で、更に細かく言うと本格アクション時代劇なんです。そういう訳で自分も完成作品を見たんですけども、もう凄いです!何が凄いかって、とにかくアクションがハンパじゃないんです。まるで黒澤明監督が生きていたらきっと作ったであろうアクションを見ているかのような、出来なんです。カッコよさとスピード感と迫力があるんですねえ。ジャパニメーションっていうのは本当に凄いというのを改めて知った感じです。冒頭の方に雨の中でチャンバラをする場面があるんですけども、私の役が独りで盗賊たちをバッタバッタと斬り捨てていくのですが、とにかくカッコいいんですねえ。まあ血しぶきは飛ぶし、残虐だと言われれば、そうかも知れませんけども、作品の中にちゃんとメッセージもこもっていて、主人公が言うんですねえ、「痛みがあった方が生きている気がする」と。そして命を賭けて守るべきものを探すんですねえ。まあ自分の運命とか宿命とか、そんなことに思い悩んでいる主人公が守るべきものを見つける。そして命を賭けて戦う!そしてそこには痛みが伴う。刀を使ったアクションなので、教育上避けたほうがいいと言う人もいるかもしれませんが、本当に作品の内容を理解していくと、真のテーマが見えてくるはずです。単にそうしたアクションを面白おかしく描いた訳ではないと。でもエンターテインメント性とか考えると、この作品は世界も注目するのでは?と思っています。きっとじわじわとやってくるはずです。アメリカでもタランティーノをはじめとして、日本のアニメ監督に注目している人は多いですよね。彼は『キル・ビル』でもあれだけアニメを入れたりしている訳ですし。そんなジャパニメーションを見慣れた人たちも「お、これカッコいいね!」と言ってくれるのではないかと思っています。僕も自分の役を見ていて、怖くなるくらいの迫力があったんですね、特に映像に!僕の役は設定では中国語を話しているってことなんですが、やっぱり全編中国語だと分かりづらいし、そもそも最初から話が来ませんので、僕はやらないのですが、台詞の半分は中国語なんですね。またこれが声優として初挑戦だったのですが、まあこれがネイティブな方がご覧になってどう思うのか?全く分かりようがないのですが、自分としてはかなり頑張って、中国語の先生に教わりながら臨みました。中国語部分は字幕がでますが、皆さん見ていただいて判断してもらいたいと思います。とにかくまた凄い日本のアニメ作品が生まれたので、是非劇場に行って見てください。この後も更に凄い作品に参加していますので、それはまた改めて紹介させて頂きますね。

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2007年9月18日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 (今回は前回の続きです)やってきました!フルスタで国家斉唱!案の定、緊張しましてプレイボールが13時からだったんですが、その10分前が国家斉唱だったんですね。その前に選手の練習とかがあるので、何と朝8時に行ってスタジアムでリハーサルをしたんですけども、まあそこで1回やったので大丈夫だろうと思って本番に臨んだのですが、さすがに1万7000人以上のお客さんが入っていたので、かなりあがりましたね。その前にイベントから入って、まあ地元なので声をかけてくれるお客さんもいたりして、反応がかなり良かったので、緊張しすぎてどのキーで出ていいのか分からなくなっちゃいました。まあ、いいやと思って始めたのですが、途中歌詞を忘れそうになったりとか、パニくりそうになったら自然に口から出てきてホッとしたなんてこともありました。それから手をどこに置いて歌ったらいいのか分からないと。普段、国家を歌うことなんてないので、しかもああいうスタジアムのど真ん中で歌う時なんて、一体手をどこに置いたらいいのか?マイクは手持ちじゃなくスタンドマイクなんだから、後ろに組むのか?気を付けなのか?胸に手をやるメジャーリーガーみたいな感じがいいのか?とさんざん悩んだ挙句、前に手を組むってことに落ち着きました(笑)。まあ、そんなんでやらせていただきました。まあ結果、試合に勝ちましたので、ここで負けると「あー、あいつのせいで負けたんや~」とか監督に言われかねないので、そんな印象にも残ってはいけないので、とりあえず勝って良かったなと思いました。でも本当にいい経験をさせてもらったなと思っております。地元の新聞、河北新報には私が歌っている姿が写真とインタビューが載っておりますので、興味のある方は面倒でも是非取り寄せてみてください。私の実家も取っている新聞です。  

 それと映画とか見ていて、この人は誰に似ている!って言う話、吹替えの現場でもよく声優同士でしたりするんですね。特に中国映画や韓国映画だと同じアジアなんで、もの凄く似ている人がいたりするんです。しょっちゅうそんな話で盛り上がっているんですが、今回見ていて思ったのが、『スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい』や『キングダム/見えざる敵』のジェレミー・ピヴェン。彼がタカアンドトシのタカをカッコよくした感じに見えました。私も作品を見てよくチェックし直してみようかと思ったくらいです。それから卓球のバカ映画『BALLS OF FURY』!それに出ていたジェームズ・ホンというベテランのアジア系俳優。ジョン・カーペンター監督の『ゴースト・ハンターズ』などにも出ておりましたが、広告批評の天野祐吉さんにそっくりでした。よくテレビのコメンテーターとしてもご出演されていますが、皆さんも映画の楽しみ方の一つとして「この人、あの有名人に似ている!」って感じで探してみるのも楽しいですよ。僕に似た人はまだ見たことがないので、もしいたら是非教えて下さいね。

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2007年9月10日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 先日から劇場で見たいと思っていたクエンティン・タランティーノ監督の『デスプルーフinグラインドハウス』を見に行きました。私は『レザボアドッグス』からずっとタランティーノのファンで、まあ一番好きなのは何度も言っていますが『パルプ・フィクション』なんですけども、最近はなかなかご自身の長編監督作がなかったように思いますが、やってくれましたね。最初に出ますが、「フィルム傷などは意図したものです」とあって、もう素人が編集したのでは?と思うような粗さでしたが、それも懐かしさを出すための演出なんでしょうかねえ。完全に引き込まれてしまいまして・・・と言ってもなんて事のない内容なんですが、見てない人も多いと思うのであまり説明はしません。でもあれ、ホントは内容深いんでしょうかね。もしかしたら深い深い意味があるんですか?内容はまるで何にも無しって感じがするんですけど、そこが最高で、僕は『パルプ・フィクション』見終わった後、劇場でスタンディング・オベーションをしたくなったんですが、それとはだいぶ違いますが、独りで大笑いしていました。まあ映画館、正直そんなにお客さんが入っている訳ではなかったんですが、「そこで終わんのか!いいぞー!」と声を出していましたね。やっぱりタラちゃん最高!っていう感じがしましたんで、もう1本、組み合わせのロドリゲスの作品も見てみたいなと思うんですが、本当に映画って言うのはいろんな映画があっていいんだなって教えてもらった感じです。

でも本当にCG全盛の今にあって、多分全く使っていないでしょうねえ、最新技術を。あとクライマックスの女性のスタントは本人がやっているとしか思えないのですが、相当キテいましたね。まあボンネットの上に乗るっていう場面があるんですが、実はスピードそれほど出してなかったりするのかもしれませんが、映画ではフルスピードで走っているようにしか見えないんですよね。どうなんですかねえ?それが心配になっちゃいました。だからあんなに単純な映画でも爽快感とワクワクドキドキがあるのかなっという感じ、しましたねえ。最後、これどんなヒネリがあるんだ!って思ったら、全く無かったですからね、ヒネリも何も。とにかく「イエーイ!」って感じで終わってしまいます。途中、ちょっとグロいシーンもありますが、映画の原点に戻ったかのようなタランティーノ作品、私はとってもお気に入りでございます。

 それと9月9日、日曜日、私は東北楽天ゴールデンイーグルスのファンクラブ創立時のメンバーなんですけども、そんなことで国家斉唱を初めてやらせていただきました。かつてアニメがらみのイベントで始球式をやらせてもらったことはあるんですが、自分が応援している地元の球団の、しかも国家斉唱だなんて!かつてサッカーでの国家斉唱で思いっきり高いキーで歌い出しちゃって途中でグダグダになった人や、逆に意識しすぎて低いトーンでとても見られない姿で終わった方も拝見したことがあります。それだけにちょうどいいキーで歌えればと思ってやったのですが、皆さんにはどう映ったでしょうか?私と同じ、このイーグルスファンがガーッときて「よーし、山ちゃん、頑張った!」と言ってくれればうれしいのですが。実際の結果は次回に詳しく語らせていただきます。野村監督に苦笑されないように頑張りはしましたが・・・。次回をお楽しみにお待ちください。

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2007年9月 3日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今回のミニ・バイオグラフィはケヴィン・ベーコンということで、年は僕よりも何歳か上でしたが、考えてみると本当にいろんな作品に出ていて、癖のある役というか、悪役が似合う顔していますよね、やっぱり。今回、あれだけたくさんの作品が紹介されたにも関わらず、僕が唯一彼の吹替えをした作品が入っていなかったので、是非紹介しておきたいと思います。『ヒー・セッド、シー・セッド/彼の言い分、彼女の言い分』というタイトルなのですが、まあ恋愛ライトコメディなんですけど、もの凄く面白い作りで、舞台版でもいけるのでは思ったくらいです。一組の男女が言い争いをする度に、男の見方と女の見方を交互に描いているんです。どちらがウソをついている訳でもないんだけど、男女の受け止め方が全く違って見える点が非常に面白いんですねえ。同じ事実を男女目線でしっかり2度描く演出法なのですけど、ここからが男の言い分ってなると、画面上にあるマグカップにそのことが書いてあったりするんです。いやー、お洒落な演出だと思いましたが、最近はこうした映画があまりないのが残念ですね。後のケヴィン・ベーコンの出演作とは違って素直に等身大の青年を演じている点にも共感を覚えました。当時はまだビデオ時代で、吹替えをしたのが非常に印象に残っているんですけども、もう一度見たくなりましたね。

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2007年8月26日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 私、声優としていろんなアニメ作品や映画に携わらせて頂いておりまして、本当にありがたいことと思っているのですが、最近感じることはいろんなタレントや有名人を起用していることが目立つことです。まあ、僕もそれで普段お会いすることが難しい方と知り合いになれたり、凄く刺激になることもあるんですが、中には「これはあまりにもムチャじゃないの!」と言いたくなるキャスティングもあると思います。もちろん話題性は大事ですし、お客さんがたくさん入ることはおろそかにできないのですが、本当にピッタリあったキャスティングをよくよく考えて欲しいと、見る側の立場としても思います。

時には声優以外のキャスティングで、「こんなに合う人がいるんだ!」とか「普段声の仕事をしてない人がやると、こんな芝居ができるんだ!」って事もたくさんあるのですが、その逆もまたたくさんあるんですね。特に長年テレビでやってきた作品が劇場版になったとき、それまでの声優陣をガラッと変えてしまうようなことはあってはならないと思います。それまでやってきた声優たちの心情もありますが、ずっと応援してきた視聴者の立場としても承知がいかないのではないのでしょうか?私自身も非常に憤りを感じることがありましたので、今回はこんな話をさせてもらいました。

まあ声優が誰になるかということが話題になる事は決して悪いことではないと思うので、皆さんも私がやった仕事に対して、厳しい意見も出してもらいたいと思っています。もちろん良かった場合はそうした意見も大歓迎です。この仕事、皆さんのそうした反響があるとこちらもますますやりがいを感じて臨めるので、是非ご意見をお願い致します。

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2007年8月11日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 今回のミニ・バイオグラフィ、キューバ・グッディング・ジュニアが出ましたね。一度でも吹替えをすると他人とは思えないのですが、『ザ・エージェント』でオスカーを受賞した時に吹替えをやりました。あの時は本当に名演でした。もちろんトム・クルーズも良かったんですけどね。思い出すのは、アカデミー賞の授賞式で映画と同じように、「お前のお陰だ。トム・クルーズ!」って言う場面ですね。映画と全く同じように演じる、よく考えれば出来すぎ、やりすぎと感じますけど。そこから栄光の日々が続くのかなと思いきや、ハリウッドも厳しくて、番組をご覧の方はおわかりのように、たくさん出て好評のものもあるけど、『ザ・エージェント』以上のものが出ないという状況です。あの時はエディ・マーフィを超えるのではないかとすら思いました。奇しくも今回の新作『DADDY DAY CAMP』はエディ・マーフィの『チャーリーと14人のキッズ』の続編とのことですが出来が気になりますね。マーティン・ローレンスも『バッドボーイズ』の頃は「これからの黒人俳優は彼でしょ?」みたいなことをよく言われたものですが、実際はなかなか苦難の道を歩んでいるようです。そこへいくとエディ・マーフィは大したもんです。同い年として本当にエールを送りたいですね。“お前が言うな”ってことですけども。そんなことを思い出しました。

 それと皆さん、夏バテなんかしていませんか?男性にとって夏を涼しくする一つの方法として、くるぶしを出すということを勧めたいと思います。大人になると長ズボンばかりはいて、なかなか半ズボンをはく人はいないと思います。でも僕は七分丈、八分丈の半ズボンが好きで、くるぶしが出ているともの凄く涼しいですよ!風が通るので。でもずっと冷房の中にいると夏風邪とか引きますので、気をつけてください。実際僕は今そんな感じなんですよね。冷房の中で涼しくなりすぎて、調子を崩してしまいました。そこは注意して、どうか皆さん、この猛暑を乗り切ってください!

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2007年8月 3日 (金)

山寺宏一より今週の一言

 今回はちょっとお知らせになってしまうのですが、実は私と、私と一緒にこの番組をやっているクリス智子さんが、朗読劇にチャレンジすることになったんです。もう17年も前から何百回も上演されている『ラヴ・レターズ』という作品をやることになりました。もうこの番組が縁で二人でやらせてもらうことになったのですが、何と読み合わせ2回で本番に挑むというものなんですね。これまでやった方々も皆さんそうして来たようです。いろんな大御所の方々も含め、本当に様々な方がやってきているんですが、自分もいつかはやりたいと思っていた舞台です。それをクリスさんとできるなんて本当にうれしく思っています。実はこの番組の収録の直前に先ほどその2回目の読み合わせをやってきたんですけれども、クリスさんはほとんど噛むこともなく、流暢に読むんでビックリでした。私はと言えば、「声優何年やってんだ!」と言ってもいいくらい噛み噛みだったんですけれども・・・本番はバッチリ決めたいと思っています。2時間の間、二人の手紙のやり取りをやっていくものなんですが、約50年に渡る歳月の物語なんです。これは難しいけれどもやりがいのある脚本で、最初は何と8歳から始まるんですねえ。公演は8月10日の19時から、東京・渋谷のパルコ劇場です。たった1回きりですからね!しかも朗読劇とはいえ、クリス智子さんにとっては初舞台なんです。この番組のナレーターコンビを是非 生でも見たいという方、劇場でお待ちしています!当日、どうなるのか?私も全く予想がつきません。今まで何百人も挑戦してきて、一度も噛まずに終わったのは戸田恵子さんだけということです。クリスさんは二人目になるのではと踏んでいますが。まあ重要なのはもちろん内容がどう伝わるかなんですけどね。きっと素敵なものになると思うので、是非デートなんかに使って頂いても最適かと思っています。まだチケットも大丈夫なようなので、時間のある方はお越しください。

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2007年7月31日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 皆さん、そろそろ梅雨も明け始めていますが、僕の周りで夏風邪をひいている人が非常に多いので、気を付けましょうね。気温が変わりやすいのと、冷房のつけすぎ!特に汗をかいた後は要注意です。子供が気を付けるようなことで風邪を引いてしまう大人が非常に多いです。僕も気を付けていますが、今日はちょっと夕立に降られてしまって、濡れてしまったのでちょっと心配ですけども・・・。

 最近ちょっとご無沙汰だけど、大好きな女優にジュリエット・ルイスという人がいます。ブラピと共演していた『カリフォルニア』で、僕はブラピの声をやっていて、それで注目したんですが、他に『ギルバート・グレープ』とか『ナチュラル・ボーン・キラーズ』とかありますね。可愛らしいけど、ちょっと危ない感じで、一時期たくさんの映画にでていましたが、最近ちょっと見かける機会が減っています。で、何をしているのかと思ったらロックバンドを組んで活躍していたんですね。日本のロックの夏フェスとかにも来日するようですが、バンド名は“ジュリエット&ザ・リックス”です。もう一発で僕は好きになりましたね。最初は誰か知らずに曲だけ聞いて、「何だこの存在感のあるボーカルは?」と思っていました。まあいわゆるシンプルなパンクロックなんですが、男か女か分からないハスキーな声!このボーカル表情豊かで、荒削りで叫んでいる感じなんですけども、魂こもっているなあと思って、よくよくチェックしたら、「あー、ジュリエット・ルイスじゃないか!」ってことに気付きました。まあ音楽活動しているっていうのは聞いた事あるんですけど、ちゃんとチェックしていなかったもので、遅ればせながら紹介しました。メチャメチャカッコいいんで、是非聞いてください。考えてみたらハリウッドスターで歌がうまい人っていっぱいいますし、ミュージシャンとして活躍している人もたくさんいますけども、何か違う感じがしました。本物のロックンローラーだなと。『ストレンジ・デイズ』でもシンガーの役をやっていましたが、多分その時よりも遥かにスゴイことになっていますよ。

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2007年7月23日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今週、私がまず気になったのは歌手でもあるアリシア・キーズの話題ですね。主演作が決まったということですが、この美しさはとんでもないですね。どんな作品になるかちょっと楽しみではあります。

それからミシェル・ファイファーのミニバイオで興味深かったのは『グリース2』に出ていたことですね。これが何と主演なんですよね。私は『グリース』の第1作が大好きで、前にも話したかもしれませんが、オリビア・ニュートン・ジョンが当時30歳過ぎて高校生を演じたのも話題になりました。ホントに大好きで大好きでサントラもよく聞いていました。そんな訳で『グリース2』も公開されるやいなやすぐ見に行った訳ですが、なんだオリビアもトラヴォルタも出ていないジャン!誰だこれ?と怒りまくっていたものです。映画の出来も今ひとつでしたが、あれミシェル・ファイファーだったんですね。あんな派手な顔になぜ今まで気付かなかったのか、自分でも不思議です。言われてみて初めて「そうだったの?」と思った次第です。でもそんなデビューから、よくぞあれだけの演技派女優になったなあ、と思いました。いや、こういった大物女優の出演作を後から知るのは面白いですね。特に自分が見ていたものなら尚更です。

あと『素晴らしき日』も忘れがたい作品です。自分はジョージ・クルーニーの吹替えをやったのですが、バツイチ&子持ち同士の恋愛ものです。実は同じくバツイチ&子持ち同士の小説があってですね、『ストーリー&テリング』っていう私ちょっとお知り合いの松久淳さんという作家さんが書いています。これ皆さん、是非読んでいただけると楽しめると思います。『天国の本屋』を共同執筆していることでも知られる松久さんの作品です。これよくできたラブコメディなんですよね。『素晴らしき日』の映像を見てそんなことも思い出したので、ちょっとお伝えしておこうかと思いました。いずれドラマ化映画化されるんじゃないかと思いますので、読んで損はしませんよ!

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2007年7月17日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 まあ、今週もいろんな作品を紹介していますけども、僕も声優としてたくさんの映画の吹替えをやってきています。ほとんどがハリウッドの洋画を吹替える訳ですが、大変なことの一つに、アメリカは多民族国家なので、いろんな国の人が話す英語、つまりフランス語っぽい英語だったり、ドイツ語っぽい英語があったりする訳なんです。なまりというか、そうしたものがあるんです。そういう言葉を日本語で表現するのが本当に難しいんですね。

まだ正式なタイトルは言えませんが、カザフスタンの人がアメリカにやってきて、すったもんだする映画の吹替えをやってみました。彼はアメリカではなまった英語を話して、母国に帰った場面では当然、母国語を話すんです。でもそれが両方同じトーンではいけないと。しかも全て日本語で表現しなければいけない。更に言うと英語をしゃべっている時はなまった感じで話し、母国に帰ったときに流暢に話すと違和感ありすぎなんです。どっちも日本語ですから。苦肉の策で母国に帰ったときは東北弁っぽく、そしてアメリカの場面では日本人がカタコト英語を話すように、台詞を読んでみました。こうした説明でみなさん、果たしてご理解いただけているのか心配ではありますが、かつてロビン・ウィリアムズの作品でも、各国のなまりで英語を話す場面があって、どうするか?と悩んだ結果、それぞれの国をイメージしやすい外国人タレントさんの真似をしてみたんですね。オリジナルではいろんな国の言葉を喋っていても、吹替えでは基本的に全て日本語にするので、そうした矛盾も生まれてきます。例えば、いろんな国の言葉で話していて、言葉が通じなくても、吹替えでは日本語なのでいまひとつニュアンスが掴みづらくなったりもしているんです。でも吹替えならではの解釈でいろいろやりくりをしていくと、吹替え版を楽しく見られることもありますので、その辺も是非注意して見てはいかがでしょうか。あ、ところで冒頭の作品のタイトル、この番組を見ている人ならすぐ分かりますよね?

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2007年7月 7日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 私、映画も大好きなんですが、仕事柄お芝居とかコンサートにもよく出かけます。まあなかなか時間は限られていますけど、先日、東京国際フォーラムで平原綾香さんのライブに初めて行きました。実は平原さんと共通の友人がいまして、それで行くことになったんですけど、『Jupiter』をはじめ、名曲を本当にたくさんリリースしていますが、テレビ番組などで歌っているのは聞いたことあるんですけど、実際は生でどうなんだろう?と。かなり低い声から高い声まで駆使する方なんでと思っていたんですけど、これがさすが音大!この間卒業したらしいんですが、まるで絶対音感持っているんでしょう!としか言いようのない素晴らしさ!ライブでもCD以上の歌声を披露してくれていました。途中でサックスも演奏したり、やっぱり“本物”は凄いなと感心しました。しかもまだ20代前半ですからね、その才能に本当に脱帽ものでした。ライブの最中、本人が話していましたが、「今日はカメラが入っています。WOWOWでこのライブが放送されるんです」ということなので、皆さんもいずれご覧になれるのではないかと思っています。見てみると、ファンの方はご承知でしょうが、彼女の素晴らしさに感動できるかと。あと私がこのライブでびっくりしたのが、お客さんの年齢層の広さ!正に老若男女とはこのこと!と呼べるような客層だったんです。年配の方も結構たくさんいて、素晴らしいことだなと思いました。息の長いアーティストになることは確実ですね。お父様も有名なミュージシャンということなので、親子共演でコンサートも予定されていると話していましたが、そちらも楽しみです。

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2007年6月25日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今回のミニ・バイオグラフィはティア・レオーニということで、もちろん存在も名前も知っていたんですけど、こうやって一気に過去作を振り返ってみると、改めてたくさんの作品に出ていて、「あ、この女優さん、好きだったんだ」と再認識しましたね。僕はジム・キャリーの『ディック&ジェーン 復讐は最高!』で吹替えをやったので、その時ジェーン役もやっていました。『バッドボーイズ』も僕はマーティン・ローレンスの吹替えをやったので、そこでも印象深かったですねえ。他にも『ディープ・インパクト』なんかがあって、やっと点が線につながった感じがしました。毎回、映画の中では違う雰囲気を作っていますが、非常にいい俳優さんですね。あ、あと声がもの凄くハスキーなんですね。日本語で吹替えしている声優さんは綺麗な声の人があてているんですが、オリジナルの彼女の声を聞くと「声、太いなあ~」と、しゃべり方も口をはっきり開けないんですよね。そこいら辺は凄い特徴的と思っています。

 それとニュー・リリースで『ブルース・オールマイティ』の続編『エバン・オールマイティ』(秋公開)が登場ということで、前作の時はジム・キャリーをやらせていただいたんですが、今回ライバル役だったスティーヴ・カレルが主演という事で、確かに『ブルース・オールマイティ』を見たときはこの人一体何なんだろう?と思いました。すんごい面白い役者さんだなと思ったんですけど、『40歳の童貞男』の人だったことにもやっと認識できたというか、こちらも改めて気付いた次第です。やっぱり脇で目立った人は後にどんどんこうして主演になってくるんだなと感じました。ハリウッドでも本人の努力次第で上に行けるんですね。自分は声優では結構いい役をいただいていますが、出演する時ももっともっと努力したいと思いましたね。でもこれがなかなか難しくってうまくできないんですよねえ。だからスティーヴ・カレルみたいなキャラはよく研究したいと思います。

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2007年6月18日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今回はミニ・バイオグラフィがジェシカ・アルバということで僕は『ダーク・エンジェル』以来大好きですけど、改めて見直すとやっぱりキュートだと、魅力的だと感じました。僕の周りでも“ジェシカ・アルバ”ファンって結構多くて、そのことがきっかけで知り合って付き合うようになった人もいたくらいです。彼女は本当に日本でもファンが多いですよね。でも知らない人もまだまだいるということで、9月公開の『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』でもっともっと人気が出てくれればいいと思っています。

 それとエンディングでポール・マッカートニーのプロモーションビデオが流れましたけども、僕はポールが来た数年前、東京ドームに行きまして、過去のヒットメドレーのところでは、夢中になって一緒に歌い、踊りましたね。本当に素晴らしいことだと思います。あのビートルズのポール・マッカートニーが今も現役で頑張っているということは。僕は中学1年の時からビートルズのファンなんですけども、ポールは生ける伝説と言うか、もう世界遺産ですよね!またビートルズやウィングス時代の名曲も聞きたいな、なんて今思いましたし、ポール・マッカートニーがネタになっているラジオドラマ『スネークマン・ショー』もまた聞きたいなと思いました。今週はそんなところで。

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2007年6月10日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 先日ようやくWiiを手に入れたのですが、ボーリングゲームにすっかりはまっています。もうほとんど本物と変わらないのでビックリです。唯一の違いはボールを投げるか、投げないかって位です。ボールのカーブとかも本物そっくりになるので、スコアも本当にやっている場合とほとんど変わりません。最近は毎日のように練習ばかりしているので、腕がすっかり筋肉痛になってしまいました。この前は友人を集めて自宅でボーリング大会をやってしまいました。10人VS10人だったのですが、異様に盛り上がりましたね。まあ、私は練習の成果がちょっとは出ていたとは思うのですが。とはいえ皆さん、ゲームのやりすぎは目にも体にも結構響くのでやりすぎにはくれぐれも注意しましょうね!

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2007年6月 3日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今週は3位にランクダウンした『スパイダーマン3』。でも相変わらず盛り上がっているようですね。本屋さんにちょっと立ち寄ってみたら、復刻版で昔の漫画が再発されていました。よく見ると帯が『スパイダーマン2』になっていたので、前作の公開時に発売されたようですが、書いたのは池上遼一さんです。僕はもう昔から『男組』とかで大好きなのですが、その文庫版が目に入ったのでつい手に取ってしまいました。『スパイダーマン』はこの漫画を読んで育った記憶があったので、アメコミって言うよりも池上遼一版の漫画が印象強かったんですよね。だから最初に第1作の映画が公開された時も、そのイメージが強く、復刻版の漫画もやっと手にできたという思いでいっぱいでした。これは昭和44年に出されたものです。でも表紙の絵は僕が大好きな今の池上遼一タッチの画なんですけど、中身を見るとだいぶ今とは違っていました・・・。ちょっと歴史を感じましたけど。でも手に入れられてうれしかったです。

それからリンゼイ・ローハンには困ったものですねえ。彼女はティーンたちのアイドルですからね。模範とならなくてはいけません。そのこととケヴィン・コスナーが新作“Mr.BROOKS”で善人のように見せている悪人を演じているニュースを見ていたらですね、私も一応子供番組をやっているので、“子供の人気者だった山ちゃんが実は悪人だった・・・”なんてことにならないよう改めて肝に命じてしまいました。あ、もちろん何も悪いことはしていませんので皆さんご安心を。

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2007年5月27日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』が公開になり、日本にも出演者たちが勢ぞろいしたプレミアが行われましたね。みんな日本語でギャグを言ったりして、非常に盛り上がっていましたね。でも私としてはドンキー役で参加した『シュレック3』の日本公開が待ち遠しいところです。今週は全米での興行が記録的なヒットとなったことをお伝えしましたが、日本でも是非ヒットしてもらいたいものです。今回の見どころとしてはベビーシュレックの登場が伝わっているかと思いますが、ドンキーとドラゴンの間にも実は・・・って展開があります。番組ではその映像が一部流れていますので、目ざとい方はチェック済みなんでしょうが、とってもかわいいキャラなので要チェックです!あと劇場予告編にはチラッと出ていますが、「猫には声を当てづらい!」と感じましたね。更に今回はレギュラー陣がどんどん増えてきたので、何だかドンキーの出番が減っているようにも感じ、ちょっと心配になってしまいました。まあでも本当に楽しい作品なので、是非劇場で楽しんでもらいたいですね。キャメロン・ディアスの来日もありますので、その辺もファンの方は期待してもらいたいです。

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2007年5月21日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 ミニ・バイオグラフィ、やっと出ました!マイク・マイヤーズ。6月30日から『シュレック3』が公開ということで、取り上げられた訳ですけども、まあ『シュレック』シリーズについてはドンキー役でエディ・マーフィを演じているんで、マイク・マイヤーズの吹替えはやっていないんですけど・・・。でも『ウェインズ・ワールド』や『オースティン・パワーズ』の両シリーズではしっかりやらせてもらっていますので、そういう意味では他人とは思えません。かけているメガネも似てなくはないと思っています。『オースティン・パワーズ』の時は顔キャスティングか?とすら言われたくらいです。僕は本当に大好きな俳優です。『シュレック2』で来日した際には、みんなで食事会にも行って、通訳の方を通していろんな話をしました。その時ずっと奥さんとイチャイチャしていたんですけど、離婚してしまったということで何と言ってよいのやら・・・。でも普段の姿は凄い真面目な方に見えて、雑誌のインタビューなんか読んだら、笑いに厳しいお父さんに認めてもらいたくて、笑ってもらいたくて、『オースティン・パワーズ』のキャラクターを作ったようですね。何とも感動的な話ですが、すごいストイック且つ真面目な人なんですね。

僕としては『オースティン・パワーズ』の4作目を何としても作ってもらいたいです。もう大好きなんですね。僕は『オースティン・パワーズ』の顔真似をしたことがあって、それを本人に見せたこともありました。あと『シュレック』もやったのがあったんで、それもマイク・マイヤーズに見せました。大変気に入ってもらえて、「オフィスの方にも送ってくれ」って言われたもんだから、言われるがままに送ったんですが、本当に届いたのかは全くもって不明です。もちろん何の返事も来ません。『シュレック3』でもし来日することがあれば、「あの時の写真、大事に保存しているよ」なーんて言ってくれると最高にうれしいんですけどね。まああり得ないですね。でもずっと彼の大ファンでいたいと思っています!

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2007年5月13日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今週気になったのは『マッハGoGoGo』の実写版『SPEED RACER』が製作されるというニュースでした。正に僕はズバリの世代で、『マッハGoGoGo』については筆箱を持っていた記憶があります。まあアニメ作品といえば、内外を問わずいろんなグッズが出ていますが、まあそれは昔からですよね。思い返してみると、傘は『狼少年ケン』でした。水筒は確か『巨人の星』でした。人間、いろんなことを忘れてしまいますが、そういうことは忘れないもんですね。かなりいろんなキャラクターものがあったんですが、今取っておけば、かなりのお宝だろうなと思います。筆箱はマグネット式で鍵がかかったりとか、ひっくり返しても開く、両面仕様になっていたりとか、そういう手の込んだのが出始めた時だったんで、夢中になって持っていました。更に一番懐かしいのは、キャラクターものから離れますが、自転車ですね。小学校5年生の時、電子フラッシャー付きの自転車が大流行しまして、後ろの方向指示器が「ビカビカビー」といった感じでけたたましく光るんですが、音も鳴ったりしてデコトラみたいな感じなんですね。夕方それに乗って、わざわざ丘の上とかに停めて、遠くから離れて見て「オレの自転車カッコイイ!」とか思ったものです。単一の電池を10本ぐらい使っていましたかね。そのくらい電気を喰う自転車でした。是非復刻してほしいものです。5段ギアとか6段ギア付きで!あー、それも取っておけばレアものとして珍重されたんでしょうね・・・と今回はすっかり昔懐かし話になってしまいした。皆さんもそんなもの、心の中に残っていますよね?

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2007年5月 7日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今週の番組で気になったのはやはりトビー・マグワイアでしょうか?とにかく『スパイダーマン』の印象が強いですけど、僕は『サイダーハウス・ルール』を見て、これは凄い俳優だな、と感じ、その後『カラー・オブ・ハート』をチェックしたりしていました。『シービスケット』も公開と同時に見に行ったくらいです。ホント、いい雰囲気を持った俳優ですよね。『スパイダーマン』では意外にはまったな、という感じでしたね。 あと共演しているキルステン・ダンスト。今でこそ人気女優ですが、『スパイダーマン』の第1作の頃は、ちっともかわいく見えませんでした。でも考えてみると、リース・ウィザースプーンだって、ドリュー・バリモアだって、失礼ながらみんなそんな美人じゃないですよね?でも本当に大活躍をしているし、ものすごい才能でプロデュースもしたり、ハリウッドになくてはならない存在になっています。その辺、日本人とアメリカ人の感覚って違うんでしょうかねえ。もちろん他にも気になる人はたくさんいますけど、考えてみると俳優ってそういう商売ですよね。背もそんなに高くなくて、2枚目ともいえない人が個性的な演技や存在感で大スターになっていくということもあるんだなあと感じました。改めて才能っていうのはすごいものだと思いました。やっぱり内側からきれいに見せる、魅力的に思わせるっていうのはあるんでしょうね。何か僕的にはそれがすごくうれしいですね。何かいかにも全てが整った美男美女だけが、スクリーンで活躍するのはいかがかと思うので・・・。日本の俳優さんに目を向けてもそうですね。たまに自分も「オレがもしブラピの顔をしていたら、もう世界的なスターになっているよ」なんて冗談で言ったりしますが、考えてみるとやっぱり見た目よりも中身なんですよね。

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2007年4月21日 (土)

山寺宏一より今週の一言

 別に芸能人ぶっている訳でもないのですが、実はこれまであまり電車に乗る機会が少なかったんです。でも環境のことを考えたり、使ってみると意外と便利なことも分かって、最近は地下鉄を利用しています。自転車も利用しようと思っていたのですが、ここ数日ちょっと寒い日が多くてそちらは使えていません。で、パスモが出るぞというので、これはいいなと思って早速購入しました。そして活用しているんですけど、電車の乗換えなんかは凄く便利なので、とても重宝しています。でも何か話によると売り切れだそうで、全然知らなかったんですが、夏まで買えない事態になっているようですね。パスモは落とした時のために記名するものと無記名で買えるものがあるんですが、僕は自分の名前を入れて作りました。名前の他に電話番号も登録できるのですが、もちろんこの名前の欄はペンネームや文章でもいいそうです。拾得物の時、電話したら登録している名称を確認できるようにしておく為だそうです。それを聞いて僕はお祝いカードにも流用できるな、と思いました。プレゼントしたい人に「○○さん、おめでとう」とか入れて、1万円分とか。これはいろんなところに使えるなと思って。でも売り切れじゃそんなこともできませんね。もしかしたら同じような事考えて、たくさん買い占めた人がいたんじゃないかとも思いました。僕の計画はもろくも崩れ去ったんですけど、まあ待ち望んでいる人のためにはそういう購入の仕方は控えた方がいいかもしれません。ちゃんと自分の名前で、一人一枚にした方がいいってことを感じましたけど。でもこうしたシステムって一体どうなっているんだろう?と思えますよね。プラスチックのカード1枚が全ての電車・バスの経路を記憶しているなんて。テクノロジーを考える人って偉いなあと、カードを見ながらしみじみ思いました。

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2007年4月16日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 ミニ・バイオグラフィにハリー・ベリーが登場しましたね。もう40歳なんですね。思えば、今回の中にありましたけどエディ・マーフィの『ブーメラン』に出ていたんですね。この作品は吹替えをやったので、その時に「わっ!この人は可愛いなあ!」と思いました。まあエディ・マーフィの奥さんとか恋人の役っていつもそういった女優さんがキャスティングされるんですが、その時は特にそう感じたことを思い出しました。でも映画はとてもつまらなかった・・・。という記憶があります。当時、エディ・マーフィもコテコテのギャグ映画にすればいいのにと思ったんですけどねえ。その点、『NORBIT』はかなりイケているんで、是非期待して待っていてほしいですね。実はこの前、ちょっと機会があってもう見たんですけども。

 それと劇場で『ブラッド・ダイヤモンド』を見ました。ディカプリオはこれでオスカー主演男優賞にノミネートされたということで、『タイタニック』以上の素晴らしい演技とまで言われていましたが、確かに貫禄が出てきて、いい芝居をしていました。やはりでもジャイモン・ハンスウの存在感っていうのは、もの凄かったですねえ。内容も濃くって、見応えたっぷりでした。まあ内容に関しては事実を基にしているということなので、どこまでが事実なのかとか詳しいことは分かりませんけども、ダイヤを巡る紛争というのは実際にあったことでしょうからねえ。そしてふと自分の指を見たら、小さいダイヤが入っている指輪をしていて、たまたま知り合いの店で買ったものなんですが、値段も大したことなくて、それしかダイヤは持っていないんですが、それを見て「オレはこれでいいのだろうか?」なんて事も考えさせる作品でしたね。ジュエリー業界はこの映画、どう受け止めるんだろうと気になってしまいました。まあほとんどは真っ当なビジネスの上に取引されているんでしょうけど、僕は映画にすぐ影響されてしまうので、これ付けるの止めようかとすら思ってしまいました。あとジェニファー・コネリーも良かったですねえ。アフリカに来ているジャーナリストという設定なので、あまり着飾ることもなく、メイクも素顔に近い印象でした。それがすごくいい感じに見えるんですよねえ。『グローリー』や『ラスト サムライ』のエドワード・ズウィック監督の演出も真摯にテーマに挑んでいるといった感じで、良かったです。画も迫力あるし、硬派な作品なのに、エンターテインメントしている点も評価したいですね。

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2007年4月10日 (火)

山寺宏一より今週の一言

前回タランティーノについて語りましたが、もう少し話させてください。彼は脚本だけの仕事も結構ありますが、その中で大好きなのが「トゥルー・ロマンス」なんです。主人公はビデオ屋の店員ということで、正にタランティーノ自身の物語なんだろうなあと思って見られる作品となっています。トニー・スコット監督なので、正攻法の演出になっていますが、脚本の面白さはこれまた最高!公開時期で言うと「レザボア・ドッグス」の後だったので、僕はこれで完全にタランティーノ・ワールドにはまってしまった感じですね。「ナチュラル・ボーン・キラーズ」は今ひとつに見えましたけど吹替えはやりました。あと潜水艦映画の傑作「クリムゾン・タイド」にも参加していたんですよね。やっぱり映画オタクはすごいと、世間に知らしめた存在であると思います。オタクであることはクリエイターとしても凄いんですねえ。

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2007年4月 9日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 今週のミニ・バイオグラフィは珍しく監督で、クエンティン・タランティーノでしたね。まあ彼は役者もやっていますけど、僕は本当にタランティーノが大好きなんで、紹介できてうれしかったです。最初の出会いはやっぱり「レザボア・ドッグス」で、この吹替えでDJの役をやったんですね。最初は画面に登場する役ではなかったので、つまんないなと思っていたし、当然タランティーノは知らないので、さらっと見ていたのですが、見ている内に「何だ?この映画?」と感じていました。全然ハードなシーンは出てこないのに、何か面白いぞと思って引き込まれていました。吹替えのメンバーで集まった時も「これ面白いよね」という話になって、「今までにないよね」って意見が続出しました。音楽も凄い良くて、サントラは何回聞いたか分からないほどでした。で、次の作品が楽しみで楽しみでいたところに来たのが「パルプ・フィクション」で、僕は映画館で拍手しましたから!あまりにも面白くて。これだ!と思いました。公開してすぐ行ったんですけど、最高でした。エンディングでは劇中死んだはずのトラヴォルタがファミレスから出て行く場面では最高の気分になれました。で、僕はトラヴォルタは何回か吹替えをしたことがあったんで、吹替えの仕事が来たと聞いた時はすごいうれしかったんですけど、なぜかその時はブルース・ウィリスをやることになったんですね。それまでやったことはなかったんですが、なぜか「パルプ・フィクション」ではやりました。もちろんブルース・ウィリスもいいんですが、その彼女の役をやったマリア・デ・メディロスという女優さんが可愛かったです。何か不思議な魅力を持っていて。タランティーノ作品はその後ももちろん見ていて、「キル・ビル」も面白いけど、やっぱり「パルプ・フィクション」が最高ですね。新作の「GRINDHOUSE」にも期待しています。早く見られればいいと思っています。まあそれといつの日か「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」を超える作品を彼には作ってもらいたいですね。

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2007年4月 1日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今回のミニ・バイオグラフィはウィル・フェレルと言うことで、もうアメリカで大ブレイク!この間のアカデミー賞でもですね、ジャック・ブラック、ジョン・C・ライリーとの掛け合いが最高でしたけれども、日本の映画ファンはどのくらい彼のことを知っているのでしょう?日本での知名度は如何ばかりかと思いますけど、もっともっと人気が出てもいいと思いますよね。日本でまだまだと言えるのは全米大ヒットの『TALLADEGA NIGHTS: THE BALLAD OF RICKY BOBBY』がまだ公開されていないという事実からも明らかではあるんですが・・・。私は好運にも見ることができたのですが、本当にバカで面白くて、でも最終的にはちょっと感動してしまうという僕の大好きなパターンの映画なので、是非これは多くの方に見てもらいたいと思っている作品なんです。WOWOWでも放送してもらいたいです。

そして僕は何度かウィル・フェレルの吹替えをやらせて頂いていますけど、最初はなかなか覚えられなかったですね。僕の印象としては『サボテン・ブラザース』に出ていたチェビー・チェイスに似ているなあと思っていたんです。チェビー・チェイスを若くしたらウィル・フェレルだなあと。ちょっとダン・エイクロイドっぽいところもあるんですけどね。最初に目に止まったのは『オースティン・パワーズ』でしょうか?このアホは一体誰なんだろう?と、本当に面白い人だと感じたんですが、今回のミニ・バイオグラフィでまたいろんなことが分かって、シリアスものもできると言うことで懐が深いなあと感じがしました。吹替えやる側としては声質は意外と普通なんですね。別に低くもなく、どっちかっていうとちょっと高めくらいの感じなんですけども、一体どう出てくるか分からないというところがあって、実は毎回苦労しているんですが、新作の『BLADES OF GLORY』もできればやってみたいと思いました。番組ではウォーキングマシーンに乗ったウィル・フェレルがブラック・アイド・ピースの曲を歌っていましたが、僕の大好きな曲なんで早速使っているなと。ファーギーが歌っているところですけどね。まあフィギュアスケートも大人気ですから、真央ちゃん&ミキティで。この映画も『TALLADEGA NIGHTS: THE BALLAD OF RICKY BOBBY』のように未公開にならずに、日本でドカーンと超拡大公開してもらいたいものです。その時にはきっと日本のフィギュアスケート界のスターたちが高橋大輔、安藤美姫、浅田真央らが、ウィル・フェレルに花束を渡して、「最高に面白かったでーす」なんてコメントする場面を楽しみにしています。

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2007年3月28日 (水)

山寺宏一より今週の一言

 今週は番組のエンディングでドン・チードルの話題から実在の人物の映画化の話題になっていきましたが、私がピックアップした『チャーリー』や『ドアーズ』といった作品は、実は自分が吹替えを体験した作品なんですね。ですから『チャーリー』ではロバート・ダウニー・ジュニアが演じたチャップリンを、『ドアーズ』ではジム・モリソンに扮したヴァル・キルマーだった訳です。『ドアーズ』の時はですね、壊れていくジム・モリソンを演じるために、さすがに麻薬とかをやる訳にはいきませんので、酔っぱらいながらリハーサルをした覚えがあります。そしてその気分にあやかろうとしていました。

番組内では触れませんでしたが、他にも実在の人物を映画化した作品で吹替えに参加したことがありまして、まずは『シャイン』。主人公はピアニストのデヴィッド・ヘルフゴット。ジェフリー・ラッシュが演じていましたが、その声をやらせていただきました。これもあの雰囲気をどうやって出そうか、何と言ってもアカデミー賞主演男優賞ですからねえ。オスカーを獲った演技なので物凄く難しかった記憶がありますが、やっていて非常にやりがいを感じました。そしてもう一つ、僕の大好きな映画、『マン・オン・ザ・ムーン』。アンディ・カウフマンという本当に変わったコメディアン、これをジム・キャリーが演じたんですねえ。昔の本物のフィルムとかも見たんですが、ジム・キャリーは元はそんなに似ていないんですが、これが映画で見ると本当にそっくりなんです。どんだけ研究したんだろう?って思いますけど、やっぱり天才なんですね。ギャグを演じるところとか、お芝居しているところとか、そうした場面をジム・キャリーが本人そっくりに演じていたので、私も「サンキュー・ベリーマッチ!」って変な声出して言うところとか、練習した覚えがあります。

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2007年3月19日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 映画で感動させてくれる作品はたくさんありますけども、2時間以上見て全く感動しないこともありますよね。でもわずか3分足らずの歌を聞いて感動することもありますよね。それは音楽の力だなって思って、僕は一度聞いて好きな曲だと、車の中やポータブルプレーヤーでもリピートにして何回も聞いてしまうタチなんです。聞きすぎて飽きるなんてこともあるんですけど、今聞いているのが夏川りみさんの新しいアルバム「想い風<ウムイカジ>」に収録されている「ソモス・ノビオス~愛の夢」です。今ここで物真似もやってしまえるくらい頭にはインプットされている状態なんですが、ラテン系の大御所アンドレア・ボチェッリとデュエットしていて最高なんですね。夏川りみさんと言えば沖縄風の味付けが素晴らしい名曲ばかり思い浮かぶんですけど、この曲はスペイン語の響きがとにかくスゴイんです!声の出し方といい、ビブラートの感じと言い、本場の歌手としか思えません。本当に素晴らしいものを聞いたり、食べた時って一瞬笑っちゃいますよね。その後に鳥肌立ったりするんですけど、正にそういう感じで、最近はビヨンセやジェニファー・ハドソンにも感動しましたけど、夏川りみさんの歌声にも震え上がりました。

あと歌で感動と言えば、私の大好きな友人でもあるシンガーソングライター、坂本サトル。彼の40歳のバースデーライブが4月3日にあるんですが、何とそこに私、ゲスト出演でファンの前で彼の代表曲を1曲歌うという大役を授かりました。本人はギターとデュエットでメインボーカルは自分がやることになってしまいましたんですねえ。ゲストは他にも大勢いるんですが、皆さんプロの歌手で、自分だけなぜかプロの歌手でもないのに、1曲歌うことになってしまって今からビビッている有様です。物真似よりもビビるんじゃないかって思っています。会場は東京・渋谷のO-Eastで4月3日19時から行います。自分は1曲だけですが、素晴らしいライブになると思いますので、是非皆さんお越し下さい。チケットはまだ少しだけ残っているそうなので、お待ちしています!

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2007年3月11日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 もうすぐ公開される映画で楽しみなものに「GOAL!2」があります。「GOAL!」の第1作目の時は一日も早く見たくて、初日に駆けつけたのですが、本当に感動しまして、2作目までが待ち遠しかったんですけども、そのお陰で1年が長く感じましたね。普通は1年はあっという間に感じるんですが、もう早く見たかったので、やっとか!と言う感じです。第1作は僕の知り合いのJリーガーも見て、「本当に感動した」と言っていたので、今回も楽しみですね。

まあ、あとサッカーと言えばJリーグも開幕しまして、私もひいきにしている選手がいたり、応援しているチームがありますので、それも見たいんですよねえ。まあ実際にスタジアムに行ったりもしますし、応援することも楽しみではあるんですが、間もなくプロ野球も開幕するんですよね。こちらの方もひいきにしているチームがありますので、時間のやりくりが大変になります。サッカーはまあ週に1試合か2試合ですけども、野球はほとんど毎日ありますんで、本当に大変です。その上、WOWOWでも楽しい映画がいっぱい放送される訳です。でもちょっとね暖かくなってきたら、体も鍛えなおしたいんです。前にも書きましたが、坐骨神経痛を直すためにも運動不足は解消しなければなりません。新しい自転車を買いましたんで、そろそろそれも乗り回そうと思っておりますけども、やることいっぱいでどうしようかと!?いう感じですね。仕事の方もまた新しいレギュラーも始まったりするので・・・でも忙しいっていうのはいいことですね。仕事も楽しみもいいことがいっぱいあるって言うのはいいことなので、充実した春になりそうです。でも“楽天”大丈夫かなあ?田中クンだけじゃダメかな?でも彼のお陰で最近ニュースで楽天の映像をたくさん見られるのがうれしいです。順位の方も是非上げてもらいたいです。

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2007年3月 5日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 アカデミー賞授賞式、印象に残った場面については今週のエンディングで話しましたけど、まだしゃべり足りないことがたくさんあってですね、「ドリームガールズ」でジェニファー・ハドソンが受賞した時に、ビヨンセの顔が映ったんですが、やっぱり彼女はスターですね。美しい!そしてジェニファー・ハドソンの挨拶を聞いて涙ぐんでいたアップがしっかり映っていたことに感動しました。そしてその後パフォーマンスがありました。オスカーを手にしたジェニファー・ハドソンが、「ほら、これが私!オスカー獲って当然でしょ」と言わんばかりの熱唱!それも凄かったんですが、映画の中ではビヨンセよりジェニファー・ハドソンが上という作りになっていましたけれども、僕はあのパフォーマンスはビヨンセの勝ちだと思いました。やっぱりビヨンセのパワーがですね、まあいつもアカデミーやグラミーには出ていますけども凄かった。「オスカーはこの娘にあげるけど、スターは私よ!」と言わんばかりのいつにも増してパワフルな歌に、映画ではパワーも個性もなくというキャラを演じていましたが、やっぱりビヨンセはスゴイと改めて思いました。

それと3バカ。ウィル・フェレル、ジャック・ブラック、ジョン・C・ライリーの場面を見ているエディ・マーフィの顔が見たかったですね。彼もずっとコメディばかりやってきた人間なので、今回始めてノミネートされて、あの3人をどう見ていたのか。エディも舞台に上がっちゃえばもっと面白かったのでは?あの3人を食うぐらいのことはしたんじゃないかと見ていて考えて、楽しかったですね。

まあまだ話したいことはありますが、今日はこの辺で。

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2007年2月25日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今週、ミニバイオグラフィに登場したヴァージニア・マドセン。名前はよく聞くけど、どんな人だっけ?と思っていたら、ああなるほど、という感じで、苦労したんだなってことが分かって、ちょっと興味深かったです。遅咲きではありますが現在大活躍ということです。考えてみると私と同い年でした。私も1961年生まれなんです。あと今週『NORBIT』でたくさん登場したエディ・マーフィも1961年生まれなんですね。私はエディ・マーフィは何度か吹替えやっているんで、この『NORBIT』も是非吹替えやらせていただきたいなと思っています。『星の王子ニューヨークへ行く』、そして『ナッティ・プロフェッサー』シリーズあたりはよく記憶に残っています。今回の『NORBIT』は特殊メイクで一人三役という話です。僕は特殊メイクはできませんが、声のほうは特殊メイクできますので、是非やってみたいですね。あと1961年と言うことでは、この数字に注目して下さい。ひっくり返しても“1961”なんですね。実はそういうひっくり返しても同じ数字の年に生まれた人には天才が多いと言われているそうなんです。これは昔、中井貴一さんに聞いた話なんです。『みんなのいえ』の撮影現場でちょっとだけ話す機会があった時に「実は同い年なんです」と話したらそのことを聞かせていただきました。これはいい事聞いたな、と思っていた次第ですが、ハリウッドにもそうした人がたくさんいてくれて心強い限りです。まあ私なんかはその中には入ってはいないでしょうが、この間格闘家の角田信明さん、そして『北斗の拳』の原作者である原哲夫さんとお食事する機会があったんですが、なんと3人とも1961年生まれだったんですね。その場で「“1961”の会を作ろう」などと話していた今日この頃でございます。これを読んでいる1961年生まれの方、もしくはひっくり返しても同じ数字になる年生まれの方、もしかしたらあなたも天才かもしれませんよ!頑張りましょう!でも1961以外は滅多にないんですよね。

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2007年2月18日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 今回取り上げていた話題にアカデミー賞の昼食会というのがありました。ノミネートされた参加者はリラックスした表情で、楽しげなコメントも聞けました。そこでちょっとあり得ないけど想像してみたんですが、自分がもしその場にいたら決してリラックスできないだろうと感じましたね。ビビリ性ですし、大物を前にすると緊張してしまいます。これが授賞式なら決まったことを言えば許されると思えるのですね。まあ緊張はするでしょうが。でもこれが昼食会となると他の方々と会話をしなければいけない!もし私が英語を話せたとしても何をどう話せばいいのか?どこに座ったらいいのか、いやどこに立っていたらいいのか?で、結局そこに行く前に胃が痛くなりそうだなと思いました。『バベル』の菊地凛子さんも楽しげにしていたそうですが、さすが大物です。もし自分に万が一そんなことがあったら、お腹が痛くなって欠席しちゃおうか、ということになるかと思います。有名人がたくさん集まるパーティーなんかに呼ばれると、いつもどうしようかと思っています。着席型だと安心していられるんですが、立食タイプだと本当にどうしたらいいのか悩みます。だからお酒を飲みすぎちゃって、変に悪酔いしちゃったりするんですよね。まあ呼ばれるわけなんかないのに、今回のVTRを見て勝手に想像してしまいました。でもいつかオスカーにノミネートされるようなことになったら、その頃は自分も肝が据わっているのかなあと思いました。ノミネートされるようなスターの中にはこんな小心者はいないでしょうね。

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2007年2月14日 (水)

山寺宏一より今週の一言

 オスカーで話題になっているエディ・マーフィですが、今週は新作の『NORBIT』を紹介しました。ホントに楽しみな作品です。『ナッティ・プロフェッサー』を思わせるあの特殊メイク!こちらは私も吹替えをやらせていただいたので、是非『NORBIT』も公開されるといいなと思っていますけど、エディ・マーフィはやっぱりこうでなくっちゃいけません。特に女性を演じる時の芝居の演じ分けなんて細かくて関心しますねえ。僕は『ナッティ・プロフェッサー』の時のお母さんとお婆ちゃんが大好きなんですけども、また是非吹替えができたらなと興味深く映像を見ていました。

 それと最近はiPod生活になったので、音楽をよく聞くんですが、ノラ・ジョーンズが最新アルバムを出したこともあって、女性ボーカルブームってのがすごい来ているようです。僕は元々女性ボーカルがジャンルを問わず好きなんですけど、グラミーにノミネートされたイモージェン・ヒープが大変気に入っています。デジタライズされたボーカルっていうのは他のアーチストも使っていますけど、それのみで構成されている点が興味深くていろいろ聞いてみたんですけど、一人でサンプリングしながらパフォーマンスするのとかいろんなパターンがあるんですが、職人的な技術をもって、たった一人でいろんな音を出すと言う天才肌の人なんです。勉強不足で今まで全く知らなかったんですが、WOWOWで放送しているグラミー関連の番組で知ったんですね。ノラ・ジョーンズもそうだったんですが、グラミー賞でお気に入りのアーチストを見つけたいと思っています。この原稿がアップされる頃には受賞結果も発表されているはずですが、皆さんはいかがでしたでしょうか?

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2007年2月 6日 (火)

山寺宏一より今週の一言

 前回放送でランキングに入っていた『STOMP THE YARD』の映像に登場した女性が腕にiPod nanoらしきものを巻きつけてイヤホンを付けている場面がありました。私も遅ればせながら、iPod生活に入りました。ウチでも移動の時でも聞くようにしていますが、非常に便利さを実感しています。最近は他にもデジタルのオーディオプレーヤーというものがどんどん小型化してますます便利になっています。僕はついこの間までポータブルCDプレーヤーを持ち歩いていたんですが、みんなに「今時そんなの使っているのか?」と言われ、「いいじゃねえか!」と思ったんですが、使ってみるとこれが便利で手放せなくなっています。曲名も表示されるし。でもダンスの練習の時はいいんですけど、自転車に乗る時は危ないですよね。最近は健康とエコロジーのためにも自転車で近所を回っているんですが、考えてみるとiPodを聞きながらの運転はとても危ないです。この前も車を運転している時に、前を自転車で走っている人が全く車の気配に気付いてくれないことがありました。やっぱり普段歩いていても音で危険を察知するなんてことがあるので、あまり大きいボリュームで聞くと危ないんで、私も気を付けるし、皆さんも便利で快適ですが注意してもらいたいものです。

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2007年1月28日 (日)

山寺宏一より今週の一言

 暖冬と言われる中、朝晩はやはり冷えていると思うのですが皆さん体調の方はいかがでしょうか?私は今のところお陰さまで喉もインフルエンザも大丈夫なんですが、なぜかお尻から腰にかけて痛くて、どうしたのかなあと周りの人に聞いたら「それは坐骨神経痛だ」と言われました。よくよく聞いてみると周りの人にはそれになったことのある人が凄く多かったんですねえ。僕は初めてなったのですが「何だろう、この痛さ、ちょっとしびれる感じが・・・」という症状は坐骨神経痛だったんです。インターネットでもいろいろ調べたんですが、どこに行っていいか分からず、前から行っている整体などに何件か足を運んだのですが、一向に良くならず、確実にこれは運動不足なのではないかと思っています。舞台をやっている時とかは毎日ストレッチなどやっていたのですが、そういえばここのところやっていないなぁと気付きました。あとテレビなどを見る時の姿勢が良くないということで、どうしてもソファにグテッとくつろいで丸まった状態で過ごしているので、整体士の先生からは家でテレビを見る時も背筋を伸ばすよう言われました。でもそんなことできるわけないですよねえ。そんな訳でかなり意識して背筋を伸ばしように気を付けている今日この頃でございます。とにかく姿勢が全ての原因です。日本人は元々床に座って背筋をピタッ伸ばして生活していたんです。椅子に座って丸まった生活をするようになったのが、万病の元になっていると言われました。姿勢をきちんとして早く坐骨神経痛を治したいです。気を付けないと歩けなくなるそうなんで。

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2007年1月23日 (火)

山寺宏一より今週の一言

今回、ゴールデングローブ賞が発表されまして、先週番組内で話した予想と言いますか希望と言いますか、それが非常に当たってくれてうれしいですね。何と言ってもエディ・マーフィが助演男優賞を受賞したのがうれしかったです。最初作品を見たときはジェイミー・フォックスにおいしいところを取られて、どうなの?と思ったものですが、あのパフォーマンスとシリアスな演技が効いたんでしょう。ヒット作はたくさんあるけれども賞に縁遠いという俳優はハリウッドには大勢いますけども、エディ・マーフィもその代表でした。でもそれだけにうれしいですね。それとやっぱりジェニファー・ハドソンですね。元々が「アメリカン・アイドル」で出てきただけに歌は素晴らしいんですが、演技も最高なんですね。とにかく『ドリームガールズ』を見ると、出てくる人がみんな演技も歌も両方うまいことに驚かされます。しかも本当はコメディもうまい人もいる訳ですし。まあミュージカル映画なんで当然といえば当然なんですが、アメリカのエンターテインメント界の層の厚さに感服しました。そうしたことに圧倒されました。

それとは全く関係ありませんが、皆さんバーゲンは行かれましたでしょうか?私の趣味は買い物なんですが、この時期なぜかあまり行っていないので、最近はインターネットで買い物することを覚えたりしました。最近買って良かった物、iPod用のBOSEのスピーカー、ダイソンのコードレスサイクロン掃除機。この二つはとっても気に入っています。次は自転車を狙っています。ちょっとカワイイ自転車を見つけたんで、子供みたいにそうした物を買おうかどうか悩んでいる瞬間が楽しいですね。買っちゃうよりも。皆さんも失敗しないで良い買い物をしてください。

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2007年1月14日 (日)

山寺宏一より今週の一言

今週はゴールデングローブ賞の話題もありましたけども、その中で仕事関係で見ることができた『主人公は僕だった』。これが思ったより本当にいい作品で、ウィル・フェレルがいつバカをやるのかとずーっと見ていたんですけど、最後までバカはやりませんでした。死を扱ったりもしているんですけど、超シリアスという訳でもなく、非常にいい作品でしたね。あとエマ・トンプソンが非常にうまいです。彼女の演技の素晴らしさと、ウィル・フェレルはバカをやらなくても魅力十分ということがよく分かりました。あと良かったのがマギー・ギレンホール。名前は覚えていたんですけど、なかなか名前と顔が一致しなかったんですけど、この作品で凄く好きになりました。とってもチャーミングで、決して美人ではないけれどいいんです!間もなくゴールデングローブ賞も受賞結果が発表になりますが、僕は『ドリームガールズ』と『主人公は僕だった』にいくつか取ってもらいたいと思っています。

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2007年1月 8日 (月)

山寺宏一より今週の一言

皆さま、新年明けましておめでとうございます。本年もこの番組と私をよろしくお願い致します。年末年始のお休み、皆さんはいかがお過ごしだったでしょうか?私もやっとこさ落ちついたスケジュールだったので、やっぱり映画を見たくなりますよね。自宅でWOWOWを見たり、DVDを見るのって楽しいものです。私は普段見ないほのぼのした恋愛ものとか見たくなってですね、トライしていたのですが、つい韓流ものとかに目が行ってしまいした。そんな中『デイジー』を見ました。やっぱり良かったです。ところどころ矛盾はあるのですが、やっぱりチョン・ジヒョンがいいですね!彼女の主演作は1つも外していないのではないでしょうか。世間的に目を移してみると、未だに韓国の男優人気の凄さにはちょっと衰えたかなあ、と思うと来日のニュースでやっぱり盛り上がっていることを再確認する有様です。『デイジー』でもチョン・ウソンがとってもカッコイイんですが、やっぱり僕は女優さんが好きです。今年は“一人韓流ブーム”が来るのではないかとすら思っています。邦画も頑張っていますが、やっぱり改めて韓国映画も面白いことを実感しました。つい先日話題になった『トンマッコルへようこそ』も見逃してしまったので、早くWOWOWで放映してもらえないかと思っている次第です。やっぱり韓国映画は身近に感じるからいいんですかね。あと映画を作るパワーって言うんですかね。純愛なら純愛に徹するし、やる気が感じられます。日本の俳優さんたちも海外で力を発揮していますが、邦画も気になる作品がたくさんあるので、自分としてはやっぱり出たいですね。今年は映画に出たいな!どんな作品でもいいから!と強く思っています。まあ出たいと言って出られる訳でもありませんが・・・自分で作る訳にもいかないし、もしこのホームページを見ている映画制作関係者の方がいらしたら是非声をかけていただきたいと思います。

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2006年12月25日 (月)

山寺宏一より今週の一言

今年も残すところ、あと僅かとなりました!2006年も『HOLLYWOOD EXPRESS』、そしてこのホームページをご覧頂いて、ありがとうございます。エンディングでも話しましたが、来年2月公開の『ドリームガールズ』、一足先に見ました。・・・最高ですねえ。もちろんビヨンセの美しさ、際立っています。パフォーマンスも最高です。でもそれ以上、と言ったら語弊はあるかもしれませんが、新人ジェニファー・ハドソン、各助演女優賞候補になるのではと言われているジェニファー・ハドソンのパフォーマンス、歌、素晴らしいですねえ。鳥肌が立ちました。涙が出ました。聞くところでは、試写会場でも彼女が歌い終わったところでスタンディングオベーションが起こったとか。映画でそこまでするって、凄いことですねえ。私はエディ・マーフィーの声を担当するということで、極めて小さな画面で見たものですから、是非映画館の大画面でも再び見たいと思っています。

この作品は1981年からブロードウェイのミュージカルとして上演されていたものなんですけど、私の尊敬するある先輩がブロードウェイで初演を見たそうです。英語なので、はっきりと内容は分からなかったけれども、とにかく凄かったと語っていました。お客さんの盛り上がりもスゴイし、観ていた人は震えるなんてもんじゃないと。自分も舞台の仕事とかやっているけど、辞めようと思った。歌うのは一切辞めようと思ったと話してくれました。その方も実力のある素晴らしい方なんですが、そう言わせるまで打ちのめされて、かつ感動したということです。僕は舞台版は観ていないんですけど、映画を観た人も、舞台と同様の感動が味わえると確信しています。

やはりビヨンセの存在があったから映画版も製作されたのかなと思いますけど、出演者みんな素晴らしいです。僕はよく彼の吹替えを担当するのですが、ジェームズ・ブラウンの真似をするエディ・マーフィーというのがよくあって、色々勉強したりしたんですが、今回もさすがです。パロディやっているようにも見えるんですが、シリアスな演技もずい分見せてくれて感動しました!そしてもう一人の主役はジェイミー・フォックスということなんですが、『Ray/レイ』の時は本当に歌っているのか?こんなにうまいわけないだろう?とか思っていたのに、やはりうまいです。自然にうまいのがすごい。今風の言い方だと、“普通に”うまいんですねえ。エディ・マーフィーとは違って、ナチュラルな感じがいいんです。やはりハリウッドの俳優たちというのは懐が深いなあと思いました。

ということで、2006年最後の“今週の一言”はこの『ドリームガールズ』の事だけになってしまいました。これ・・・日本人がやるのは大変だなあ。もちろん映画の吹替えでは歌の部分はオリジナルですが、舞台で日本人はできないでしょう。よき映画に出会うってことはいいことですね。皆さんも2007年も『HOLLYWOOD EXPRESS』を観て、よき映画との出会いを見つけてくれればと思います。

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2006年12月12日 (火)

山寺宏一より今週の一言

ちょっと最近お休みを頂いて舞台『LOVE30』という作品に出演していたのですが、東京に引き続き、大阪と名古屋の公演も無事終了しました。この模様はWOWOWでも放映されると聞いたので、その節は是非よろしくお願いいたします。心暖まる男女の3つの話からできているオムニバス形式の舞台です。今回、公演中、発見したことがありまして、昨年やった『12人の優しい日本人』という舞台も、今回も東京・渋谷のPARCO劇場だったのですが、そこは美和明宏さんがよくライブをやるので、美和さんの意見で客席が赤い色になったそうです。で、リハーサル中にふと客席を見て気づいたのですが、シートの背もたれ部分が、やっぱり観客が背を押し付けるんで、その部分だけ色が変わっているんです。それが何とハートの形なんです。ボンヤリとか薄っすらとかそんなレベルでなく、あまりにもクッキリしているので驚いてしまいました。客席数は500程度なので、500のハートが舞台に向かっているんですね。人間が作った証拠に中央部分は真っ平に、両脇の席はちょっと斜めに舞台に向かってできているんですね。で、これはスゴイ発見だ!と思って携帯の待ち受けにしたり、人にメールで送ったりしていたんですけども、PARCO劇場の人に話したら「あ、5年ぐらい前に誰かが見つけてずっとそう言われています」と言われてガックリしてしまいました。自分が最初だと思っていたので、残念です。でもハート型って何でああいう形なのか?本物の心臓はあんな形していないのに。とかみんなで話すきっかけにもなったりして、楽しい時間を過ごせました。皆さんも劇場に行く機会があったら、そんなところも気にしてみてはいかがでしょう。

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2006年11月29日 (水)

山寺宏一より今週の一言

いつもこの時期、同じ話になるんですが、皆さん風邪なんか引いていませんか?私は風邪を引かないことをもう10も20もやって、何年か引いていないので皆さんも気をつけましょう!特に日本人の悪いところはですね、電車の中でマスクもせず、口も押さえず、ハンカチも出さずに咳をしている人の何と多いことか!ああやってうつっていくんだなあと思って、僕は車両を移りますけどね。もし急いでいない時は電車を降りちゃいます。だから風邪を引いたら周りの人にうつさないようマナーには心がけてもらいたいですね。 それと最近、お陰さまで忙しくさせていただいて、ちょっと寝不足なんですが、栄養ドリンクよりもカフェイン系の眠気覚ましがあるので、芝居や映画、あと運転をする時にそれを飲むんですが、ある時間を過ぎるとその効果が切れる時があるんですね。この前、自宅でリハーサルをしていたら、その瞬間が訪れて、もうにっちもさっちも行かなくなったというのがあったんで、ちゃんと使用上の注意をよく読んで使った方がいいなと思いました。やっぱり何が大事って睡眠ですね、体のためには!そういうことを実感している今日この頃でございます。因みに私は今の時期、寝る時もマスクをしております。ですからたまに顔を出す番組で僕の顔にマスクのゴム跡がほっぺたに付いている場合があるかもしれませんので、その場合はお許し下さい。

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2006年11月19日 (日)

山寺宏一より今週の一言

舞台公演があったものですから、番組の方をお休みさせて頂いていました。本当に申し訳ありませんでした。舞台の方は名古屋公演、大阪公演と残っていますが、お陰さまで大好評となっております。自分もやっていてとても楽しく感じております。皆さんも機会があれば、是非まだ公演あるのでチェックしてみてください。WOWOWでの放映があるかどうかはまだ聞いていませんが、あればいいなと思っています。

直接舞台とは関係ない話なのですが、劇場の近くにおいしいお店がありまして、結構頻繁に通っていました。牡蠣とかシシャモとか、もちろんお肉も含めて何でもおいしいお店なんですけど、まあ芝居でエネルギー使って、おいしいものを皆でバクついてしゃべっていると、慌てて食べてしまって、久々に思いっきり舌を噛んでしまいました。かなりの勢いで血が滴るほど噛んでしまいまして、ちょっと噛んでも口内炎になり易い自分が、そんな訳で舌の先の方にものすごい大きな口内炎ができてしまっていて、もう辛いなんてもんじゃありません。しゃべっても食べても最悪です。いい大人になってからは、皆さん慌てて食べたりしない方がいいですよ!気を付けて下さい。まあ口内炎にならないように普段から免疫力つけたり、ビタミンBを取ったりするといいみたいですけど。なってから取っても遅いですからね。

それと今回の本編からは12月公開の『シャーロットのおくりもの』の話題がジュリア・ロバーツがらみで出ていましたけども、私もネズミの役で声の出演をしていますので、日本公開が楽しみです。その他にも、今週紹介した作品への参加もちらほらありますので、話せる段階になったらお知らせしますね。自分が関わっている作品をこの番組で紹介できるというのはうれしいものです。そうした作品がランキングでも上がっていくことを期待しながら、ナレーションを読んでおります。それではまた!

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2006年10月30日 (月)

山寺宏一より今週の一言

今週の1位はマジシャンの世界を描く『THE PRESTIGE』という作品でしたね。日本でも数年前からマジックブームというのがあって、最近はものすごく大掛かりなマジックをやる方も登場したりして、僕も興味を持っているんですが、仕事柄、日本のマジシャンの方が目の前でやってもらう機会が昔からあります。でも「本当にどうなっているんだろう?」と毎回思ってしまいます。目の前でやっているのに分からないというか、いつもすごいと思います。特に日本人は手先が器用ということで、世界に誇れるマジシャンがたくさんいるのではないかと思うのですが、そんな中でも時々ネタが分かってしまうことがあるんですねえ。「あれ!?」っと・・・でもこっちとしてはそれを指摘するのも何だなあと、上手にだまされてあげなくてはいけないという気持ちが働いて、見て見ぬ振りというか、驚いたふりをしている訳ですが、返って辛いですね。本当に、思いっきりだましてほしいなと思うこともあります。まあ大抵はだまされるんですが。

同じく上手にだましてほしいと思うものに、サプライズ・パーティーがあります。海外ではよくやるんでしょうけど、日本でも誕生会なんかを、急に本人には内緒で用意しといてね!なんてのがあります。以前、私もとある番組でスタッフがサプライズ・パーティーをしてくれるということがあったんですが、必ず何人か情報を漏らす奴がいるんですよね。「あ、今日あれ、行けません」とか言ってくるんで、「え、何?知らないよ。打ち合わせで呼ばれているけど」って答えると、「あ、そうなんですか?」とか言われちゃって。そういう奴がいると、今日は何かあるのかな?と思ってぶち壊しになってしまいます。更にそこはパーティー会場と知っているのに、ビックリするところで「え~!ビックリ~!」なんてやるのは芝居よりも辛いんで、やるなら徹底してやってほしいものです。

この間もある先輩の誕生会をやるって話だったんですが、セッティングできた時点で、本人に「用意ができました」って言いに行った奴がいたそうで、やる直前にばれてガッカリ・・・なんてこともありました。皆さんも人を驚かす時は用意周到に、参加者全員にお達しを出して、協力し合わないとダメですね。

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2006年10月23日 (月)

山寺宏一より今週の一言

先日、この冬公開の『シャーロットのおくりもの』という作品の日本語版ボイスキャストのプレゼンテーションがあって、自分も出席してきました。僕以外は普段声優のお仕事をしていない方々だったのですが、最近はそういうところに呼ばれることが一つの楽しみというか、滅多にお会いできない方々と席を一緒にするというのはうれしいことでもあります。アメリカではジュリア・ロバーツが演じるクモのシャーロット役は鶴田真由さんなんですが、本当に美しかったですね。初めてお会いしたんですが・・・。まだ録音はされていないと語っていましたが、吹替えの方も楽しみです。ダコタ・ファニングの声を福田麻由子ちゃんという6年生の天才子役と言われていますが、彼女が担当します。僕もドラマ等で見ていてファンだったので、思わず「見てたよ!」とアピールしてしまいました。他にもヒロミ、松本伊代夫妻とか、千原兄弟、LiLiCoさんも来ていました。そういう面々で会見を行ったんですけど、福田麻由子ちゃんの答えが一番立派でした。(笑)映画を見て、どういう風に感じたとか、しっかりと答えていました。非常に関心しましたね。 それでその後にもう一人ゲストってことで、子ブタが登場して、レッドカーペットを歩くみたいな趣向があったんですけど、思ったよりうまくいきました。僕は他の番組でも子ブタとは共演したことがあるんですけど、あっという間に大きくなっちゃうんですが、かなりカワイイですよね。その時は、すぐ後の仕事で子ブタのロースハムを紹介するというのがありまして、それはそれでおいしくいただきました。(笑)ちょっと表面をあぶっていて、とっても忘れられないような味でした。ほとんどステーキのようでしたね。そんな体験が鮮明に残っている子ブタちゃんですが、『シャーロットのおくりもの』に出てくる子ブタもとてもかわいいので、映画のほうも楽しみにしてくださいね。

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2006年10月16日 (月)

山寺宏一より今週の一言

遅ればせながら『フラガール』を見ました。公開が始まったらすぐにでも行きたかったんですけども、なかなか行く機会がなくて、ようやく一人で見に行きました。まず結論から言うと、上映が終わった後、なかなか席を立てないくらい感動しました!本当に分かりやすい、いい意味での日本のエンターテインメント作品です。あーゆう、できない人たちが一生懸命やっていくという、そして教える側も一緒に成長していくというのは、よくある話かもしれませんが、やっぱり僕は大好きで、しかも出演者の一人、南海キャンディーズのしずちゃんは一緒に仕事をしています。またダンサー仲間の中心的人物の蒼井優ちゃんは、彼女が中学生時代から一緒に仕事をしてきて、「これから映画やっていくんですよ」と言っていたのもよく覚えています。どんどん成長していって、現在は映画界になくてはならない若手女優になっていますけど、特に今回はものすごく頑張っているし、良かったと感じました。演技ももちろんいいんですが、フラダンスをあれだけ頑張ったというのが印象的でしたね。しずちゃんに聞いた話ではプロのダンサーは一人もいない、全員素人という状況から練習していたそうです。映画を見ているとまるでそんな風には見えない、見事な踊りを披露してくれて、映画のキャラクターと出演者の本当の思いがダブっているんだろうな、という感じがしましたですね。
で、もうひとつ、何で感動したかというと、僕は東北の宮城県出身なので、常磐ハワイアン・センター、今のスパリゾート・ハワイアンズですけど、それが隣の県にあって、すぐ近くなんです。でまあ、映画は地元の言葉、東北弁でしゃべっているんで、すごく近くに感じることができました。僕は実を言うと子供のころ、親に常磐ハワイアン・センターに連れて行ってもらうのが、一番の楽しみだったんです。県内にもたくさん楽しい施設はあるんですが、やっぱり一番ぜいたくな感じがしたんですね。家族でみんな一緒に行けるし、東京までは行けませんからね。週末に親が行くと言うと、「え!今週、ハワイアン・センター行くの?うわー、うれしい!」みたいな感じだったんです。ヤシの木が生い茂っていて、子供の目にはものすごく広く見えて、お風呂があってプールがあって、夢のようなところだったんです。中でも目玉なのが、金風呂!今にして思えば金風呂に入ってなにが楽しいんだ!って気もしますが、当時は「これがハワイなんだ!」ってずっと思っていましたからね。実際にハワイに行ったのは40歳頃のことでしたが、それまで僕の心のハワイと言えば、ハワイアン・センターだったんです。そんな思いがいろいろダブってきて、あの楽しい舞台の裏ではこんなことがあったのかと知って、余計感動できました。見てない方は是非、劇場に行ってください。

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2006年10月11日 (水)

山寺宏一より今週の一言

前回も触れましたが、番組の中で『オープン・シーズン』のレッドカーペットの模様が映し出されていました。友人の八嶋智人さんが出ているかな?と思っていたのですが、デブラ・メッシングがコメントしている後ろで、彼の妻が映っていました。彼女も女優さんで、僕もすごく親しくている友人なんですが、しっかり確認できましたね。背も高いので、目立っていました。夫の八嶋さんは背が低いので、向こうの背の高い人の中にまぎれてしまったらまず発見は不可能ですが、いやー、この番組で友達が映るとビックリしますね。『SPIRIT<スピリット>』では中村獅童さんが映っていますが、あれは映画本編なんで、それとはやっぱり味わいが違います。それはそれで凄いことなんですが。思わず今日はその画面をケータイで写真に撮ってしまいました。

あとエンディングでも触れましたが、『アタゴオルは猫の森』、本当に世界に通じるファンタジーだと感じたので、アメリカで公開が実現して、声優のオリジナルキャストが呼ばれればなあ、と思っております。まあそういう期待はいつもしているんですが、なった例はないんですけどね・・・。ちょっとそんなことを夢想しているので、うらやましく思った次第です。

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2006年10月 5日 (木)

山寺宏一より今週の一言

日本ではお正月公開の『オープン・シーズン』という作品がニュー・リリースのコーナーで紹介されていましたが、地元ロスでもプレミア試写会が行われていたようです。この番組でも放送されるかもしれませんが、アシュトン・カッチャーが鹿のエリオットを演じています。日本からはその役を演じた八嶋智人さんと木村佳乃さんがレッドカーペットに登場し、アシュトン・カッチャーと並んだ映像をあちこちで見かけました。八嶋さんは私にとっても仲のいい友達なんですが、「声優の仕事しただけで、レッドカーペットまでいけるのかよ!」と妬いてしまいました。(笑)まあ、最近はそういうことも珍しくないようですが。『シュレック』の時は藤原紀香さんが行っていました。でも僕としてはいろいろやっていますけど、呼ばれたことは一度もないので、もうちょっと頑張って有名になったら連れて行ってもらえるのかな?と期待しています。でも八嶋さんはそんなに声優の仕事をしている訳ではないのに・・・。まあ友達のことなんで、誇らしいけどちょっと悔しいなんて思っています。あとアシュトン・カッチャーとも結構馴れ馴れしく話していたんで、その時思いついたんです!「そうだ、この番組(HOLLYWOOD EXPRESS)で連れて行ってもらえばいいんだ」と。「この番組でそういう企画をやってもらおう」と。でもやっぱり向こうに行ったら英語でジョークの一つも言えるようになっておかないと困りますよね。まあクリス智子さんについては何の心配もいりませんが、僕はちょっと勉強が必要です。全然しゃべれないんで、どうやって話せるようになろうかなって勝手に考えている有様です。こっちではマイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、ジム・キャリーなんかと会っているんですが。自分が吹替えしている俳優さんとかには滅多に会ったことがないので、何とかそういう経験をしてみたいなあと思っている次第です。

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2006年9月26日 (火)

山寺宏一より今週の一言

すっかり秋めいて参りましたが、今年はいくつかイベント的なものが控えていまして、まず『平家物語』の朗読というものがあります。それとチャップリンの無声映画に声優が声をあてるというイベントがありまして、自分は『犬の生活』という作品に声をあてるため練習しています。元々世界中が声のないサイレント作品として認めているものに声をかぶせるなんて、邪道ではありますが、声優が声をあてるとこんな風になりすよ、と余興的なものとしてやるということで今、準備に入っています。
それと11月3日からまた東京・渋谷のPARCO劇場でお芝居をやります。タイトルは『Love30 ~女と男と物語~』。30分の男女二人芝居×3で合計90分の作品なのですが、いわゆるオムニバスというやつです。3人の人気若手作家が書いた作品なのですが、もうすぐ上演されますので、もう前売りも売っているかと思います。因みに僕は『踊る大捜査線』でもおなじみの水野美紀さんと共演します。設定は元夫婦役なんですが、そう見えるでしょうか?水野さんは最近、いろんな舞台でも大活躍していますので、本当にご一緒するのが楽しみです。どんな芝居になるかはまだ分かりませんが、脚本は楽しく仕上がっています。自分が舞台の仕事をするのは、昨年の『12人の優しい日本人』以来ですが、その時はWOWOWさんで生中継までされました。今回の芝居がテレビで放映されるか分かりませんが、是非生で舞台を見に来ていただければと思います。

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2006年9月18日 (月)

山寺宏一より今週の一言

 朝までよく飲んだ夏休みも過ぎ、お陰さまでこの時期、仕事の方も大変忙しい状態です。今やっている仕事の中には自分で勉強するものも多くて、いろんなDVDを見たり、映画、お笑い、音楽をいっぱい聴いたりとかしていて、もっと時間が欲しいなと思う今日この頃なんですが、改めて考えてみると、そうした事を仕事としてやっていけるのって、何て幸せなことだと実感します。普通だったらみんな好きなものを“趣味”で見たり聴いたりしているわけですから・・・ありがたいですよね。アニメ作品の声優の仕事もここのところ、あるわけですが、それだってもちろん自分で何度もリハーサルを一所懸命しなくてはいけないんですが、仕事で最新のアニメや映画の新作を見られるわけですからね。本当に幸せな仕事だな・・・と思わないとやっていけない部分もあったりするんですが(笑)。いや、本当にありがたいことです。
 でもそんな中、この番組をチェックしていくと、新作でまだ見ていないものをどんどん見ていきたいな、と思いました。今日のラインアップで一番強く感じたのは、4位にランクインしたタイ映画『トム・ヤム・クン!』!映画の中身に関係なく、見ていておいしいタイ料理を食べたいな、と思ってしまいました。昔はあんなにこんなもの食べられない!タイカレーなんて飲み込めない!と思っていたのに、いつの間にか慣れて好きになっていました。たまーに無性に食べたくなりまして、あのパクチー、中国語だとチャンサイですが、あれも最初は「こんなもの喰えるか!」と思っていたのに、これ入れないと“トム・ヤム・クン”じゃないだろうと思うようになっていました。ココナッツミルクを入れた“トム・カーガイ”ってものにもはまっていまして、これは甘くて、トム・ヤム・クンがダメな人でもこれはいけるはずです。まあ他にもタイ料理いっぱいありますが、辛くて酸っぱいものっていうのはストレス発散になりますね。今日あたり、タイ料理食べに行ってもいいかな?なんて思いました。

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2006年9月11日 (月)

山寺宏一より今週の一言

今週はミニ・バイオグラフィでボブ・ホスキンスが出てきてビックリしたんですが、まあいくつか見ている映画がありましたけども、やっぱり一番印象的なのは『ロジャー・ラビット』で、僕は声優の仕事で“ロジャー・ラビット”の声をやったんです。実は3回やったことがあるんですね。まず最初に録ったのは機内用、つまり飛行機で上映するやつでした。その後に、劇場・ビデオ、今出ているDVDにも収録されていますが、それを録ったんですね。それだけだったら2回のはずです。まあこの手の作品って一回キャラクターが決まったら、それを変えるってこともないんですが、なぜ3回録ったかというと、最初に録音した機内用の音声にトラブルがあったということで、スタッフからは「まあ一部ですから」と言われて、台本見たら“ロジャー・ラビット”の台詞は全部だったっていう事態になっていました(笑)。まあそれだけ苦労してやっただけに、ものすごく好きな作品なんですが、今見るとものすごく古い作品のように見えていましたね。でもあの当時、実写とアニメーションを合成させるっていうのは、かつて『メリーポピンズ』とかディズニーはやっていましたけども、あれだけ動きが細かいっていうのはないです。しかもほとんどのベースは実写ですし、そこにアニメを入れるってことなんで、相当大変だったと思います。でもその頃の“ロジャー・ラビット”の声が今出せるかどうかって言うのは微妙なところですね。ディズニーランドとかに行けば、昔僕があてた声が流れているはずですが・・・。あと『ロジャー・ラビット』には短編があって、ベビー・ハーマンというキャラクターと掛け合うものなんですが、それも担当しました。あれだけハイテンションで、スピーディーな作品はそうはないかと思います。自分も若くて頑張っていた当時を思い出し、改めて見たくなった次第です。

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2006年9月 4日 (月)

山寺宏一より今週の一言

日本人のほとんどは映画館で映画を見ることがなく、平均すると1年に1本程度の鑑賞と言われていますが、僕も最近あまり劇場に行けていません。たまに無性に行きたくなりますよねえ。最近はテレビの大型化も進んでいるので、かなり迫力ある映像を家庭でも見ることができますが、やっぱり映画館って別な良さがあります。

それに関連する話ですが、今回、アウトキャストが出演している“IDLEWILD”のミュージカル舞台版の話が出ました。僕も舞台をやっているんで、生の舞台をよく見に行くんですが、面白い舞台の場合は熱気とかが伝わってきて感動も何倍にもなるわけですが、スポーツもやっぱりそうで、ここ何年かスポーツを生で見ることにはまっています。野球は楽天ファンなんですが、今年は球場に行けてないんですよ!見に行きたいと思う日々が続いています。確かに攻撃ばかりされて守っているだけのワンサイドゲームなんかは見ていて辛いんですが、生で見るとその辛さも倍増してしまうんです、これが。でもそれだけに勝ったときの喜びって言うのは非常に大きいんです。

サッカーは何回か行くことができていて、つい昨日も見にいきました。ひいきのジェフは負けてしまいましたが、昨日は特に前の方で見たので、例えばフォワードがドリブルしてくるのに、ディフェンスが迫ってきてボールをインターセプトするっていう、体を張っているのを目の前で見るのはものすごい迫力です。サッカーの選手って華奢に見えることが多いんですが、生だとすごいがっちりしていますし、声も選手の「うわー!」っていう叫びが聞こえてくるんです。で、そんな中、昨日は敵方のチームの選手が、応援してる側の選手をどついたものだから、自分は思わず「レッドカード!」って叫んでしまいました。審判の人には聞こえたと思うんですが、イエローカードになりました。やっぱり生で見るとこっちも興奮するし、迫力も違うなあと思いました。

でもむやみにでかい競技場よりも、専用スタジアムの方がいい場合が多いです。野球でも今までファールゾーンだったところも客席になって、こちらはかぶりつきで見ることができるようになってきました。確かにファールボールとか危ないですが、やっぱり臨場感が違うので、自分としてはオススメです。皆さんも映画やスポーツを生で見ると、テレビで見直す時、より感動が深くなるので是非足を運んでみてくださいね。

10:02 午前 山寺宏一より今週の一言 |

2006年8月28日 (月)

山寺宏一より今週の一言

この間、夏バテの話をしましたが、それは回復して体調も良くなりました。あと朝の生放送もお休みのため、180度違う生活をしてしまいました。今まで起きていた5時ごろまで遊んでいると言うものです。映画を見たり、飲みに行ったり、本を読んだりとか、そんな生活をし始めたとたん、夏バテでなく夏風邪をひいてしまいました。風邪については僕は冬場もすごく気をつけているので、滅多に風邪はひかないんですが、喉がはれてしまいまして、大したことはなかったんですが、熱も出てしまいました。こりゃまずい!ってことで薬を飲んだり、ちゃんと早く寝るようにしたりして事なきを得たんですが・・・。やっぱり夏の風邪って困りますよね。冬だったらとにかく暖かくして、湿気どんどん出して、湿度を上げて、頭を冷やすって感じなんですが、夏だとそうはいきません。まあ夏ですから暖かいし、湿気もあるんですけど、苦しくて眠れないんですね。で、困った挙句、テレビで「眠れない時は氷枕だ」と言っていたのを思い出しました。おでこに冷えピタを貼っていたんですが、それだけじゃ効かなくて、ジェル状のアイス枕が千円程度で売っていたので、それを買ってきてタオルで巻いて寝たら、効果てきめん!あら?この夏なんでこれを早くやらなかったの、俺?と思ってしまいました。除湿機よりもまずこっちでした。是非みなさんやってみてください。不眠症の人にもいいそうですよ。自分も夏風邪はこれで撃退できました。柔らかいジェル状の枕!これで何て快適な夜を過ごせることか!寝ていてちょっと暑いな?と思ったら頭がずれていたなんてこともありますが、人間後頭部を冷やせば、本当に全身が涼しく感じますし、それでも暑い人はもう一つ、どっかに置いてみるのもいいかと思います。お金もかからないし、繰り返し使えます。是非お試しください。

とは言ったものの、そろそろ熱帯夜も終わっているかもしれませんが・・・。もし暑い夜、寝付けなかったら、このことを思い出してみてください。

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2006年8月22日 (火)

山寺宏一より今週の一言

今日はファッションに関して話そうかと思います。この番組の楽しいところでインタビュー映像などでドレスアップしている人もいますが、意外にラフな格好の人もいたりします。僕はプレミア上映会などで外で質問に受け答えしている場面を見るのが好きなんですが、やっぱりそういう場面できちんとした服装の人を見るとカッコいいですよね。中には「ラフな服装で来ちゃったー」って人もいたりして、実はこんな風に世界中で見られていることに気付いてないような人もいたりしますが、今週ではアダム・サンドラーの襟が出ていたり、ネクタイが緩んでいたりすると、「おいおい、こっちはこんな海の向こうだけどしっかり見ているよ」って思ったりもします。ブルース・ウィリスはカッコいい皮ジャンを着ていましたけど、僕は先週の放送でブラピが着ていた皮ジャンがすごく気になっていて、欲しいと思っていたのと同じだったんですね。恐らくあれはニールバレットという、今ハリウッドのセレブたちに人気のあるブランドだと思うんですが、ブラピが着ると無茶苦茶カッコいいですね!この間、そのお店にも行ったんですが、店員さんもセレブたちが着てくれているお陰で問い合わせが殺到していると言っていました。雑誌なんかだと、ブランド名も出ることがあったりするので、大変なことになるみたいです。僕は見ただけですぐ分かりましたけどね。因みに先週、ブラピが着ていた皮ジャンは30万円以上するものですね。彼が着ているお陰で売り切れ続出だそうです。「そんな高いのが売り切れなんて!?」と思ってしまいました。僕は「バーゲンしないのかな?」とか「海外で買うと安いのかな?」とか色々考えている次第です。でもまあ、売り切れだったお陰で買わなくて済んだのかな、とも思っていますけど・・・いや、でもカッコいいな~。そりゃま、ブラピが着れば何だってカッコいいに決まっているんですけどね。そういえば今週、ミニバイオグラフィに登場したエドワード・ノートンの「ファイト・クラブ」で、僕はブラピの吹き替えをやったんですが、その時着ていた赤い皮のジャケットもすごく良くって買ったことも思い出しました。それは安い奴でしたけど。自分って意外と影響されやすいタイプなんです(笑)。

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2006年8月14日 (月)

山寺宏一より今週の一言

夏真っ盛りですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?私はとても元気だったのでございますが、どうも久しぶりに夏バテをしているようです。もしかして昨日ちょっと飲みすぎたので、お酒が残っているのかと思ったのですが、一向にすっきりせず、睡眠も取ったのですが、体がダルくてずっと乗り物酔いしているような感じなんですね。もうこれは絶対夏バテのはずです。みなさんも夏はとにかく体調を崩しやすいので、しかも長い梅雨が終わって急に暑くなって、そして台風が来て温度が下がったりしているので、くれぐれも体調管理には気をつけてくださいね。飲みすぎ、食べ過ぎにも注意してください。 あと風邪を引いている人間も多いですね。エアコンのつけっぱなしで寝て、そのまま風邪を引いてしまった友人が何人かいるので、その辺もお気をつけください。別にあんたに言われなくても・・・って思っているかもしれませんが、なってみると夏バテは辛いですよ。それなのに、今日はこの後飲み会が入っています。 あと今回、アニメが何作品がランクインしていますが、第2位の“BARNYARD: THE ORIGINAL PARTY ANIMALS”。この監督のスティーヴ・オーデカークの「クン・パオ! 燃えよ鉄拳」という作品が大好きで、あんなにヒドイ、そして面白い作品はないと思います。掟破りの映画なんで、そんな言い方になってしまいますが、お勧めです!因みに吹き替え版では西村雅彦さんがほとんど一人でやっています。ちょっと悔しくなるくらい面白かったです。“BARNYARD: THE ORIGINAL PARTY ANIMALS”はまだ見ることができないので、「クン・パオ! 燃えよ鉄拳」をご覧になってはいかがでしょう?

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2006年8月 7日 (月)

山寺宏一さんより今週の一言

今日はこのナレーションの収録前、午前中ですが、歯の治療…というか手術に近いものを受けてきました。歯の悪いところを排除するという、2時間半に及ぶものでした。昔直したところが炎症を起こしていたんですが、まだ今も糸がついたままなので、もしお聞き苦しかったらすみません。まあ収録の時間までを計算して、ちゃんと大丈夫なようにしてもらったのでそんなことはないと思いますが…
歯医者といって思い出すのは、やはり映画なら『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』ですね。あんな歯医者はゴメンだ!という感じ。でも私の治療をしてくださった先生はものすごくよい先生なので全面的に信頼できました。歯の場合は一生の付き合いですからね。全部治したから大丈夫、ということもないようですし。最近全てを差し歯にする、なんていうのがあるらしいんです。「虫歯治さなくていいんじゃない」なんて友人は言っていましたが、それこそちゃんとメンテナンスしてあげないと大変なことになるらしいですね。
それと、先日頭痛がして調子が悪い、という先輩がいたんですが、どうやらかみ合わせのせいだということが分かってですね。歯と顎のところを治したらちゃんと頭痛も治ったそうです。
ほんとうに、そんなこともありますから気をつけていただきたいと思います。
ちなみに私は昔、パロディソングのCDをたくさん作っていたことがあって、ディープ・パープルの『ハイウェイ・スター』に似た曲で、『歯医者イヤ~』って歌を…痛くなる前に来なさいって、痛くなる前に歯医者行くわけないだろう、っていう、そういうハードロックに乗せて歌う…というものがありました。
でもやっぱり、歯医者さんは早めに行きましょう。

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2006年7月31日 (月)

山寺宏一さんより今週の一言

いろんなハリウッドスターの素顔が見られるのが、この番組のひとつの嬉しいとこではあるんですが、素顔見過ぎてビックリ、なんてのもあります。
今回キャスリン・ターナーのインタビューがありましたが、こう言っちゃなんですが変わりようにビックリというか・・・綺麗な女優さん、というイメージがあったんですが、もうベテランでいい歳ですから仕方ないのかもしれませんね。
ですが人間というのはあれですね、自分自らが歳を取ってることを忘れるんですね。で勝手に「うわ~あの人老けたな~」って言うと、「いやあんたもだよ」、っていう。
「あ、あれ子役だったのにあんなに大きくなっちゃって」って、自分だって歳取ってるのにね、ハリウッドスターのこと見て、老けたなあとか思います。
でもこの間出ていたエリザベス・テイラーのように、もっと自然に変わってないとおかしいんじゃない?っていうような人が居るのもハリウッドの凄さですね。そう言う意味じゃキャスリン・ターナーはダミ声になっちゃって、あんな貫禄ありすぎみたいな姿で、でもそのままの姿でやってるから今回「モンスターハウス」も面白いんだろうと思います。逆に気持ちが良い気がしますよね。ハリウッドスターですからやろうと思えばいくらでも別人になれる変身できるくらい、できるでしょうからね。あの手この手で。
という感じで、いろんなスターの素顔、面白いなあと思いました。

それと、8/5にWOWOW15周年記念で『スター・ウォーズ』一挙放送がありますね。
スタッフの中には頭から続けて全部見ようかっていう人も居ましたし、劇場でもそういうイベントがありましたが、私はさすがに劇場までは…と思って行きませんでした。でも今回、WOWOWで全部観られるということなので、その時間家にいられるかどうかわからないので、ハードディスクに録画して何とかして続けて観たいなと思っております。とても楽しみです。
今日はそのために、これから、もういらなくなっちゃった番組を消す、ハードディスク整理にかかろうと思います。

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2006年7月24日 (月)

山寺宏一さんより今週の一言

皆さんいかがお過ごしでしょうか?ちょうど夏のバーゲンが終わりかけの時期でしょうか。
私は買い物が大好きなので、いつも「あっ、そろそろバーゲンだな」と気にするんですが、この夏はとある仕事でダンスのレッスンをしていて、心に余裕がなかったんです。しかし気づくとセールの文字。SALE、あの文字を見ると…最近はソルデスみたいな何語か分からない文字もあったりしますが…居ても立ってもいられなくなります。「買わなきゃ損!」というね。
で、仕事とかいろいろ行ったところの近くへ行っては夏物ジャケットとか買い物をしました。毎シーズン、セールで買い物しないと損した気分になります。
気をつけなきゃいけないのは、セールのための商品というのは食いついちゃいけないですね。普通の値段で売ってるときから買おうと思ってて、残ってる場合に買う。そうしないとセールのための商品をつかまさせれることになりますからね。
今年は今までになかったこともありました。先日、ちょっと取り置きしておいてください、って言ったモノがあるんですよ。それが何と、取り置きしている間にセールで30%オフになってて、そしたらセール価格でいいですと。良かったあー、と。2週間くらい取り置きしていて、得しましたよ。それにはビックリしましたよ。

それと私は、買ったものはその日、あるいは次の日には着るようにしています。そうじゃないとうっかり忘れてそのシーズン着なかったりしますからね。まあセール品はいいんですけど、普通の値段で買って着るの忘れてるとセール時期になったとき、一度も着てないモノが半額になったりしてますからね。昔7割引で、自分が定価で買ったジャケットが売られてることありましたからね。まだ一度も着てないのに。7割引でまだ売れ残ってた、っていうね。なんだこれ、普通に買ってしかもまだ着てないのに売れ残ってたっていうね。ひどいときは福袋に入ってたことありますからね、普通に買ったものが。そんなことにならないように、セールモノならまだいいんですけどね、買ったものはすぐ着ましょう。
それと、シーズン先取りものというのも難しいですよね。そうこうしている間に店によってはもう秋冬ものです。革ジャン進められたりして。買うわけないでしょう、これから暑くなるのにって。
ちょっと着てみちゃったりなんかして、お店の人に「これなくなっちゃいますからねー」なんて言われましたが。

そんなセールにまつわるお話でした。

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2006年7月17日 (月)

山寺宏一さんより今週の一言

さあ夏休み!…と言うことで日本でもいろんな作品が公開されます。
私事ですが、いくつかのアニメに出ております。

まず『ポケット・モンスター』。今回で映画9作目です。今回は何かすごい格好いいジャック・ウォーカー、ジャッキーっていう平和を守るポケモンレンジャーの役です。
いろんなミッションを遂行する役…ということで、要するにトム・クルーズです。その声をやっています。お話は感動的ですよ。
そして同じ日に公開の『アンパンマン』。それにも出ていて、「生きるって何?」ということを教えてくれる、すごく楽しい作品です。
それと『おさるのジョージ』も7/22公開です。
私は自分の出ている作品に誇りを持っているんですが、子供たちに向けてのちゃんとしたわかりやすいメッセージというのがあるので、そういうものを子供たちに観てもらいたいな、と思います。
もちろんいろんなアニメがあって良いと思うんですが、小さい頃観たスポ根だって、いろんな事を教えてくれたと思うんですよね。仲間とか友達を裏切ったりすると必ずそのしっぺ返しがくるとか、勝負事のときに油断すると絶対負ける、でもその次頑張ればいつか何かが生まれる、だとか。そういうのっていうのは知らず知らず自分の心の中に絶対残っていて、忘れていないと思うんですよね。

単純で解りやすく子供向けでベタだと思うかもしれないけど、今の作品はそれだけじゃないし、その根底にあるメッセージっていうのは普遍で構わないと思います。
だからぜひ皆さんも、子供向け子供向けと思わずに、大人でもたまに観てみてください。心が洗われたりすると思いますよ。

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2006年7月13日 (木)

山寺宏一さんより今週の一言

梅雨ですね。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
以前にも言ったかもしれませんが、梅雨の時期私が嫌なのは湿気です。
不快指数は温度と湿度、この組み合わせですよね。
うちもエアコンはもちろんついてますが、エアコンのドライ機能というのはほとんど冷房と変わりません。
そうじゃないエアコンもありますが、うちのはそうです。
私は除湿器が大好きです。コンプレッサー式はだめですね。エコロジーで良いと思っていたのですが、
あまりにも強い熱を発するためそして除湿力もイマイチ弱い。去年買って失敗しました。
除湿器はゼオライト式が良いですね。ゼオライト式も温風を出すんですが、コンプレッサー式ほどじゃないです。
ちょっと前のが壊れたりしたんで、うちには2台あります。
私は冷房はつけません。だから室温すごい高いです。でもさらっとしてるんで気持ちが良いですね。
外は大雨でビショビショ、湿気がすごいのに家の中がほんのり暖かくてさらっとしてるっていうのが気持ちよいものですね。
部屋干ししても大丈夫だし、除湿器のある生活って良いですね。
除湿機能の高い最新のエアコンをお持ちの方にはどうでも良い話でしょうが、冷房嫌いの私にとって
すごい冷房が効いていて寒~いスタジオとか非常に困りますね。湿気てて寒い、みたいな。お化けが出そうな気がします。
ちなみに、今日収録したこのスタジオにも虫が出ました。空調は快適ですが…(笑)
皆さんぜひあの、冷やし過ぎと湿気に注意して、快適な梅雨をお過ごしください。
それと、一度生乾きで臭くなった洗濯物は二度と戻らない
これも皆さん気をつけてください。除菌すれば良いのかも知れませんが…
一度「わっ、生乾き臭い!」と思うとその後何度ちゃんと洗ってもちょっと乾いた頃には臭いが戻って来ちゃうんです。
皆さんご注意下さい。
今日はそんな、湿気にまつわるお話でした。

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2006年7月 3日 (月)

山寺宏一さんより今週の一言

今回の放送の中で思い浮かんだことを。

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』トーキョー・ドリフト、って自分で言うと、どうしてもドリフターズを思い出してしまって、東京でドリフターズと何かするのかなーみたいな。
ドリフ世代なんで…ま、どーでもいいですね♪
それと“CLICK”。誰でも思いつきそうだけどこれだけ堂々とアダム・サンドラーにやられると「おっ」て感じですね。早く観たいです。
以前『オースティン・パワーズ デラックス』の中で、マイク・マイヤーズがリモコンをいじると、後ろで奥さん役だったエリザベス・ハーレーがぴょこぴょこ動いて、あれ、おかしいなと思ったらロボットだった…というネタはありました。
あれが大好きだったので、それの流れということで。
『ブルース・オールマイティ』も何でもできてて、“CLICK”はそこまでじゃないですけどいいアイディアだなと思いました。
余談ですがうちもリモコンが多くて、一度数えてみたら30個くらいありました。今や何でもかんでもリモコンですから大変です。携帯とリモコンはどっちか常に持って生活してる感じですね。
あまりそういうモノに頼っちゃいけないと思いつつ、昔テレビがリモコンになったときの感動をちょっと思い出しました。ズバコン、ていうのがあったんですが、懐中電灯のような形をしてました。それは音量調整とかできなくて、チャンネルを替えるだけだったような気がします。
昔のリモコンはチャンネルのボタンを押すと、チャンネルがガチャッ、ガチャッと替わったんですね。今考えるとそっちの方がすごい技術だと思いますが…確かそう記憶しています。
その後はテレビにカチャッとはまっててそれをはずして使うのもありましたし…リモコンができる前は物差しを二股にして、それをチャンネルに向かってグリグリッと回して、こっちの方を太くしようとかいろいろ考えたりしました。ボタンになってからはただ棒で押せば良かったんですけどね。しかもボタンもチャンネルがなくなってからは、ボタンがたくさんあってそのチャンネルの上を押すという。今考えると楽しかったなと。

昔から使っていたAV機器というか電化製品を全部並べてみたら、涙が出るくらい楽しいんじゃないかと思います。
今日は“CLICK”を観て、そんなことを思いました。

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2006年6月26日 (月)

山寺宏一さんより今週の一言

今回のミニ・バイオグラフィーはアダム・サンドラー。好きな俳優なんですがこうやってみてみると、ほとんど出演作を観てないなと…。スティーヴ・マーティン主演の『イヴに逢えたら…』はすごく好きな映画で何回も観ていますが、アダム・サンドラーが出ていたことには今気づきました。すごい面白い役で、その頃も面白いなあと思ってたんですけど彼とは繋がってなかったんです。
私も仕事でいろんな吹替やらせてもらってますけども、アダム・サンドラーはやったことないです。アメリカじゃほんとに人気ナンバーワンと言っても過言じゃないくらいですけど、日本でももっとブレイクして、ぜひ吹替を一度やりたいなあと思っております。
『ウォーターボーイ』のあのわざとらしいくらいの役作りはどうやったらいいのか、日本でも誰かやっているとは思いますが、ちょっと一度やってみたいと思っております。
それと『ワイルド・スピードX3』で日本人キャストの話に触れましたが、今回キャストで紹介した真木よう子という役者さん。私は彼女の大ファンで、大ファンっていう割にそんな作品全部知っているとかじゃないんですが、でも絶対日本を代表する女優さんに、なっていくんじゃないかという風に思っております。映画もたくさん出てるし。好きになったきっかけは、バラエティ風なある旅番組を観たことです。
確実に力をつけている、素敵な女優さんだと思っております。いつかお逢いしたいですね。

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2006年6月21日 (水)

山寺宏一さんより今週の一言

今の時期と言えばやはりワールドカップ!私もワールドカップは毎回友達と集まって予選から観るようにしています。先日はたまたまダンスのレッスンを終わらせ、日本対オーストラリア戦を観ましたけども、残念な結果でございました。

これを書いている時点ではクロアチア戦がまだ行われていないのでどうなっているかわかりませんが、かなり厳しい状況になったことは間違いないですね。ちなみに私はジェフユナイテッド市原千葉のサポーターですから、もちろんジャージ、ユニフォーム、オーセンティックという選手が着ているのと全く同じ素材のを持って「11番・巻」とプリントしたのを持っております。もちろんそれを着て応援してました。いろんなところに着て出てますけども、クロアチア戦で巻が出ててくれればいいなあと思います。がむしゃらというのはやっぱり必要だと思うので。

まあ一億総評論家、一億総監督ですから皆好きなことを言いますよね。私も大して詳しくないくせにいろいろ言っておりますが、そんな折に友人が一句詠みました。「代表に 厳しく自分に 甘い俺」っていう一句なんです。皆自分のことは棚に上げて、自分は大していろんなこと頑張ってないのに、ジーコとか代表とかには熱く「何やってんだ!」と言う、と。その前に自分のやるべきことをやれよ、という一句だったんですがすごく胸に染みまして、名句だと思っております。この句にドキッとした方もいらっしゃるのではないでしょうか。でもいいんです。ある人も言いました「サポーターの熱気で勝ち負けが決まる」と。私の友達でも「日本戦いつなの?」とか「結果どうなったの?」って試合の次の日言ってる奴がいますからね、同世代でも。そんな奴が居るから勝てないんだ!と。まだまだそんなもんなんだ日本のサッカーは、と。ただ別にサッカーだけじゃないんですけど、皆で熱くなって応援できるものがあるっていうのはいいですよね。そしてサッカーもいいけどWOWOWで放送しているテニスもいいですよ!

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2006年6月16日 (金)

山寺宏一さんより今週の一言

たまにこの番組のメイキングで、ハリウッドスターが声の出演をやっている場面が映りますよね。皆さん一応モニターがあってそこに画らしきものはちょっとあるんでしょうけれども、ほぼ台本を見ながら好き勝手喋って、そこに画がつくのがハリウッド流。ロビン・ウィリアムズなんかがアドリブ全開、なんていうのはよく目にします。
今回の放送でポール・ニューマンが『カーズ』で声を入れているシーンがありましたが、ものすごいリラックスして座って喋っていましたね。アメリカはきっとああいう感じで座ってやっているんだろうな、と思います。プレスコと呼ばれる、大体の表情や構図の資料はたぶんあるんでしょうけども、基本的にはセリフのタイミングなんか自分で好きに喋って、それで後で画をつけていくという方法です。
今だったら役者さんが喋っている映像を撮って、コンピュータで口の動きも合わせて表情もつくるというやり方をしているんだと思います。我々もたまにゲームなんかで最近プレスコがあるんですが、その場合は喋っている顔を映されるんですね。でもカメラが顔の前にあって声の仕事をやるというのは、たまに取材用にやったりするんですが、非常に嫌なものです(笑)。いつもスタジオではスタッフとかに後ろから見られてるもんですから、前からカメラで撮られるのは非常に苦手ですね。
よく「鶴が機を織っているところを見ないで」という言い方を私はするんですが…それにしても今日のポール・ニューマンのリラックス度は・・・。日本ではどんな大ベテランでも、アニメや洋画の吹替をするときには立って、もう年配の方なんてテンション高いシーンは後ろから支えないと危ないぞ、なんて時もあったりしますが…(笑)皆立って喋っています。ということで、日本の声優は大変なんだぞ、と。その分プレスコのように自由にやるのも大変ですけれどもね。その人の表現が作品のすべての表現になってしまうわけですから。
ちょっと思うところがあった、今日でした。

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