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秋田・大仙市 がれき焼却開始4月23日 21時39分
秋田県大仙市は、23日、東日本大震災で発生した岩手県宮古市のがれきの受け入れを始めました。一日10トン、再来年3月末までに最大5200トンを処理する計画です。
秋田県大仙市は、先月行った試験焼却の結果、被災地のがれきの安全性が確認されたとして、23日から岩手県宮古市のがれきの本格的な受け入れを始めました。
宮古市では、23日午前、仮置き場からがれきを運び出す作業が行われ、細かく砕かれた木材などおよそ10トンが4台のトラックに積み込まれました。
そして、作業員がトラックの周辺の放射線量を測定し、決められた基準を超えていないことを確認したあと、トラックは大仙市に向けて出発しました。
宮古市を出発してからおよそ7時間後の午後4時半すぎ、トラックが大仙市の施設に到着し、一般のごみと一緒にがれきの焼却が始まりました。
大仙市では、宮古市のがれきを一日10トン、再来年3月末までに最大5200トンを処理する計画です。
大仙市の山谷勝志市民部長は「被災地の復興のため、がれきを受け入れることが、われわれの大事な役目だと思っている。放射線量の測定結果は、常に住民に知らせていく」と話していました。
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