既婚女性の6割は不妊を心配しつつ具体的な対策はせず=コニー調査
2012年4月17日(火)17時17分配信 サーチナ
女性向けのコスメティック商品やフィットネス商品を販売する株式会社コニーは、既婚で子どものいない女性1000人に「不妊に関する意識・実態調査」を実施し、「子どもができないのではと心配したことがある」と回答した女性が63%にのぼることが明らかになった。この結果に対して、「妊活」のサポートなども行っている芦屋美整体の副院長の納富亜矢子氏は、「子宮内部に血液を送っている骨盤の状態を正常に整えることが、妊活の一助になる」とアドバイスしている。調査は、インターネットを使って2012年2月3日〜2月7日に実施。25歳〜39歳の既婚で出産未経験の女性1000人から回答を得た。 [ 拡大 ]
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女性向けのコスメティック商品やフィットネス商品を販売する株式会社コニーは、既婚で子どものいない女性1000人に「不妊に関する意識・実態調査」を実施し、「子どもができないのではと心配したことがある」と回答した女性が63%にのぼることが明らかになった。この結果に対して、「妊活」のサポートなども行っている芦屋美整体の副院長の納富亜矢子氏は、「子宮内部に血液を送っている骨盤の状態を正常に整えることが、妊活の一助になる」とアドバイスしている。調査は、インターネットを使って2012年2月3日〜2月7日に実施。25歳〜39歳の既婚で出産未経験の女性1000人から回答を得た。
調査では、まず「現在、子どもを産みたいと思いますか? 」と聞いたところ、70%が「産みたい」と回答した。さらに、「子どもが欲しいと思う時はどんな時ですか? 」という問いには、「親や祖父母に自分の子どもを抱かせてあげたいと思った時(26歳、大阪府)」「家族と将来についての話をしている時(36歳、東京都)」などの回答があった。
また、「出産に踏み切っていない理由は何ですか? 」という問いには、「欲しいけどできないから」がトップで49%。女性の約半数は、子どもが欲しいと思いながら、なかなか授かることができずにいるということがわかった。出産に踏み切れない理由について、その他の答えは、「教育費・養育費が経済的な負担(26%)」、「夫婦2人だけの生活を楽しみたい(18%)」、「家事や仕事との両立が不安(17%)」などとなっている。
そして、60%以上が「子どもができないのでは」と心配しているが、「心配し始めた時期」は、平均で「29歳」になった。30代を目前にして不妊を心配し始め、「今後も子どもができないのではないか」と、51%が「心配している」という。
しかし、「子どもができないのではという心配に対して、何か具体的に対策・実行をしていることがありますか? 」と聞くと、59%が「ない」と回答した。また、女性の47%が「妊娠に関して誰かに相談したい」と思っているが、実際に相談する相手がいるかという質問には、31%が「相談相手はいない」と答え、妊娠に関する相談ができずに、不安や悩みを一人で抱え込んでいる女性が少なくないということもわかった。
一方、不妊について「医師による検査を受けたことがありますか? 」という問いには、「ある」は22%。「ない」と答えた人に、「今後、検査を受けたいと思いますか? 」と聞くと35%が「受けたい」と回答し、妊娠とはしっかり向き合いたいと思う女性が多い様子が伺えた。しかし、「不妊治療をしてでも、子どもを産みたいと思いますか? 」という質問には、44%が「思わない」と回答。「不妊治療のイメージ」は、「料金が高そう(89%)」「効果に時間がかかりそう(55%)」「痛そう(34%)」などが上位。不妊について心配はしているものの、不妊治療まではなかなか踏み出せない実態も明らかになった。
女性の不妊について納富氏は、「不妊症は現代医学でも対応に苦慮するのですが、不妊の原因のひとつとして考えられている『卵巣への血流減少によるpoor responder』および『子宮内膜の発育不全による着床困難』は、いずれも子宮内部への血流減少に起因するといわれます。つまり、子宮内部への血流を促進することができれば、不妊治療の一助となるわけです」と解説。具体的な方策として、子宮内部に血液を送っている骨盤の状態を正常に整える「骨盤整体」の有効性をあげている。調査を実施したコニーでは、「『妊活』を進めていく上では、まずは不妊に関する悩みを相談できる相手を見つけたり、骨盤のゆがみなどの不妊の原因を一つ一つ取り除いてあげることなどが重要なのかもしれません」と調査結果を振り返っている。(編集担当:風間浩)