政府、廃棄物から核物質認める IAEAへの報告漏れ藤村修官房長官は15日午前の記者会見で、国際原子力機関(IAEA)の査察対象施設の廃棄物から核物質が見つかり、IAEAへの報告漏れがあったことを認めた。今後、IAEA側に報告を急ぐ考えを示す一方、核物質の量などは言及しなかった。 藤村氏によると、独立行政法人の「日本原子力研究開発機構」大洗研究開発センター(茨城県)で昨年、廃棄物などの記録を調査したところ、廃棄物に含まれる核物質がIAEAに報告されていないことが判明した。 これを受け、文部科学省はことし8月、IAEAの査察対象となっている原子力関連施設についても調査を実施。 【共同通信】
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