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パワーより正確性重視の藍 強さの秘密は異色トレ

USLPGAツアー ロッテ選手権最終日 (4月21日  米ハワイ州カポレイ コオリナGC=6421ヤード、パー72)

ロッテ選手権最終R 宮里藍のパット
通算12アンダーで今季初優勝した宮里藍
Photo By AP

 宮里の好調は「ヨガ×フェルデンクライス」という独自のトレーニングにも支えられている。フェルデンクライスとは理学療法などにも用いられている身体機能改善のための運動で、ゆっくりとした動作の中で自分の体の動きを知覚することを目的とする。これをヨガと組み合わせたものを、宮里は09年9月から山本邦子トレーナーの指導の下で取り組んできた。

 トレーニングといってもパワー系は皆無。筋力アップではなく、1つの動作にじっくりと時間をかけて体の中に精緻な神経回路を作り上げていく。負荷は重くても2キロ。回数もせいぜい5回、たった1回のこともあるという。米国の大学でヨガを学び、劇団四季のトレーナー歴もある山本トレーナーは説明する。「足元から積み上げた力がどう上半身に伝わり、どこを通ればどんな体の感覚になるかを理解する練習なんです」。当初は50%以下だったという宮里の体への認知力は、今は75〜80%まで向上しているという。非力ながら正確性を武器にする。プレースタイルだけでなくトレーニング法もまさに宮里流なのだ。

[ 2012年4月23日 06:00 ]

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