在日朝鮮人の北朝鮮帰還阻止 元工作員に補償金=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国警察庁は20日、在日朝鮮人の北朝鮮への帰還事業を阻止するため日本に派遣された元工作員の生存者7人に対し、1億ウォン(約718万円)〜2億4000万ウォンの補償金を支給すると明らかにした。
1959年に当時の李承晩(イ・スンマン)政権が日本で進行中だった北朝鮮帰還事業を阻止するため、工作員66人を日本に密航させ、そのうち12人が航海中に台風に遭い死亡した。また、日本で活動した工作員は日本当局に逮捕、収監された。
真相究明と補償を求める訴えが続いたことを受け、警察庁は2007年に真相究明と名誉回復および被害救済のための立法措置を取るよう勧告していた。
関連記事
- 正恩氏 在日朝鮮人に教育費支援=1億6560万円04-15 10:39
- 日本国内の脱北者200人 定着教育なく放置状態に03-12 11:39
- 在日作家の金石範さんが新作 留学生スパイ事件題材03-02 17:00
- <インタビュー>赤十字国際委員会事業局長 北朝鮮帰国事業など語る02-21 11:44
- 梁石日さんの「めぐりくる春」 韓国で出版02-19 11:12
- 正恩氏が生母に初めて言及 偶像化の始まりか? 01-09 12:09
- 北朝鮮が金正恩氏の生母に一切沈黙 その理由は12-22 13:39
- 民団誕生から65年 東京で華やかに記念式11-18 22:33
- 金剛山テストツアースタート、「万景峰号」出航へ08-31 10:14
- 朝鮮総連系韓国籍者の選挙権制限を検討へ、韓国選管08-28 16:37