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中学生“友達を見返してやろうと”
4月23日 12時33分

中学生“友達を見返してやろうと”
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22日東京・八王子市のJR西八王子駅前で、バスの運転手の男性が刃物で胸を刺されてけがをした事件で、警視庁は14歳の中学3年生の男子生徒を傷害の疑いで逮捕しました。
男子生徒は「友達にばかにされ見返してやろうとして、果物ナイフを買ってバスに乗り込んだ。立てこもろうと思った」と供述しているということで、警視庁が詳しい経緯を調べています。

逮捕されたのは、東京・八王子市に住む14歳の中学3年生の男子生徒です。
この事件は、22日午後3時すぎ、東京・八王子市のJR西八王子駅前に停車していた西東京バスの車内で、運転手の男性が乗客の若い男に刃物で刺されて軽いけがをしたものです。
警視庁によりますと、男は車内で突然、果物ナイフを出して「ドアを閉めろ」などと運転手を脅し、運転手ともみ合いになった際に刃物で胸を刺して走って逃げていましたが、車内に残されていた携帯電話などが男子生徒のものと分かり、警視庁が事情を聞いたところ、関与を認めたため傷害の疑いで逮捕しました。
調べに対して、男子生徒は「部活動で登校したときに友達にばかにされた。みんなを見返してやろうと近くのコンビニエンスストアで果物ナイフを買って中学校の近くの停留所からバスに乗り込んだ。立てこもろうと思った」と供述しているということです。
また「ナイフは逃げる途中で捨てた」と供述しているということで、警視庁は詳しい経緯を調べています。

“事実関係の把握に努める”

今回の事件を受けて、八王子教育委員会は「市立中学校の生徒がバスの運転手にけがを負わせたとして逮捕されたことは、大変申し訳なく遺憾である。現在、事実関係の把握に努めています」とコメントを出しました。

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