西日本新聞

迫力の模擬戦闘訓練

2012年4月23日 01:05 カテゴリー:九州 > 熊本
大勢の人が見守る中、爆音を響かせた模擬戦闘訓練

 陸上自衛隊北熊本駐屯地(熊本市北区八景水谷)で22日、開設55周年と、同駐屯地に司令部を置く西部方面隊第8師団の創隊50周年を記念する行事があった。場内を一般開放し、戦車などの展示や模擬戦闘訓練が行われた。

 第8師団は熊本、宮崎、鹿児島3県の防衛などを担っている。行事は自衛隊の活動を知ってもらおうと毎年開催しているが、昨年は東日本大震災の影響で自粛した。

 観閲式では、松尾幸弘師団長が北朝鮮の(人工衛星と称した)弾道ミサイル発射実験で沖縄に救援部隊を展開したことに触れ、「日本防衛の最前線師団として、県民の期待に応えたい」とあいさつ。敵に奪われた陣地を奪還する模擬戦闘訓練では大砲が爆音をとどろかせた。

=2012/04/23付 西日本新聞朝刊=

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