交通事故:児童列に車、3人重体…18歳逮捕 京都・亀岡
毎日新聞 2012年04月23日 09時21分(最終更新 04月23日 12時10分)
23日午前7時55分ごろ、京都府亀岡市篠町篠上北裏(しのちょう・しのかみきたうら)の府道で、集団登校中の児童の列に軽乗用車が突っ込んだ。京都府警によると、小学1〜5年の男女9人(6〜10歳)と付き添いの保護者の女性(26)がはねられ、児童3人が意識不明の重体、女性を含む4人が重傷、3人が軽傷を負った。女性は妊娠中で胎児が危険な状態という。府警は無免許で車を運転していた亀岡市の無職の少年(18)を自動車運転過失傷害の疑いで現行犯逮捕した。
◇自動車運転過失傷害で逮捕
府警によると、逮捕された少年は運転免許証を持っていなかった。逮捕後、「事故を起こしたのは間違いない」と話しているという。当時、車には少年2人が同乗していた。少年らは「一晩中、車で走っていた」などと話しており、府警は事故の経緯について詳しく事情を聴いている。
児童は現場の西約200メートルにある市立安詳(あんしょう)小学校に通学中で、道路の右側を歩いていた。現場は緩やかな左カーブ。当時、通学時間帯のために、西向きの一方通行に規制されていた。