刑務所は週末ブランチに＝経費削減で米イリノイ州

　【シカゴ時事】米中西部イリノイ州は州内の服役囚に提供する食事について、週末や祝日は大半の刑務所で朝食と昼食をブランチとして一緒にし、1日2食に切り替える予定だ。財政難対策の一環で、これにより7月からの1年間で250万ドル（約2億円）の経費削減を見込む。
　地元メディアが州当局者の話として伝えたところによると、早朝の食事を取らない服役囚が多く、用意された食事や調理作業に無駄が生じている。このため、午前中に昼食分も含めて提供し、刑務所運営の合理化を図りたい考えだ。　

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