現在位置:
  1. 朝日新聞デジタル
  2. 政治
  3. 国政
  4. 記事
2012年4月22日21時34分

印刷用画面を開く

mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

原発再稼働に注文相次ぐ 民主党、地方幹部との会合で

関連トピックス

 民主党は22日、東京都内で全国幹事長・選挙責任者会議と政策担当者会議を開いた。原発が立地する地方組織の幹部から、大飯原発(福井県おおい町)の再稼働をめぐり注文や要望が続いた。

 前原誠司政調会長は政策担当者会議で「再稼働で、原発依存が低減しないとの懸念があるが、40年(で廃炉という)ルールがあり、(原発)推進に変わるわけではない」と理解を求めた。

 これに対し、福島県連幹部は「原子力規制庁もできていない段階で、性急な再稼働はどうか」と疑問を呈した。福井県連幹部は、橋下徹・大阪市長らが再稼働を批判していることを踏まえ「これまで(福井県内の原発が関西圏に電力を)供給してきたことに対する位置づけ、評価をしてもらいたい」と要望した。

 前原氏は同日朝のNHK番組でも「原子力安全委員会、原子力安全・保安院があるわけだから、仕事してもらう」と述べ、原子力規制庁の発足前でも、安全確認をしたうえで再稼働すべきだとの考えを示した。

PR情報
検索フォーム

おすすめ

「安保と原発」という利権構造の「最後の聖域」が瓦解(がかい)していく過程を見据え、転機の回路を探る。

大飯原発再稼働を地元に要請した野田政権。菅政権の「脱原発」がかすむ…。

5月に発足する新政権で、領土交渉が大きく進展する見通しはあるのだろうか。


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介
朝日新聞デジタル購読のご案内

朝日新聞官邸クラブ 公式ツイッター