'12/4/23
音戸清盛祭、大名行列430人
呉市音戸町の伝統行事「音戸清盛祭」が22日、呉市音戸町であった。メーンの大名行列には約430人が参加し、音戸大橋の一帯約1・5キロを練り歩いた。
清盛が主人公のNHK大河ドラマが放映されているうえ、今回の祭りは呉市の市制110周年記念イベントに選ばれ、地元は盛り上がった。
参加者は威勢の良い歌声に合わせて音戸瀬戸に面した道路を進んだ。赤や黄色の飾りを付けたみこしを引く「上下」や、4人1組が毛槍(けやり)を宙に投げて渡し合う花形の「投奴(なげやっこ)」などの演技を披露した。
雨が降る中の行列に沿道に集まった約2万人の見物客は、大きな声援や拍手を送った。
【写真説明】行列の花形「投奴」。毛槍を投げ渡す演技が沿道の見物客を魅了した(撮影・加田智之)