自民党が公明党と共同で青少年健全育成基本法案を今国会に提出するという動きが具体化してきました。両党は既に漫画などに対する法規制を主眼とした児童ポルノ禁止法改正案も提出しており、何というか執念をも感じさせますね。
『青少年の健全育成を阻害するおそれがあるメディア(コミック、アニメ、ゲーム、映画など)を規制・監督・指導し、違反者(作者、出版社など)を処罰するのがこの法案の趣旨。
規制されるのはポルノだけではないよ。
この法案は、教育上よろしくないと思われる描写全てを対象としている』
「違反者(作者、出版社など)を処罰する」というこの指摘は重要だと思います。規制反対派の中にも、ただ単に特定の描写が禁止されるだけと考えている方が見受けられますが、法律である以上は必ず罰金や懲役などの刑罰がセットになりますよ。
ちなみに韓国には青少年健全育成基本法案を先取りしたような「青少年保護法」と「未成年者保護法」という法律があり、「不良漫画」「淫乱漫画」(日本でいうところの「有害漫画」)を描いたとして漫画家が起訴された事件が起きています。
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◆ 青少年健全育成基本法の制定に関する請願 その1、その2
先週から自民党議員達が青少年健全育成基本法案の制定を求める請願を国会に次々と提出しています。どうやら本気のようですね。
◆ マンガ規制問題と警察庁生活安全局についての簡単なまとめ
◆ 違法ダウンロードに罰則 「2年以下の懲役または200万円以下の罰金」 民自公、著作権保護を強化 (日本経済新聞)
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漫画・アニメ・ゲームに規制の網をかける東京都青少年健全育成条例(2010年改正)とその雛形となった児童ポルノ禁止法改正案の問題を中心にした情報をお伝えしています。
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