【イスラマバード共同】アフガニスタンの情報機関、国家保安局の報道官は21日、首都カブールで爆弾テロを計画していたとして武装勢力5人をカブール郊外で拘束、所持していた爆発物約10トンを押収したと発表した。地元メディアが報じた。
報道官は「爆発物がカブール市内に持ち込まれていたら最悪の事態になっていた」と指摘している。
国家保安局によると、5人のうち3人はパキスタン北西部を拠点とするイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」のメンバーで、残る2人はアフガンの反政府武装勢力タリバンに所属。パキスタンから爆発物をトラックで輸送していたという。