2012年02月20日
The Elder Scrolls V: Skyrim ENBグラフィック設定Tips その1 [15]
Skyrim版「ENBSeries」の一般的なグラフィック設定手順を、自分なりの解釈で簡単に解説していきたいと思います。
Skyrim版「ENBSeries」のダウンロードはこちらから↓
http://enbdev.com/download_mod_tesskyrim.htm
筆者が利用しているENBSeriesのバージョンは「v0.102 Tatsudoshi」ですが、恐らくv1.101以降enbseries.iniやenbeffect.fxの内容に(デフォルト値は若干変更されています)大きな違いはないので、v1.101以降のENBならば本記事の解説が通用すると思います(今後どうなるかは分からない)。
▼ enbseries.ini以外のファイルについて
ENBseriesのグラフィック設定はenbseries.iniの各項目の数値を編集することが基本となりますが、実は一般ユーザーが編集可能な項目はenbseries.ini以外のファイルにも存在します。
まず、enbeffect.fxをメモ帳等で開いてみましょう。
この記述の下の内容が編集可能な領域です。
このような編集可能領域はd3d9.dllを除く各ファイルに存在しますが、他のファイルを開いてみると空だったり2つしかなかったりと大して用意されていないことが分かります。
というわけで、ENBのグラフィック設定は主にenbeffect.fxとenbseries.iniの2つのファイルを編集していく事になります。

▼ enbeffect.fxの設定
ではまずenbeffect.fxの各設定項目についてです。
こんな風になっていると思います。
デフォルトでは"(1.0, 0.9, 0.9);"となっているので、やや赤味がかったカラーフィルターが設定されている事になりますね。
ただし、頭に"//"という記述があるので機能しません。有効にするには頭の"//"を消してやる必要があります。
と思いきや、それだけでは有効になりません。
本来手を加えるべきではない、もっと下の記述"//color.xyz*=EColorFilter;"の頭の"//"も取っ払ってやる必要があるのです。そこまでして使う価値もない気がしますが・・・


(1.0, 1.0, 1.0); :左 (0.9, 1.0, 0.9); :右
このカラーフィルターは後でenbseries.iniを編集する際に邪魔になってしまうので、結局このまま無効にしておくのが無難です。
どうしても使いたい場合は上の方法で解禁しちゃいましょう。
次は、その下に並ぶ//POSTPROCESS 1〜4という記述について。
これらの記述は4種類用意されたポストプロセスそれぞれの設定項目で、ユーザーはこの4種類のポストプロセス1〜4の中から1つを選択肢し、そのポストプロセスの設定項目を編集する形となります。
ポストプロセスの種類を選択するには、編集可能な項目よりも上にある" #define POSTPROCESS"という記述の右の数字を1〜4の何れかの数字に書き換えます。デフォルト値は"3"です。
せっかくなのでPOSTPROCESS 3の設定項目だけでも説明できればとは思うのですが、残念ながらこの項目については最近まで全く触れていなかったので僕にもよく分かりません。
ただ、HDRのトーンマップ具合(あらゆる明るさの値)を司る重要な項目であることは確かなので、全く無視してしまう訳にもいかないようです。
また、この項目も後のenbseries.iniの編集に多大な影響を及ぼすので、とりあえずこの項目はデフォルトのままにしておいてください。
enbseries.iniの編集が終了した後に、enbseries.iniと合わせて編集し直すのが良さそうです。
「ENBグラフィック設定Tips その2」に続く・・・
Skyrim版「ENBSeries」のダウンロードはこちらから↓
http://enbdev.com/download_mod_tesskyrim.htm
筆者が利用しているENBSeriesのバージョンは「v0.102 Tatsudoshi」ですが、恐らくv1.101以降enbseries.iniやenbeffect.fxの内容に(デフォルト値は若干変更されています)大きな違いはないので、v1.101以降のENBならば本記事の解説が通用すると思います(今後どうなるかは分からない)。
▼ enbseries.ini以外のファイルについて
ENBseriesのグラフィック設定はenbseries.iniの各項目の数値を編集することが基本となりますが、実は一般ユーザーが編集可能な項目はenbseries.ini以外のファイルにも存在します。
まず、enbeffect.fxをメモ帳等で開いてみましょう。
冒頭に上のような記述が確認できると思います。//+++++++++++++++++++++++++++++//internal parameters, can be modified//+++++++++++++++++++++++++++++
この記述の下の内容が編集可能な領域です。
このような編集可能領域はd3d9.dllを除く各ファイルに存在しますが、他のファイルを開いてみると空だったり2つしかなかったりと大して用意されていないことが分かります。
というわけで、ENBのグラフィック設定は主にenbeffect.fxとenbseries.iniの2つのファイルを編集していく事になります。
▼ enbeffect.fxの設定
ではまずenbeffect.fxの各設定項目についてです。
こんな風になっていると思います。
一番上の"EColorFilter=float3"はカラーフィルターの項目で、"(#,#,#);"内の各数値は左からR,G,Bの値です。//float3 EColorFilter=float3(1.0, 0.9, 0.9);//modify these values to tweak various color processing//POSTPROCESS 1float...以下省略//POSTPROCESS 2float...以下省略//POSTPROCESS 3float...以下省略//POSTPROCESS 4float...以下省略
デフォルトでは"(1.0, 0.9, 0.9);"となっているので、やや赤味がかったカラーフィルターが設定されている事になりますね。
ただし、頭に"//"という記述があるので機能しません。有効にするには頭の"//"を消してやる必要があります。
と思いきや、それだけでは有効になりません。
本来手を加えるべきではない、もっと下の記述"//color.xyz*=EColorFilter;"の頭の"//"も取っ払ってやる必要があるのです。そこまでして使う価値もない気がしますが・・・
(1.0, 1.0, 1.0); :左 (0.9, 1.0, 0.9); :右
このカラーフィルターは後でenbseries.iniを編集する際に邪魔になってしまうので、結局このまま無効にしておくのが無難です。
どうしても使いたい場合は上の方法で解禁しちゃいましょう。
次は、その下に並ぶ//POSTPROCESS 1〜4という記述について。
これらの記述は4種類用意されたポストプロセスそれぞれの設定項目で、ユーザーはこの4種類のポストプロセス1〜4の中から1つを選択肢し、そのポストプロセスの設定項目を編集する形となります。
ポストプロセスの種類を選択するには、編集可能な項目よりも上にある" #define POSTPROCESS"という記述の右の数字を1〜4の何れかの数字に書き換えます。デフォルト値は"3"です。
せっかくなのでPOSTPROCESS 3の設定項目だけでも説明できればとは思うのですが、残念ながらこの項目については最近まで全く触れていなかったので僕にもよく分かりません。
ただ、HDRのトーンマップ具合(あらゆる明るさの値)を司る重要な項目であることは確かなので、全く無視してしまう訳にもいかないようです。
また、この項目も後のenbseries.iniの編集に多大な影響を及ぼすので、とりあえずこの項目はデフォルトのままにしておいてください。
enbseries.iniの編集が終了した後に、enbseries.iniと合わせて編集し直すのが良さそうです。
「ENBグラフィック設定Tips その2」に続く・・・