中二病エピソード 変わり者の自分
68 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/01(水) 11:36:06 ID:/Kriu1dt
ちょっと「変わり者の自分」に酔ってるっぽい友達が自作の小説を書いてるらしい。
今日、その設定とか用語とかをまとめたメモを見せてきた。
一部書いてみる。
主人公は記憶喪失。実は妖魔の王の生まれ変わり。片目が金色のオッドアイ。
対象の「死」を見、命を絶つことのできる魔力が宿る眼、「死読眼(デッド・リーディング・アイ)」を持つ。
なんか、森羅万象の属性の宿る宝殊「チェーン・エレメンタル」を探す旅をしているらしい。
そんな設定が長々と、そして沢山……
中学生ならともかく、大学生にもなってこれだからなぁ。こいつは逸才だぜ!
141 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/27(月) 21:10:39 ID:MNQ1I3Mu
>>68だが、友人やべぇ。やっぱり本物だ。
話してると「俺は常に仮面を被ってる、本当の顔は家族すらも知らない」とか普通に言うし、
ちょっと憂鬱なことがあると「世の中に蔓延る馬鹿な存在共を一掃するにはどうしたらいいか考えてる」とか言い出す。
これはレベル高い、友人やべぇ
143 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/28(火) 06:31:57 ID:7AFEN5kX
>>141
友人、まだ小説書いてるかい?
ラノベ板の自分で考えた厨設定スレでも見せてあげなよw
144 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/28(火) 18:50:48 ID:LV142M8g
書いてる書いてる、たまにあらすじ聞かせてもらって(聞かされて)るよw
それ見せるのも面白そうだけどもうちょっと泳がせてみるつもりw
それにしても友人の中二病はとどまるところを知らない。
今日も「いつもは隠してるんだが、夜になるとつい本性が現れそうになっちまう」発言。
大学からの帰り際に「今日は夜通し仕事だ…」とか言い出すので、
何の仕事かと聞けば「フフッ… さぁて、何の仕事だろうねw」
そんなはぐらかされたら気になるじゃん、と追及してみると「表沙汰にできない仕事だったらどうする?w」
更に「仕事仲間は俺の名前を知らない。俺も仕事仲間の名前を知らない。人員は全てコードネームで管理されている」
その後手をわきわきさせながら「…仕事は楽しいよ、かなりストレス解消になるからな」
極めつけに、口元にあやしい笑みを浮かべて「今日は…3人だな、フフ…」と意味深な発言。
多分、秘密裏に結成されてる闇の組織(暗殺集団?)にでも所属してるんだと思う。
いや〜 おもしろかった。
149 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/29(水) 01:54:34 ID:SG5gPH3C
>>144
年齢的にみて、早くも次スレのスレタイになり得るレベルww
定期観測たのむぜ
157 名前: おさかなくわえた名無しさん [sage] 投稿日: 2008/10/30(木) 19:31:17 ID:+WhY/BhV
>>149
今日も彼は中二病全開でした。
なんか聞いてもいないのに、PSPのガンダムのゲームやりながら突然「俺ってカナードに似てる」とか言い出す。
ガンダム知らないから、そのカナードってキャラについて解説してもらうと、
攻撃時に「消えろォォーッ!」とか叫んじゃうような人で、
戦うことに自分の存在意義を見いだしているとか
そんな感じのキャラらしい。
で、彼もガンダムSEEDのゲームやってる時に「消えろ、消えろ、消えろーッ!」とか言いながら敵機を撃墜してるそうで、
それを見た友人から「お前カナードみたいだな」って言われた、ということらしい。
十中八九言われてない。自分で自称して、それをさも言われたように言ってるだけだと思う。
あと、本人曰く「別にカナードのマネしてたわけじゃない、ちょっと素が出ただけ」という。嘘つけ。
ちなみに、今日そのガンダムのゲームやりながら何かに気づいたらしく、
ゲーム画面見ながら「なんだこいつ、強ぇ…!」とか言ってた。
多分誰かに「え、何が?」って聞いてほしいんだろうなと思ったのであえてほっといたら、
その後別の友人に聞かれるまで10回くらい「なんだこいつ…!」を連呼してた。
この辺からも、誰かに価値観とかを語りたい構ってちゃん気質があることがわかった。
あと、なんか不幸そうな顔してた時にどうしたのか聞いてみたら、
「最近5日連続で死にそうなほど恐ろしい夢を見ている」と言う。
「ここ数日は1日1時間も寝てない」と、元気そうで健康そうな顔をして語る。
そして、椅子にこしかけて、足を組んでうつむき加減になり額に手を当てた、かっこいいポーズで悩む。
そして呟く極めつけの一言「これが俺の業なのか…」
表沙汰にできない仕事なんかしてるからだよw
典型的すぎて、ほんとに見ていて飽きないヤツだw
そろそろこのスレにも書き込みしすぎだから自重しようと思ってるのに、
次から次へとネタを提供してくれるから困るw
205 名前: 157 [sage] 投稿日: 2008/11/13(木) 12:02:32 ID:i4CaE8sV
>>157シリーズの者です。
もうそろそろやめとこうと思ってたけど、面白すぎて書きに来ざるを得なかった。
友人の設定は底無しらしい。
設定炸裂しすぎでやばいので、いろいろまとめてみる。
●自分の人格について
「俺のイメージカラーは深い黒に濃い赤を混ぜたような感じ。
でも知り合い曰く『氷のような冷たさを感じる青色って印象も受ける』らしい。
まあ時々『俺に近寄るな…』って感じで、本性に近い性格が出てしまうから、そのことだろうな
本性がバレてしまったら、俺に対する見方がコロッと変わるから隠しているんだが」
●仕事について(概要は>>144参照)
「この前仕事仲間がしくじって全治3週間の怪我をした。
まあ、俺の業界では全治3ヵ月の怪我くらいよくあることだから、かなり軽傷だな。今も10人程入院してる。
幸い俺はしくじったことがないが、あの仕事はまともにやったら手足の2、3本軽く吹っ飛ぶだろうな。」
「最近情報網に引っ掛からない仕事仲間が数人いるが、
バックレてるだけなら情報網に引っ掛からないことはないはず。まさかとは思うが…」
「あんな仕事してるせいで、人間という出来損ないの生物の汚いところを全て見ちまったよ。
業と欲にまみれた汚い存在… こんな世界が嫌になるよ。
だが一番汚く嫌いな人間が誰かって言ったら――― それは俺自身だけどな。」
妄想!爆走!命がけ!
もうこの人、恐ろしいほど面白い。大学生だよ?
よくもまあ恥ずかしげもなくこんな設定披露できるもんだ。天然記念物だよ。
ちなみに「おまえ鬼畜だな」とか「悪魔のような奴だw」とか言ってやると
目を輝かせてニヤニヤしながら「ありがとう、最高の誉め言葉だ」みたいに喜ぶ。
彼が己の痛さに気付くのはいつの日か。
中二病エピソード 髪が汚い幽霊
昔、るろうに剣心の剣心に憧れていた時期があった。
あったつーか、自分は殺人剣の使い手だと本気で思ってた。
剣心みたいな縛ったロン毛に憧れて、髪を伸ばしたんだが、そもそも天パーなのでよれよれ。
もう完全にただのキモヲタヘアスタイルだった。
もちろん、剣の鍛錬は欠かさなかった。
竹の棒きれを拾ってきて、それになぜか包帯を巻いて柄を作った。
毎晩決まった時間、夜遅くにこっそりと家を出て、家から少し歩いた所にある河原で素振りをしていた。
無論、素人だ。殺人剣はおろか、剣道すらならったことがない。
るろ剣に出てくる技をイメージしながら「土流閃!」と心で叫びつつ、河原の小石を吹っ飛ばした。
ちりじりに跳んでいく小石が、ぽちゃぽちゃと川面に音をたてるたびに、俺は異常な満足感を覚えていた。
俺は強い! と小石を川に飛ばしただけでご満悦だった。
その後、暫くして近所では「毎晩決まった時間になると、河原に髪が汚い幽霊が出る」と噂が立ち始めていた。
正直心外だった。
人知れず街を守る剣士のつもりだった俺は「やはり流浪人は理解されないものだな」などと思い違いをした。
付近の住民に迷惑をかけてはいけないと、噂を聞いてからは家の裏で修行することにした。ちょうど、残暑も薄らいできた九月も半ばの頃の話だ。
河原以外での初めての修行は、本当に気持ちのよいものだった。
月明かりがとても綺麗で、風も適度にある。
そして一心不乱に剣を振る俺。
雲が流れて月に朧がかかり、暫くするとまた月光が俺の顔を照らす。
あまりにも決まりすぎたシチュに、俺は自分自身に鳥肌がたってしまった。
そろそろ今夜の修行を終えようかと、大上段に振りかぶって腰を捻り、袈裟に切り下ろした。
風が吹く。
長髪を風が撫でる(実際は汚いモジャ毛がわさわさしてただけだと思う)――決まった。
「何やってんだ……お前」
出張中のパパ上が帰ってきたでござる!
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