サッカーボール:アラスカ沖の島で発見 被災地のものか
毎日新聞 2012年04月21日 18時35分(最終更新 04月22日 00時32分)
米アラスカ沖のミドルトン島に漂着したサッカーボール=米海洋大気局提供(共同)
東日本大震災による津波で太平洋に流失した可能性のあるサッカーボールが、このほど5千キロ以上離れた米アラスカ沖の太平洋にあるミドルトン島の海岸に漂着しているのが見つかった。
関係者によると、ボールには「2005・3 長部小3年より」と書かれている。大きな津波被害が出た岩手県陸前高田市に同名の小学校があることから、日米当局などが関連を調べている。
持ち主が確認されれば、大震災の津波で流失して北米地域に漂着した物が返還される初めてのケースになる可能性がある。(ロサンゼルス共同)