2012年04月17日

浜松にて

/来々軒@静岡県浜松市西区にて支那そば/しんはまにてしんはま御膳/らーめん酒家驛麺浜松にて醤油らーめん/

 あちらこちらに手を尽くして何とか時間を捻出して。
 あちらこちらの友達にも会いたいけど、あまり早めにお誘いして構えられると恐縮してしまうので、いけるかいけないかの瀬戸際でいける方が高くなってから。
 駅から徒歩では行けないというか行く気も起きないお店に行きたいので、無理を承知で車を出してもらって

 浜松駅に着いてあまりにもいい天気なので、「やっぱり素通りはできないよなぁ」と連絡すると「私も行きます!」と数秒でメールの返信があって。

 送ってくれた友達はちょっと用事があると立ち去ってしまったので、自衛隊演習機空路真下に投下された感じ、30分前に連絡した友を待ちます。
 来々軒@静岡県浜松市西区全国食べ周りにすとによると「浜松忍者系」と呼ぶとのこと。
 お店の場所は「浜松市の北西の方」としか説明できませんので、公共機関で行かれる方は浜松駅からバスでどうぞ。
 稀に立ち上げやと呼ばれ、新店をオープンさせて定着させるまでに史上の喜びを感じるけれども、定着したらお弟子さんにさっさとお店を譲ってまた立ち上げに奔走する人がいます。

 ホームラン軒、木猿、ワンタン軒、なばり、小六、師匠と言えば師匠だけどちょっと違う感じ、皆に「忍者」と呼ばれる店主さんが今、いらっしゃる店。
 店内は左手奥の厨房を囲むカウンターが10席程度、右手は小上がり8席程度、奥にちょっと仕切られたテーブル席、に、どやっと座りました。
 座り掛けに「二人ほど、呼んでおいた」と弁、こちらとしてはラーメンの話が出来る人が多ければ多いほど嬉しいのですが、1人はどうしても外せない用事があるとのことで1人がすぐに来て。

 って、平日のお昼に連絡して飛んでくると言うのはどのくらい軽いフットワークなんだろう、自分が呼ばれたら対応できるだろうか。
 「大抵は用事が入っているのだけど、今日はたまたまぽっかり空いていて」と言われ、そう、会える人とはどんな障害があっても会ってしまうし、会えない人とはどれだけ周到に準備しても会えないし。

 気になるメニューが多い中で3杯くらい食べたかったけどもう若くないので、スタンダードである支那そば650円
 関東で「支那そば」といえば支那そばやの澄んだスープの塩ラーメンか、昔ながらの薄味醤油のラーメンを指しますが、浜松で支那そばと言えば忍者系店の真っ黒い醤油ラーメンを指します。
 スープの色としょっぱさは正比例しないこと程度は分かっていて、何の躊躇もなくスープを飲んでみると真っ青に晴れ渡った大空のすっきり感にも似た醤油ダレベースの豚骨スープ、これは旨いぞ。

 恐れを抱くほどの豚骨スープに合わせてあるのは真ん丸い細麺、季節毎、天候に応じてスープの出来と麺の打ち方を変えるために自家製麺、これでこの値段は何かがおかしい。
 チャーシューは程よい柔らかさでとても美味しいのですが、量が何となく「知り合いの知り合い仕様」に思えるほど多く、ありがたい気持ちで一杯です。
 ぱらっと添えられているメンマもしっかりした下処理が施され、小間切れの青ネギはスープを泳いでスープの香りを引き立てます。

 ふわぁ、美味しかった、ご馳走様でした。
 食べる前から、食べている時、食べ終わっても、ラーメン談義、こんなにラーメン談義が楽しいとは。

 その後、友達に浜松駅近くのどうしても行きたかった和食お店に連れて行ってもらいます。
 こちらでもパラシュート投下よろしく1人で降りてお店へ、お店の住所だけを頼りに向かいました。

 入口が正面を向いていない民家のようなしんはま、築10年以上と勝手に思い込んでいましたが、実際は2年目とのこと。
 厨房には板さんというか店主さんが構えており、奥さんが配膳や会計を手伝い、おいまわしと思われる若い店員さんが盛り付けなどをされていました。
 平日のお昼はランチメニューで日替わり定食800円からごちそう会席3500円まで揃っていましたが、とりあえず初めてなのでしんはま御膳1500円

 付け合わせの季節の天ぷらはタ
ケノコ、ノビル、ゼンマイなどの山菜で、おろしを浸したダシで頂きます。
 この地ではスタンダードな厚切りの刺身、今日はマグロでしたが次回はこの地の魚で食べてみたいです。
 イカの〆ものも厚切りでしたが僅かに歯ごたえを残すだけの美味しさ、香の物にお味噌汁、ふんわりとしたご飯もいい感じでした。

 ご馳走様でした、関東圏を出ると滅多にラーメン以外は食べないのですが、この店にはまた食べに来てみたいです。

 食べ終わって友達のお店で再びラーメン談義、1時間程度のつもりが3時間も話し込んでしまって。
 あまりにも話しが面白いので時計をチェックするのをすっかり忘れてしまいました。

 15分ほど歩いて浜松駅、来た時にチェックしておいたらーめん酒家驛麺浜松のドアをくぐります。
 ジェイアール東海フードサービスが手がけるラーメン店、東海道新幹線の新大阪、京都、名古屋、浜松、静岡にある驛麺通りが全面的にリニューアル(静岡のはそのまま、尾張一宮にもある)、ラーメンだけでなくアルコール類も充実。

 ということで先ずは生ビール中480円にて一人お疲れ様会。、
 メニューを眺めてみるととんこつ、とんこつ醤油、醤油、塩、味噌、と一通り揃っていて定食メニューも豊富です。

 浜松に来たら絶対に食べてみたいと思っていた浜松餃子、鉄板に丸く並べるには12個頼まなくてはなりませんがそこまで食べたくないし時間もないしと6個の浜松餃子380円。
 茹でもやしを添えればなんでも浜松餃子ってわけじゃなくて、甘味のあるキャベツと豚肉の餡がウリだと思うんですが。

 電車までの時間がないので一緒に頼んでおいた醤油らーめん700円、餃子と一緒に出来上がって来ました。
 昨日、今日のアルバイトでも間違えずに調理できる組み立て式のメニューで、甘めの醤油ダレに薄っぺらいダシスープは想定していた味よりかなり落ちます。

 中細麺は固くなく柔らかくもなく、さりとてちょうど良いわけではないし。
 投げ入れたようなチャーシュー、メンマ、青ネギ、うーん、どうしたものか。
 以前の方が良かったとは思いますが、色々と考えるところがあるのでしょう。

 青春18きっぷは持っていないけど在来線で帰宅。
 小田急線では真っ赤な車体に揺られているとやっと返ってきた感じになります。
 ラストワンマイルはバスで、そんなに待たされずに連絡できて良かった。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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