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2012年4月22日1時0分

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小中学生おぼれ、助けようとした男性死亡 大阪・茨木

写真:水難事故があった安威川。中央の飛び石付近から流されたとみられる=21日午後7時47分、大阪府茨木市西河原1丁目、飯塚晋一撮影拡大水難事故があった安威川。中央の飛び石付近から流されたとみられる=21日午後7時47分、大阪府茨木市西河原1丁目、飯塚晋一撮影

図:地図拡大地図

 21日午後2時10分ごろ、大阪府茨木市西河原1丁目の安威(あい)川で、「人がおぼれている」と通行人の女性から119番通報があった。茨木署によると、小中学生3人が深みにはまり、うち中学2年の男子生徒(13)が意識不明の重体。2人は無事だった。救助にあたったとみられる同市庄2丁目、会社員岡隆司さん(34)の行方が分からなくなり、約30分後に救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。

 茨木署によると、男子生徒は小学3〜6年の男子児童3人と計4人で、川を横切るようにコンクリートブロックが並んだ浅瀬で遊んでいた。うち男子生徒と小4の児童(9)、小6の児童(11)の3人が浅瀬の下流側の深み(水深約5メートル)にはまり、小6の児童は自力で脱出。男子生徒と小4の児童が通行人らに救出された。児童3人は兄弟という。岡さんは服を着たまま飛び込んだといい、ほかに2人が救助にあたったという。

 付近の川幅は約30メートル。岡さんが発見されたのはブロックから約10メートル下流で、水深は2〜2.5メートルだった。

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