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関経連 早急にTPP参加表明を4月17日 15時17分
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関経連=関西経済連合会の松下正幸副会長は、17日、枝野経済産業大臣と会談し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について、今月末から来月初めに開く方向で調整が進められている日米首脳会談までに交渉参加を表明できるよう、検討を急ぐよう求めました。
この中で、関西経済連合会の松下副会長は「TPPに参加することで、日本や関西の製造業は、生産や輸出、就業者が増加するというプラスの試算結果が出ている」と述べました。
そのうえで、松下副会長は「大型連休中にも野田総理大臣が訪米すると聞いているが、できればそのときまでに、TPPへの交渉参加を表明するぐらいのスピード感をもって進めてほしい」と述べ、今月末から来月初めに開く方向で調整が進められている日米首脳会談までに交渉参加を表明できるように検討を急ぐよう求めました。
これに対して、枝野経済産業大臣は「TPPの交渉参加に向けた関係国との協議は一巡したものの、引き続き数か国との協議が必要だ」と述べ、関係国との協議を踏まえて、政府としての検討を進めたいという考えを示しました。
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