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できごと
【大阪から世界を読む・韓国警察大失態(上)】レイプ被害者はこうしてバラバラにされた… 凶悪犯より恐ろしい韓国警察の「無能」
今年4月、韓国ソウル近郊の水原(スウォン)で、暴行された女性(28)が殺害され、バラバラに切り刻まれる事件が起きた。それだけでも悲惨だが、実は被害女性は暴行直後に110番通報し、警察に助けを求めていた。しかし警察はその悲痛な叫びをまともに取り合わなかった上に、初動捜査でミスと怠慢を繰り返し、女性は殺害された。しかも、警察はその後、自らのミスを隠蔽(いんぺい)しようと報道発表でウソを重ねた…。「無能でウソをつく警察は凶悪犯より恐ろしい」。韓国メディアがそう評したずさんな対応とはどんなものだったのか。
(木村成宏)
通報から13時間後
韓国各紙の報道によると、事件の経緯は以下の通りだ。
4月1日午後10時半ごろ、女性は、水原市の住宅街を歩いて自宅に向かっていた。電信柱の後ろから不意に現れた韓国系中国人の男(42)と肩がぶつかった。男は激しくののしり、女性は押し倒された。「私が悪かった。助けてほしい」。女性は許しを求めたものの、男に連れ去られた。
近くにある男の自宅アパートに連れ込まれ、暴行を受けた。その後、女性は男がトイレにたった隙をみて、部屋の内側からカギをかけ、自分の携帯電話で112番(日本の110番に相当)通報。拉致された場所や、監禁された場所近くの小学校名、性的暴行を受けたことなど、被害状況を比較的正確に伝えた。
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