福島県内ニュース

県、65通メール消去 SPEEDIデータ

2012年04月21日 09時53分配信

東京電力福島第一原発事故発生後、県にメールで送信された「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)」の試算データが消去されていた問題で、県災害対策本部は受信したメール86通のうち65通を消去していたことが20日、内部調査で分かった。

県はこれまで最初にデータを入手したのは13日午前としていたが、実際は事故翌日の12日深夜だった。

入手データを住民の避難誘導に活用できなかった実態が判明し、県は関係した職員の処分を検討する。

県はデータ非公表を批判している浪江町に謝罪した。

トップへ