福島県内ニュース

再犯防止策発表 福島自立更生センター

2012年04月20日 09時07分配信

福島市の福島自立更生促進センターの入所者が再犯した問題で、福島保護観察所は19日、入所者の就労状況の十分な把握など4項目の再発防止策を発表した。

観察所は再犯の原因として(1)就労状況を十分に把握していなかった(2)被害弁償の問題を解決できなかった(3)センター退所後の身近な相談先がなかった―などを挙げた。

その上で再発防止策として、(1)協力雇用主などに就職させて就労状況を確実に把握する(2)仮釈放直前にもセンター保護観察官の面接を実施する(3)多額の負債や被害弁償義務の有無などの必要に応じて法テラスを活用させる(4)センター保護観察官と退所先地域担当保護観察官の複数担当制にする―の4項目をまとめた。

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