スマホ:悪質ウイルス被害 8割がアンドロイド

毎日新聞 2012年04月21日 11時01分(最終更新 04月21日 11時32分)

 情報セキュリティー会社の担当者は「基本ソフト公開されていることで、ウイルス作成が安易になっている側面はある。また、アンドロイド端末向けのアプリ市場は複数あり、チェックも甘い」と指摘する。

 市場調査会社・コムスコアによると、国内でのスマホと従来の携帯利用者のうち、スマホ利用者の割合は10年9月に約5%。それが今年2月には約19%まで増加した。その間、スマホ利用者のうちアンドロイド端末が占める割合は14%から62%まで急増している。

 グーグルは「今年2月までに自社で管理するアプリ市場はチェックを厳重にした。最初から万全なセキュリティーシステムは存在せず、改良を重ねている」とコメントする。

 独立行政法人・産業技術総合研究所の渡辺創・セキュアサービス研究グループ長は「不審なアプリは原則購入しないこと。また、最新のセキュリティー対策が施された基本ソフトの更新をこまめに行ったり、悪質プログラム対策ソフトを導入したりすることも有効」と話している。

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