スマホ:悪質ウイルス被害 8割がアンドロイド

毎日新聞 2012年04月21日 11時01分(最終更新 04月21日 11時32分)

 グーグルの基本ソフト「アンドロイド」を搭載するスマートフォン(多機能携帯電話、通称・スマホ)を狙ったウイルスの危険性が深刻化している。2月までに確認されたウイルスや悪質プログラムは1358個に及び、アンドロイド端末を狙ったものは8割を超える。アンドロイドはプログラムを公開しているため、ウイルスなどを作成しやすいといい、専門家らは注意を呼びかけている。【岸達也】

 情報セキュリティー会社トレンドマイクロ(本社・日本)やカスペルスキー(本社・ロシア)によると、確認されたウイルスや悪質プログラムは、スマホに登録された電話帳や通話内容を録音したデータを漏えいするものなど、さまざまある。他にもスマホの位置を示すGPS(全地球測位システム)データを漏えいしたり、政治的なメッセージが勝手に送信される例もある。

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