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'12/4/20

波及効果は?フライトロード



 県道「広島中央フライトロード」の三原市本郷町―大和町間約7キロの部分開通から、20日で1年になる。市は観光振興に期待し、開通に合わせて沿線に公園を整備するなどした。しかし周辺地域全体への波及効果は、まだ明確には見えてこない。

 フライトロードの一部にはアーチ幅が380メートルと日本一広い広島空港大橋がある。市は大和町に橋を見渡せる展望デッキを備えた棲真寺公園を約1億7500万円かけて整備。昨年4〜12月の間に約1万4200人が訪れた。

 近くの棲真寺山オートキャンプ場の2011年度の利用者数は2345人で、前年と比べて約5%増。管理を担う住民グループの梶田雅子さんは「いい影響が出ている。さらなる利用増につなげたい」と意気込む。

 一方、近くの観光農園「果実の森公園」の11年の年間利用者は約4万2700人で、前年より約7%減った。大江秀子主任は「開通で増えると思ったが、期待外れ」と話す。「行政も含めて地域全体をPRする必要がある」と望む。

 市観光文化課は今後、隣接する広島県世羅町とも連携して周辺の観光PRを強化する方針。小島敬蔵課長は「継続的に観光客を呼び込めるよう、情報発信に努めたい」としている。

【写真説明】開通から1年を迎える広島中央フライトロードの広島空港大橋




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