フットサルのイタリアプロリーグの選抜チームが30日、兵庫県宝塚市小浜1の市立スポーツセンター総合体育館で関西選抜チームと国際親善試合を行う。宝塚市出身で現在、同リーグ1部のセリエAで活躍する吉田輝選手(25)がイタリア選抜を率い、本場のフットサルを披露する。
フットサルは1チーム5人でプレー。サッカーに比べ、ピッチが縦40メートル、横20メートルと小さく、スピードとテクニックが求められる。
吉田選手は中学時代、宝塚FCに在籍し、岡崎慎司選手(現・独シュツットガルト)とともにプレーした。神戸弘陵高校2年の時にイタリアに渡り、21歳でフットサルに転向。現在はセリエAのフェレンティーノに所属し、日本代表経験も持つ。
国際親善試合は、吉田選手が在籍した宝塚FCを中心に企画され、競技の普及と地域活性化を目的に開催。関西選抜は関西フットサルリーグのチームの選手で構成する。フットサル教室なども実施し、トップ選手の技術に触れる場を設ける。
吉田輝選手の母千鶴さんは「フットサルはイタリアでは人気スポーツ。本人も、お世話になった宝塚でフットサルを盛り上げるために協力したいと言っている」と話す。また、宝塚FCの高原渉代表は「本場のプレーはスピード、迫力が違う。子どもたちに見てもらいたい」と観戦を呼び掛けている。
キックオフは午後6時。入場料は中学生以上1500円、小学生1000円。実行委員会のホームページhttp://www.italia430.com(松本大輔)
(2012/04/20 09:15)
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