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2012年4月20日(金) 19:14 |
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美容院経営者殺人で懲役12年の判決
去年11月、岡山市の美容院で経営者を殺害した罪に問われている男の裁判員裁判です。 岡山地裁は男に対し、懲役12年の判決を言い渡しました。
殺人の罪に問われているのは、倉敷市児島の藤原翔平被告(28歳)です。 判決文によりますと、藤原被告は去年11月、岡山市の改装工事中の美容院で、経営者の池上正晃さん(当時32歳)の後頭部を、ハンマーで数回殴って殺害した罪に問われています。 20日の判決で、岡山地裁の森岡孝介裁判長は、「無防備な被害者の後頭部めがけて凶器で執拗に殴りつけた犯行は極めて悪質」としながらも、「犯行は突発的で、被告は、上司である被害者から厳しい命令や指導を受けていて肉体的にも精神的にも疲弊していた」として、懲役17年の求刑に対し、懲役12年の判決を言い渡しました。 判決を受け、被害者の兄は、「被告には反省し、更生して一日も早くやり直してほしい」と話しました。 弁護側は判決を受け入れ、控訴しない方針です。
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