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韓国の男女差別 アジアで最も深刻=米団体報告書
2012/04/20 16:12 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【上海聯合ニュース】米ニューヨークに本部を置く非営利団体、アジアソサエティーの報告書で最も男女差別が深刻なアジアの国に韓国が挙げられた。AP通信が伝えた。

 アジアソサエティーは健康や教育、経済活動、政治的リーダーシップなどの分野で女性が置かれている状況について調査し、その結果を報告書としてまとめた。

 男女不平等が最も深刻な国は韓国で、パキスタン、インド、カンボジアが続くとした。

 男性賃金に対する女性の賃金の割合は、韓国が51%で最も低かった。次いでネパール、バングラデシュ、中国が続いた。日本も約60%程度にとどまった。

 企業役員のうち、女性が占める割合は日本が0.9%、韓国が1.9%。中国は8.5%で、3カ国とも世界平均(21.0%)を大きく下回った。

 アジアは女性国家元首を最もたくさん輩出しているが、父親や配偶者らから譲られたケースが多く、王朝時代の伝統が残っていると分析した。

 また報告書は、韓国と日本について人材開発の面で優れているが、女性については芳しくないと指摘した。

sarangni@yna.co.kr