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2012年4月19日(木) 19:30 |
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高松市、1社と5000万の契約
高松市が市営住宅の樹木の伐採工事に関して、特定の1つの業者に偏った発注をしていたことが分かりました。 高松市は、この業者と4年間で100件5000万円以上の契約を結んでいました。
高松市によりますと、2009年度から今年度にかけて、市内4か所の市営住宅の樹木伐採工事に関し、高松市内の建設業者1社とあわせて100件5000万円余りの契約を結んでいました。 この業者との契約は1件ごとの随意契約で、当時の担当課長2人の決済で行われていました。 この業者と契約する前の2008年度の伐採工事は7つの業者で、契約金額、あわせておよそ230万円となっていて、この業者と契約した2009年度以降、1つの業者との5000万円の契約は考えれない契約だとしています。 高松市は5000万円余りの契約のうちおよそ1800万円は、まだ支払っていないということで、当面の間、支払わないと業者に通告しています。 高松市の調査に対し、市の担当職員は「業者からの金銭の授受や暴力行為などは無かった」と説明していますが、高松市では調査チームを設置し詳細を解明する方針です。
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