母親の遺体を自宅に放置したとして、大阪府警は19日、大阪府泉大津市東助松町3丁目、長男で無職の福田勇容疑者(54)を死体遺棄の疑いで18日に逮捕したと発表した。容疑を認めており、「母は今月初めに帰宅した時に死亡していた」と話しているという。
泉大津署によると、福田容疑者は16日正午すぎ、自宅で死亡した母親の久子さん(83)の遺体を放置した疑いがある。久子さんに目立った外傷は無く、死後数週間とみられるという。
福田容疑者と久子さんは、アパートの一室に2人暮らし。母親と連絡が取れず不審に思った次男(48)が16日昼に福田容疑者方を訪れ、居間の布団の中で死亡していた久子さんを発見した。当時、福田容疑者は自宅におらず、連絡も取れなかったという。