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2012年4月17日11時38分

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海賊版ダウンロード罰則化検討 与野党に議員立法の動き

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図:ダウンロード罰則化のイメージ拡大ダウンロード罰則化のイメージ

写真:ユーチューブ上で、著作権侵害の疑いから削除された場合の画面拡大ユーチューブ上で、著作権侵害の疑いから削除された場合の画面

 ウィニーなどのファイル共有ソフトやユーチューブなどの動画投稿サイトを通じ、インターネット上に流れる音楽やアニメ、映画などの海賊版。こうした海賊版のダウンロード(受信)に刑事罰を科す著作権法の改正案が議員立法で今国会に提出されようとしている。ただ、ネット界への影響について議論が尽くされたとは言えず、ネットユーザーを中心に批判の声も上がっている。

 「○○さんによる著作権侵害の申し立てにより削除されました」。ユーチューブをのぞくと、こうした文言を見かけることがある。投稿されたファイルが海賊版だったのだ。

 そもそも海賊版のアップロード(配信)は、1997年の法改正で違法であることが明確になり、罰則の対象となっていた。ダウンロードは、2010年から違法になったが、罰則化は「議論が尽くされていない」として見送られた経緯がある。だが、日本レコード協会の同年の推計では、国内で年間43.6億の海賊版ファイルが流通しており、「対策が不十分」という不満が、音楽業界を中心に根強かった。

 このため、協会などは、ダウンロードの罰則化を政界に働きかけ、自民、公明が検討を始めた。こうした動きをネットユーザーが察知。ネット掲示板の2ちゃんねるには「適当に理由付けて家宅捜索できるだろ。かなり危なくねーか?」「可決されたらインターネット終わる」などの書き込みが見られる。両党にも、「『ネット界の自由を阻害する』として反対意見が相次いで寄せられている」(関係者)という。

 しかし、両党は16日までに、海賊版と知りながら音楽や動画をダウンロードした場合、懲役2年以下、200万円以下の罰金を科す改正案を提出することを決めた。

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