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偕楽園梅まつり 客足伸びず4月19日 10時37分
梅の名所として知られる水戸市の「偕楽園」などで2月から開かれていた「梅まつり」の観光客数は、梅の開花の遅れや週末の悪天候などの影響で、おととしの半数近くの57万8000人となりました。
日本三名園の1つ、水戸市の偕楽園にはおよそ3000本の梅の木が植えられ、開花の時期に合わせて「梅まつり」が開かれています。
ことしは2月18日から始まりましたが、寒さで梅の開花が遅れ、祭りの期間を8日間延長して今月8日まで開かれました。
「梅まつり」の実行委員会によりますと、ことしの「梅まつり」に訪れた人は57万8000人で、震災で途中で打ち切られた去年を6万人余り上回ったものの、おととしの105万3000人に比べ、半数近くに落ち込みました。
これについて、実行委員会は、ことし2月から3月にかけて寒さが厳しく梅の開花が遅れたほか、週末に悪天候の日が多かったことが影響したのではないかとみています。
また、団体客が大きく減少していて、来場したバスの台数は1931台と、おととしの6割に減ったということで、実行委員会では、原発事故による風評被害も影響したとみています。
実行委員会は「厳しい結果となり、残念です。来年は、団体客の誘致に積極的に取り組みたい」と話しています。
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