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“花粉の飛散 来月上旬まで”
4月19日 18時2分

今シーズン、スギとヒノキの花粉の飛散が終息する時期について、環境省は、気温の低い日が続いていることなどから、去年よりも1週間から3週間程度早く終わり、最も遅い関東北部や東北などでも、来月上旬になるという予測を発表しました。

環境省によりますと、今シーズンのスギとヒノキの花粉は、気温の低い日が続き開花した花の数も少ないことから飛散する量も全国的に少なくなっており、これに伴って去年に比べて1週間から3週間程度早く終息するということです。このうちスギ花粉の飛散は、九州南部と中国地方の一部ですでに終息したとみられ、それ以外の九州や中国、四国にかけてもまもなく終わる見込みです。
また、近畿から関東南部にかけては、一部の地域で飛散量が非常に多くなっているものの今月中には終息するとみられ、北陸、関東北部、それに東北などでは、来月上旬に終わる見込みです。
一方、ヒノキの花粉は、九州、中国地方、四国では一部の地域で飛散が非常に多い状態が続いているものの今月中には終息するとみられ、近畿から北海道にかけても来月上旬に飛散が終わる見込みです。環境省は、「スギとヒノキの花粉の飛散が終わっても、イネ科の花粉の飛散が予想されるので注意してほしい」としています。

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