京のお店:焼肉 高麗(城陽市) /京都
毎日新聞 2012年04月10日 地方版
◇オモニの味「ビビンバ」
在日コリアン2世の東輝男さん(64)、純子さん(61)夫妻が90年、近鉄久津川駅から南東へ徒歩4分の国道24号沿いに開店。東さんは城陽市の委託で韓国語通訳を務めたこともあり、韓国慶山市との姉妹都市提携(91年)にも一役かった。
お勧めはオモニ(母)の味を受け継ぐ「石焼ビビンバ」(998円)や「イカフェ(イカの酢みそあえ)」(1050円)。家族連れにはロースやカルビ、塩タンなど肉5種類と石焼ビビンバ、チヂミ、のり巻きなど計11品が付く「ファミリーセット」(1人前3000円、2人前から)がお得。今月中にランチタイムに「焼肉弁当」(価格未定)も売り出す。東さんは「良質な和牛のおいしさを透き通る黄金色のタレで召し上がれ」とPR。
午後5〜12時。第1、第3水曜定休。城陽市平川古宮12の1。電話0774・55・0213【村瀬達男】