祇園 暴走車事故を踏まえ、免許の在り方検討「法改正も視野」 有識者会議設置へ
産経新聞 4月19日(木)15時29分配信
京都・祇園の暴走車事故を踏まえ、松原仁国家公安委員長は19日の会見で、てんかんなど一定の病気に絡む運転免許の在り方について検討する有識者会議の設置を警察庁に求めたことを明らかにした。
これを受け、警察庁の片桐裕長官は「制度、運用の両面から、また(道路交通法の)法改正も視野に入れながら具体策の検討を進めたい」と述べ、有識者会議を早期に設置し、社会参加の確保やプライバシー保護といった問題にも配慮した上で、運転免許制度の在り方について検討する考えを示した。
また、暴走車事故の当夜に京都府警の本部長と交通部長が署長会議後の懇親会で飲酒していた問題について、片桐長官は「捜査に支障を生じたという認識は持っていないが、社会的反響が大きく、やはり配慮に欠ける部分はあったと言わざるを得ない」と指摘した。
【関連記事】
祇園・暴走事故から1週間 焦点はてんかん発作の有無
またも“てんかん患者”が事故…差別ダメだが被害者は浮かばれず
後を絶たない暴走車 病気の発作、無差別殺傷…
京都・祇園の事故 容疑者家族「いつか事故を起こすのではと心配していた」
症状は「地味」…気付かれづらい高齢者のてんかん
北は米視野に「極軌道」を狙った
これを受け、警察庁の片桐裕長官は「制度、運用の両面から、また(道路交通法の)法改正も視野に入れながら具体策の検討を進めたい」と述べ、有識者会議を早期に設置し、社会参加の確保やプライバシー保護といった問題にも配慮した上で、運転免許制度の在り方について検討する考えを示した。
また、暴走車事故の当夜に京都府警の本部長と交通部長が署長会議後の懇親会で飲酒していた問題について、片桐長官は「捜査に支障を生じたという認識は持っていないが、社会的反響が大きく、やはり配慮に欠ける部分はあったと言わざるを得ない」と指摘した。
【関連記事】
祇園・暴走事故から1週間 焦点はてんかん発作の有無
またも“てんかん患者”が事故…差別ダメだが被害者は浮かばれず
後を絶たない暴走車 病気の発作、無差別殺傷…
京都・祇園の事故 容疑者家族「いつか事故を起こすのではと心配していた」
症状は「地味」…気付かれづらい高齢者のてんかん
北は米視野に「極軌道」を狙った
最終更新:4月19日(木)15時29分
Yahoo!ニュース関連記事
- 有識者会議で対策検討へ=持病ある運転者の免許制度―警察庁(時事通信) 13時14分
- 持病隠し重大事故、法改正視野に有識者会議(読売新聞) 13時7分
- <祇園暴走>懇親会飲酒、配慮欠けた 警察庁長官写真(毎日新聞) 13時5分
- 持病ある運転者への対策検討=交通部長会議で警察庁長官(時事通信) 17日(火)19時38分
- 運転免許「制度、運用の両面で対策検討」 祇園暴走事故で警察庁長官(産経新聞) 17日(火)18時38分