昨夜の彼
私のところに帰ってきたのは
10時47分。
退散時間は11時05分
時間がどうより、
昨夜も玄関で、
いっぱいキスをしてくれて、
抱きしめてくれて、
他にも色々と・・・
先週の金曜日もそうでしたが、
昨夜は先週の金曜日よりもっと、
でした。
彼と私は
もう10ヶ月、セックスもしてなければ、
彼の手さえ、
私は触らせてもらえてませんでした。
先週の金曜日も昨夜も、
私からは何もしてないです。
私は何も言ってません。
彼はどうしちゃったのかな?
それは、
私にとって良い風に理解してよいのか、
逆に、悪い方に考えなきゃならないことなのか?
良い風に理解するということは、
彼の中で何かが溶け始めて、
私との未来を前向きにちゃんと考えようとしているということ。
悪い方に考えなきゃならないとしたら、
彼は、
私が彼との結婚はもう諦めてくれていて、
私を喜ばせるようなことをしても、
もう問題ないだろう、
それで気が楽になって、
私に触るようになっただけなのか。
さて、どちらでしょうか?
でも、私は、
悪い方だとは思えません。
それならとっくに、
彼の中でそう出来ていたでしょうから。
私が思うのは、
彼はすこし不安なんだと思います。
自分が長い間、
私にどれだけ酷い態度や言葉を浴びせていたか、
彼は気づいてきたのだと思います。
そして、
真っ直ぐで正直な私と、
汚くて狡猾な嫁の違いに、
うっすらかも知れないけど、
気づいてきたのだと思います。
いくら嘘の甘味で取り繕っても、
偽物は偽物。
どんなにボロボロでも、
本物は本物。
パルテノン神殿は、ボロボロでも世界遺産。
ボロボロの初期生産のエルメスのバーキンでも、
本物ならば、その価値は本物。
中国に売ってる偽物バーキンは、
いくらピカピカでも
1円の価値もない偽物。
だから私はずっと、
どんなにボロボロにされようが、
邪険に扱われようが、
自分が自分であるプライドだけは
捨てません。
嘘でかためた偽物の輝きや、
人を騙して築いた城なんてのは、
必ず崩壊する。
私は何がどうであれ、
自分に正直でいる。
自分を偽ることから嘘は始まる。
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