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都民は尖閣購入発言に冷ややか「税金使うな」「庶民には意味ない」

 石原慎太郎東京都知事が訪問先の米国で明らかにした沖縄県・尖閣諸島の年内購入構想。都民からは17日、「パフォーマンスだ」「税金を使うな」と冷ややかな声が聞かれた一方、「領土問題の議論が深まれば」と理解を示す人もいた。

 町工場が多い大田区に住む嘱託社員阿部良助さん(75)は「石原さんがやることは庶民にとって意味がないことばかり」とばっさり。築地市場の移転やオリンピック誘致など、多額の税金がかかるプロジェクトを次々と打ち出す知事の姿勢に憤りを感じてきたといい、「今回も彼特有のパフォーマンスにすぎない」と突き放した。

 会社経営の男性(36)も「どういう意味があるのか。都民にとってメリットがなく、自分たちの税金が使われるのは許せない」と憤った。

 一方、板橋区の女性会社員(27)は「石原さんのように発言力のある人が尖閣諸島の問題を提起することはいいこと。これをきっかけに領土について議論が深まればいい」と話す。

[ 2012年4月17日 11:35 ]

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