自転車かごから放射性物質 ブリヂストン製の86台文部科学省は18日、ブリヂストンサイクル(埼玉県上尾市)製の自転車「ジョブノ」の、少なくとも86台のかごから放射性物質のコバルト60が検出されたと発表した。かごは中国製で、東京電力福島第1原発事故との関連はないとみられる。 文科省によると、コバルト60が検出されたのは昨年11月から今年1月にかけて製造され、同社に在庫として残っていた1145台のうちの86台。かごから1センチでの放射線量は毎時7・5~10・6マイクロシーベルト。1日に1時間使用した場合、年間の被ばく線量は0・059ミリシーベルトで、健康への影響はないという。 【共同通信】
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