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2012年4月18日21時23分

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ブリヂストン自転車のかごから放射線 9千台が交換対象

 文部科学省は18日、ブリヂストンサイクル製の自転車かごから、毎時7〜10マイクロシーベルトの放射線量が検出されたと発表した。同社によると、自転車の製品名は「ジョブノ」で、中国製のステンレス製かごに、何らかの理由で、放射性コバルト60が混入した可能性があるという。9405台が販売されたといい、同社は無償交換を始めた。

 文科省によると、購入者から同社に「放射線が検出された」との連絡があり、同社が17日に測定したところ、かごの上側の縁の表面から毎時7.5〜10.6マイクロシーベルトが検出されたという。文科省が、自転車が組み立てられた上尾工場(埼玉)の在庫1145台を調べると、一部から同様の値が検出されたという。

 対象の自転車を1日1時間使った場合の放射線量は年間0.059ミリシーベルトで、放射線障害の心配はないという。中国から輸入された時点でステンレスにコバルト60が混入されていた可能性があり、文科省はかごの回収を指示した。

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